2009_08
28
(Fri)10:41

96時間


かつて秘密工作員として腕を鳴らしたブライアン(リーアム・ニーソン)は、カリフォルニアで引退生活を送っている。
大富豪と再婚した元妻レノーア(ファムケ・ヤンセン)と暮らす17歳の最愛の娘キム(マギー・グレイス)から、友人とのフランス旅行に同意してほしいと頼まれるが猛反対する。
しかし可愛さのあまり条件付きで許すものの、ブライアンの悪い予感は的中、キムはパリで謎の誘拐犯に拉致されてしまう。

リュック・ベッソン製作アクション・スリラー。
96時間というタイムリミットの中、娘を誘拐された父親がたった一人で敵からの奪還を試みる。
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別れた妻と暮らす娘を溺愛する平凡な中年男ブライアンは、「娘を救うためなら、エッフェル塔でも壊す」とまで言い切る元秘密工作員。
マッチョではないし、少しお歳を召しても温和な顔立ちのリーアム・ニーソンが、とにかく無敵で強いのなんの!!
彼の渋い声が威圧的でこれまた良いです~この意外性が面白いですね。

突っ込みどころは多々あるのですが、素直にリーアム・ニーソンのアクションを楽しみ、あえて(私のように)考えない方がよろしいかと(笑)
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誘拐した少女を麻薬漬けにしてから売春宿に売り飛ばし、未経験の上物は競りにかけるなど、とんでもない組織に誘拐された娘を追って、単独でパリに出向き問答無用で悪党をぶちのめす。
携帯で話している時にキムが誘拐されるシーンや、残されたマイクロSDからナンパ男を見つけるシーンなど、
ブライアンの見事な分析と行動、格闘、銃撃、カーチェイスにハッタリまで、次々と見せられるその能力には引き込まれていきます。
親バカパパは愛する娘の非常事態に、怒りに溢れ次から次と悪者を殺しまくるプロの有能な工作員に一転。

ただ、どんどん暴走して、電気ショックの拷問やフランス警察(?)の妻まで怪我させて脅すって、そこまでのムチャはあり??!
「96時間」は誘拐された人間を助けられるギリギリの時間だそうですが、ブライアンがあまりにも無敵で安心して見てしまったので、
タイムリミットを字幕で出すとか、そんな緊迫感を持たせてくれたらもっと別なボルテージが上がったかもしれません。
sub6_large96時間
世のお父さんは娘に対して特別な感情を持つのは解るし、そのハンパじゃない娘への愛がこの物語の背景なんだけど、
元妻(これもバカ)を交え娘の旅行について揉めるシーンはアホくさく、「俺も一緒に行く」「電話する約束だ」とか鬱陶しいなぁ(苦笑)
真面目な顔つきで平然と言うリーアムには笑うしかないわぁ。

世間知らずの高校生という設定だから仕方ないけど、父親のプレゼントを喜んだのも束の間、ステップパパから贈られた高価な馬に大はしゃぎするキムにイラッとしたし、
案の定、美術館巡りは大ウソで、U2を追い掛けるためのパリ到着後、さっそく空港でイケメンにふらふらして個人情報教えまくるバカ娘たち。
この舞い上がりっぷりは、たとえ誘拐されなくても碌なことはしてこなかっただろうなぁ(苦笑)
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一体どんな思いでどんな事までして自分を救出してくれたのか…
このこ、本当に解ってるのかしら?
「愛してる」って口だけな印象…。
反省が伝わってこなかったわ…。
ラストに「私はパパと暮らすわ」ぐらい言ってたら、よしよしと思ってあげれたかも(笑)
父から娘への愛情は一方通行のような感じがして、あんなに頑張ったブライアンが何だか気の毒になっちゃって(汗)
ボディーガードした人気スターにキムを会わせるけど、果たして彼女が本気で歌手を目指しているとは思えないしなぁ。
危険な目にあった娘を救うのは親として当然であっても、良かれと思い過保護で甘やかすパパは、単に金持ち養父と知らず知らずの内に張り合っちゃってるのではないかしらん(苦笑)

2009年 8/22公開 フランス映画
監督 ピエール・モレル
2009_08
27
(Thu)00:07

マーゴット・ウェディング

4988113759830_1Lマーゴット・ウェディング
作家のマーゴット(ニコール・キッドマン)は、妹ポーリン(ジェニファー・ジェーソン・リー)の結婚式に出席するため、息子クロード(ゼイン・パイス)と久しぶりに帰郷する。
ポーリンとは絶縁だったようで、お互い再会を喜ぶがどこかぎこちない。
結婚相手のマルコム(ジャック・ブラック)が、無職同然の画家だと教えられ、妹の結婚に不安を抱き始める。

WOWOWで観ました。
日本未公開作品で、二コールとジャック・ブラックの家族をテーマにしたラブコメみたいに書かれてますが、どこがラブコメなんでしょう~そんなジャンルに置くのはやめてほしいです。
nicole_kidman1MARGOT AT THE WEDDING
監督は「イカとクジラ」のN・バームバック…
「イカとクジラ」もダメだったので、やっぱりな、、、って感じでした。
多分、ジャックがお尻出してどうして俺のは…とか、木がテントを壊すとか、巨体が泣きじゃくるとか、
二コールが木に登って降りれなくなるとか笑いのポイントなら、万人受けはしないだろうシュールな笑いが全然面白くない。
内容も何を言いたいんだか、何をしたいのか、どこへ向かいたいのか、サッパリわかりませんでした。
「イカとクジラ」もそうでしたが、とにかく大人の言動が理解不能。
誰もかれもが自己中心的で自分を過大評価しているようで、陰で悪口を言って人のせいにする。
まともなのはチラっと出たジョン・タートゥーロだけか?!

二コールの息子役の子も何だか気持ち悪くて。。。
究極のマザコンかな~母親に振り回されてる感じなんだけど、結局彼女の行動を全てお見通しみたい。
子供の方が実は大人より遙かに現実を見ているんだな~とは思いましたが、つまらない映画でした。
2009_08
26
(Wed)17:21

ファイアー・ドッグ 消防犬デューイの大冒険

r087969258Lファイアー・ドッグ 消防犬デューイの大冒険
ハリウッドで売れっ子セレブ犬(アイリッシュ・テリア)のレックスは、
撮影中に飛行機から落下してしまい、奇跡的に助かるものの見知らぬ街で迷子になってしまう。
街では不審火による連続放火が相次き、
廃墟となったビルで火事に巻き込まれたレックスは、消防署長のコナー(ブルース・グリーンウッド)に救出され、息子シェーン(ジョシュ・ハッチャーソン)は首輪に書かれたデューイ(役名)の飼い主を捜すことになる。
328621_01_05_02ファイアー・ドッグ 消防犬デューイの大冒険
ワンコ作品に癒される中、WOWOWで偶然見つけました♪
2007年公開とあるけれど、全国で3館しか上映がなかったようなので未公開に近いですね。
ある出来事からちょっと問題児になってしまった主人公のシェーンを、「ザスーラ」「テラビシアにかける橋」のジョシュ・ハッチャーソンが好演!
最初は相性が悪かったデューイと築いていく絆や信頼関係がほほえましく、
スター犬だったデューイも消防犬として生まれ変わって、本当の自分を見つけ生き生きと活躍するようになります。

4匹で演じ分けたアイリッシュ・テリアたちのアクションとかわいい表情の演技が見ものです。
「13デイズ」「スター・トレック」などなど、たくさんの作品に出演してるブルース・グリーンウッド、
「コニー&カーラ」「キスキス、バンバン」のダッシュ・ミホク、
「13デイズ」「デスパレートな妻たち」のスティーヴン・カルプと、どこかで見たお顔がいっぱい(笑)
陽気な消防署の仲間たちも個性豊かで笑わせてくれます。

お決まりの流れですが、コミカルな笑いと芸達者なワンコ、そしてやっぱり人と犬の関係をほのぼのと伝えてくれます。
ご家族でも犬好きな大人にも気軽に楽しめる作品でした。

2007年公開 アメリカ映画
監督 トッド・ホランド
2009_08
18
(Tue)23:54

3時10分、決断のとき

310toyuma_bigfinalposterTO YUMA
狙撃の名手だったダン・エヴァンス(クリスチャン・ベイル)は、
南北戦争で片足を負傷し、妻と2人の息子とアリゾナで小さな牧場を営みながら暮らしていた。
干ばつ続きで借金がかさむ暮らしの中、ある日、強盗団のベン・ウェイド(ラッセル・クロウ)が率いる悪事に遭遇する…

エルモア・レナードの短編小説を基に製作された1957年の「決断の3時10分」をリメイク。
ユマへ移送されることになった強盗団のボスと、彼をユマ行きの列車に護送することになった借金苦の男の駆け引きと交流を描く。
329925_0063時10分、決断のとき
西部劇はあまり興味がなかったのですが、これはとても面白かったです!!!
あっと言う間の2時間でした。
数日前にWOWOWでオリジナルの白黒版を観てからこの作品を見たのですが、断然、こちらリメイクの方がより西部劇であり、サスペンスであり、男たちのドラマでありました。

何より強盗集団のボスのベンを演じるラッセル・クロウの存在感が抜群です!
最近は“メタボ”のイメージが付きまとう彼ですが、これはそこまで太り気味でもなく(苦笑)
銃を持たせば早撃ちで、頭の切れも良く、極悪非道な強盗集団のボスでありながら、人間性の本質はどちらなのか?
物語と共に彼に魅了されてしまいました。
「グラディエーター」以来のはまり役ではないでしょうか?!
329925_0113時10分、決断のとき
クリスチャン・ベイルが演じるダンは、牧場経営が思うように運ばず、主として威厳も失われそうな時、
200ドルの契約でベンの護送に加わります。
決してお金のためだけはなく、男として父親としての誇りを見せ付けられます。

二人の男の駆け引きと、ベンを救出しようとする部下チャーリー・プリンス(ベン・フォスター)らの執拗な行動、銃撃戦や籠城戦の緊迫感とスリリングな展開が次々と繰り広げられます。
そうしたアクションシーンだけではなく、異質な二人がどこか惹かれ合い、お互いに欠けているものを感じる人間ドラマに見応えありました!
329925_0073時10分、決断のとき
オリジナルでは、ダンの家からすぐコンテンションのホテルでの二人の駆け引きが描かれていましたが、
今作は、バイロン・マッケルロイ(ピーター・フォンダ)やタッカー(ケビン・ジュランド)、ポッター医師(アラン・テュディック)の人物像を見せながら、コンテンションへ護送するまでの様々な出来事に、気持ちのぶつかり合いや変化を感じます。
ウィリアム(ローガン・ラーマン)が、煮え切らないダンに不信感を持つ息子として描いたのも効果的。
ボス奪還に執念を燃やすチャーリーの冷酷さを突出することで、同じ悪であってもベンとの違いを描き、
サザン・パシフィック鉄道のグレーソン・バターフィールド(ダラス・ロバーツ)を生き証人のような目線にさせ、オジナルでは特に描かれていなかった脇役にそれぞれ意味を持たせたのが良かったと思います。
329925_0023時10分、決断のとき
20090612_ketsudan_sub23時10分、決断のとき
そしてオリジナルと大きく違ったのはラストの展開!!
これ、もう全然違いすぎて驚きましたが、このようなストーリーで見せてきた以上は、このラストしかないのかも、、、と思いました。

ダンがどうしてやせた土地に拘るのか、どうして足を失ったか、独りになってもべンの護送をやり遂げたいのか…
最近、主役なのに美味しいところを持っていかれてたベイルですが、この辺りの演技は泣かせます~。

誇りを守り抜く本当の男らしさを、身を持って息子へ伝えたダンと、彼の誇りを全うさせるため、自ら列車に乗り込むベン。
全体的に男臭いのかもしれませんが、心理戦、親と子の繋がり、人間の善悪、勝ち負けなどなど、西部劇が苦手な私もとっても熱い心を感じることが出来る骨太な物語でした。
20090612_ketsudan_sub13時10分、決断のとき
russell_croweTO YUMA
実直で渋いダン、悪党ながら器の大きいベン。
重苦しくならなかったのは、
逮捕されてもいつでも逃げ出せると、余裕さえ感じさせる飄々とした芯のある生き方を通すラッセル・クロウの演技に尽きるのかもしれません。
とにかく二人とも最後まで行動に乱れがないと言うのか、男としてとってもカッコ良かったです。
馬のラストシーンは、洒落てました~西部劇の終わりって感じです。

2009年 8/8公開 アメリカ映画
監督 ジェームズ・マンゴールド
2009_08
17
(Mon)22:53

ナイト ミュージアム2

6306_3512538949Night at the Museum
ニューヨークの自然史博物館で起きた騒動から数年後、
ラリー(ベン・スティラー)はビジネスマンとして成功を収め、息子との関係も良好で順風満帆な日々を送っていた。
ある日、自然史博物館の改装に伴い、
展示物たちはワシントンのスミソニアン博物館へ移送されることになるが、石版まで一緒に運ばれてしまい、スミソニアンの展示物をも甦らせてしまう。
ジェデダイア(オーウェン・ウィルソン)から電話を受けたラリーは、ワシントンへ向かうが…

展示物たちの騒動を描いた「ナイト ミュージアム」の続編。
世界最大の博物館スミソニアンへ舞台を移し、“魔法の石版”によって蘇る展示物と、ラリーの奔走を描く。
4481_5785201946Night at the Museum
博物館の展示物が真夜中に動きだす…!!
夢のあるお話の続編は、世界最大の展示数を誇るワシントンD.C.のスミソニアン博物館が舞台となりました。
元(なんですね)警備員のラリーは、石碑を狙うエジプトの王、カームンラー(ハンク・アザリア)の攻撃を受け助けを求めるジェデダイアたち展示物を救うため、急遽スミソニアンに向かいます。
5387_2231768292Night at the Museum
2938_9530681668Night at the Museum
スミソニアン博物館を中心として、航空宇宙博物館、リンカーン記念館などを舞台に、新旧のキャラと新たなる決戦に突入。
今回も歴史上人物がたくさん登場。
ナポレオンやイワン雷帝、アル・カポネに巨大イカ(タコ?)
頭ふりふり多数のアインシュタインにダースベーダまで(笑)
エイミー・アダムスが扮する、初めて大西洋単独横断飛行を成し遂げた女性飛行家アメリアや、
カスター将軍(ビル・ヘイダー)は知りませんでした(苦笑)
3641_12783286480Night at the Museum
ラリーにとっては夜更けに動き出す展示物は承知であるので、前作のように実はこんな裏があったのだ…はなく、
石碑で復活しようとするファラオの陰謀を阻止するべくあれやこれやと奮闘します。

考える人やリンカーンの石像が動き出し、愛のキューピットがラップを歌いだす(何気に顔も今風~笑)
壁に飾られた絵画が動き出すのは今回の特徴?!
美術作品に詳しくないので、タイトル知らないのですが…
モノクロ絵画に入り込み、携帯忘れたり~追っ手を封じ込めるシーン、イカ(タコ?)に海水浴びせるシーンとか面白かったです♪
他、皮肉や多分アドリブだろうなぁ~と笑える場面もあります♪
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7958_5719806457Night at the Museum
お猿のデクスターとは相変わらずの関係のようで(笑)
今回はもう一匹宇宙へ行ったお猿も加えて三つ巴の殴り合い!

ラリーは本当に遣りたい事は何かを気付く事ができ、ラスト、自然史博物館のリニュアルも大成功♪
現実的な子供相手にどこまで持つか解らないけど(笑)
めでたしめでたしで、夏休みのファミリーに楽しめそうな映画でした。

2009年 8/12公開 アメリカ映画
監督 ショーン・レヴィ
2009_08
15
(Sat)18:57

トランスポーター3 アンリミテッド


運び屋フランク・マーティン(ジェイソン・ステイサム)は、
ジョンソン(ロバート・ネッパー)から“赤い代物”を運ぶよう依頼される。
謎の女ヴァレンティーナ(ナターシャ・ルドコワ)とフランクは、車から20メートル離れると爆破する装置の付いたブレスレットをはめられ、ドイツを目指す。
この依頼には、有毒廃棄物を扱う国際廃棄物管理会社の陰謀が隠されていた。

リュック・ベッソンがプロデュースするアクション・シリーズ、「トランスポーター」シリーズの第3弾。
333402view012 Transporter
すみません、最初にお断りします。
また辛口だと思われようと、これだけは言わせてください(笑)

予告から嫌な予感はしましたが、このヒロインは絶対にダメダメでしょう~~!!!
美人でなくても良いですが、ものには限度と言うものが…
(あの、、、そばかす、、、だらけ、、、ドン引きでした)
おまけに下品…
政府要人のはみ出しお嬢さまだとしても、あのキャラはどうかと思います。
しかも首の“安”って、何??(笑)(めぐみか?それとも安っぽいから?)
これまでのシリーズのヒロインは、それなりに品があって美しいから、誘惑(?)と葛藤(?)するフランクも彼女達の感情も納得できたのに…
ドラッグでハイになったりサカリがついたようにフランクを誘惑したり、そんなシーンが意外と多いのでとっても鬱陶しかったです。
このヒロインのお陰で、私は面白さが半減してしまいましたぁ~。
3163_8085996050 Transporter
6796_6887799362 Transporter
2作目がとっても楽しめたので今回も期待したのですが、
あり得ないけど楽しめるアクションの数々を含め、過去2作よりは出来は良くないと感じました。
イマイチ切れがないのか、テンポが悪いような印象でした。
でもフランクがいつもより肉体を披露する、ジャケットアクションが斬新で面白かったです♪
(それにムラッとしたとか、余計なシーンもありましたが!!)

悪役に愛車の仕掛けを排除されちゃって、二転三転する目的地も解りにくい。
2作目の悪役はインパクトありすぎの強烈キャラだったので、今回はちょっと小粒だったかも。
自転車で追っかけるシーンやトレーラーに挟まれるカーアクションより、自宅に突っ込んできた時が一番迫力あってビックリしました(笑)
333402view011 Transporter
ルールを守るフランクが、クールでカッコ良かったのに、今回は尽く破っちゃいましたね~。
フランクとタルコニの掛け合いは、相変わらず面白いです♪

ボロクソ言ってしまった彼女ですが…
口に出す食事のメニューの数々は、美味しそうだわぁ~と思わず想像♪
ここは流石に政府要人の娘、良いもの食べてるんだな~でした(笑)

2009年 8/15公開 フランス映画
監督 オリヴィエ・メガトン
2009_08
13
(Thu)12:30

縞模様のパジャマの少年

4500_11467266405THE BOY IN THE STRIPED PYJAMAS
第二次世界大戦下、8歳のブルーノ(エイサ・バターフィールド)は、ナチス将校の父(デヴィッド・シューリス)の栄転でベルリンから田舎へと引っ越すことになる。
学校へも通えず友達もいない退屈な日々を過ごすブルーノは、森の奥の有刺鉄線に囲まれた“農場”で、縞模様のパジャマを着た少年シュムエル(ジャック・スキャンロン)と出会う。

ナチス将校を父親に持つドイツ人少年と、
強制収容所内のユダヤ人少年との友情と哀しい運命を描いた人間ドラマ。
ジョン・ボイン原作の世界的ベストセラーを映画化。
333122view002縞模様のパジャマの少年
ドイツ人少年と強制収容所のユダヤ人少年の物語ですが、
出演者は「ハリポタ」でもお馴染みのデヴィッド・シューリスが収容所の所長、
その部下、コトラー中尉のルパート・フレンドも、監督もイギリス人で、当然(?)のように全編が英語のイギリス映画です。
史実が背景であれば、いつもならそれが嘘っぽくて違和感を持つのですが、
この映画に関しては、あくまでも争いとは無縁であるべき純粋な子供達が主人公であり、
展開やラストを考えても、重いとか…涙が出るとか…そんな次元の物語ではないように感じたので、逆にドイツ映画としてドイツ語であったなら…と考えると、イギリス作品で良かったのではないかと思いました。


以下、ネタバレ含みます。



333122view009縞模様のパジャマの少年
8歳の子供は一体どこまで現状を把握できるのだろう。
父親は軍人であるが、その仕事の内容は知らされていないし、国や世界がどんな状況かも理解はできていないだろう。
友達と戦争ごっこをする様子からは、子供らしい無邪気さしか感じない。
引越し先の退屈な生活から遊びの対象である友人を求め、「探検家」を夢見るブルーノが周囲の様子が気になるのは当然のこと。
“農場”の人達はずっと縞模様のパジャマで過ごし、煙突からは不思議な臭いがしたり、裏門へは絶対に近づくなと注意される。
家に出入りするパジャマを着たパヴェルは、キッチンでじゃがいもの皮をむいているのに、ここに来る前は医者だったと言う。
333122_006縞模様のパジャマの少年
ある日、こっそり森へと抜け出したブルーノは、やはり縞模様のパジャマを着た少年シュムエルと出会い友達になる。
ブルーノより少し現実を知るシュムエルだけど、彼もやはりまだ子供で、ユダヤ人が置かれている立場がどんなに厳しいか知る由もない。
同じ8歳の二人は、フェンスのこちらとあちらでこうも違うのだと、観るものに突きつけられる。

引越してから怖い軍人達が家に駐在し、
母が父と喧嘩ばかりしていることや祖母が父の出世に否定的であること、
また姉が大切にしていた人形を地下室に片付けてしまったことなど子供ながらに疑問は増えるばかり。
大人の様子に怯え気を使いながらの緊張感と、
ドイツ国民向けに作られた収容所の(偽)ビデオをこっそり見て、安心したように父親に抱きつく純粋さは、真実を知らないのは彼だけではなかったのだと、感じずにはいられませんでした。
333122view004縞模様のパジャマの少年
この映画は事前情報など入れずに観て欲しいと思いますし、この終わりを生理的にダメと言われる方もあると思います。
私も想像したイメージとは違い、かなり驚きましたが、ナチスの非情さを別の視点から感じ、あえて綺麗ごとではない終わりだからこそ価値のある映画だと思いました。

とにかく子役たちの名演に引き込まれました。
ブルーノを演じたエイサ・バターフィールドの澄んだ瞳の美しさは、純真無垢で好奇心旺盛な少年そのもの。
上目遣いに大人の世界を恐る恐る垣間見るような表情も素晴らしかったです。
4歳年上の姉グレーテル(アンバー・ビーティー)が、引っ越してからコトラー中尉に好意を持ち、
家庭教師にも感化され国家に目覚めるように背伸びする描き方も、ブルーノとの精神年齢の差を上手く表していたと思いました。
2039_7015145512THE BOY IN THE STRIPED PYJAMAS
いちばんの注目は、ドイツ人が皆悪いと言う描き方ではなかった事です。
ブルーノの祖母(シーラ・ハンコック)はナチに批判的で、母親(ヴェラ・ファーミガ)も収容所でユダヤ人が大量に殺されていることを初めて知り夫に抗議します。
怪我をしたブルーノに手当てをしたパヴェルに、戸惑いながらも「ありがとう」と言った彼女にホッとしました。
ヴェラ・ファーミガの演技は人間としても母としても共感できるものでした。
彼女があれからどう生きるのだろうと、考えずにはいられません…

イケメンですが冷ややかな言動のナチス軍人であるコトラー中尉は、自分の父親がスイスに逃れたという負い目があるようで(何故に告白したのでしょう?)
大人だろうが子供だろうが容赦せず、威圧的に弱い者に怒りを爆発させるシーンなど、同じ国民であってもそれぞれ違うのだと思わせる対比も解りやすかったです。
キーラの彼氏(別れてないでしょ?)ルパート・フレンドは、「プライドと偏見」「リバティーン」以来、久しぶりに拝見しましたが、冷酷な軍人を上手く演じていたと思います。
2167_9749829829THE BOY IN THE STRIPED PYJAMAS
ドイツの国民性を決め付けてしまわない描き方にも関わらず、
ナチスがユダヤ人に対してどれだけの事をしてきたのかと言う真実と、取り返しのつかない悲劇を招く愚かさはきっちりと見せています。
守られるべき子供達の天真爛漫な純粋さにまで、大人達は何をしてきたのか…
問われる映画だったと思います。

2009年 8/8 イギリス/アメリカ映画
監督 マーク・ハーマン
2009_08
12
(Wed)17:25

ココ・シャネル

70107861COCO CHANEL
1954年のパリ。
15年のブランクから復帰したココ・シャネル(シャーリー・マクレーン)のコレクションは、周囲の厳しい反応で不評に終わる。
ビジネス・パートナー、マルク・ボウシエ(マルコム・マクダウェル)は、現役から身を引くことを勧めるが…

ファッション界の巨人、ガブリエル“ココ”シャネルの人生を描く伝記ドラマ。
ビンテージの宝石やバッグなど、それぞれの時代のシャネルファッションにも注目。
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「過去から脱却できないシャネル」と酷評されてしまったココは、
困難な日々を乗り越えファッション界に注目されるようになった経緯を振り返る。

幼くして母親を亡くし、父親にも捨てられ孤児院で暮らした少女時代。
18歳で住み込みのお針子として働き始め、独自の視点とセンスの良さを持つ行動力のある女性。
エチエンヌ・バルサンという青年将校と出会い恋に落ちたココは、彼の別荘で贅沢な数年を過ごすことになる。
貴族たちの出入りする華麗な社交界で、
パンツをはいて馬に乗ったり、ポロの試合にシンプルな麦わら帽子を被るココの個性は、次第に注目されるようになる。
333635view006ココ・シャネル
結婚する気のないエチエンヌと別れ、帽子デザイナーとして身を立てようとするが、貧しい生活は続くばかり。
エチエンヌの友人、ボーイ・カペル(オリヴァー・シトリュック)の支援を受け、パリで帽子のアトリエを開く。
ココのセンスと奇抜なアイデアは、時に中傷の対象になるが、自分を信じ決して諦めない持ち前の強さが、
メンズ服をヒントにコルセットからの開放や、シンプルで機能性のある動きやすいジャージ素材の洋服へと転換させていく。
ココとボーイはやがて愛し合うようになるが、ボーイは貴族の女性と結婚してしまう。
333635view007ココ・シャネル
上から目線の高飛車で、タバコ片手に指示をするココを、シャネルの大ファンというシャーリー・マクレーンが堂々の演技。
口元のシワなど、彼女はその老いすらも観るものに文句を言わせない威圧的な演技に変えてしまう。
シャネル・スーツの着こなしも完璧。
やはり大女優の演技は存在感、安心感があって落ち着いて観れます。

若い頃を演じたバルボア・ボブローヴァはどこかココと似ている雰囲気があり、紆余曲折な人生を送った女性の半生を上手く演じていたと思います。
でも段々とその顔立ちがジュリエット・ビノシュに見えてきちゃったんですが…(苦笑)
333635_003ココ・シャネル
結局この映画はラブストーリー。
所々でココのひらめきやセンスの良さを見せてはくれますが、ラブストーリー苦手なので、正直、ちょっと退屈でした。
時間も長いので、エチエンヌとのエピソードをもっと省略しても良かったんじゃないかしら。
帽子デザイナーから始まったのは丁寧に描かれていたのですが、
シャネルブランドのロゴマークや、香水“シャネルNO5”などサラリと過ぎちゃったし、シャネル・スーツと同じくらいブランドを背負うバックなど、もっとシャネル・ブランド誕生秘話みたいなのを楽しみたかったです。

生い立ちや実らない恋、社会的な成功までの波乱万丈の人生と、
挫折の連続でも自らの美意識で新しいファッションを確立していったココの人間性が伝わる作品でした。
やはり天才肌な人と言うのは、ドラマチックな人生を歩むんだな~と感じた次第です。

シャネル創業100周年にあたる年とのことで、
9月にはオドレイ・トトゥ主演の「ココ・アヴァン・シャネル」、
2010年にはアナ・ムグラリス主演の「ココ・シャネル&イーゴル・ストラヴィンスキー」の公開も予定されているそうです。

2009年 8/8公開 アメリカ/イタリア/フランス
監督 クリスチャン・デュゲイ
2009_08
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(Tue)09:34

HACHI 約束の犬

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アメリカ郊外のベッドリッジ駅。
大学教授パーカー(リチャード・ギア)は、迷子になった秋田犬の子犬を放っておけずに家へ連れ帰る。
妻ケイト(ジョーン・アレン)は反対するが、やがて家族の一員となった子犬は首輪のタグに刻まれていた漢字からハチと名づけられた。
愛情いっぱいに育てられたハチは、毎朝駅までパーカーを見送り、夕方5時には駅で帰りを待つようになる。

日本人に愛されてきた感動の実話“ハチ公物語”をハリウッドでリメイク。
大学教授と彼に育てられた飼い犬の心温まる愛ときずなを描く。
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とても良い映画でした。
日本人なら誰もが知っている忠犬ハチ公の物語は、アメリカでも人と犬との信頼関係が何ら変わず描かれていました。
無理に泣かせようとしたり、感動させようとする余計な演出がなかったのも好感が持てました。
今年、ワンコに泣かされたのはこれで3度目です。
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冒頭、ハチがアメリカへ送られる映像は、こんなちゃちなゲージで大丈夫?なんて感じましたが、
これも教授と出会うための大事な演出(?)で、ゲージから見るハチのモノクロ目線も良かったです。
秋田犬のトレーニングは大変難しく、特に神経質な仔犬時期は変わりに柴犬が演じたそうですが、もうその愛らしさといったら可愛くてたまらないです。
成犬の秋田犬の演技を見ても、余程スタッフや出演者と信頼関係を築いたのではないかと想像できます。
ただただ、この犬達の多彩な演技にありがとうと言いたいです。
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ヤンキースの試合を見ながら一緒にポップコーンを食べるシーンや、
ボール投げを教えようと、パーカーが四つんばいになってボールを銜えるシーンはとっても頬えましい。
あんな様子を見れば、奥さんも許してしまいますね。
仕事に出かけるパーカーを追いかけようと、土をほじくり潜り抜ける様子もほんと、可愛らしいし、
納屋の隙間から、パーカー恋しいとばかり彼の声に反応し、部屋の明かりを見つめる瞳が切ない。
スカンクのエピソードなど、コミカルなタッチでも描かれています。
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娘アンディ(サラ・ローマー)の結婚、孫の誕生と幸せに暮らすパーカーに可愛がられ、駅への送り迎えの日々を過ごすハチ。
電車の中からハチの姿を確認するパーカーの嬉しそうな表情…
これから先のお話が解っているだけに、涙が出てきました。

視覚の発達が少ない犬にとっての目線がモノクロで描かれたこと、
人間に媚びない「秋田犬」の性質をきちんと描いたことが、
飼い主に忠実だったハチがあくまでも主人公であり、またハチの行動は擬人化されてなく、ひたすら大好きなパーカーの帰りを待ち続ける気持ちが痛いほど伝わってきます。
ボール投げのエピソードはひとつの伏線で、虫の知らせだったのでしょう…
ハチの行動に涙が溢れました。
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ハチの思うがままにさせてあげようと優しく見守る人たちと、10年の経過ですっかり年老いたハチに再会したケイト。
愛犬を亡くしていたケイトは、ハチとの関わりがどこかクールだったけど、この再会シーンは感動でした。
「ボーン」シリーズや「君に読む物語」、最近は「デス・レース」のサド的な悪女だったジョーン・アレンの冷静で冷たい印象のままですが、彼女なりのハチとの距離感を保つのは何だか解ります。
でもあんな目で見つめられたら、ついついおやつを多めにあげたりはしますよね。
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犬好きだと言うリチャード・ギアは、本当に優しくて暖かで、ハチを心から信頼し可愛がっている演技がとても良かったです。
ダンディな大学教授も合っていたし、ハチとのシーンはかなり自然な演技だったと思います♪
愛犬が玄関先まで出迎えてくれるだけでも顔がほころびますものね。
駅でのお出迎えなんて、毎日の帰路が待ち遠しいものだったでしょう。
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好きにして良いと、扉を開けるアンディの手を舐めたハチ、匂いでケイトを確認したハチ…
ラストはモノクロではなかったので、ハチはやっとパーカーに会えたのでしょう。
思い出しても涙が出てきます(グスッ)
ラッセ・ハルストレム監督は、また素敵な映画を残してくれました。

2009年 8/8公開 アメリカ映画
監督 ラッセ・ハルストレム
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(Wed)09:20

ボルト

Bolt_ver2 BOLT
改造されたスーパードッグのボルトは、飼い主のペニーと共に、襲い掛かる悪党たちを次々と退治していた。
スーパーパワーを持ちペニーを守る使命を疑わないボルトだったが、
実は、人気テレビ番組でリアルな演技を引き出すため、全て現実と思い込まされていたのだった。
そんな事は知る由もないボルトは、ある収録で、緑目の悪党に捉えられたペニーを救おうと、ハリウッドのスタジオから遠く離れたニューヨークへと運ばれてしまう。
初めて経験した外の世界で、ノラ猫ミトンズやテレビおたくのハムスターのライノに助けられながら、
ペニーに再会するためハリウッドを目指して長い旅に出る…

迷子になったスター犬のボルトが、アメリカ横断の大冒険を繰り広げるアドベンチャー・アニメ。
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普通バージョンで観ても、緑の草、空の青さ、白い雲、もちろんボルトのなびく毛質や何気ないしぐさ、、、等など…やはりアニメの領域を超えた(さすがピクサー!!)映像でした!
ドラマ撮影のアクションシーンも迫力満点です。
3Dで観られた方には、より一層の臨場感があったでしょうね♪
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自分はスーパードッグで大好きなペニーはさらわれた!!!助けなければ!!!
そう思いながらボルトは初めて現実世界に迷い込んでしまいます。

人間社会を見抜いているノラ猫ミトンズ、ボルトをヒーローと崇拝するハムスターのライノと一緒に旅をする過程で、辛い真実を知ることになるのですが、
それと同時に、犬としての本能も呼び戻し、(って、猫に教えられるのですが~笑)
世間知らずの犬と冷めた猫とTVオタクなハムスターの、ちょっとしたロードムービーは、
とっても微笑ましく、ホロリと泣かさせられました。
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鳩に餌を持ってこさせる姉御なミトンズは、薄汚れた容姿でも過去は想像でき、
どうしてこうなっちゃったのかを知ると、人間としては痛い思いで切なくなる。
あんなボールで飼うものなのか知らないけれど、ハムスター・ライノは可愛らしいキャラでした。
このコが一番純粋で能天気だったけど、だからこそボルトを信じるパワーが強くて説得力がありましたね(笑)
本当はヒーローなんかじゃないと気付いたボルトを勇気付けるシーンとか良かったな~。
ライノがどっぷりテレビの世界にいるって設定のままでの説得が面白かった♪

どんな状況になっても、“ペニーは自分の人間”であることだけは信じ続けるボルトの一途な思いに泣けてきて…(ボルトもハチなのかあ~)
人間と動物の関係がどうあるべきか明確だったと思いました。
動物キャラクターの描写が細かくて、個性に無駄がなく、細部にまでもこだわりがあって解りやすいお話でした。
ペニーとボルトの出会いのシーン…
何だか解るんですよね~そこにいるたくさんのワンコの中から運命みたいなものを感じるのって…!
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吹き替えで観ましたが、ボルトの佐々木蔵之介、ミトンズの江角マキコ、ハムスター・ライノの天野ひろゆき、個性的な俳優さんがキャラに気持ちをしっかりと入魂していったのかな~。
天野さんは最後まで気付かなかったのが幸い(笑)ですが、皆さんとても良かったと思います!
ペニーのマネージャーが、萩原流行に見えたのは私だけ?!(笑)

今回の短編アニメは、東京を舞台にした「メーターの東京レース」

2009年 8/1公開 アメリカ映画
監督 バイロン・ハワード
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(Tue)00:55

そんな彼なら捨てちゃえば?

3445_1205378451HES JUST NOT THAT INTO YOU
運命の相手に出会えないジジ(ジニファー・グッドウィン)、
同居して7年、結婚する気のないニール(ベン・アフレック)と暮らすベス(ジェニファー・アニストン)、
夫ベン(ブラッドレイ・クーパー)と暮らすジャニーン(ジェニファー・コネリー)は、自宅のリフォーム完成間近。

ボルチモアを舞台に、同じ会社に勤める3人の女性を中心とした男女9人の恋模様が交錯していく恋愛群像劇。
2906_5731796604HES JUST NOT THAT INTO YOU
自然な繋がりで群像劇を思わせないような映画でした!
女性は5人登場しますが、年代や状況に応じて似たような経験を感じる(思い出す)のではないでしょうか。
(私は、スカヨハだけが一番遠い存在でした~笑)

物語は「魔女の宅急便」の黒猫のようなお名前のジジを中心に、彼女の不器用な恋愛模様がHOW TOのようになって進んでいきます。
幼少の頃、男の子が女の子をいじめるのは「好きだから」と教えられた事は、勘違いの始まりのようです。
1601_2481395479HES JUST NOT THAT INTO YOU
ジジはコナー(ケヴィン・コノリー)とデートの後、ひとり暴走!
彼の行きつけのバーで、オーナーのアレックス(ジャスティン・ロング)に、「君に興味がないだけだ」とキッパリ言われてしまう。
ジジは必死でKYでちょっとウザイのですが、
前向きでストレート、めげない所は段々と可愛らしく見えてきました(笑)
2590_9010101320HES JUST NOT THAT INTO YOU
結婚という制約に興味を持たないニールに、ついに別れを告げたベス。
長い間同棲してるなら、結婚したって良いじゃない?なんて思うけど、
「結婚」は単なる儀式なのか、けじめなのか、それとも幸せが保障される契約なのか…
既婚者の妹たちを見ていると、必ずしも結婚したいとは思えませんね。
偏屈で無関心な男かと思っていたら、このベン・アフレックがとても良かったです♪
離れたことでお互いを思いやれ、ニールの優しさにウルっとなりました。
333367_01_05_02そんな彼なら捨てちゃえば?
既婚者のジャニーンは嘘が大嫌いな完璧主義者。
ベンとの関係は、よくある夫婦のパターンでマンネリな感じです。
大切な父親を亡くした事から、ベンにタバコを止めさせ、自宅のリフォームに夢中。
神経質で何か不安を抱えてる様子は、
リフォーム業者の完璧な仕事ぶりを褒める場面で、完璧であれば心配をしなくて良いと思っているのかもしれないと感じました。
完璧主義と言うより、もしかしたら極度の心配性なのかなぁ~と。
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ベンはセクシーな女性アンナ(スカーレット・ヨハンソン)と出会い、既婚者としてのモラル(笑)を保とうとするけど、すっかり彼女に魅了されてしまう。
アンナはいかにも男好きするタイプで、自分がモテることを心得ています。
中身がないのに外見だけで勘違いしていて、結局何も残らず痛い思いをする。
いますよね~こんな女性。
このスカちゃんは“肉の塊”って感じでしたよぉ~!!
セクシーだけど、ボテっとしてました(苦笑)
でも男性には魅力的でしょう~一見の価値ありでしょうか♪

アンナの友達メアリー(ドリュー・バリモア)の、メールや出会い系でのデートは、今風で面白いネタに笑えます。
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私は結婚生活○○年なので、どうしてもジャニーン目線が多く、
既婚者は恋人と別れるように簡単にはいかないと、不倫を乗り越えようとしたり、
昔は楽しい人間だったのに私は変わった、と言う彼女の気持ちに何だかとっても共感しました。
自宅のリフォームに懸命なのも、薄々気付いていた二人の関係を修復したいからなのかな~とも。
浮気はあっけなく告白されたのに、タバコに関してはしらを切りとおした夫に怒りが頂点に達し、
鏡をバリーンと叩き付けて、すぐ掃除する…って、これも凄く解るんだわぁ(笑)

そんな「あるある!!」「解る、解る!!」なお話が、程よい笑いとジーンとなるセリフに、
それぞれの女性や男性の立場で色々と語りたくなるような楽しい映画でした。

2009年 8/1公開 アメリカ映画
監督 ケン・クワピス
2009_08
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(Sun)16:36

「デスパレートな妻たち シーズン5」

キャサリンの秘密も解り、5年後で終わった「シーズン4」
いつもながら続きが気になりますが、今回は5年後~の終了だったので、かなり状況が変化していそうですね。


イーディはデイヴと言う男性と結婚してウィステリア通りにカムバック
演じるのはショーン・ビーンの「ヒッチャー」など映画出演も多いニール・マクドノー。
今回は彼が鍵を握る存在のようです。
そして、イーディも…
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5年経過しているので、当然子役も交代
スカボー家の双子もお年頃
相変わらずのお騒がせみたいですね。
トムもやはり相変わらずの様子でリネットはどうでるか…
マット・ディモンを崩したような双子ちゃん(~ヘ~;)ウーン
でも、あの子たちと良く似た双子がいたもんだわぁ~~凄いなぁ
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ブリーはキャサリンと始めたケータリング・サービスが成功し、料理本も出版
アンドリューは母のマネージャーをしているよう。
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かつての美貌がすっかり消えうせてしまったガブリエル
かなりの肥満児娘を抱えて悪戦苦闘(≧∇≦)キャー♪
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オヤジ(笑)達はバンドを組む┐(´-`)┌
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スーザンとマイクの息子、メイナード(MJ)
可愛いぃ~
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なのに、スーザンはジャクソンというペンキ屋さんとお付き合い(不倫?)
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スーザンがメイナードを出産した時…
結婚記念日に出かけた時…
「シーズン5」はそんな過去のエピソードから始まるようです。
ある不幸な出来事から、スーザンとマイクは別居しているようですが、スーザンは相変わらず男なしの生活が出来ない尻軽女なのでしょうかぁ


あちらでは秋に「シーズン6」が放送予定ですし、
公式サイトにはこれまでのシーズンの画像も動画も出ているので、ついつい観てしまうと「シーズン5」も何となく流れが解ってしまいますが、
やはり早く続きが観たいので、どーーか、この秋には放送して欲しいものです
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01
(Sat)00:30

8月公開映画

8月1日

「ボルト」
332848_01_01_02ボルト
スーパードッグとして活躍するタレント犬のボルトが、現実世界で挫折を乗り越えながら飼い主のもとへと帰るまでの珍道中を描く。

「そんな彼なら捨てちゃえば?」
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恋愛における女のカン違いと男のホンネを、女性の視点で迫る群像ロマンティック・コメディ。

ジェニファー・アニストン ジェニファー・コネリー ドリュー・バリモア スカーレット・ヨハンソン ベン・アフレック

「ポー川のひかり」
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過去を捨てポー川のほとりの廃屋に暮らし始めた哲学教授が、質素な生活と素朴な村人との交流を通して再生していく姿を描く。


8月8日

「3時10分、決断のとき」
329925_01_01_023時10分、決断のとき
エルモア・レナードの短編小説を基に製作された1957年の「決断の3時10分」のリメイク。
強盗団ボスと、しがない牧場主の対照的な境遇に生きる2人の男の駆け引きと絆を描く。

ラッセル・クロウ クリスチャン・ベイル

「HACHI 約束の犬」
332771_01_02_02HACHI 約束の犬
大学教授のパーカーと日本からアメリカへ送られてきた秋田犬の強い絆の物語。
長年日本人に愛されてきた“ハチ公物語”がハリウッドでリメイク。

リチャード・ギア

「縞模様のパジャマの少年」
333122_01_01_02縞模様のパジャマの少年
ナチス将校を父に持ち収容所の実情を知らない少年が、偶然出会った同い年のユダヤ人少年とフェンス越しの友情を築いていく。

「ココ・シャネル」
333635_01_02_02COCO CHANEL
ガブリエル・“ココ”・シャネルの人生を綴る伝記映画。

シャーリー・マクレーン


8月12日

「ナイト ミュージアム2」
333196_01_01_02ナイト ミュージアム
夜になると次々と動き出す展示物が繰り広げるファンタジー・コメディの続編。
ワシントンDCにある世界最大の博物館スミソニアンへ舞台を移し、警備員のラリーの奮闘を描く。

ベン・スティラー


8月15日

「トランスポーター3 アンリミテッド」
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プロの運び屋の危険なミッションを描くサスペンス・アクションシリーズの第3弾。

ジェイソン・ステイサム

「キャデラック・レコード ~音楽でアメリカを変えた人々の物語~」
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50年代から60年代に活動し、のちの音楽シーンに多大な影響を与えたシカゴの伝説的ブルース・レーベル“チェス・レコード”の盛衰を描く実録アメリカ音楽史ドラマ。

エイドリアン・ブロディ ジェフリー・ライト ビヨンセ・ノウルズ


8月22日

「96時間」
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タイムリミット96時間の中、娘を誘拐された父親がたった一人で敵からの奪還を試みる。
「トランスポーター」シリーズなどのリュック・ベッソンが製作を務めた本格アクション・スリラー。

リーアム・ニーソン


暑中お見舞い申し上げます

と言いたのですが、
私の所ではまだ梅雨明けしない状態で、毎日毎日曇り空から雨になる…(´Д`|||) ドヨーン
加えて、エアコンと外気の温度差で、鼻炎に苦しまされている日々でもあります・゚・(ノД`;)・゚・
くしゃみ鼻水で鼻の下がタダレてます(爆)
厳しい暑さが続くのも辛いですが、この鬱陶しい雨模様は身体も心もすっきりとしませんね(;^_^A
皆様もお体ご自愛ください!

さて、今月もたくさんあります♪
もう全部観たいのばかりです。

「HACHI 約束の犬」
「ギルバート・グレイプ」「ショコラ」のラッセ・ハルストレム監督。
大好きな監督と大好きなギア様と大好きなワンコ、しかもあのハチです!!
もう予告から泣きのツボを押えられています。
とっても楽しみです

「縞模様のパジャマの少年」
「ココ・シャネル」
友達とハシゴで鑑賞予定です(笑)

夏休みもあと一ヶ月
暑い~暑いと勝手なことを言うだろうけど、本格的な夏の到来と素敵な映画を期待します