2009年 総まとめ
2009, 12. 30 (Wed) 11:36
1年が終ります
寒いだの、暑いだのと、あれやこれや言っている間に――やっぱり早い1年でした~

今年もたくさんの映画が公開されました。
相変わらず選り好みはしますが、自分が観たいと思う映画をほぼ観れた年であったと思います。
時間が合わなくて見逃した作品、期待し過ぎて裏切られた作品もありますが、劇場公開作品94本(うち、邦画8本、韓国映画1本)に出会えました
レンタル率は激減し、WOWOW録画観賞が50本ほど。
日々の雑用の中、録画保存が溜まる一方で…
お正月はゆっくりと家で楽しむ時間を持ちたいと思います
マイ・ベスト
(公開順)
「レボリューショナリー・ロード/燃えつきるまで」

「マンマ・ミーア!」

「チェンジリング」

「ダイアナの選択」

「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」

「フロスト×ニクソン」

「ミルク」

「グラン・トリノ」

「レスラー」

「扉をたたく人」

「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式」

「HACHI 約束の犬」

「縞模様のパジャマの少年」

「3時10分、決断のとき」

「ウルヴァリンX-MEN ZERO」

「私の中のあなた」

「エスター」

「母なる証明」

「イングロリアス・バスターズ」

「アバター」

今年は好みの映画が多かったみたいで、絞るのが難しかったです
「007~」「ディファイアンス」のダニたんも素敵だったし(笑)
「クヒオ大佐」「南極料理人」「のだめ~」の邦画もとっても面白かったです
「永遠のこどもたち」も印象深い作品でしたが、公開が去年なので省きました。
「レボリューショナリー・ロード/燃えつきるまで」
「チェンジリング」
「縞模様のパジャマの少年」
「母なる証明」
「重い…救われない…」と言われるような作品に印象が残りました。
身勝手な行動、純粋ゆえの行動、愛する者を守るための行動と、様々な側面はありますが、
人間心理と善悪の複雑さを、観る者に投げかけられたように色々と考えさせられました。
私はこのような重いと言われる映画は好きなのですが、それにしても今年は多かったような気がします。
観賞後、しばらくあれこれと自分なりに考えました。
感想も言葉にするのが難しかったです。
好き嫌いはあると思いますが、濃密な人間ドラマでした。
「ダイアナの選択」
「エスター」
サスペンス、ミステリーは出尽くし感もあって、年々目新しいと感じるものが少ない気もするのですが、
この2作品はとても楽しめました。
特に「エスター」は、色んな意味で衝撃だったかも
久々にやられたなぁ~オチが…
オチの予測は付くけれど、アン・ハサウェイの「パッセンジャー」も面白かったです。
「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」
「HACHI 約束の犬」
他にも「ボルト」など、動物がメインの作品も多かったですね。
マイペースなマーリー、忠実なハチ、
家族が大好きで、家族も彼らが大好きで、それぞれの繋がりが自然体で描かれていたと思いました。
今の時代環境からは考えられないけれど、
飼い主と犬の立場より、個々の主体を尊重する姿勢が本当は理想なのかも知れません。
しつけされなかったマーリーも野良犬になって駅に通ったハチも、家族に愛され続けて幸せな最後だったと思いました。
映画で泣く事は滅多にないのですが、大号泣の2作品でした
「マンマ・ミーア!」
「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式」
楽しかった~面白かった~笑えた~

こんな映画がもっとたくさん観たいですねぇ~
「マンマ・ミーア!」は2回観にいきましたが、
大好きなABBAサウンドと名俳優たちに元気をもらえた作品でした。
メリルの「ザ・ウィナー・テイク・イット・オール」は圧巻、鳥肌で涙がウルウルでした
「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式」は、もう、自分の笑いのツボにピタリときてしまって、物凄く楽しんでしまいました
「セブンティーン・アゲイン」でザック・エフロンのオヤジっぷりも楽しかったです。
今年のアカデミー賞関連にノミネートされた映画はどれも良かったです
「スラムドッグ$ミリオネア」
「愛を読むひと」は、あえて外しましたが、
複雑で難解だったり敷居が高かったりするものは、少ない傾向だったのでしょうか。
大衆目線(?)で受け入れやすい作品ばかりだったと感じました。
こちらはどうしても外せません。
多くの方が劇場へ足を運ばれたことでしょう

「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」

ありがとう、マイケル…
やすらかに…
ベスト3
「グラン・トリノ」
「3時10分、決断のとき」
「イングロリアス・バスターズ」
この作品に共通するのは、あまり期待しなかったこと(苦笑)
ガツン
とやられてしまった感じです
スリリングな展開で、どう決着がつくのだろうか…最後まで興味深く観れました。
グレーではなく、白黒はっきりしたラストにも納得できた作品でした。
「アバター」も良かったのですが、ストーリーなどトータルバランスで選びました
恒例(?)
今年の良き男子

ヒュー・ジャックマン

素敵な人だとは思っていたけど、特別どうこうじゃなかったのですが、
アカデミーの司会で完全に
になっちゃいました(≧∇≦)キャー♪
「オーストラリア」と「ウルヴァリンX-MEN ZERO」で二度来日し、フレンドリーなヒューにますます
スマートでソフトで紳士で大人の男性の魅力全開でした~
でもやっぱり、どーしても大好き

ジョニー


2年振りの「パブリック・エネミーズ」で来日

何よりもファンを思う気持ちに胸がキュン
来年も待ってるね~
年々映画の鑑賞数が増え、素敵な作品に触れる事ができ嬉しく感じています。
頭や心に浮かんだことをなかなか上手く表現できませんが、
たくさんの皆様とお話することができて有難く思っています
今年もお付き合い頂きまして、ありがとうございます
来年もどうぞ宜しくお願いします。
みなさま、よいお年を~

寒いだの、暑いだのと、あれやこれや言っている間に――やっぱり早い1年でした~


今年もたくさんの映画が公開されました。
相変わらず選り好みはしますが、自分が観たいと思う映画をほぼ観れた年であったと思います。
時間が合わなくて見逃した作品、期待し過ぎて裏切られた作品もありますが、劇場公開作品94本(うち、邦画8本、韓国映画1本)に出会えました

レンタル率は激減し、WOWOW録画観賞が50本ほど。
日々の雑用の中、録画保存が溜まる一方で…

お正月はゆっくりと家で楽しむ時間を持ちたいと思います

マイ・ベスト

「レボリューショナリー・ロード/燃えつきるまで」

「マンマ・ミーア!」

「チェンジリング」

「ダイアナの選択」

「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」

「フロスト×ニクソン」

「ミルク」

「グラン・トリノ」

「レスラー」

「扉をたたく人」

「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式」

「HACHI 約束の犬」

「縞模様のパジャマの少年」

「3時10分、決断のとき」

「ウルヴァリンX-MEN ZERO」

「私の中のあなた」

「エスター」

「母なる証明」

「イングロリアス・バスターズ」

「アバター」

今年は好みの映画が多かったみたいで、絞るのが難しかったです

「007~」「ディファイアンス」のダニたんも素敵だったし(笑)
「クヒオ大佐」「南極料理人」「のだめ~」の邦画もとっても面白かったです

「永遠のこどもたち」も印象深い作品でしたが、公開が去年なので省きました。




「重い…救われない…」と言われるような作品に印象が残りました。
身勝手な行動、純粋ゆえの行動、愛する者を守るための行動と、様々な側面はありますが、
人間心理と善悪の複雑さを、観る者に投げかけられたように色々と考えさせられました。
私はこのような重いと言われる映画は好きなのですが、それにしても今年は多かったような気がします。
観賞後、しばらくあれこれと自分なりに考えました。
感想も言葉にするのが難しかったです。
好き嫌いはあると思いますが、濃密な人間ドラマでした。


サスペンス、ミステリーは出尽くし感もあって、年々目新しいと感じるものが少ない気もするのですが、
この2作品はとても楽しめました。
特に「エスター」は、色んな意味で衝撃だったかも

久々にやられたなぁ~オチが…

オチの予測は付くけれど、アン・ハサウェイの「パッセンジャー」も面白かったです。


他にも「ボルト」など、動物がメインの作品も多かったですね。
マイペースなマーリー、忠実なハチ、
家族が大好きで、家族も彼らが大好きで、それぞれの繋がりが自然体で描かれていたと思いました。
今の時代環境からは考えられないけれど、
飼い主と犬の立場より、個々の主体を尊重する姿勢が本当は理想なのかも知れません。
しつけされなかったマーリーも野良犬になって駅に通ったハチも、家族に愛され続けて幸せな最後だったと思いました。
映画で泣く事は滅多にないのですが、大号泣の2作品でした



楽しかった~面白かった~笑えた~


こんな映画がもっとたくさん観たいですねぇ~

「マンマ・ミーア!」は2回観にいきましたが、
大好きなABBAサウンドと名俳優たちに元気をもらえた作品でした。
メリルの「ザ・ウィナー・テイク・イット・オール」は圧巻、鳥肌で涙がウルウルでした

「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式」は、もう、自分の笑いのツボにピタリときてしまって、物凄く楽しんでしまいました

「セブンティーン・アゲイン」でザック・エフロンのオヤジっぷりも楽しかったです。
今年のアカデミー賞関連にノミネートされた映画はどれも良かったです

「スラムドッグ$ミリオネア」
「愛を読むひと」は、あえて外しましたが、
複雑で難解だったり敷居が高かったりするものは、少ない傾向だったのでしょうか。
大衆目線(?)で受け入れやすい作品ばかりだったと感じました。
こちらはどうしても外せません。
多くの方が劇場へ足を運ばれたことでしょう


「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」

ありがとう、マイケル…
やすらかに…




この作品に共通するのは、あまり期待しなかったこと(苦笑)
ガツン


スリリングな展開で、どう決着がつくのだろうか…最後まで興味深く観れました。
グレーではなく、白黒はっきりしたラストにも納得できた作品でした。
「アバター」も良かったのですが、ストーリーなどトータルバランスで選びました

恒例(?)





素敵な人だとは思っていたけど、特別どうこうじゃなかったのですが、
アカデミーの司会で完全に

「オーストラリア」と「ウルヴァリンX-MEN ZERO」で二度来日し、フレンドリーなヒューにますます

スマートでソフトで紳士で大人の男性の魅力全開でした~

でもやっぱり、どーしても大好き






2年振りの「パブリック・エネミーズ」で来日


何よりもファンを思う気持ちに胸がキュン

来年も待ってるね~

年々映画の鑑賞数が増え、素敵な作品に触れる事ができ嬉しく感じています。
頭や心に浮かんだことをなかなか上手く表現できませんが、
たくさんの皆様とお話することができて有難く思っています

今年もお付き合い頂きまして、ありがとうございます

来年もどうぞ宜しくお願いします。
みなさま、よいお年を~

アバター
2009, 12. 28 (Mon) 14:29

戦争で下半身不随になり、車いす生活を送るジェイク(サム・ワーシントン)は、“アバター・プロジェクト”にスカウトされ衛星パンドラにやって来る。
先住民ナヴィと人間のDNAを掛け合わせた肉体“アバター”を得て、パンドラの地に降り立ったジェイクは、ナヴィの族長の娘ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)と出会う。
莫大な利益をもたらす鉱物を採掘しようとする計画に参加したジェイクだったが、パンドラの生命を脅かす任務に次第に疑問を持ち始める。
異星人が暮らす美しい星を舞台に、
自らの任務と先住民との間で板挟みとなり苦悩する青年の運命を描く。
「ターミネーター」「タイタニック」のジェームズ・キャメロン監督が、長年にわたって開発に関わってきた最先端の映像技術を駆使して作り上げたSFアクション。
IMAX3D初体験、臨場感ある映像に大満足{★★★★㊤4/5}
地元シネマズに、IMAXデジタルシアターがオープンしました。
普段千円で観ることが多い自分には、ちょっとお高い料金と思いましたが、せっかくなので宣伝されてる驚愕の映像を体感してきました。
スクリーンは天井から床まであるような大きさで(横は普通かな…)奥行きが感じられ、シアター全体の空間が正方形のスクリーンの中にあるような感じでした。
眼鏡は軽かったけど、新しいからかテンプルが少しきつかったのでちょっと伸ばしたりして(苦笑)
字幕は黄色く浮かび上がって読みやすいのですが、
時間が長いから結構な人が通路を行き来し、その度に眼鏡の中に人が入り込んでしまうので、字幕が隠れて読めなくなっちゃうんですよね(汗)
人の往来がこんなにも気になったのは初めてですが、鮮明な美しい映像、迫力ある音響で、その場に自分が入り込んでいるかのような一体感がありました。
飛び出すと言うより、立体的な映像に臨場感は満点です。
「アリス」の予告も観ましたが、ますます楽しみになりました~♪

さて「アバター」ですが、この“青い”の、もしかしたら自分には合わないかもしれない…そんな不安を予告で持っていました。
加えて時間も長いですし、3Dは初だし(友達は酔い止め飲んできたそう~笑)少し心配はありましたが、始まると全てを忘れてのめり込みました。
科学や兵器など技術の進歩はあるものの、不自由になったジェイクには味気のない現実世界と、
意識をリンクしてアバターとして自由な肉体を取り戻すナビィの世界は、現実と虚構が入れ替わったかのようにナヴィたちへと感情移入していく様子に共感が持てました。
パンドラの森のさまざまな動物や植物や景色などが、色とりどりの美しい映像で描かれるので、その素晴らしい世界で飛び回る彼と一緒になったかのように魅了されていきます。
この2つの世界の差が上手く見せられ、
誰もが青いナヴィたちに段々と親しみを覚えていくのではないでしょうか。
ストーリーもシンプルでテーマも解りやすく、アメリカの歴史から、ナヴィは開拓時代のアメリカ先住民であり、また、ベトナムやイラク戦争も思い出させられます。
監督のメッセージがそこにあるのだと思いますが、後半はもう少しファンタジーでも良かったかな。
ナヴィ族の長い髪の先から出る神経が、動物や植物と意識が繋がるプロットは目新しくて良かったです。
陸を駆け、空を飛び、まるで自然と調和するかのような素晴らしい世界を体験できました。

「パブリック・エネミーズ」にも出演していたスティーヴン・ラングが演じるクアリッチ大佐が、憎たらしいくらい強かったです。
もういい加減、くたばってよぉ~と思いました。
グレイス博士(シガニー・ウィーバー)
女性パイロットのトゥルーディ(ミシェル・ロドリゲス)
管理者パーカー・セルフリッジ(ジョヴァンニ・リビシ)と、登場人物の善悪白黒がはっきりしてるのも解りやすいです。
先住民と接することで自身の意識が変わっていった「ダンス・ウィズ・ウルブズ」や、
戦闘シーンは「スターウォーズ」「ターミネーター」「ロード・オブ・ザ・リング」、ネイティリの弓矢の腕はエルフのレゴラスみたい(容姿は全然違うけど~笑)
そんな過去の色んな映画がポツポツ頭に浮かびながら、新しい経験と発見ができる面白い映画です♪
ストーリーに重点を求めるより、
映像の美しさと迫力を楽しみ、この世界観を一緒に体感できる作品でした。
とても楽しかったです!
2009年 12/23公開 アメリカ映画
監督 ジェームズ・キャメロン
のだめカンタービレ 最終楽章 前編
2009, 12. 22 (Tue) 23:35

プラティニ国際音楽コンクールでの優勝後、
千秋(玉木宏)は、かつてシュトレーゼマンも指揮を務めた由緒ある“ルー・マルレ・オーケストラ”の常任指揮者となった。
しかし資金不足のため多くの団員が去ったあと、やる気の感じられない団員たちにがく然となる。
一方、のだめ(上野樹里)は、コンセルヴァトワール(音楽学校)の進級試験を控え、練習に励む毎日を送っていた。
二ノ宮知子の同名人気漫画をテレビドラマ化し、
大ヒットとともにクラシック・ブームも巻き起こした「のだめカンタービレ」の最終章へ向けての映画版。
2部作の前編。
映画にした甲斐あり!期待以上に楽しめた{★★★★4/5}
お馴染み、のだめワールド♪
面白かったわ~とても楽しめました!!
ウィーンやパリなどヨーロッパの風景も見応えあったし、クラッシック音楽の数々に癒されて心地良かったです。
千秋先輩とのだめのコミカルな恋模様は、今回も見所がイッパイ!
Ruiにヤキモチ焼くのだめが可愛いし、後に語り草になるらしい、カレーのシークエンスも抜群(笑)
個人的には、千秋にチェレスタの演奏を頼まれ、初めての共演に有頂天になり超妄想モードに突入するのだめと、
ボロボロのボレロを指揮する千秋の表情が特に笑えました。
観客席で笑いをこらえて変な顔する谷原さんも笑える!

コミカル色は強いけれど、
演奏される音楽は有名なプロも参加され、劇場版ならではの音響で堪能できます。
このドラマは、普段は敷居が高いクラッシック音楽を身近に感じさせてくれるのも魅力のひとつですが、
今回ものだめが演奏するモーツァルトの「トルコ行進曲」は本当に楽しい演奏だったし、千秋が指揮したチャイコフスキー「大序曲1812年」は圧巻でした~鳥肌ものです、感動しました♪
本当に素晴らしかった!
コンサートホールにいるような錯覚さえしてしまいます。
テレビドラマをわざわざ映画でやる必要を感じないものが多い中、音楽の迫力だけでも映画にした価値はあると思いました。
上野樹里の怪演は、スクリーン一杯で繰り広げられ大爆笑もの!!
玉木宏の指揮の上達には目を見張ります。
自分は当然素人で詳しくは解りませんが、滑らかで強くて、演技の域を超えている感じ。
もう本当にカッコ良いですよね!!
映画の中の観客と一緒に「ブラボー」と拍手を贈りたかったです♪

2人の距離と音楽的な成長が、今後気になるところ…
それは4月公開の後編まで待つことになりますが、エンドロールの後に予告があるので最後まで残りましょう。
2009年 12/19公開 日本映画
監督 武内英樹
ジュリー&ジュリア
2009, 12. 17 (Thu) 14:20

1949年、ジュリア(メリル・ストリープ)は外交官の夫ポール(スタンリー・トゥッチ)の転勤でパリにやって来た。
食べることが大好きなジュリアは、フランス料理のレシピ本執筆に情熱を注いでいく。
現代のニューヨーク。
現状に満たされず自分を変えたい派遣OLジュリー(エイミー・アダムス)は、
ジュリアの524のレシピを1年で制覇し、ブログに載せるという無謀な計画を実行する。
50年前、フランス料理を紹介し、アメリカの食卓に一大革命をもたらした料理研究家ジュリア・チャイルドと、その本を手に幸せをつかもうとする現代女性の2つの物語をハートフルに描く。
2人の女性の2つの(美味しい)物語{★★★㊤3/5}
こちらでは上映情報がなかったので諦めていたのですが、公開日直前になって劇場がUPされました!
楽しい映画でした~迷える女性に勇気を与えてくれるような素敵な作品です。
美味しそうなお料理の数々にもヨダレものです♪
牛肉の赤ワイン煮などメイン料理から、チョコレートケーキなどデザートまで、どれもこれも食べたーい!!
ジュリーが作っていたブルスケッタかな~美味しそうだったわ!
フランス料理に魅了されたジュリアは、持ち前の負けん気と明るい性格でコルドン・ブルーを卒業後、
本格的なフランス料理を家庭でも作れるように紹介したレシピ本を出版し、アメリカで大きな話題を集めます。
それをきっかけに料理番組にも出演し、大らかなキャラクターで大人気となりました。
「ボナペティ!」(召し上がれ)が決まり文句。
残念ながらご本人を知りませんが、まさにこんな女性だったのだろう~と思わせてくれるようなメリルの演技でした。
本当にこの人は凄いわ!
独特の甲高い声と前向きで明るくて陽気なキャラは、
メリルの細かな表情と、特殊撮影で身長185cmの大女に扮したのっそりとした身体から溢れ出てきます。
メリル自身がとっても楽しそうに演じている感じがしました。

そんなジュリアのレシピは、
現代のニューヨークで冴えない日々を過ごすジュリーに、大きな影響を及ぼすことになります。
ジュリアのレシピ料理に取り組むことで、自分を変えるきっかけにしたいジュリーは、ブログを立ち上げ綴り始めます。
挫折を味わいながらもブログはいつしか評判になり、夢を実現させていきます。
自分を変えたいと思っても、何をどうして良いのか解らず二の足を踏み続けている状況は、誰もが経験あることだろうし、
毎回上手くいくとは限らない料理作りに加え、ブログの反応の鈍さや書き込みに一喜一憂する様子はまさに現代的です。
ネットで自己表現するのは、手軽さやコミニュケーションの広がりなど利点はたくさんあるものの、色々なストレスも付きまとい、特にブロガーさんには共感できるんだろうなあ~と思います。
メリルが成りきりの名演だとしたら、エイミー・アダムスはナチュラルで等身大の演技でした。
今まで観た彼女の作品の中で、エイミーらしさが一番出たのではないかな~と感じるくらいとても良かったです♪

2人の女性を支える夫がまた凄く良いのです~♪
ジュリアの夫、スタンリー・トゥッチ、ジュリーの夫、クリス・メッシーナ、これは献身って言うのかなぁ~。
チョット違うかも…言葉が見つからないけど、こんなダンナさん羨ましいですよぉ~!
またダンナさんが美味しそうに食べてくれて、主婦にとっては一番嬉しいことなんですよね。
毎日の家事の中でも、今日は料理やーめた~ってわけにはいかないので、出来るなら楽しみながら作りたいものです。
料理はお腹を満たすだけでなく、大切な家族や愛する人のために作る喜びで心も満たしてくれますね。
ジュリーのジュリアに対する思い入れが、イマイチ伝わりにくいのと、
ジュリアからジュリーに対してコメントがあったみたいなんですが、その辺は有耶無耶だったかな。
でもお薦めの作品なんですが、公開劇場が少なくて残念。
2009年 12/12公開 アメリカ映画
監督 ノーラ・エフロン
インフォーマント!
2009, 12. 16 (Wed) 19:56

アメリカの大手穀物商社(ADM)に勤めるマーク・ウィテカー(マット・デイモン)は、若くして管理職を務める優秀な社員。
ある日、工場で発生したウイルスによる損失の責任を問われ、ライバル企業の仕業で脅迫の存在を上司に報告する。
会社はFBIに捜査を依頼するが、ウィテカーは逆にFBIに会社の不正を告発した…。
自社の不正を内部告発した男の運命と、彼の供述に基づいて捜査するFBIの奔走を描くダーク・コメディー。
体重15キロ増やし、最後はハゲちゃったマット・デイモン{★★★3/5}
そこそこクスッと笑えて面白かったけど、結局のところ、何だか解ったような解らなかったような…でした。
正義のため、自社の価格協定をFBIに内部告発したヒーローを扱うバリバリの社会派ドラマかと思ってたら、
自分も不正に関わっていたとして容疑者になってしまう男の、シュールなブラックコメディでした。
最初はマットの早口なナレーションと字幕に付いていくのがやっとで、彼目線で観ていくので、段々とウィテカーの行動や供述に???
FBI、会社の重役、弁護士を無意識のうちに翻弄しながら二転三転~本人は至ってマイペース。
嘘つきなのに、自覚がないし悪気もない。
頭が良いのか悪いのか?
大胆なのか小心なのか?

組織や大企業が一個人に振り回される構図をコミカルに描いていたのだろうけど、
実話が基にされているから、私はちょっと笑うに笑えなかったかな~。
FBIまで無能に見えてきちゃったし。
ウィテカーは、一体何をどうしたかったのか解らなかったです。
マット・デイモンは、この掴みどころのない男が合っていたと思います。
第67回ゴールデン・グローブ賞、ミュージカル・コメディー部門主演男優賞にノミネートされたみたいですね。
2009年 12/5公開 アメリカ映画
監督 スティーヴン・ソダーバーグ
パブリック・エネミーズ
2009, 12. 12 (Sat) 20:04

1933年、大恐慌時代のアメリカ。
汚い金が眠る銀行を標的にする強盗、ジョン・デリンジャー(ジョニー・デップ)は、社会から注目を集めていた。
ある日、ビリー・フレシェット(マリオン・コティヤール)に出会い恋に落ちる。
一方、フーバー長官(ビリー・クラダップ)は、“社会の敵(パブリック・エネミー)No.1”のデリンジャー逮捕に全力を挙げ、メルヴィン・パーヴィス(クリスチャン・ベイル)を捜査の陣頭指揮に当たらせた。
伝説のギャング、ジョン・デリンジャーと、
後にFBIとなる組織を率いるJ・エドガー・フーバーとの熾烈な攻防を描く実録犯罪ドラマ。
ジョニーファンは妄想に走れる♪♪{★★★★4/5}
特殊メイクをして演じる役柄が多いジョニーだけど、実在人物を演じた作品もたくさんあります。
「ネバーランド」「リバティーン」「ブロウ」「エドウッド」「ラスベガスをやっつけろ」など、
ジョニーはそれぞれのキャラクターを、魅力的な人物としてスクリーンに蘇らせて来たのではないでしょうか。
今回、ジョニーが演じたのは、“社会の敵、No.1”と言われた犯罪者デリンジャー。
銀行強盗であると同時に、義賊的存在として大恐慌時代の大衆のヒーローでもありました。
この時代の男って、クールでカッコ良いですね~。
汚い金しか奪わないとか、仲間同士の結束とか絆とか、愛した女性は守り抜くとか…
男臭い美学みたいなものが通用する時代は、最近流行の草食系男子は似合いませんね。
強引にしかも自信満々に「ついてこい!」とビリーに迫るシーンは、はい!!わたし、どこまでも付いていきます!即答です!!
大胆不敵に銀行を襲い、銃を撃ちながら車で逃走、逮捕されては脱獄をくり返し、愛する女性を気遣う優しさ…
銃撃戦に逃走劇、更にはラブシーンにダンスシーンにベットシーン…
いやあ~ジョニーったら、そんなセリフを吐かないでぇぇ!!!
あれやこれやのジョニーが盛りだくさん!!
しかも殆ど出ずっぱりなので、ファンにはたまりません♪
プレミア熱が冷めないまま、更に上昇してしまいました!!!
実際のデリンジャーはユーモアのある人だったようですが、
本作でもその様子は随所に感じられ、同時に警察組織の無能さなどおちょくるようにも思わされます。
片口をチョット上げながら笑顔を見せる仕草や、立ち振る舞いも研究したのだろうけど、やはり目で演じるジョニーの魅力が今回もたっぷりとあって、
普段の映画鑑賞と一味違い、私はもう全編通してジョニーを堪能できました!!!

この映画が撮影された頃から、ファンサイトで色んな画像が上がって来ていました。
ロケが多かったと思いますが、1930年代の町並み、車、ファッションなど、見事に再現されて作品の雰囲気を作り上げています。
また、デリンジャーの出現で、電話の盗聴や分析捜査など、
後にFBIが誕生するきっかけとなり、州を越えての捜査に進んだ社会背景も解りやすく描かれています。
撮影に入る前、オスカー女優となったマリオン・コティヤールも美しく魅力的。
こんな男を愛してしまった女性の芯の強さを上手く演じていました。
クリスチャン・ベイルも安定した演技で、登場した俳優さんたちはみなさんお上手でした。

ただ、派手な盛り上がりなどなくても良いのですが、
全体的にノスタルジックな流れなので、所々見せ方が希薄なんですよね…
もっとデリンジャーとパーヴィスの男のドラマを見せるとか、追う者追われる者の緊迫感を出すとかして欲しかったです。
実在人物のお話は大きく変えるわけにはいかないので、どうしても淡々としてしまう作品が多くなりますが、パーヴィスなんて、本当に有能なのか疑問すら持ってしまいました。
途中からチームに加わる捜査官チャールズ・ウィンステッド(スティーヴン・ラング)は、そんなに多く登場しないけれど、森でも映画館でもよっぽど優秀な感じだったし、
ラストも美味しいトコ持っていって、またもやベイル、悪くないのに喰われたかなぁ~と思っちゃいました。
予告はラブストーリー前面に出していましたが、それを期待したら裏切られると思います。
どちらかと言えば男の生き様物語ですが、それにしても今ひとつ何かが足りない…
クラーク・ゲーブルの「男の世界」や「バイ・バイ・ブラックバード」など、グッとくるモノを用意して置きながら、相当な上手さを見せ付けられた大詰めのジョニーの演技と、ビリーに繋ぐシーンがとても良かっただけに残念でした。
久しぶりのジョニーなので★4つにしましたが、正直★3~3㊤ってトコです(苦笑)
2009年 12/12公開 アメリカ映画
監督 マイケル・マン
「パブリック・エネミーズ」ジャパンプレミア
2009, 12. 11 (Fri) 19:15
約2年ぶりの来日です

ようこそ、ジョニー



今回は来ないのか…と殆ど諦めていたのに、突然の来日決定

喜びと戸惑いと焦りで、何をどうして過ごしたか記憶にないぐらいの怒涛の一週間でした
12月10日、六本木ヒルズで行われるジャパンプレミア
イベントに当選されたお友達のお誘いを受け、東京へと向かいました

ヒルズでお友達と合流して、久しぶりの再会に話も弾みました
私は午前からの参加でしたが、
先に夜通し並んでいてくれたお友達のお陰で、レッドカーペットは最前列をキープすることができました

前回のトッドさんに比べると、3~5列位で区切りがしてあったので、後ろから無理やり押されることもなく落ち着いた感じでした
舞台に向かって右側をキープできました


6時からのプレミアでしたが、ジョニーは30分ほど遅れて登場
まず各局のインタビューから
ジョニーの様子は舞台のスクリーンに映し出されます

サインが始まりましたぁ~~

私のエリアは最後の方なので、最初はスクリーン見ながら冷静だったけど、
段々とジョニーが近づいて来るので(笑)写真は、サインは、握手はぁぁ~、あ~してこ~してと頭の中がグルグル

き、き、きた…
写真は写るかどうか解らないような位置から早めにズームしながら…(ボケボケ
)

更に近づいてくる
(もう、ボケボケ
)

もうすぐ私の前…
サインと握手
神様、どうかお願いします
本当はあっと言う間だったのかもしれないけど、
ゆっくりとじっくりとジョニーを見つめることができたように感じました

通り過ぎていく
(渾身の1枚
)

舞台挨拶はいつものようにファンへ心のこもったあたたかなメッセージ
こちらこそ、ありがとうジョニー

ちょっと仕掛けのしょぼいツリーの点灯を最後に、ジョニーは退場

今回は盛り上げ方が地味なくらいで、急遽用意したのかなぁ~って感じはしましたが、
会場は異様な殺気などなくて、比較的皆さん穏やかだったと思いました。
その方が後ろからのサインも回せるし、ジョニーを慌てさせることもないですものね
ファンの人はちゃんと心得てますから
サインは、
前回の「スウィーニー・トッド」の時、ティムのサインオンリーで撃沈してしまった写真を再び持参


こうなりました

ジョニーありがとうぉ~~

完成です(爆)
サインをしてもらった後、
“ジョニー”と声をかけ左手を出したら、顔を上げながら握ってくれました
目が合ったと勝手に解釈しています
(笑)
握ったままの私の手は優しく外され、隣の方へとバトンタッチ
ジョニーが通り過ぎてから、
お友達のJちゃんが「手のひらにジョニーのにおいがっ
」の一言で、周りが一斉に自分の手をクンクン嗅いで大興奮

握手できなかった後ろの人たちにも嗅いでもらって(変態かっ
)皆でしばしジョニーを分かち合いながら、また明日から頑張ろうねぇ~なんて励まし合いました(爆)
初めて会った人とか、この時しか会えない人でも、ずっと知り合いだったかのように話せるんですよね。
長いようで短かかった1日でしたが、とても楽しくて充実した日になりました。
ジョニーに会えるのは勿論ですが、
お友達と同じ思いで同じ時を過ごせることがとっても幸せです。
現地でお世話になったたくさんの方に感謝します
もっともっとお話していたかったです
同行してくれたSちゃんも、私のサポートをたくさんしてくれてありがとう
また行こうね
ジョニーありがとう
また来てね~待ってるよ

さて、明日はいよいよジョニー・デリンジャーの公開日です
みなさま、観てね
追記
「めざましテレビ」で、
“これが仕事と思っていない、ファンに感謝の気持ちを伝えるために来た…”と答えていたように、
今回も丁寧に、できるだけゆっくりと、一人一人に接するようにカーぺを歩いてくれました。
映画の宣伝より、プレスのインタビューより、私たちファンを一番大切にしてくれるジョニーに改めて感謝です。


ようこそ、ジョニー




今回は来ないのか…と殆ど諦めていたのに、突然の来日決定


喜びと戸惑いと焦りで、何をどうして過ごしたか記憶にないぐらいの怒涛の一週間でした

12月10日、六本木ヒルズで行われるジャパンプレミア

イベントに当選されたお友達のお誘いを受け、東京へと向かいました


ヒルズでお友達と合流して、久しぶりの再会に話も弾みました

私は午前からの参加でしたが、
先に夜通し並んでいてくれたお友達のお陰で、レッドカーペットは最前列をキープすることができました


前回のトッドさんに比べると、3~5列位で区切りがしてあったので、後ろから無理やり押されることもなく落ち着いた感じでした

舞台に向かって右側をキープできました



6時からのプレミアでしたが、ジョニーは30分ほど遅れて登場

まず各局のインタビューから

ジョニーの様子は舞台のスクリーンに映し出されます


サインが始まりましたぁ~~


私のエリアは最後の方なので、最初はスクリーン見ながら冷静だったけど、
段々とジョニーが近づいて来るので(笑)写真は、サインは、握手はぁぁ~、あ~してこ~してと頭の中がグルグル


き、き、きた…

写真は写るかどうか解らないような位置から早めにズームしながら…(ボケボケ


更に近づいてくる




もうすぐ私の前…

サインと握手

神様、どうかお願いします

本当はあっと言う間だったのかもしれないけど、
ゆっくりとじっくりとジョニーを見つめることができたように感じました


通り過ぎていく



舞台挨拶はいつものようにファンへ心のこもったあたたかなメッセージ

こちらこそ、ありがとうジョニー


ちょっと仕掛けのしょぼいツリーの点灯を最後に、ジョニーは退場


今回は盛り上げ方が地味なくらいで、急遽用意したのかなぁ~って感じはしましたが、
会場は異様な殺気などなくて、比較的皆さん穏やかだったと思いました。
その方が後ろからのサインも回せるし、ジョニーを慌てさせることもないですものね

ファンの人はちゃんと心得てますから

サインは、
前回の「スウィーニー・トッド」の時、ティムのサインオンリーで撃沈してしまった写真を再び持参



こうなりました


ジョニーありがとうぉ~~


完成です(爆)
サインをしてもらった後、
“ジョニー”と声をかけ左手を出したら、顔を上げながら握ってくれました

目が合ったと勝手に解釈しています

握ったままの私の手は優しく外され、隣の方へとバトンタッチ

ジョニーが通り過ぎてから、
お友達のJちゃんが「手のひらにジョニーのにおいがっ



握手できなかった後ろの人たちにも嗅いでもらって(変態かっ

初めて会った人とか、この時しか会えない人でも、ずっと知り合いだったかのように話せるんですよね。
長いようで短かかった1日でしたが、とても楽しくて充実した日になりました。
ジョニーに会えるのは勿論ですが、
お友達と同じ思いで同じ時を過ごせることがとっても幸せです。
現地でお世話になったたくさんの方に感謝します

もっともっとお話していたかったです

同行してくれたSちゃんも、私のサポートをたくさんしてくれてありがとう

また行こうね

ジョニーありがとう

また来てね~待ってるよ


さて、明日はいよいよジョニー・デリンジャーの公開日です

みなさま、観てね

追記
「めざましテレビ」で、
“これが仕事と思っていない、ファンに感謝の気持ちを伝えるために来た…”と答えていたように、
今回も丁寧に、できるだけゆっくりと、一人一人に接するようにカーぺを歩いてくれました。
映画の宣伝より、プレスのインタビューより、私たちファンを一番大切にしてくれるジョニーに改めて感謝です。
お知らせ
2009, 12. 09 (Wed) 22:29
お友達のご好意で、
「パブリック・エネミーズ」ジャパン・プレミアに行けることになりました
突然の来日決定で、日常の優先順位が乱れて来ています
(汗)
TB等、ずっとお返しできないままですが、
東京から戻りましたら少しずつ頑張りますので、宜しくお願いします

「パブリック・エネミーズ」ジャパン・プレミアに行けることになりました

突然の来日決定で、日常の優先順位が乱れて来ています

TB等、ずっとお返しできないままですが、
東京から戻りましたら少しずつ頑張りますので、宜しくお願いします


理想の彼氏
2009, 12. 09 (Wed) 21:39

夫の浮気を知ったサンディ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、離婚して2人の子供を連れてニューヨークへと引越してきた。
ある日、カフェで働く青年アラム(ジャスティン・バーサ)と知り合い、ベビーシッターを頼むことに…。
40歳シングルマザーと、24歳の青年が惹かれ合うロマンチック・コメディー。
何だかちょっとイメージが違った{★★★3/5}
お洒落なラブコメかと思っていたら、どこか固ささえ残るような印象でした。
おまけにPG-12まで付いてるのに、
キャゼタの子供たちはおませでピーネタばかりで驚きました。
まあ、笑えると言えば笑えるんですけど…

サンディとアラムの出会いから恋に落ちるエピや、
友人に紹介された男性とのデートとかユーモラスに描かれていて前半は笑えるところもあるのですが、
2人とも結婚に失敗しているから慎重になる事もあるだろうし、
当然、年齢差や格差がありで、ただの弾けたコメディにしないのは良いけれど、
たくさん詰め込みすぎたのか、終わりにかけては簡単に年月をサラ~~ッとまとめた絵空事みたいな感じで、あまり共感とか出来ませんでした。
長年専業主婦だった40代女性が、いくら高学歴であってもあんなに順調に昇進したりするのも現実離れしていて、もっと身近でありがちな戸惑いとか落ち込みとか、そんな主人公の再生モノだったら良かったかな~。
もう少し違う邦題で責めた方が良いでしょうね。
2009年 11/27公開 アメリカ映画
監督 バート・フレインドリッチ
カールじいさんの空飛ぶ家
2009, 12. 07 (Mon) 23:07

亡き妻エリーとの思い出に満たされた家で暮らす老人カール・フレドリクセンは、
周りの開発が進む中で頑なに家を守り続けてきたが、ついに立ち退かなくてはならなくなった。
施設からの迎えが来た日、カールはいつか旅をしようとエリーと約束した伝説の場所“パラダイス・フォール”へ無数の風船で家ごと大空へと舞いあがった。
ところがラッセル少年が空飛ぶ家の玄関にいたことから…。
ディズニー・ピクサーによる老人と少年の冒険ロード・ムービー・アニメーション。
今年のピクサーも良かった♪{★★★★4/5}
オープニング、活発な少女エリーとシャイなカール少年の出会い。
2人のさまざまな出来事を走馬灯のように見せるアニメーションは、長い人生の深みと重みを感じました。
短いフィルムの中、善い時も悪い時もお互いを支え合う心温かな様子が、無声で描がかれていたのがとても良かったです。
余計な説明などなくても、彼らがどのように歩んできたのか伝わります。
ちょっと、ホロリとなりました。
さて妻に先立たれたガンコで孤独な爺さんは、玄関のドアにたくさんの鍵をつけ、外界と一線を化しています。
周辺は開発の工事で立ち退きの圧力をかけてきますが、全く動じず態度を崩しません。
そこへやって来たのは、ボーイスカウトのおデブな少年ラッセル。
この子の素直さと純粋さとノー天気さがまた可愛いい!
予告の印象から、老人と子供が紆余曲折しながら目的地に着くのか…っと思っていたら、早々に空の旅は終了?!
新たな地上の冒険が始まるのは想定外だったけど、考えてみれば家ごと風船旅行なんて、現実的にも無理がありますものね(苦笑)

目的地へはあっさりと到達しましたが、滝のある崖の上に家を運ぶまで、幻の鳥、喋る犬、カールとエリーの憧れだった伝説の冒険家などが入り交ざり、
時にコミカルで時にしんみりとしながら、爺さん、こんなはずではなかっただろうなぐらいのスペクタルなものになっていきます。
ボールを追う犬の習性や恥ずかしいもの(エリザベスカラー)、爺さん同士の戦いで背中や腰の骨がバキバキ鳴るのは凄く笑えた。
カールじいさんの旅は、亡き妻の夢を叶えるべく自らの死への旅であったろうに、思わぬ連れを得てもう一度生きる希望を取り戻し、
ちょっとパパコンプレックスだったのよね…ドジで内気なラッセルは、大切なものを守る意味を知ります。
カラフルな大量の風船や風景の色彩、パラダイス・フォールの壮大観など、さすがのディズニー&ピクサー。
私は2D観賞でしたが、その美しさは十分に感じれましたし、
エリーの残したメッセージで一大決心するカールじいさんの結びは、冒頭の無声フィルムがあったからこそ重要で印象深くなるシーンでした。
この映画観たら、お爺ちゃんに会いたくなるお子様も増えるかも♪
欲を言えば、あの人、改心させるとか…助けてあげて欲しかったわ。
2009年 12/5公開 アメリカ映画
監督 ピート・ドクター ボブ・ピーターソン
12月公開作品
2009, 12. 01 (Tue) 13:56
12月5日
「カールじいさんの空飛ぶ家」

78歳の老人に巻き起こる冒険ロード・ムービー。
ピクサー初の3Dデジタル作品。
「インフォーマント!」

自社内の不正を内部告発した男と、供述に基づいて捜査するFBIの奔走を描くダーク・コメディー。
マット・デイモン
12月12日
「パブリック・エネミーズ」

伝説の犯罪者、ジョン・デリンジャーと彼の愛した女性とのスリリングな逃亡劇を描く。
ジョニー・デップ マリオン・コティヤール クリスチャン・ベイル
「つむじ風食堂の夜」

個性的な常連客が集う「つむじ風食堂」のさりげない日常を描く。
12月19日
「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」

ドラマ「のだめカンタービレ」の映画版。
上野樹里 玉木宏
12月23日
「アバター」

ある衛星にやって来た人類と、
その星に住む者たちによる激しい戦闘を、最新3D映像で描くアドベンチャー。
サム・ワーシントン シガーニー・ウィーヴァー
12月26日
「ヴィクトリア女王 世紀の愛」

19世紀イギリスの黄金時代を築いたヴィクトリア女王の愛と真実を描く大河ドラマ。
エミリー・ブラント ルパート・フレンド ポール・ベタニー
今年も残すところあと一ヶ月
毎年、あれよあれよと言う間に過ぎ去ってしまいますが、
2009年の〆として、期待度の高い作品が揃いました
「カールじいさんの空飛ぶ家」
ガンコ爺さんに、笑って泣かされるのかな…
「インフォーマント!」
実話が元とのことで、久しぶりのマットに期待
「パブリック・エネミーズ」
待った、待ちました

床屋さんから約2年振りのジョニー

今月はこの映画だけでも劇場通いが続きそう
「アバター」
予告からスッゴク気になってます
「ヴィクトリア女王 世紀の愛」
豪華絢爛な雰囲気も楽しめそう
「カールじいさんの空飛ぶ家」
「アバター」
3Dの方が楽しめるのでしょうね
「アバター」は、こちらでも109シネマズにIMAXスクリーンができ、この作品から上映されるそうです
4月の「アリス・イン・ワンダーランド」もあるので、体感してこようか迷い中です。
どうせなら字幕で観たいし、
眼鏡かけながら時間に堪えられるか…など、未経験なのでちょっと不安です
「カールじいさんの空飛ぶ家」

78歳の老人に巻き起こる冒険ロード・ムービー。
ピクサー初の3Dデジタル作品。
「インフォーマント!」

自社内の不正を内部告発した男と、供述に基づいて捜査するFBIの奔走を描くダーク・コメディー。
マット・デイモン
12月12日
「パブリック・エネミーズ」

伝説の犯罪者、ジョン・デリンジャーと彼の愛した女性とのスリリングな逃亡劇を描く。
ジョニー・デップ マリオン・コティヤール クリスチャン・ベイル
「つむじ風食堂の夜」

個性的な常連客が集う「つむじ風食堂」のさりげない日常を描く。
12月19日
「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」

ドラマ「のだめカンタービレ」の映画版。
上野樹里 玉木宏
12月23日
「アバター」

ある衛星にやって来た人類と、
その星に住む者たちによる激しい戦闘を、最新3D映像で描くアドベンチャー。
サム・ワーシントン シガーニー・ウィーヴァー
12月26日
「ヴィクトリア女王 世紀の愛」

19世紀イギリスの黄金時代を築いたヴィクトリア女王の愛と真実を描く大河ドラマ。
エミリー・ブラント ルパート・フレンド ポール・ベタニー
今年も残すところあと一ヶ月

毎年、あれよあれよと言う間に過ぎ去ってしまいますが、
2009年の〆として、期待度の高い作品が揃いました


ガンコ爺さんに、笑って泣かされるのかな…


実話が元とのことで、久しぶりのマットに期待


待った、待ちました


床屋さんから約2年振りのジョニー


今月はこの映画だけでも劇場通いが続きそう


予告からスッゴク気になってます


豪華絢爛な雰囲気も楽しめそう

「カールじいさんの空飛ぶ家」
「アバター」
3Dの方が楽しめるのでしょうね

「アバター」は、こちらでも109シネマズにIMAXスクリーンができ、この作品から上映されるそうです

4月の「アリス・イン・ワンダーランド」もあるので、体感してこようか迷い中です。
どうせなら字幕で観たいし、
眼鏡かけながら時間に堪えられるか…など、未経験なのでちょっと不安です
