今月観たその他の映画
2009, 11. 30 (Mon) 00:05
個人的な備忘録なので、メモ代わりにチョットのコメントで…

全てWOWOWで観ました。
*「最後に恋に勝つルール」

ひょんな出会いで意気投合した男女のラブストーリー

7年の間、出会いと別れを何度か繰り返しながら、縮まる2人の距離感に好感が持てる。
アシュトン・カッチャーは良かったけど、
アマンダ・ピートの乾いた質感と、詰まらないギャグが笑えない

邦題も酷い…

2005年アメリカ映画 劇場未公開
*「トワイライト~初恋~」

美しきヴァンパイアと女子高生のラブ・ロマンス

続編「ニュームーン/トワイライト・サーガ」が公開中。
私の好みの問題ですが、こ、これが、美しきヴァンパ…イア…なのぉ??!。
思わず友人に

でも最後までイケメンという設定のヴァンパイアに乗りきれず、この物語を楽しむには歳を取りすぎました。
ハリー・ポッター「炎のゴブレット」 のセドリックだったんだぁ~

クリステン・スチュワートは可愛いい

2009年公開 アメリカ映画
*「ランジェ公爵夫人」

ナポレオン軍の英雄・モンリヴォー将軍は、ランジェ公爵夫人への激しい恋の衝動に駆られる。
舞台劇のような会話で恋の駆け引きが繰り広げられる。
ランジェ夫人のファッションは素敵

後は何が何だか良く解りませーん

2008年公開 フランス/イタリア映画
*「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」

「40歳の童貞男」ジャド・アパトーの監督作品。
一夜限りの関係で妊娠してしまった男女が、衝突しながらも成長していく様子をコミカルに描く。
セス・ローゲン、面白い

おデブで下品で下ネタ男だけど、どこか憎めない(笑)
キャサリン・ハイグルはエ●コメ女王でも目指したらどうだろう~(汗)
この人のそれ、ちょっと生々しくて嫌いかも…

2008年公開 アメリカ映画
*「Mr.ボディガード/学園生活は命がけ!」

元特殊部隊を名乗るホームレス男が、
いじめられっ子高校生のボディガードとして雇われ、教師に成りすまして学校に侵入。
オーウェン・ウィルソンは、らしくて良かった

でもこの映画を楽しむには、やっぱり歳を取りすぎた

2008年アメリカ映画 劇場未公開
*「ティンカー・ベル」

ピーター・パンと出会う前のティンカー・ベルを主人公にしたファミリー・アニメ。
ティンカー・ベルが喋ります(笑)
とにかくアニメがカラフルでまさに妖精の谷は夢の国のよう


妖精たちのキャラも十人十色

ねずみの毛の1本1本までもが鮮明

デジタル放送ここまで綺麗なら、このテの映画は自宅で十分かも(苦笑)
「ティンカー・ベルと月の石」は来月公開。
2008年公開 アメリカ映画
なくもんか
2009, 11. 29 (Sun) 22:30

両親の離婚で生き別れた兄・祐太(阿部サダヲ)と弟・祐介(瑛太)は、互いの顔も名前も知らずに成長した。
父に捨てられた祐太は、東京下町の商店街でハムカツ店を切り盛りし、
祐介はお笑い芸人として売れっ子になっていた。
ある日、祐太のもとに、初代店主の家出していた娘・徹子(竹内結子)が突然帰って来る。
家族の絆をテーマに、
兄と弟、彼らを取り巻く人々が織り成す人情を、コメディータッチで描く。
脚本は宮藤官九郎。
後半からグズグズ{★★★㊦3/5}
最初は結構笑えました。
阿部サダヲの独壇場な演技にも嫌味はなかったし、竹内結子も「ランチの女王」の頃がチラッと見えたりして、ボケちゃったお母さんの石田あゆみも間が良くて面白かった。
家族の絆も、山ちゃんの生き方も、何を言いたいのかも解るんだけど、
宮藤官九郎はアイディアが湧き過ぎるのか、やりたい事が欲張りで、こうもたくさん詰め込まれては観ていてどんどん疲れてくる。
ハムカツのエコや泥棒の容疑、不倫の子供にオカマなど、それって、必要かぁ?と感じることが多々あって、
特に沖縄に飛んでから、環境大臣に下ネタ漫才に、ますますどーでもよい話ばっかりでした。
しかも、お母さんのボケが治るように、色々広げたことがいつの間にか解決(?)しているんですよね~何だかぼやかされたみたいでスッキリしませんでした。

家族の絆をテーマにしているのに、あまり絆は感じず、「兄さん」とか「お父さん」とか言われる事って、そんなに重要なのかなぁ~?
クドカン・ワールドはこんなのかも知れないけど、自分にはやっぱり合わないわ…
山ちゃんは言います。
「八方美人のどこが悪い!
皆に好かれたい、嫌いな人にも好かれたい、好きな人にはもっと好かれたい!」
あっ、そうなんですねえぇぇ…(苦笑)
育った環境から仕方がないと思うけど、自分は正直、こんな人が側にいたらちょっと苦手です。
好かれると言うよりは、利用されている印象を持ちました。
2009年 11/14公開 日本映画
監督 水田伸生
副王家の一族
2009, 11. 27 (Fri) 23:22

イタリア統一を目前にしたスペイン・ブルボン王朝支配下のシチリア。
かつてのスペイン副王の末裔である名門貴族ウツェダ家では、封建的な父ジャコモ(ランド・ブッツァンカ)と嫡男のコンサルヴォ(アレッサンドロ・プレツィオージ)が激しく対立していた。
19世紀半ばのシチリアを舞台に、
国王の代理として領地を統治する副王家が、激動の時代の中で繰り広げる骨肉の愛憎劇。
2008年イタリア・アカデミー賞(ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞)で、美術賞、衣装賞、ヘアメイク賞、
メイクアップ賞で4部門受賞作品。
和解など頭にもない、本気で憎しみ合っている親子{★★★3/5}
イタリア版「華麗なる一族」のように、父と息子の確執が一本の軸となっている物語。
父ジャコモは権力に固執し、弟の遺産相続も横取りし、姉妹や娘は一族の繁栄と権力のために政略結婚を強要する。
病の妻を顧みず浮気をし、亡き後は早々に再婚。
幼い頃から何かと父に目の敵のようにされてきたコンサルヴォ。
確かにちょっとKYなところはあるけれど、子供のやる事なのに容赦なく罰を与えて自分から遠ざけるジャコモ。
王朝支配下からイタリア統一へと時代が流れていく中、
成長したコンサルヴォを、我が家に入り込んで来た悪運とますます忌み嫌う。
コンサルヴォも自分が父に憎まれていることを十分自覚しているので、愛情を得るような言動は一切せず、親子の亀裂まますます深まり対立は続く。

貴族の華やかな暮らしなどは堪能できますが、
宗教やイタリア史をよく知らないのと、登場人物が多く顔も同じに見え、物語は父と子の確執に拘り過ぎた感じがしてお話が見えにくかったです。
加えて白い背景に字幕が出るので、最初の方は特に解りづらい。
ワンマンで妻や子供を所有物のように扱う傲慢な父親もまた、自分の母親に疎まれる存在であったのに、「憎悪が人を養う」と同じように子供を疎み、
その父親を憎んで反発しながらも、父親の財産で暮らし遺産も相続して跡継ぎになった息子は、
市長に当選するものの、貴族権力の恩恵を受けて同じ運命を歩んでいくかのよう。
どちらも感情移入しにくい人物像でした。
でもコンサルヴォのラストのセリフは、どんな意味なのだろうと少しイタリア史を知りたくなりました。
監督インタビュー
2009年 11/7公開 イタリア映画
監督 ロベルト・ファエンツァ
あいつはママのボーイフレンド
2009, 11. 25 (Wed) 23:59

FBI捜査官のヘンリー(コリン・ハンクス)は、
久しぶりに我が家に戻ると、おデブなママ(メグ・ライアン)が痩せて綺麗になっていた。
ある日、ママはトミー(アントニオ・バンデラス)と出会い恋に落ちる…。
目新しさはないけれど、気楽な映画(WOWOWで)
恋多き女性になったママの新しいお相手トミーは窃盗犯。
そうとは知らずママは恋に落ちるが、
息子ヘンリーは、FBIの内密捜査のため、盗聴器からママとトミーのあれこれを聞かされる羽目に…
コリン・ハンクスのうろたえる目とか表情とか可愛らしかった。
細かい演技はパパ譲りみたいです。
メグ・ライアンのラブコメにしたら、ラストのオチもありきたりで出来はふつーって感じですが、
暇な時って言ったら失礼かな~気軽に観れる内容でした。
FBIにツッコミたいところは多々あったけど、まあ、ラブコメなのでこんな感じで笑いを取りたいのでしょうか。
バンデラスのクサい口説き方とおデブで汚いメグにはクスッとなります。
2008年 ドイツ/アメリカ映画 日本未公開
監督 ジョージ・ギャロ
ランド・オブ・ウーマン/優しい雨の降る街で
2009, 11. 24 (Tue) 15:20

仕事が思うようにいかず、恋人にも振られたカーター(アダム・ブロディ )は、
祖母の面倒を看るためにミシガン州へと引っ越して来た。
近所のサラ(メグ・ライアン)とルーシー(クリステン・スチュワート)母娘と知り合いになり、
それぞれの問題を抱えている3人は、 打ち解け合いながらも次第に惹かれ合っていく…。
人生に行き詰まった青年と、
ある母娘が新たな自分を見出す姿をコミカルかつハートウォーミングに描く。
深みはないけど、雰囲気のある作品(WOWOWで)
ピーク時から観ればお歳を召したけど、
あの独特な笑顔とほのぼのとした可愛らしさはそれなりに健在のメグ・ライアン。
今回は主人の浮気、自分の病気、ティーンエイジの娘との関係を自分の胸に押さえ込んでいるような女性。
娘役のクリステン・スチュワートが安定した演技で、ゆるい物語に刺激を与えるようで良かったです。
「パニックルーム」「ザ・スーラー」など、「トワイライト~初恋~」でも美しさが際立っていました。
最初は彼女に振られてベソかき顔だったのですが、2人の女性に近寄られるアダム・ブロディもなかなか素敵な男性でした。
TVシリーズ「The OC」で人気者だとか。
他、カーターのお婆ちゃんとサラの次女も良い味だしています。
ラストは何となくうやむやになってしまったような気もするのですが、
人の悩みを聞いている内に、自分の苦悩に対する答えが見えてくる事はあるし、
同じ境遇だと傷を舐めあうようにすぐにくっ付いたり離れたりする映画も多い中、3人の深入りしない距離感とかが上手く保たれていて好感持てました。
それぞれの問題は、やはり自分自身で切り開いていかなくてはならないのだと思います。
色んな側面で物事を捉えないと出口は見つからないものですね。
サクサクと優しく描かれた再生物語だと思います。
2007年 アメリカ映画 日本未公開
監督 ジョナサン・カスダン
ファッションが教えてくれること
2009, 11. 23 (Mon) 16:12

アメリカ女性の約10人に1人が読むアメリカ版「ヴォーグ」誌のカリスマ編集長として活躍し、ファッション業界に絶大な影響力を持つアナ・ウィンター。
「プラダを着た悪魔」のモデルとも言われる彼女の実像に迫るドキュメンタリー。
大きく“シエナ・ミラー”と書かないと誰だか解らない表紙{★★★3/5}
アメリカ版「ヴォーグ」誌のカリスマ編集長・アナ・ウィンターは、ファッション業界に絶大なる影響を持ち、その仕事ぶりには誇りが感じられ、物を見極めるセンスと決断力には驚かされます。
自分はキャリアも才能もないので、このようにバリバリと働く女性にはただただ感心するばかりです。
弱点は娘さんだそうですが、冷淡なオーラがあって、凡人の自分は見ているだけでも近寄りがたくて怖い存在でした(汗)
才能ある人の周りには才能ある人が集まるのだろうから、アナの高い要求に応えるスタッフにも強いプライドを感じました。
特にアナと20年来の付き合いのあるクリエイティブ・ディレクターのグレイス・コディントンは、頻繁に意見が対立しながらも自分の感性を表現していきます。
それを容赦なくボツにしてしまうアナは、あくまでもビジネスである厳しさを捨てません。
個性や感性の違いのぶつかり合いに正解は無いように思うのだけれど、自らの強みは決断力だと言い切るアナに、個人的な感情など持ち込まないプロ意識を強く感じました。
グレイスと20年も一緒に仕事をしているのは、自分とは違う才能ある感性の持ち主だと認めているからなのでしょう。
トップに君臨すればするほど、対立者を置くことは、ビジネス上で大切な事ですものね。

1年で最も重要な9月号の準備は、アナの変更や却下で編集部が上へ下への大騒ぎです。
華やかなファンション界の裏には、怒りや不満や困惑するスタッフたちの姿で溢れています。
アナの方針や感性が本当にそれでベストなのだろうか~とも思いますが、スタッフが精力的でとても刺激的な現場であるのは確かなようです。
「プラダを着た悪魔」で、ベルト迷いを失笑したアン・ハサウェイが着ている空色のセーターを、どんな流れで市場に溢れたのかメリルが話すシーンがありますが、一見、特定の人間だけの別世界のような彼女たちの現場から、世界中に発信されるものがあるのも間違いありません。
個人的には、雑誌の編集長ってこんなに権力あるの?とか、アナの数々の逸話なども、我儘?!とも思いますが、表紙のシエナ・ミラーの髪や歯がどうとか首の皺がどうだとか、結構辛辣だけど正解な発言なので、妥協を許さない徹底したプロ意識と卓抜した才能があるから君臨できるのでしょうね。
華やかなコレクションやグッズなども目を楽しませてくれますが、アナのセンスあるコーディネートも参考になります。
彼女は色物柄物がお好みなのですね。
2009年 11/7公開 アメリカ映画
監督 R・J・カトラー
イングロリアス・バスターズ
2009, 11. 20 (Fri) 23:41

1941年、ナチス占領下のフランスの田舎町。
“ユダヤ・ハンター”の異名をとるハンス・ランダ大佐(クリストフ・ヴァルツ)に家族を虐殺されたユダヤ人のショシャナ(メラニー・ロラン)は、一人で必死に逃げ延びた。
一方、“イングロリアス・バスターズ”(名誉なき野郎ども)と呼ばれる、ユダヤ系アメリカ人の男達で結成された連合軍のアルド・レイン中尉(ブラッド・ピット)の極秘部隊は、次々とナチス兵を血祭りにあげていた。
第二次大戦下のフランスを舞台に、復讐劇を描くアクション・エンタテインメント。
途中退場しましたか?{★★★★㊤4/5}
ナチスやヒトラーを描く映画は多くあり、この映画も史実が背景となっていますが、全く意に介せずって感じの斬新な作品でした。
毒があり皮肉があり暴力的であり、タランティーノらしいスタンスで、観ていてある意味スッキリする痛快なファンタジーではないでしょうか。
ユダヤ人をかくまっていると確信しているランダ大佐が酪農夫の家へと訪ねるオープニングは、
一体これから何がどうなるのか冷や冷やです。
冷静で鋭いランダ大佐の会話術に、彼の人間性を強烈に焼き付けられました。
生き残ったユダヤの少女ショシャナのその後を軸に、
ナチに劣らない(?)“イングロリアス・バスターズ”によるグロい虐殺、
イギリスのスパイであるドイツ人の女優ブリジット(ダイアン・クルーガー)、
ショシャナに好意を持つナチスの英雄フレデリック・ゾラー(ダニエル・ブリュール)などがチャプターに分かれて登場し、ラストは一気に(驚愕の)決着がつくことになります。
登場人物と軍服姿が多いので、最初は何処の誰?みたいにもなりますが、それぞれのチャプターの話は複雑ではないし展開から目が離せません。

ナチス占領下のフランスでヒトラー暗殺計画が2つもあり、ええーーー!!?となる驚きまで用意されていて、この尺の長さ飽きることもダレることもありませんでした。
映画をプロパガンダのように扱っていたナチス、自身の手柄を演じるため俳優になるドイツの英雄将校、女優のスパイ、プレミア上映会に指名された映画館の女性オーナー、スクリーン裏に積まれたフィルムの山、そしてユダヤ人たちの復讐…
最後はあっさりと歴史まで変えてしまうこの作品は、やはり映画だからこそで、これって、純粋に映画なんだよね~と改めて感じました。
私はあまり詳しくはないのですが、音楽やシーンの雰囲気など過去のオマージュもあるのでしょうか、映画に纏わるプロットが多々あり、映画に対する愛が強いタランティーノならではなのでしょう。
映画館壁のタイトルアルファベット交換など、映画好きには細かいシーンも嬉しいです。
言語の発音が重要なキーとなるのも面白かったです。
英語はもちろん、ドイツ語、フランス語、イタリア語が飛び交い、英語&日本語の字幕が多かったし、そのお陰でこちらは国籍が解ると同時に、スクリーン側ではその発音を巡って悲喜こもごもと盛り上がるネタになっています。
ドイツ人になりすますイギリス人将校の田舎の酒場のシーンは、ハラハラでした。
ブラピが全編で活躍するのかとの想像は良い意味で裏切られ、(ブラピはどちらかと言うとおっちょこちょいなエエカッコしいみたいでした♪)
ランダに家族を殺されたショシャナの目線で物語を追うようになっていきました。
やっと訪れた復讐の時に、真っ赤なドレスと真っ赤な口紅でナチスの鉤十字を見つめるショシャナの覚悟みたいなのグーッと伝わってきます。
女優でありスパイを演じたダイアン・クルーガーもとても美しかったです。
生足も綺麗(笑)

注目はユダヤ・ハンターの異名を取るランダ大佐を演じたクリストフ・ヴァルツ!!
魅力ある悪役が存在する映画は面白いんですよね♪
鋭い勘と話術に所作、冷血でインパクトがあって喜怒哀楽演技は細かくて丁寧。
山へ登って足を骨折した…と言うダイアン・クルーガーに対しての笑いが、どんな意味での笑いなのか絶妙でした。
私は終始、このキャラに魅了(?)されてしまい、彼がいたからこそ…の印象を持ちました。
この演技でカンヌ映画祭最優秀男優賞を受賞されたそうです。
タランティーノ作品が苦手な方も、これは楽しめるかもしれませんね。
2009年 11/20公開 アメリカ映画
監督 クエンティン・タランティーノ
ジェイン・オースティン 秘められた恋
2009, 11. 19 (Thu) 23:55

1795年、イギリス。
オースティン家の次女ジェイン(アン・ハサウェイ)は、裕福で家柄の良い地元の名士レディ・グリシャム(マギー・スミス)の甥との結婚を両親に迫られる。
ある日、ジェインはロンドンで法律を学ぶアイルランド人トム(ジェームズ・マカヴォイ)と出会い、衝突を繰り返しながら次第に惹かれ合っていく…。
イギリスの女流作家ジェイン・オースティンに迫る伝記ラブストーリー。
「ビカミング・ジェイン・オースティン」をヒントに、生涯独身を貫いたジェインのたった一度の切なくも情熱的な恋の行方を綴る。
“君の心の庭に忍耐を植えよ、その草は苦くともその実は甘い”{★★★★4/5}
娘が裕福な男性と結婚することを望んでいる貧しいオースティン家、
最悪だったジェインとトムの出会いや、富豪のウィスリー氏など、「プライドと偏見」で登場する人物たちだと思わされ、とても興味深く流れていきます。
オースティン夫人のジュリー・ウォルターズ、レディ・グレシャムのマギー・スミスは、まるでブレンダ・ブレシン、 ジュディ・デンチそのもののようだったし、
ジェインの兄ヘンリー(ジョー・アンダーソン)はMr.ウィッカム、
秘かにジェインに思いを寄せていた牧師はMr.コリンズ、トムの従姉妹だったかな、おませな少女はエリザベスの妹みたいでした。
「プライドと偏見」はジェインのエピソードが盛り込まれたものだったのかと知りました。

小説家を目指すジェインは、当時のしきたりや価値観を尊重しながらもはっきりと自己主張ができ、愛のない結婚を望まない。
対立しながらも惹かれ合っていくトムとの恋は、愛に生きるか安定した結婚生活を選ぶか…ただ舞い上がるだけでなく知性を持ちながら現実を見ようとする目は、現代人に共感できるのかもしれません。
それでもジェインが我を忘れてトムと駆け落ちを決めるシーンの高揚感や、現実に気づき折り合いをつけるシーンは彼女の心情が伝わってきて切なくなります。
自由人で遊び人のようなトムですが、やはり彼も貧しい家族を支える柱であり、自由に愛に生きて行きたくても、社会がそれを許さなかった当時の恋の情熱はとても辛くて哀しい。
「プライドと偏見」にトムだと思える人物がいなかったのは、ジェインが本気で愛した人だからなのだろうなぁ。
2007年制作ですが、アン・ハサウェイはもうこの頃から随分と上手になっていたのですね。
明朗活発で魅力的なジェインでした。
マカちゃんは一見遊び人風だけど、実は…ってキャラは私は好みなので、今回はカツラのコスプレも見れたし、突然現れたダンスシーンなんかドキドキです♪
あの目がステキ!!!
この時代のイギリスの田舎の風景や舞踏会なども質素な美しさで、ジェイン・オースティンの愛好家でなくても受け入れられる世界観がたっぷりとある作品でした。
ジェインも姉のカサンドラ(アンナ・マックスウェル・マーティン)もハッピーエンドになる「プライドと偏見」をまた観たくなりました。
2009年 10/31公開 イギリス/アメリカ映画
監督 ジュリアン・ジャロルド
Disney'sクリスマス・キャロル
2009, 11. 16 (Mon) 16:52

家族を持たず人とのきずなに背を向け、
金銭欲を満たすためだけに生きるスクルージ(ジム・キャリー)は、街一番の嫌われ者。
あるクリスマス・イブの夜、かつてのビジネス・パートナーの亡霊が現われ、スクルージが亡霊にとりつかれると予言する。
クリスマス・イブの夜の不思議な体験を経て、幸福の意味を悟る奇跡のファンタジー。
文豪チャールズ・ディケンズの不朽の名作を、パフォーマンス・キャプチャーで映像化。
一人7役、頑張るジム・キャリー!{★★★3/5}
物語はとても有名なものですが、Disneyの…とタイトルにあっても、全体的に薄暗いホラー・ファンタジーのようなので、小さなお子供さま向けの映画では無いように思います。
ここは3Dだと凄そう~と思えるシーンがあるので、そちらで観た方が楽しめるのかも知れませんね。
自分は映画の長さで3Dは多分耐えられないと思うので、字幕で観てきました。

一人で何役もこなしたジム・キャリー、こんなにも器用にやり遂げる人は他にいないでしょうね。
ゲイリー・オールドマンも3役をこなしてますが、どれも彼だとは解らなかったわ…。
ついでにロビン・ライト・ペンも。
コリン・ファースはモロそのままで、 ボブ・ホスキンスも何となく解りました。
19世紀、庶民の貧困生活を描いたこの物語は、
豊かな者への戒めと助け合う事の大切さが問われ、まさに不況に陥った現代にタイムリー。
わが国の総理曰く「友愛」にも通じるのか…(苦笑)
3人の精霊によって見せられる過去・現在・未来の姿には、教訓と言えるメッセージが詰め込まれ、己の姿をこう見せられると怖いものがあります。
やはりこの点を理解するのも、ある程度の年齢や経験は必要かもしれません。
2009年 11/14公開 アメリカ映画
監督 ロバート・ゼメキス
悲しみが乾くまで
2009, 11. 10 (Tue) 22:54

夫ブライアン(デヴィッド・ドゥカヴニー)と2人の子どもに囲まれ、幸せな日々を送っていたオードリー(ハル・ベリー)。
ある日、ブライアンが事件に巻き込まれ亡くなってしまう。
オードリーは夫の親友でドラッグ中毒に陥っているジェリー(ベニチオ・デル・トロ)と再会する。
最愛の夫を失った女性が、夫の親友を心の支えに立ち直ろうとする男女の心を繊細に描く。
監督は「ある愛の風景」「アフター・ウェディング」などで評価の高いデンマークのスザンネ・ビア。
2人の男女が再生しようとする物語(WOWOWで)
「パーフェクト・ストレンジャー」など、最近これと言う作品でお目にかかれなかったハル・ベリーが、複雑な女性を上手く演じていたと思いました。
大切な人を突然失ってしまった喪失感は計り知れないものだろうけど、
彼女の行動には疑問を持ってしまう事が多々ある中、強面のデルトロの存在感が良くも悪くも圧倒的で安定感がありました。
子供たちと接する優しい笑顔から、薬物中毒者の禁断症状まで幅広く見せてくれます。
オードリーがジェリーに対して負い目のようなものを感じ、夫が支えてきた親友を今度は自分が変わりになって自宅のガレージに住まわせるのかなぁ~と思いましたが、
それにしては彼女があまりにも身勝手なので、途中から自分より弱い者を見ながら自己再生したいのかしら?とか、イマイチ感情が解らなかったです。
なので、女性の視点で見るよりは、ジェリー目線の方が辻褄合わせが出来るのかも。
初めて心の底から本気で泣く事ができたオードリーは、一つ壁を越えたのだろうし、
ジェリーも再生をかけて更生施設へ行くことを決め、父親像を求める子供たちのためにも何かしら頑張ってくれるのだろうと感じました。
ただ、良いお話ではあるのだけれど、心に染みてこないのが残念かな。
元々弁護士だったジェリーがどうしてドラッグ中毒になって堕落したとか不明だし、
オードリーはブライアンがかなりの成功者であるため金銭の心配がないと言うことが、まだ小さい子供抱えながらせめてものありがたい事だわ~と思ってしまう現実思考が邪魔したのでした。
2008年 公開 アメリカ/イギリス映画
監督 スザンネ・ビア
グレイ・ガーデンズ 追憶の館
2009, 11. 09 (Mon) 18:00

1973年、ある映画スタッフがジャクリーン・ケネディ・オナシスの叔母である“ビッグ・イディ”・ビール(ジェシカ・ラング)と、娘の“リトル・イディ”(ドリューバリモア)の取材をする。
1930~40年代、ニューヨークの上流社会の花形として華やかに暮らし、かつてはセレブが集まった屋敷“グレイ・ガーデンズ”は、今やゴミだらけですっかり廃れていた。
米HBO局で今年4月18日に放送され、今年度エミー賞テレビムービー作品賞他6を受賞した話題作。
名門一家が没落していく実話を描いたヒューマン・ドラマ。
栄枯盛衰しても生きること(WOWOWで)
実在したニューヨークの名家出身セレブ、エディス・ブーヴィエ・ビールという同じ名前を持つ母娘の驚くべき事実を伝えたあるドキュメンタリー映画は、1975年に発表されたちまち全米の話題に。
HBO局がジェシカ・ラングとドリュー・バリモアの共演で映像化。
ジャクリーン・ケネディ・オナシスは知っていても、その叔母一家までは全く知らないので、これが実話だと言われてただただ驚きでした。
番組宣伝で実在の親子の画像とか出ていましたが、ジェシカ・ラングとドリュー・バリモアはそっくりで、彼女たちの芝居を見るだけでも価値がある作品だと思います。(↑の画像左側がご本人)
前半の優雅で美しい親子、特にドリューの可愛らしさはとっても魅力的です。
ファッションも髪型も素敵で、何不自由ない育ちの良いお嬢様そのもの。
母親と同じ夢を持って自ら切り開いていこうとするのだけれど、やはり至る所でそのお嬢様育ちが邪魔しちゃうのかな…
後半ではその容姿が激変して(ストレスで髪が抜け落ちる持病があるよう)時折、華々しい頃の2人の映像が物悲しいけれど、それでもプライドと自分の生き方を固持し続けるビッグ・イディと寄り添いながらのひきこもり生活(苦笑)。
家はボロボロでも自分たちは洋服の着まわしやアクセサリーで綺麗に着飾ってます。
ビッグ・イディは自分大好きなんでしょう。
こちらは根っからのセレブな奥様気質ですが、現実を見る目はちゃんとあって辛辣な発言もサラリと言ってのける。
グレイ・ガーデンズが唯一自分らしくなれる場所だと、ここに居続けることに拘るけれど、
なのに何故こんなゴミ屋敷に?!(掃除の仕方しらないか~汗)とか、転落してもこうまでして生きられるものなのか?!と、親子の怠慢はもちろんだけど、ある意味この浮世離れした楽天的な性質に人間が生きる貪欲さを見せられたようにも感じました。

こんな親子が、20年ほどでこんなになっちゃう…ドリューはボディーにもメイクしていたのではないかしら。

舞台となるグレイ・ガーデンズは、ビッグ・イディの夫フィラン・ビールが妻のために購入。
使用人やビッグ・イディの歌のための伴奏者を雇い、セレブが集いパーティ三昧をしていたが、
大恐慌の影響で贅沢な暮らしを維持できなくなり、夫婦は1946年に離婚。
1948年、夫の死後、働く術を知らない母娘は信託も底をつき世間と隔絶し貧困生活に身を置く。
掃除や家事をせずネコやアライグマが住み着き、屋敷は経年と共に荒れ果て「ゴミ屋敷」として近燐から苦情が出て、1971年に保健所の立ち入り検査が入る。
この出来事は、母娘がジャクリーン・ケネディ・オナシスの父方の叔母と従姉妹だったことから、全米が知るニュースとなる。
WOWOWだけの放送のようですが、きっとDVDになるでしょうね♪
この物語、宮本亜門のミュージカル舞台が公開されているようです。
2009年 アメリカ
譜めくりの女
2009, 11. 06 (Fri) 16:07

ピアニストを目指し試験を受ける少女メラニー(デボラ・フランソワ)は、
審査員のピアニスト、アリアーヌ(カトリーヌ・フロ)の無神経な態度に動揺してミスを犯し夢を絶たれた。
数年後、アリアーヌとの再会したメラニーは、演奏会の“譜めくり”に抜てきされる…。
夢を絶たれた少女が、“譜めくり”となって復讐を果たすべくサスペンス。
こんなことで逆恨みされていたらキリがない(WOWOWで)
検定試験の時にアリアーヌが取った行動はデリカシーがないけれど、メラニーがそこまでへこんでしまう方がちょっと不思議だったかな~気持ちは解らなくもないけど、自分も集中力がないってことだし。
ピアニストとしての繊細な部分なんでしょうか…
その後試験会場でのメラニーの行動の方が怖いですよ。
後半その繊細な部分は、メラニーとアリアーヌが逆転したような見せ方で、芸術的な雰囲気の中で心理面の表現が上手かったです。
メラニーって、トコトン根暗で何を考えているの解らないような女でした。
私だったらこんな女性が近くに居るだけで気分が滅入りそうですが、
譜めくりはタイミングや安心感など、息が合ってないとピアニストは信頼できないらしく、
交通事故(多分、これもメラニーの仕業なのかな~とか)の後遺症から不安定になっているアリアーヌは、後ろに居るだけで安心して弾けるメラニーの譜めくりに頼っていきます。
復讐サスペンスって言っても過激な事など何一つなく地味な展開で、これはこうなっていくんだろうな~と予測がつき、ラストはそっちかい??と思いましたが、一応アリアーヌの破滅には成功したようです。
何と言うのか、女のねちっこさ、しつこさ、したたかさみたいなモノがじんわりねっとりと迫ってくる感じで、特別ハラハラする事もなくちょっとタルい流れでした。
せめて自分に詰め寄って責めてくれれば、何故メラニーが現れたかアリアーヌは解るだろうに、それさえも与えないメラニーは残酷だわ。
メラニーを演じたデボラ・フランソワの体系はかなり注目でした。
ダイナマイトボディの肉質が、なんとも言えない怪しげな塊のよう。
足が太いのにはびっくり!
美しい女性の落ち着いた冷たい視線が不気味でした。
お父さんに電話で「全て順調よ」と話すのは、どんな意味だったのだろう。
父親も復讐を応援していたとか?!
2008年公開 フランス映画
監督 ドゥニ・デルクール
母なる証明
2009, 11. 04 (Wed) 20:24

純真無垢な一人息子のトジュン(ウォンビン)と、貧しくも静かに暮らす母(キム・ヘジャ)。
ある日、殺人事件が起こり、トジュンが容疑者として逮捕されてしまう。
息子の無実を証明しようと、母は真犯人を追う決意をする。
ある田舎町を舞台に、
息子の無実を信じ真犯人探しに奔走する母親の姿を描くヒューマン・サスペンス・ドラマ。
母に固有名詞は必要ない{★★★★4/5}
私は韓国映画もドラマもこれまで全く見たことがないのですが、
内容も興味があったし、カンヌ国際映画祭でも絶賛され、次回のアカデミー賞外国語作品部門の声もあるので初挑戦してきました。
母と子の関係を、溺愛とか過保護とかマザコンとか、そんな単純で上っ面なことではなく、深く掘り下げられた見応えのある作品でした。
冒頭のシーンとラストシーンは、ここ数年観た映画の中でも秀作中の秀作だと感じました。
薬草を切る包丁や鍼、ゴルフクラブや石ころなど、日常の何気ない小物の使われ方も絶妙で、このアイテムにハラハラさせられたり納得させれたりと重要な伏線となっています。
雨や闇が効果的で、細部まで意味ありげに映し出されるカメラワークもリアルでした。
障害を持つトジュンの子供のような言動は、悪友ジンテ(チン・グ)との絡みで時にコミカルでもあり、
この未成熟さゆえに通常の親子関係では計り知れない母の愛は、息子の無実を自らの手で証明していくために、より一層過剰なものとなっていきます。
特別な出来事を嫌うかのように事なかれ主義の警察、薄汚い利権まみれの弁護士、被害者となった女子高生アジョンの環境…
「この町の人間はおかしい、自分もおかしい、誰も信じるな」とジンテが言う田舎町の舞台設定も良かったです。
真犯人に迫っていくミステリーの過程には、複雑なトリックのような物は一切なく、
明かされて行くのは被害者の、犯人の、そして母の人間としての内面が、少しずつ露になって真実を見せ付けられていきます。

“小鹿のような目”を持つトジュンを演じたウォンビンがとても上手でした。
彼の情報は耳にしていますが、韓国ものに触れたのは初なので演技も初見です。
ある秘密を思い出した時、殴られた目を隠し小鹿のような片目で母に迫る演技は凄かったです。
無垢な彼の中に知らず知らずの内に同居する何か別の一面を感じさせられます。
ラスト、母に「忘れちゃダメだよ」と手渡す物…
トジュンは何をどう感じたのだろう…。
役名はなく「お母さん、おばさん」と呼ばれる母親を演じたキム・ヘジャは、その時々で息子を見る表情がとても印象的でした。
本当は弱いのに、誰にも頼れないと察した時から自分でも止められない状況になって本質的な部分が少しずつ見えてくる様子、親として人間としてのはかなさや悲しみの心理描写は見事です。
見るからに息子オンリーの母親でした。
実物はかなり印象が違っていて~こんなにおばさん化できるもんなのか~と驚きました!!
程度はあるものの、母性を否定せず見せられるので、この二転三転は底なし沼のようであり、これまで親子が照らしてこなかった暗闇が見えたようなそんな怖さも感じました。
脚本も監督も素晴らしいのだと思います。
こんなに演技派な女優さんと人間ドラマの映画、日本は負けてますよ~頑張らないと。
2009年 10/31公開 韓国映画
監督 ポン・ジュノ
11月公開作品
2009, 11. 01 (Sun) 00:31
「ジェイン・オースティン 秘められた恋」

「高慢と偏見」などで知られる19世紀の英国女流作家ジェイン・オースティンの若き日のロマンスを映画化した伝記ラブストーリー。
アン・ハサウェイ ジェームズ・マカヴォイ
「ファッションが教えてくれること」

「プラダを着た悪魔」のモデルと言われるファッション業界のカリスマ的女性編集長、アナ・ウィンターの実像と成功の秘密に迫るドキュメンタリー。
「副王家の一族」

19世紀半ばのシチリアを舞台に、名門貴族が繰り広げる骨肉の愛憎劇。
11月14日
「Disney'sクリスマス・キャロル」

チャールズ・ディケンズの古典的名作を、パフォーマンス・キャプチャーと3D技術を駆使して完全映画化したヒューマン・ファンタジー。
ジム・キャリー
11月20日
「イングロリアス・バスターズ」

第二次大戦下のフランスを舞台に、復讐劇をテーマに描く痛快アクション・エンタテインメント。
ブラッド・ピット メラニー・ロラン ダイアン・クルーガー クリストフ・ヴァルツ
11月21日
「2012」

地球滅亡を目の前にして、巨大な自然災害から逃げまどう人々の姿を描く。
ジョン・キューザック
11月27日
「理想の彼氏」

離婚したばかりの40歳シングルマザーと、24歳の青年が惹かれ合うロマンチック・コメディー。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ ジャスティン・バーサ
毎月毎月、1ヶ月経つのが早い~~と言いながら、もう残すところ本当に(笑)あと2ヶ月

そろそろ冬に向けてのファミリー作品も多くなる季節。
私は夏より冬の方が好きなので、これからのイベント事は毎年楽しみです

観たい映画は、今月はちょっと少なめかな。

関東では10月末の公開ですが、こちらでは今月最初のお楽しみとしてやってきます

予告の雰囲気も好みだったし、この作品は公開が待たれていたので早く観たい1本です

えーと…
「2012」
もう何パターンかの予告見せられて、
この手の映画は多分自分には合わないような気がするので、それでも評判は良かったら、考えようかなぁ~と思いますけど…
お勧めだったら教えてくださいね

これ以外は、全部観るつもりです
