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ココ・アヴァン・シャネル 

2009, 09. 24 (Thu) 01:10

1862_12090804064COCO AVANT CHANEL
孤児院で育ったガブリエル(オドレイ・トトゥ)は、
仕立屋で針仕事をする傍らキャバレーで歌い生計を立てていた。
ある日、裕福な将校エティエンヌと出会い愛人関係となる。

ココ・シャネルの若き日を描いた伝記ストーリー。
独創的な才能を開花させ、自らのスタイルを確立していくまでを綴る。


退屈、退屈{★★㊦2/5}

シャネルのロゴすら出てこないココの伝記モノ。
後にファッション界で大成功を収めた彼女の半生を描いたとは思えない内容でした。
鑑賞順が違うと印象も変わるのかもしれないし、大御所、シャーリー・マクレーンを引いてみても、
何から何まで「ココ・シャネル」より劣ったと思います。
比べても仕方がないけれど、この出来は比べずにはいられない(苦笑)

私はオドレイ・トトゥが苦手だからかもしれませんが、
彼女の単調な演技と、年齢の割には老けて見える容姿にどうしてもココを垣間見れなかった。
バルボア・ボブローヴァのような凛とした美しさや華やかさがなく、根暗で突っ張っているだけのようでした。
9913_11174241COCO AVANT CHANEL
エティエンヌ、ボーイとの複雑な三角関係から生じる恋愛感情の中で、
ファッションセンスを開花させていくガブリエルの動力みたいなものは一切感じず、彼女のセンスの良さや発想に感嘆するような場面もなく淡々と過ぎていくだけ。

ココが周りから注目され、ショップをオープンするきっかけとなる彼女の独創的な帽子。
「ココ・シャネル」では数点かぶっていたと思うけど、
こちらでは地味で汚らしいのを一点だけで、あれで本当に注目されたの?(失礼)
人間ドラマな部分も気薄だし、シャネルブランドもラストのショーに続々と出てくるだけで、
あっ、そうだ、ココ・シャネルの伝記映画だったわ~と思い出すくらい華がない作品でした。
そうそう、こちらのエティエンヌは、薄毛の下品なオヤジでしたよぉ~マイナスです(汗)

2009年 9/18公開 フランス映画
監督 アンヌ・フォンテーヌ


*画像を集めて差し込んでいくのも時間がかかるので、
大した感想ではありませんが、今後は少し簡素にします。ペコリ(o_ _)o))