それでも恋するバルセロナ
2009, 06. 30 (Tue) 23:10

クリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)とヴィッキー(レベッカ・ホール)は、ひと夏のバカンスを楽しむためバルセロナにやって来た。
深夜のレストランで画家のフアン・アントニオ(ハビエル・バルデム)からオビエド観光を誘われ、
自由奔放に愛を求めるクリスティーナはノリ気だが、婚約中で堅実なヴィッキーは危険な誘いだと断る。
結局クリスティーナをほうっておけず、ヴィッキーは仕方なく同行したことから…
ウディ・アレン監督がバルセロナを舞台に描いたロマンティック・コメディ。
バカンスでスペインを訪れた対照的な2人のアメリカ人女性、地元の画家とその元妻が織り成す複雑な恋模様が情熱的かつコミカルに綴られる。

きっとアレンを知る方には、細かい言葉遊びや皮肉めいたジョークなど楽しめるのでしょうか。
アレンは苦手なのですが、ここ数年「メリンダとメリンダ」からなんとなく観て、面白かったのは「マッチポイント」だけです(苦笑)
「ラテン世界に迷いこんだアメリカ人」ってコンセプトみたいですが、
最初のナレーションでヴィッキーはカタロニアの文化(?)についての論文を仕上げるとか、
クリスティーナは脚本、監督、出演に6ヶ月を費やした10分程度のショートフィルムを製作したとか、
ハイソでインテリでクリエイティブな女性たちなのかと思いきや、魅惑の街バルセロナでの滞在が、皮肉で後悔の出来事になった普通のアメリカ人女性って笑いなんでしょうか。
全然笑えませんでしたが…

WOWOWでアレン作品「誘惑のアフロディーテ」って映画を観た事ありますが、
時折挿入される舞台仕立てとナレーション多くて、オチだけはなるほど~と思ったけど、訳わからない映画でした。
今回の「バルセロナ」も、とにかくナレーションに頼り過ぎでしょう~かなり、ウザったいです。
繊細な気持ちとか演技で見せないので、アメリカ女性はただの軽率で尻軽女みたい?!(それが狙いでも)
ヴィッキーの婚約者のダグが「自分をスペシャルだと思い込み、世間の価値観をバカにして一生幸せを手にできないタイプ」とクリスティーナを分析する通り、彼女の薄っぺらさは共感できないし、
正論を堂々とぶちかますヴィッキーこそ、ハンサムでなかろうが女を喜ばせる術を心得てる男を、
一度「あら、案外良い人じゃない?」と思った時からあれよあれよと落ちて行ってしまう典型的なタイプ。
父親や美味しいワインやギター演奏(作戦通り~笑)に、あっけなくやられちゃう。
彼女の場合は、マリッジブルーもあったんだろうけど、間違いだったと思いながらもなかなかけじめがつけれない一番やっかいな女。
彼女の微妙な気持ちは解るけど、同情もできないわ。

フアンは確かにハンサムではないけど、(でもヴィッキーの彼氏よりハンサムじゃないかな~笑)女を心地よくさせる術があって、女の支えなしでは生きていけない男性。
でも無理に取り入ったり、工作したりゴマかさないから、女性の敵とまでは思わなかったけど。
アメリカ女に対して、フアンの元妻のマリア・エレナ(ペネロペ・クルス)は、激情型な感情をおもむくままを撒き散らす。
彼女には芸術的才能も多々あって、全てにおいて全身全霊って感じ。
このラテンな情熱が唯一この映画で良かったところ。
クリスティーナが加わることでフアンとマリアの3人が影響を与え合い、芸術的にも性的にも心が満たされていく関係に。
クリスティーナはこの三角関係を突如解消すると言った時、フアンは「平和で幸せな日々が終わる」ってガックリするけど、こんな生活が平和で幸せって、次元が違いすぎる話で笑えもしない。
結局、彼はマリアだけを愛していたんだよね。

ペネロペがアカデミーとかでなければスルーだったけど、
キレキャラの彼女は好きだし、演技は激しくもありしなやかでもありセクシーで存在感はあるんだけど、
オスカーとか言ったら過去の「ボルベール」や「エレジー」の方が断然良かったと思うのは私だけでしょうか…
今回は「レスラー」のマリサ・トメイの方が良かったと感じました。
他、バルセロナのヴィッキーの親戚夫婦ジュディ・ナッシュにパトリシア・クラークソン 。
彼女は「ラースと、その彼女」「エレジー」でも印象的な女性を演じています。
雰囲気のある女優さんですね♪
つまらないとは言わないまでも、面白くはなかったです。
ヴィッキーの婚約者もパソコンあればどこでも仕事できるとかって、バルセロナへやって来て取り合えず結婚って流れも現実離れしていて違和感あるし。
って、私はアレンのラブコメは(高尚なのでしょうか~)さっぱり理解できないので共感できないのです。
「欲しくないものは明確。でも本当に欲しいものは分からない。」
これは良く解ります!!
おそらく、この映画で美味しい思いをしたのは、ハビエル&監督でしょう~と素直な思い。
2009年 6/27公開 スペイン/アメリカ映画
監督 ウディ・アレン
人生に乾杯!
2009, 06. 29 (Mon) 13:02

運命的な出会いで結婚したエミル(エミル・ケレシュ)とヘディ(テリ・フェルディ)は、
いまや81歳と70歳の老人。
年金だけでは暮らしていけず、2人の出会いのきっかけだったダイヤのイヤリングも借金のカタに取られてしまった。
夫のエミルは意を決し、郵便局を強盗する。
幸せをつかむため強盗となった老人とその妻の逃避行を、社会問題を浮き彫りにしながら描いていくハートウォーミング・ストーリー。

50年代に共産党員の運転手だったエミルと、(多分)名門令嬢だったヘディ。
身分の差を乗り越え一緒になった二人は、
1980年代末、共産党独裁の限界でハンガリー共和国として民主化が進められた政治制度の大転換などの影響から、貧しい年金暮らしさえもいまや破綻寸前。
ついに思い出の品を借金のかたに差し出してしまったヘディのためにも、20年ぶりに持病のギックリ腰を押して、ソ連のGAZで生産された愛車のリムジン、チャイカに乗り、拳銃は見せるものの、あくまでも紳士的に語りながら強盗を重ねていく。
ニュースで流れる監視カメラの映像でエミルを確認したへディは、警察に協力するつもりがエミルと再会すると警察の尾行を振り切って二人で逃避行。
この時、砂利の坂をどんどん登っていくチャイカの馬力といったら凄いのなんの!!

生活に困った老人夫婦の強盗と逃避を、ロードムービー仕立てでユーモラスに、時にシニカルに描き、
ハンガリー社会の高齢者の現状を浮き彫りにしていきます。
高齢化社会の問題は我々の国も同じこと。
二人の強盗が取りざたされると、共感を覚える高齢者や模倣犯までもが出てしまい、被害にあった人たちまでもが好意的な感情になってしまう。
一方で、「高齢者が皆悪い人に見えてしまう」「怖くて子供を外出させれない」という市民の声も上がり、強盗は立派な犯罪である以上、共感はできないけれど…でも、、、と何とも複雑な気持ちにさせられた。

当の二人は次第に生き生きとしていきます。
それまでの普遍的な暮らしが、二人で強盗という共同作業をしたことで、スリルを感じたり、忘れていたときめきを思い出したんでしょう。
ヘディがチャイカの窓から顔を出し風を感じながら走る場面は、娘のような表情でした。
ショッピングをしてスウィートに泊まり、着飾って食事する。
この時の彼女はとっても綺麗で、育ちの良さはやはり隠せない感じでした。
エミルがスパのマッサージに行ったのをやきもち焼く姿とか可愛かった(笑)
80歳の高齢者が、警察の追っ手をまんまと交わすのも小気味良いし、強盗の仕方?が笑える!

インシュリンが必要なヘディ、
彼らを追う破局寸前の警察官カップル、
車マニアの交通課の警官、
エミル夫婦の隣の住人、
キューバからの移住者ホアン、
そしてエミル夫妻の一人息子などなど、たくさんのことを絡ませて、どんなに歳を取っても人生は変えられるのだ…と、長年連れ添ってきた夫婦の愛がそこにはありました。
エミルが運転手時代に支給されたリムジン・チャイカが、この物語の重要なアイテムです。

好き好んで強盗をしたわけではないにせよ、高齢者に強盗させてしまう社会保障も悪い(苦笑)
でもやはり犯罪は犯罪。
ラストのどんでん返しは好みが分かれそうだけど、女性警官の目で予測再生されるシーンは、
最後に見たかったというヘディの願いが叶えられていれば良いなぁ~と思いました。
なかなか元気があって強かで、して遣ったりなご老人夫婦でした(笑)
でも現実的なこと、一つ言わせてもらえれば…
いくつになってもやっぱりお金は必要だということ。
愛情とお金のバランス…
これが大切なんですね(苦笑)
2009 6/20公開 ハンガリー映画
監督 ガーボル・ロホニ
80年代
2009, 06. 27 (Sat) 12:07
70年代後半から80年代は、ドップリと洋楽に浸かっていたので、
「オフ・ザ・ウォール」のLP(笑)は、擦り減るくらい聞き続けたし、
「スリラー」のプロモを初めて見た時は感動すらしてしました。
昨日、何かの番組で小林克也氏が、「聴く音楽から見せる音楽へ移行した初めてのアーティスト。音楽を立体化した」と話していましたが、
まさにその通り、彼の音楽パフォーマンスは、老若男女問わず誰の目にも触れるものとなったのではないでしょうか。
残念なことに後半は奇行が目立ちましたが、彼の功績は偉大なものだと誰もが称えていると思います。
3D眼鏡で見るディズニーランドのアトラクション 「Captain EO」は、当時まだ幼児だった息子の大のお気に入り。
何度も何度も家族揃って楽しませてもらいました。
PVではナオミ・キャンベルや、
「Remember The Time」でエジプトの王としてエディ・マーフィーが参加したり、いつも話題でした。
「ドリームガールズ」ではモータウンと契約したのかな(?)ジャクソン5らしきグループも映されてましたね。
そしてもう一人の訃報…
ファラ・フォーセット

私が一番活躍を知る頃は、ファラ・フォーセット=メジャースでしたが、男性の間では彼女のセクシーな水着姿、
女性の間ではファッションセンスが注目でした。
今、「デスパ」に嵌っているのと同じように、「チャーリーズ・エンジェル」に嵌り、特に彼女の髪型はとっても話題でした~サーファーカットの原型だったのかも。
JJでもファラカットって特集してた記憶が…(古っ)
アカプルコを舞台にしたちょっとコメディタッチなサスペンス映画「サンバーン」は観に行きました。
チャーミングな笑顔が素敵でした。
先日観た「レスラー」でミッキー・ロークとマリサ・トメイが「80年代の音楽最高!!」と叫ぶ場面がありましたが、
80年代、ファラの髪型の真似をして「Don't Stop 'Til You Get Enough」の流れるディスコで踊るo(^▽^)oキャハハハ
まさに自分に取って黄金期でありました(笑)
楽しかった思い出しか浮かんでこない70年代後半から80年代、時代の流れが寂しく感じます。
お二人のご冥福をお祈りします(合掌)
デスパレートな妻たち シーズン4
2009, 06. 26 (Fri) 19:29

かつてオーソンがマイクをひき逃げしたことは、まだ誰も知らないことだった。
リハビリ施設にいるマイクから呼び出されたオーソンは、ひき逃げがバレたと思い、恐る恐る訪ねると、
医師免許を失うリスクを考えず、処方箋を書かせて申し訳なかったとマイクに謝罪される。
逆に良心を痛めることになったオーソンは、夜更けに夢遊病のような言動を繰り返し、スーザンを驚かす。

トムのピザ店に突然リックがやってきた。
すぐ近くで、自分の店をオープンするという。
プラトニックであろうとリネットとリックが許せないトムは、再び険悪な気持ちになってしまう。
数日後、工事中のリックの店にレンガが投げこまれ、不審人物を見なかったかと警官が訪ねて来た。
その夜は遅く帰宅したトムなのに、自宅にいたと証言する。
咄嗟にリネットも話を合わせたが、問い詰めるとレンガを投げ込んだことを認めた。

ブリーが毎年仕切っているチャリティーパーティーを、キャサリンが手伝わせて欲しいと申し出た。
竜巻以来、キャサリンを身近に感じていたブリーは、皆の不安をよそに快諾する。
早速2人で計画を練り始めるが、キャサリンは上から目線で強引に自分の意見を通そうとする。

カルロスを愛しているから一生添い遂げると誓ったガブリエルだが、想像以上に大変な生活と金銭的にもストレスがたまっていた。
ディスカウントスーパーへ出かけるが、ハンディキャップの駐車スペースがあるのに気付き、リネットに言われカルロスのハンディカードをもらう事を思い付く。
一人で車を止めていた所を車椅子の男性に注意されトラブルになったガブリエルは、カルロスを助手席に乗せて、あちこち連れ回す。


チャリティー当日、予定以外の事をどんどん進めるキャサリンに爆発寸前のブリー。
恒例の授賞式の司会までキャサリンに取られたブリーは、デザートの味見をすると言うキャサリンに、傷んでいるかもしれないディップを差し出した。
体調不良でも司会を務めるキャサリンにブツブツ言うブリー。
ガブリエル、リネットもブリーの役目なのに何故と不思議がる時、壇上のキャサリンは、地域貢献者としてブリーの名前を呼び上げた。
アンドリューからの電話でリックの店が火事で燃えたと知らせを受けたリネットは、トムが会場に戻ってくるのを目にする。

パーティー終了後、上手くいっていると思っていたのに、どうして邪魔扱いにするのかハッキリ教えろとキャサリンに詰め寄られたブリーは、それぞれ役割分担があって、自分とキャサリンはキャラが被っていてどうしてよいか解らないと答える。
キャサリンは、自分達は完璧な一方で、奈落の底を経験した似たもの同士だと告げる。
ジュリーがパーティーから帰宅すると、夢遊病の状態でオーソンが階段に座っていた。
「マイク、ひき逃げしてすまない…」とオーソンはジュリーに呟いた。
悩んでばかりいたディランは、パーティを機に生活を楽しもうと決意。
翌朝、新聞に載った親子の写真を手にする男が――
オーソン…ヾ(∇'〃)キャハハハo(__)ノ彡_☆バンバン!!
バカウケ


スッポンポンでキッチンの椅子に座り込み、何も知らずにチョコレートケーキを持ったスーザンが振り向いたカメラ位置が最高o(^▽^)oキャハハハ
何も覚えていないオーソンに詰め寄るスーザンを、マイクがいないから寂しい妄想だ~と言いながら、変な腰振りダンスも爆笑

このシーズンでのオーソンは、オチャメと言うか~面白いぃ

スーザンとのやりとり面白かったぁ~

オーソン、結構良い身体してる(爆)
トムの店を潰すがごとく、近所でオープンするという元一流レストランの料理人リックもリックだけど、
マクラスキーさんにいつも子供だと言われてるトムもトム。
リックと何もなかったと事実を告げても、それに対してまんざらではなかったリネットが許せないとか、見方が変わったとか、なんて器の小さい男なんだ

大体、結婚前で自分は知らなかったとは言え、突然現れた隠し子を、我が子として家族に招きいれてくれただけでももうリネットに感謝でしょう

彼女はトムへの愛と家族の生活を、いつも寛容な気持ちで受け入れる人なのに、
男に好かれてまんざらでもないのが許せないなんて、リネットに限らず世の主婦にそんなチャンスがあったら、誰でもリネットと同じだよ(爆)
しかもイラッとしてレンガ投げ込んだとか、お子チャマ

まさか放火まで、、、いくらなんでもしないよね

ガブリエルは行動が大胆で、その殆どがいつも笑って見ていられるんだけど、
さすがに今回は、不快感がありましたぁ~

ハンディキャップスペースに目をつけたのは彼女らしいけど、やりすぎだし言いすぎ

しかもそれはカルロスの為じゃなくて全部自分の為…
歯磨き粉がど~だらこ~たらと半ベソで色々言っていたけど、今回の言い分は通用しないと思う。
気持ちは解らなくないけど、それを言いたいのならまず自分が変わるべきじゃないのかな…
ディスカウントストアーでのお買い物をする時、ヒールを脱いでいつものジョギングスタイルで駐車場から走れば良い

パーティーに出かける前の二人は素敵な会話でしたが、ネイルサロンにファッションと、どんな状況になっても自分のスタイルを固持するのも凄い

キャサリン



うーん、ブリーには気の毒だけど(笑)キャサリンの方が一枚上手ですね

「あなたといて楽しかったのに、私が何か怒りを買うようなことしたか?」って…

挑戦的でズケズケとして嫌味なことまでしてるのに、良く言うよ

本当に友達になる気なんてあるの

ブリーの方が、まだ普通の人に近いんじゃない(爆)
でも腐りかけたディップを食べて、トイレで吐いたり、完璧なくせに乱れた髪のままだったり、
意地悪なだけでなくコミカルな演技も上手な女優さんだわ

来週は、この母娘になにやら怪しげな男が近づいてきます

「Public Enemies」 シカゴプレミア
2009, 06. 25 (Thu) 00:00

7月1日全米公開される「パブリック・エネミーズ」のプレミアが、6月18日シカゴで行われました!
シカゴが舞台の映画ですから、まずここからですね♪
約600人のファンが集まったそうです。
ジョニーの人気は凄まじい(≧∇≦)キャー♪
どこでも必ずサインに答えてくれます


クリスチャン・ベイルと再会を喜ぶ


両手に華?

マリオン・コティヤール、優しく爽やかな印象のドレス

ベビーピンクかなぁ~良く似合ってますね


6月23日には、LAプレミアが開催されました!


今回のジョニーは、スッキリと細身のスーツ姿で、どちらも上品なイメージでした

LAでの青いシャツが涼しげです(*^-゚)vィェィ♪
眼鏡と前髪にご意見がある方もいらっしゃいますがo(^▽^)oキャハハハ
全体的にはいつものジョニーと違って、私はかなり好きなスタイルでした

映画早く観たいですねぇ~
日本では12月とか1月とかまで待たされるようで…
ジャパン・プレミアあるのでしょうかぁ~((o(^∇^)o))わくわく
また忙しい年末年始にノコノコと上京したら、誰が遊んでくれますか(爆)
ついでに(ついでかいっ

「Alice In Wonderland」 (2010年3月公開予定)
キャラクターの画像が公開

ジョニー、こんなになっちゃいました(苦笑)

マッドハッターです


赤の女王、ヘレナ・ボナム・カーター

白の女王、アン・ハサウェイ

他にもアラン・リックマンやクリストファー・リーも出演するそうですが、
ティムの映画はいつも同じ役者が多くて…
その、なんと言うか、どうこう言うつもりもないけど、以下、省略――

コンセプトはこんな感じだそうです。

さらについで…

こちら
「ダークナイト」の続編についても発言したそうです

トランスフォーマー/リベンジ
2009, 06. 24 (Wed) 00:00

オートボットVSディセプティコンの激闘から2年。
サム(シャイア・ラブーフ)は、親元を離れキャンパス・ライフを始めることになった。
敗北したディセプティコンは、新たな仲間を率い、より凶悪になって新たな侵略計画を狙っていた。
SFアクション大作「トランスフォーマー」の続編。
前作をはるかに上回る壮大なスケールが見どころ。

“世界最速先行上映”で観てきました。
…ここに証します。なんて、認定書がもらえるんだぁ~(笑)
前作の2倍にあたる製作費が投じられただけあって、映像と迫力は満点です!
IMAX版はさぞかし凄いことだったでしょう~♪
シンプルな設定と(エロネタ)コミカルな会話、ウザイママも前作同様♪(笑)
でも申し訳ないけど、それだけですね~ストーリーを楽しむ映画ではないとは解っていますが、
展開は前作の方がまだ纏まっていたと思います。
森での出来事もサムの蘇○も、先が見えていて、驚きもハラハラもしなかったです。

元々このような映画は苦手なので、前作はDVDで鑑賞しましたが、
オプティマスは強くて渋いし、バンブルビーの稚拙さが可愛いし、どうせ観るならスクリーンの方がもっと楽しいだろう~と思いましたが、トランスフォーマーの動きや変形、バトルが早過ぎて付いていけませんでした!
この映画の最大の魅力は、ロボットたちの動きで、
特に変形は、一つ一つのパーツ(?)がトランスフォームしていく様が、
あ~なって、こうなって、こっちがこうなって~ほおぉぉぉーーー♪って、なりたいのに、
もう少しライブマンやファイブマンみたいにゆっくり見せて欲しかったわ…(古くてすみません)
ロボット何体出てきたんだぁ(60体?!)何がなんだか~どうなっちゃってるのかぁ~敵か味方か後半から段々とこんがらがってしまいました。
しかも2時間30分近く、無駄に長すぎ(汗)
サクサクと進んで欲しかった…正直疲れました。
歳のせいにしておきます!

最初、キューブの欠片から出た火?キッチンで次々にトランスフォームした小型ロボットは「グレムリン」のギズモみたい(笑)
ディセプティコンの女型ロボット(スピーシーズのパロディ?)が、ジョニー妻に見えたわたし…(汗)
張り合うツインズのオートボット、
ミカエル(ミーガン・フォックス)に操られるお調子物のディセプティコンなど、新しいキャラは笑わせてくれました。

今回大活躍したのは、前作で職を失ったセクター7のシモンズ(ジョン・タトゥーロ)。
(大したことない)陰謀や謎解きをして、美味しいトコ持ってっちゃった感じ。
お友達と同意見でしたが、彼はドンドン若返ってる?!
「耳に残るは君の歌声」「シークレット・ウィンドウ」はもっとおじさんっぽかったぞ。
突然登場したディープ・ロイ。
隣のおばさま「あっ、ウォンカ!」と叫んで、言いたいことは解かるけど、ウンパさんです♪
こんなワンシーン、チラッとジョニーを思い出したり…

米軍は上海とかエジプトに特殊部隊を送って、街や歴史遺産などをガンガン破壊しちゃう!!
ハイテク軍用機とか多々出てきて、国境もなにもあったもんじゃないよぉ~マイケル・ベイらしい作品でした(爆)
シャイア・ラブーフって、どうなんでしょうかぁ?
キューブの情報で目がパチパチって芝居、
あれはマジなのかわざとコミカルにしてるのか、どちらにしてもイマイチ下手くそ。
どの映画も同じ感じ~やっぱり顔もダメ!(ファンの方、すみません…)
2009年 6/20公開 アメリカ映画
監督 マイケル・ベイ
愛を読むひと
2009, 06. 23 (Tue) 00:00

1958年ドイツ。
15歳のマイケル(デヴィッド・クロス)は、21歳年上のハンナ(ケイト・ウィンスレット)に心奪われ、彼女の肉体の虜となっていく。
ハンナはマイケルに本を朗読するよう頼み、次第にそれがふたりの日課となっていった。
ところが突然、ハンナはマイケルの前から姿を消してしまう。
8年後、法学専攻の大学生になったマイケルが傍聴したナチス戦犯を裁く法廷で、被告席に座るハンナを目にする。
裁判を見守っていたマイケルは、ハンナが隠し通そうとするある秘密に気付くが…
ベルンハルト・シュリンクのベストセラー「朗読者」を原案に、スティーヴン・ダルドリーが映像化。
本の朗読を通じて愛を確かめ合う男女のラブストーリー。

年上女性との情事で、若き青年が性に目覚めてサカリが付いたかのような前半。
最近のケイト・ウィンスレットは「リトル・チルドレン」での大股開きや「レボリューショナリー・ロード」のカーセックスなど、かなり露出度が高く目を避けたくもなるのですが(苦笑)
顔が汚れたくらいで風呂へ入れと服を脱がせ、裸になった若い坊やを何気に覗く視線が上手い(爆)
「チャタレー夫人の恋人」が卑猥だわ!って、あなたも十分卑猥ですよ(笑)
「めぐりあう時間たち」でニコール・キッドマンにオスカーをもたらせたスティーブン・ダルドリー監督は、今作でもまたケイト・ウィンスレットにオスカーを導いた。
ハンナ役はケイトのスケジュールの問題からニコールへ、ニコールの妊娠で再びケイトへと戻ってきたらしい。
この物語も「めぐりあう時間たち」のように、時間軸を交差させ、大人になったマイケルを演じるレイフ・ファインズの沈鬱な表情と語り口が、そんな年上女性と若い青年の恋が悲劇で終わったのであろうと予測させます。

60年代になり、ロール教授(ブルーノ・ガンツ)のゼミでナチ戦犯の裁判を傍聴したマイケルは、
被告人の中にハンナの名前を耳にします。
ここから戦争犯罪や個人の尊厳というテーマに変わっていきます。
ハンナにはナチスの看守だった過去があったのですが、ナチがどれだけ残虐な行為を行って来たのかを語るより、独裁政権の後遺症を抱えていかなければならないドイツ人の問題が浮き彫りになります。
ハンナが裁判長に「あなたならどうしましたか?」という問いかけは、戦犯という背景に、ある意味国民全てが被害者であるかのように感じてしまいます。
あるハンディを持つハンナは、この裁判で不利な状況になります。
マイケルに朗読させていた事、サイクリング先でのメニュー、昇進を望まず姿を消した事、また、どうしてナチの看守職に就いたのか、全てに説明が付く事でした。
しかしハンナは罪を被ってもそのハンディを隠し通そうとします。
それに気づいたマイケルは、葛藤し決断したことから彼にも苦悩の日々が続きます。

その後、結婚と離婚を経験したマイケルは、
ハンナに読み聞かせた数々の名作を手にした時、再び朗読者になることを選びます。
秘密を公にすることより、ハンナのプライドを守り続けてきた証でもあったのでしょうか。
朗読を録音したテープを何本も送り、ハンナがチェーホフの「小犬を連れた貴婦人」の朗読テープから“the”に○を付けスペルを確かめ、拙い文字でマイケルに手紙を送る姿は感動的でした。

しかしマイケルは返事を書くこともなく、距離を置いて見守るだけ。
どこか冷めていて淡々とし、曖昧で中途半端なマイケルの内面からは、何を考えているのか不思議にも感じますが、
学生の時、強制収容所を見学してみると「人が社会で生きるには道徳ではなく法なのだ」と言う教授の言葉通り、
ハンナの過ちを断罪はできないし、かといって、彼女を説得するにはまだまだ未熟なマイケルには背負うものの重さを感じたのでしょう。
今では法に携わる身分である以上、彼なりの壁は崩せないままなのだと思いました。
また彼女の尊厳を重視した自分の決断にも果たしてそれで良かったのか、自問自答の日々だったと思います。
文字を覚えていったハンナの頑張りをどう感じていたのかは解りませんが、世間に戻っても自立できると踏まえていたのでしょうか。
忘れられない愛の記憶と、許容することができないマイケルの葛藤が感じられました。
マイケルは娘に語り始めることで、自らハンナを解放したのでしょう。
後半は、二人の年齢差が重要であったと痛感しました。
ハンナが下した最後の決断にも様々な問いがあり、観たものに委ねられていますが、
ハンナの戦犯のきっかけになったホロコースト生存者の作家メイザー(レナ・オリン)にハンナが文盲であったことを告げても、冤罪など関係ないと動じない態度は、ユダヤ人を虐殺してきた事は、何ごとにも変えれない重い罪なのだと静かに訴えられていたと感じます。

30代から60代後半までを演じたケイト・ウィンスレットは、アカデミー賞主演女優賞オスカーに値する演技だったと思いますが、
彼女はこれぐらいの演技力があるのは知れていることで、「レボリューショナリー・ロード」同様、女優魂を見せ付けたって感じでした。
ニコールだったら、間違いなく裸体はしなやかで女性らしく~それはもう透けチチもさぞかし美しいと想像しますが(笑)
このハンナと言う女性はケイトのようにドッシリとしてどこかダサい(苦笑)香りがする方が嵌っていると思いました。
多分、貧困からまともな教育がされず、几帳面で知識に飢えた繊細な人だったのでしょう(自己中ですが~)
大人になったマイケルを演じたレイフ・ファインズのやるせなさは外見に合っていましたし、朗読を録音するシーンは彼なりの愛が切々と語られているように感じました。
若きマイクの新星デヴィッド・クロス。
主な出演者で彼だけがドイツ人との事ですが、大女優相手に体当たりのベットシーンでした。
純粋な少年から苦悩する若者を上手く演じていたと思いました。
(私は、途中までナルニアのピーターかと思ってましたぁ~汗)

ドイツが舞台なのに英語…って、この点を取り上げてしまうと映画にならないかもしれませんので、もう気にしないほうが良いですね。
それよりケイトもレイフもイギリス人以外、何者にも見えないので不安でしたが、
ナチスドイツの背景より物語の本質は別なので、すんなりと入っていけました。
まるで小説を読んでいるかのように流れていくストーリーと映像に、愛と罪と尊厳と…
愛とか恋と呼ぶには疑問も残るのだけれど、お互い影響を与え合い傷つき、それでも自分の信念を貫いた二人の男女の物語は、またまた考えさせられる映画となりました。
2009年 6/19公開 アメリカ/ドイツ映画
監督 スティーヴン・ダルドリー
レスラー
2009, 06. 22 (Mon) 00:00

かつて人気を極めたものの、今では落ち目のレスラーになったランディ(ミッキー・ローク)は、スーパーでアルバイトをしながらなんとかプロレスを続けていた。
ある日、ステロイドの副作用のために心臓発作を起こし、レスラー生命を絶たれてしまう。
一人娘のステファニー(エヴァン・レイチェル・ウッド)とは疎遠であり、関係を修復しようと努力するが上手くいかず、
好意をもっているストリッパーのキャシディ(マリサ・トメイ)にも振られてしまう。
自らの生き様を貫き通す中年プロレスラーの光と影を描く人間ドラマ。
第65回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞。
ミッキー・ロークはGG賞最優秀主演男優賞を獲得。
アカデミー賞主演男優賞にもノミネート。

80年代、マジソン・スクエア・ガーデンを満員にしたレスラー“ザ・ラム”の栄華が、次々と映し出されるオープニング。
そのタイトルバックは一転、場末の体育館の控え室でうな垂れるように座る背中に、栄光の時代は既に過去になってしまった彼の人生が垣間見れる。
わびしいギャラを受け取り、綻びたダウンジャケットを着て帰宅すると、家賃滞納でトレイラーハウスの鍵は変えられていた。
バイト先のスーパーでシフトを増やしてもらい、補聴器や老眼鏡を付け体力の衰えがあっても、日焼けした肉体や金色の長髪にこだわり週末はリングに上がる。

レスラー仲間たちは、常にランディを尊敬し、ランディも優しく後輩レスラーを励ます。
観客はランディを暖かく迎え、しがない場末での試合だが、リングはランディの生きる場所でありかけがえのない時間。
それに対して場外での暮らしは、バイト先の店長にいびられ、無礼な客と接し、お金も友人もいない。
心臓手術の後、レスラー生命は危険だと宣告されて、唯一の居場所を失うことになってしまった。
同じく盛りを過ぎたストリッパーのキャシディに、一人娘と和解するよう薦められるが、
慣れない現実に努力して選ぼうとした第2の人生は、些細なことから崩れていった。

監督のダーレン・アロノフスキーが「主演はミッキー・ローク」に拘っただけあって(スタジオ側はニコラス・ケイジを押したらしい)ミッキー・ロークの熱演が本当に素晴らしかった。
不器用で繊細、年老いてボロボロになりながらも、リングで戦うことが自分の人生であることを貫いた男…
どんなに落ちぶれて無様になっても、深い孤独に襲われても、誇りだけは失わない。
中年レスラー・ランディの生きることへの尊厳に心が揺さぶられました。
そんな男の生き様は、紛れもなくミッキー・ローク自身であり、彼のファンには特に感慨深いのではないでしょうか。
逸話(?)が多いミッキー・ローク、私は昔からあまり好きなタイプではなかったですが、
「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」「シン・シティ」など、ちょくちょく顔は目にしたものの、このランディ役は彼以外には有り得ないでしょう。
栄光の光と影、挫折の物語ではあるけれど、サインに快く応じたり近所の子供達と遊んだりするランディの素顔がユーモア溢れて描かれるので、格闘技とギャップがあるような人柄には好感が持てます。
特に娘へのプレゼントを選ぶシーンや、スーパーの肉売り場のシーンは笑えました。
アカデミー賞のレッドカーペットで、最近愛犬を亡くして落ち込んでいる~と話していたミッキー・ロークとダブりました~いつの間にかランディのファンになってしまったようです(笑)
すべてを覚悟してリングに戻ったランディに、彼の選択を理解しその生き様を称えることができました(涙)
興行としてのプロレスの裏事情など「へぇーーー!」と興味深かいパフォーマンスが勉強になりました(笑)
リングでは敵同士のレスラーが、お互いを労わり合う姿も素敵な光景ですし、なにより観客の熱い歓声と興奮は、現役に拘る大きな理由なのでしょう。


自分勝手な父親を恨んでいる娘のステファニーは、一度は考え直そうとするけれど、やはり拒絶する結果となってしまいます。
僅かな登場ですがレイチェル・ウッドが自堕落な父親を持つ娘の感情の起伏を上手く演じていました。
彼女は可愛いし上手ですね~「ダイアナの選択」に続き好感触でした。
プロのストリッパーに指導を受けたマリサ・トメイのストリッパーぶりは、お見事でした!
44歳とは思えない!!
キャシディと言う女性は、シングルマザーで現実的な女性。
客とはプライベートな関わりを持たないポリシーですが、彼女もまたストリッパーとしては崖っぷちであるから、同じ境遇であり不器用なランディを気にかけています。
ランディの癒しとなる強くて優しい女性キャシディを、マリサ・トメイが見事に演じていたと思いました。
アカデミーノミネートも納得ですね♪
遠目の裸体は年齢を感じませんが、素顔に近い彼女の切ない表情は、キャシディにも人生があったのだと切なくなりました。

ガンズ・アンド・ローゼズ、
ブルース・スプリングスティーンがミッキー・ロークのために提供した主題歌「ザ・レスラー」
音楽の選曲もピタリとはまっていて、ランディの人生が重なります。
ミッキー・ローク、最高に良かったです♪
2009年 6/13公開 アメリカ映画
監督 ダーレン・アロノフスキー
デスパレートな妻たち シーズン4
2009, 06. 21 (Sun) 17:41

ブリー達はアダムに別れを告げられてしまったキャサリンを慰めようと家を訪ねるが、詮索したいだけの助けは不要だと追い返えされる。
リネットは突然教会に行こうと家族を誘い、ブリーの宗派の教会に一緒に連れて行ってもらうことになる。
疑問に感じたことを神父に質問するリネットに恥をかかされたブリーは、婦人会会長の座が遠のくことを恐れ、それとなくリネットに別の教会に行くように勧める。
神父からリネットのように刺激を与えてくれる人を連れてきてくれたことを感謝されたブリーは、カトリック教会にでかけたリネットを慌てて呼び戻そうとするが、癌や竜巻に苦しめられ、それでも生き残った意味を知りたく、幾多の困難を乗り越えてきたブリーだからこそ相談したのだと言われる。

カルロスは、回復不能と宣告されている視力のことを未だガブリエルに言えないままでいた。
何も知らないガブリエルは、神父に頼んでカルロスの病室で結婚式を挙げる。
お見舞いに行った時、看護婦からカルロスの状況を聞きだしたイーディは、目は一生治らないのだとガブリエルに告げた。

スーザンは、マイクがやっていた税務書類の作成を甥の会計士ティムに頼む。
18歳になった社長の娘に手を出したのがバレて解雇されたと言うティムに、スーザンは不安を覚える。
キャサリンがディランを連れて先日の無礼を詫びに来た。
16歳の夏休みにスーザンの家に滞在していたティムは、キャサリンとディランとの再会を喜ぶ。
燃えかすの中からメモを見つけたディランは、父親が殺されたということを読み取った。
父親のことに触れたがらないキャサリンが殺したのではないかと疑問を持ち、アダムに相談しようと連絡する。

ジュリーと一緒にマイクの面会に出かけたスーザンは、ティムに電話をかけると女性の声が聞こえ様子がおかしい。
あわてて家に戻ると、ベットにいたのはティムとキャサリンだった。
キャサリンは、ティムが16歳時に関係したと言う。

この回は、長い脚本家組合のストを受け3ヶ月振りの放送とのことです。
前回、前々回は竜巻による様々なエピソードがてんこ盛りでかなり見応えがありましたが、今回は一段落ついた印象でした。
そしてキャサリンの秘密へと少しずつ近づいていきますねぇ~

元旦那との回想シーン、森?に出かけ石の十字架の前で泣き出す様子には、ただならぬ事があるのだろうと予想されます。
ディランはキャサリンが父親を殺したのではないか?と疑っていますが、出て行ったアダムとキャサリンの会話からはそんな単純な事ではないような感じがしましたが…

しかしキャサリン、十数年前に16歳の若者の初体験相手だったとは…


やっぱりこの女、怖すぎるぅ~~~

3~4ヶ月で視力が回復するとカルロスに誤魔化されていたガブリエルの仕返し(?)が笑える

貧乏で目が見えない男が、ガブリエルの理想ではないだろう、と言うカルロスが切ないけど、添い遂げると言い切ったガブリエルが素敵

でもカルロス、可哀想~あのシチュー食べたのかしらぁ(汗)
私は信仰心がありませんが、リネットの問いかけにはブリー同様ズシンとしたものを感じました。
盲目的な信仰になっていたとブリーも気付き、リネットとちゃんと向き合えていなかったと反省しました。
こうやって素敵な友人関係に発展していくのでしょうね

今回、ティムの言動に一人でアタフタするスーザンが見もの(笑)
このキャラにピッタリだったわぁ~これぞスーザン


今は妊婦だから、下ネタ系おっちょこちょいな事はしないみたいけど(爆)
デスパレートな妻たち シーズン4
2009, 06. 14 (Sun) 16:30

竜巻が去った後のウィステリア通りは壊滅状態だった。
マクラスキーさんの家は無残な姿で、瓦礫の下にはトムと子どもたちとアイダがいる。
救援作業はなかなか進まず、スーザンやブリーに励まされながら、リネットは見守るしかなかった。
やがてペニーを始め、子供達が救出、トムも無事な姿で現れた。
しかしアイダは帰らぬ人となってしまう。

竜巻の事故で亡くなったビクターの葬儀がおこなわれようとする中、
ガブリエルはビクターの父ミルトンに、ビクター名義のものは何も無くガブリエルの不貞を理由に遺産は1セントも渡さないと告げられた。
本性を暴露されたくなければこの場を去れと言われ、葬儀場を後にする。
頭を強打して入院中のカルロスに、遺産はもらえないし、隠し口座の書類も竜巻で紛失したとガブリエルは打ち明ける。
何か方法はないかと会計士のアルを尋ねるが、アルも竜巻の影響で事故死していた。


竜巻で屋根が壊れた家に暮らせないブリーとオーソンは、しばらくスーザンの家に居候させてもらう。
潔癖なブリーとの同居に内心乗り気ではないスーザンとジュリーだったが、美味しい手料理に洗濯、裁縫と快適な暮らしに満足する。
ブリーは、リー&ボブから屋根の修繕業者ウォルターを紹介されたが、急に仕事を断ってきた。
恋人に捨てられたショックで働けないと言う。
居候生活を長く続けたくないブリーは、ウォルターもゲイだと知り、仕事が出来るよう奮起させたいとアンドリューを紹介するため食事会を開く。
できるだけブリーに居てもらいたいスーザンは、作戦の邪魔をする。

アイダの遺品を整理していたリネットは、彼女が女子プロ野球のスター選手だったとマクラスキーさんに聞かされる。
パーカーから自分達を安全な場所へと導いてくれたアイダが犠牲になって命を落としたと教えられ、
ずっと近くに住んでいたのに、彼女のことを何も知らなかったと後悔する。
遺品を引き取りに来たアイダの親戚は、金目の物だけを持ち帰り、野球場に遺灰を撒いて欲しいというアイダの願いも無視する。
リネットは、骨壷(?)の遺灰を摩り替えて渡し、マクラスキーさんと一緒に球場に忍び込み遺灰を撒いた。

木の上から見つかったシルビアの所持品から、遺体確認に呼ばれたアダムとキャサリン。
シルビアと浮気していた事実を知ったキャサリンは、アダムに家を出て行くように言い渡す。
荷造りするアダムは、キャサリンのおばリリアンが書き残したメモをベットの下から見つける。
それを読んだアダムは、キャサリンも嘘をついて自分を騙していたではないかと、彼女を責めて出て行く。
キャサリンが暖炉に投げ捨てたメモをディランが見つけた。

災害の後、
街の様子は一変しました

あの美しいウィステリア通りが信じられないありさまに

こんな時、人々の気持ちにも様々な変化が現れます…
リネットを励ますブリーとスーザンに対して辛辣なことを言うイーディや、奇跡を信じて祈るだけと言う年長者、本音と建前はあるけれど、人としてどうあるべきか、ほんの数分のオープニングは、深い意味をイッパイ感じさせられました

竜巻の中、争ったビクターとカルロスは明暗を分けてしまいますが、カルロスにも成敗が下されたのでしょうか…

失明した事をガブリエルに告白できない彼が痛々しくも感じます。
しかも隠し財産は永遠に隠れたままなのでしょうかぁ~(苦笑)

冷血女キャサリン、やはり今夜中に家を出て行けとアダムに言い渡しました。
浮気して嘘をついていたアダムは、亡骸同然だそうです(怖っ)
ところが“メモ”を見つけたアダムは形勢逆転。
嘘つき女とは暮らせないと自ら別れを告げて出て行きました


このメモの内容でこれからこの女の秘密が明らかになるのでしょう~タダ者ではないですから、この女!

薬物依存症のマイクがリハビリ施設に入り、面会もままならないスーザンは、
潔癖症なブリーではあるけれど、彼女が同居していてくれるから救われると思う気持ちは何だか解るなぁ

しかし、食べたくなるようなソックスって、ブリーは何を使っているんだろう(爆)
ブリーの完璧主婦ぶりに大喜びのジュリーが可愛かったぁ~何もかも珍しいんだろうな(笑)
私も1週間ぐらいブリーに来て貰いたい!!

今回もリネットを中心に物語が動いています。
瓦礫の下から、アイダは救出されませんでした。

マクラスキーさんの地下室に(強引に)お邪魔した事から、アイダの猫の一件で自分に非がないとは思えなかったのは当然でしょう。
しかも、自分を犠牲にしてまで子供達を守ってくれたアイダにどうすべきか…
骨壷の中身を掃除機の埃とすり替え(爆)
出来るだけアイダの希望通りにと奮闘するリネット。
マクラスキーさんが球場で読み上げた詩は、
「千の風になって」の元となった「Do not stand at my grave and weep」
個人的に秋川雅史の「千の風になって」は好きじゃないのですが、マクラスキーさんが朗読した詩には、ジーンとなりましたぁ~

マクラスキーさんとリネットのシーンに、生と死について考えさせられることがたくさんありました。
Do not stand at my grave and weep
I am not there; I do not sleep.
I am a thousand winds that blow,
I am the diamond glints on snow,
I am the sun on ripened grain,
I am the gentle autumn rain
Do not stand at my grave and cry,
I am not there; I did not die.
今回のオリジナル・タイトルは「Welcome to Kanagawa」
あれ?何で神奈川なの?と不思議

「デスパレートな妻たち」のタイトルは、ほとんどスティーヴン・ソンドハイムのミュージカルのタイトルや歌詞から取られています。
今回の「Welcome to Kanagawa」は、黒船来航で鎖国から開国へと向かう日本を、アメリカ目線から描いたミュージカル「Pacific Overtures」(太平洋序曲)からだそうです。
竜巻に破壊されゼロからスタートしなければならないウィステリア通りの人たちの心境は、鎖国の日本に足を踏み入れたアメリカ人の心境に通じるところもあるのでしょうか。
「スウィーニー・トッド」なんてタイトルにお目にかかりたいなあ~

こちら
路上のソリスト
2009, 06. 10 (Wed) 00:30

人生に行き詰まっていたLAタイムズのコラムニスト、スティーヴ・ロペス(ロバート・ダウニー・Jr)は、
美しい音を奏でる路上生活者のナサニエル・エアーズ(ジェイミー・フォックス)に出会う。
ナサニエルが名門ジュリアード音楽院に在籍していたと知り、ロペスは彼の過去を取材する。
LAタイムズの記者が、偶然出会ったホームレスの天才音楽家との交流を綴り全米で話題となった連載コラムを映画化した感動ドラマ。

統合失調症でジュリアード音楽院を中退したナサニエルのコラムは大きな反響を呼び、
取材を重ねるうち、彼に音楽家としての道を開いてやりたいとロペスが考えたのは必然だったと思います。
有名チェリストのグラハム(トム・ホランダー)のレッスンやアパートを与えますが、それは本当にナサニエルが望むことなのか?
ロペスが彼を助けたいと思う気持ちに嘘は無いものの、手を差し伸べているという自己満足と社会復帰させることで感動的なコラムになるのではないかという魂胆も感じなくもありません。

良かれと思うロペスの価値観は、ナサニエルに取っては必ずしもそうではなく、ましてや心を病んでいる彼の精神バランスは徐々に侵されていくことになります。
ナサニエルと友情を築いたと思い、音楽を強要するロペスは、ある出来事から超えてはいけない一線があることを知り、彼との関わりを見つめ直します。
常に上から目線だったロペスが、彼を尊重し対等であり、また程よい距離を保つ事を選ぶのです。
全てを捨てたナサニエルに取って、音と交わる空間は誰も勝手に踏み込んではいけない領域なのです。
救おうと思っても救える他人の人生などそうはない…
人が人の人生に踏み込んでいくということは、余程の覚悟が必要であるのだと感じました。

そうは感じたのだけれど、「プライドと偏見」「つぐない」のジョー・ライトが監督、
ジェイミー・フォックスとロバート・ダウニー・Jrの実力派俳優による共演で、期待に胸膨らませたのに、
うーん、どうだかなあぁ…
お涙はいらないけれど、もう少し感動的なドラマかと思っていたので、
やはり実話ベースだからか~悪くはないのですが淡々とした真面目な映画って印象でした。
思いあがっていただけのロペスの放漫や、彼を救世主のように感じていたナサニエルが振り回されてボロボロ寸前になるとか、映画的な見せ場を作っても良かったのではないかな~と。
ジェイミー・フォックスやロバート・ダウニー・Jrが持つ、本来の良質なものが生かされていない気がしてしまいました。

路上生活者の実情など社会的な側面もあるので、何となく後味が悪くもなりました。
支援施設(?)で貧困や病に苦しむ人たちは、単にホームレスと言っても日本のそれとはまた違うと思うし、診断や薬処方は出ても、改善されない人達が大勢いる事が何とも言えない気持ちになりました。
音楽が拠り所としてあるナサニエルは、その後アパートで暮らすことが継続できたそうですが、
それを教えられると尚更、他の人たちはどうなのだろうと考えてしまう(汗)
LAタイムズの上司になるのでしょうか?元妻メアリー(キャサリン・キーナー)との関係も、せめてもう少し(離婚など)経緯を説明してよ…みたいな。

「つぐない」で強烈な印象を残したタイプの音とまではいきませんが、
トンネル内で車の騒音とチェロのコントラスト、大空に飛び立つ鳩の羽など、
ジョー・ライトは日常の何気ない音を魅せるのが上手です。
上手いのに、、、でもベートーヴェンなどクラシックの名曲場面は、残念ながらあまり感動とかしなかったです~。
「敬愛なるベートーヴェン」の方がもっと臨場感や感動があったような…記憶です。
悪い意味ではありませんが、
ジョー・ライトは田舎のイギリスを舞台にした、文学的な作品を描く方が上手いんじゃないかな~なんて思ってしまいました。
ナサニエルが大切にしているカートや彼の服装など、微笑ましいシーンに何となく安堵を感じました。
2009年 5/30公開 アメリカ映画
監督 ジョー・ライト
Happy birthday
2009, 06. 09 (Tue) 00:00


46歳のお誕生日おめでとう



トッドさん以来、スクリーンからご無沙汰のジョニーですが、
「Public Enemies」は7月1日にアメリカで公開され、
日本では12月公開予定となったようです

これからはプレミアなど、ジョニーのお姿を拝見できる機会も多くなると思いまーす


新しいトレイラーも

公式ページ
マリオン、美味しい役じゃありませんかぁ~羨ましいぃー


そしてもうひとつ最新作「The Rum Diary」の撮影が、一応終了した(する)そうです。
今年も誕生日は撮影でしょうか…
ハンター・エス・トンプソンの処女小説“The Rum Diary”を基にブルース・ロビンソンが脚本と監督を手がけた作品。
1950年代、ニューヨークからプエルトリコに移ったものの、ラム酒浸りになる“50年代版ヘミングウェイ”のようなジャーナリストをジョニーが演じます。
共演はアーロン・エッカート、リチャード・ジェンキンス。
(VARIETY JAPANより)
でももうジョニーも40代を折り返し…
あと数年で次の世代に突入ですねぇ(気が早い?~笑)
世のこの年代はかなり疲れてるイメージもあるのですが…汗
いくつになっても世界一のアンチ・エイジを目指して、
(男性の)お手本のように若々しくあって欲しいです~(v^▽)oィェーィ!



素晴らしい1年でありますように


ターミネーター4
2009, 06. 07 (Sun) 16:30

2003年、死刑囚マーカス・ライト(サム・ワーシントン)は、科学者セレナ・コーガン(ヘレナ・ボナム・カーター)に遺体を検体に寄贈して欲しいと頼まれ同意する。
“審判の日”から10年後の2018年。
生き延びた人間たちは抵抗軍を組織し、指導者となったジョン・コナー(クリスチャン・ベイル)は、機械軍との死闘に身を投じていた。
死刑から15年後に目覚めたマーカスは、変わり果てた世界に愕然とする。
場所すらも解らずさまよう中、カイル・リース(アントン・イェルチン)と口の聞けないスター(ジェイダ・グレイス)に出会う。
大ヒットシリーズの4作目にして初めて未来世界に迫った新たな船出となるSFアクション。
スカイネットと人類抵抗軍の存亡をかけた壮絶な戦いを圧倒的スケールで描く。

先行上映で観てきました。
「ターミネーター3」はあまり覚えてないのですが、
回避できなかった“審判の日”から10年後、今回はタイムスリップなしで描かれています。
物語としては初めて未来が舞台になったと言うことですね。
スカイネットの「暗殺リスト」に、自分とカイル・リースの名前があることを知ったジョンは、父親であるカイルの行方を捜し、マーカスとカイルはスカイネットから必死で逃げる。
ちょっと「宇宙戦争」や「トランスフォーマー」、「ダークナイト」のバットポッドを思わせるようなのもありますが、数々のキラーロボットが容赦なく遅いかかってきます。
激しい銃撃、爆破とアクション・シーンは迫力満点な映像で楽しめます。

レジスタンスのブレア・ウィリアムズ(ムーン・ブラッドグッド)が、負傷したマーカスを基地に連れてくるが、
人間だと思っていたマーカスは機械と人間のハイブリッドマシーンだと解りショックを受ける。
カイルは捕獲されたと教えられたジョンは、敵か味方か解らないマーカスをスカイネットの中枢に潜入させるため逃がす…。

登場するターミネーターはT-600とかで、大量生産されてましたが、性能はイマイチなんでしょうかぁ~案外あっけなくやられてたような(笑)
1作目のターミネーター(T-800)がラストあたりで登場しますが、あれはまだ未完成ってことなんでしょうね(笑)
3代目ジョン・コナーにはクリスチャン・ベイル、
マーカスと行動を共にする10代のカイルは「スター・トレック」のアントン・イェルチン、
結婚してお腹が大きいケイト・コナーは、ブライス・ダラス・ハワード。
シュワルツェネッガー不在のこの作品で、注目のターミネーターは、サム・ワーシントン。
録音テープの声と古びた写真で登場するサラ・コナーと、ちょっと変なCGでシュワちゃんも出演(苦笑)


上半身だけになったターミネーターがジョンを執拗に襲うシーンや、マーカスが唯一の救いであると考え始めるあたりなどT1、T2を思わせるし、
「一緒に戦う」と言ったカイルに、「もう来てくれた」と答えるジョンに胸が熱くなりました!
でも「I’ll be back 」をすでにジョンが使っていたとは…(笑)
クリスチャン・ベイルのジョン・コナーは私的には良かったですが、彼以上にマーカスの方が主人公みたいな感じでした。
クリスチャン・ベイル、「ダークナイト」に続き喰われちゃった感は否めませんでした(苦笑)

マーカスはどうして半分機械人間になってしまったのか…
男らしい風貌ながらミステリアスな雰囲気で、興味深く描かれていました。
人間の心を持ち機械にされてしまったマーカスが、第二の人生として再生を願い出るエピソードは、
これまでのシリーズで描かれてきたジョン・コナーの新たな秘密?が明かされたみたいでした。
この作品ではマーカスがキーパーソンだと言う事になるのでしょう。

捕獲したカイルを殺してしまえば、コナーだって死んだろうにとか、マーカスが同化?しても人間感情のまま博士から経緯を聞かされてるのとか、結局、人間からターミネーターを作るのは失敗したスカイネットってこと?とちょっと細かい所で気になりましたが、全体的には期待を裏切られることなく楽しめました!
今後続く作品も待ち遠しいです♪
若きカイル・リースを演じたアントン・イェルチンですが、
「スター・トレック」でのプチ笑いを誘う演技とは違い、重要な役どころのイメージを壊さず光る演技でした。
可愛かったし、今後注目の若手さんですね~。
「トランスフォーマー」も彼みたいな容姿だったら、もっと楽しいのに…なんて(苦笑)
2009年 6/13公開 アメリカ映画
監督 マックG
お買いもの中毒な私!
2009, 06. 06 (Sat) 00:27

一流ファッション誌の記者を目指す25歳のレベッカ・ブルームウッド(アイラ・フィッシャー)は、
地味な園芸雑誌の編集部で退屈な毎日を過ごし、ショッピングに明け暮れる“お買いもの中毒”。
ついに支払い能力を超え、生活を立て直すため転職活動を開始するが、採用されたのはお目当てのファッション誌と同じ出版社の経済誌だった…。
ソフィー・キンセラのベストセラー小説をジェリー・ブラッカイマー製作で映画化したロマンティック・コメディ。
お買いもの中毒のヒロインが繰り広げる騒動と恋の行方を描く。
「プラダを着た悪魔」の名スタイリスト、パトリシア・フィールドがセレクトした劇中衣装の数々も見どころ。

今日は何だか暇なんだわぁ~☆
そんな日がレディスデーと重なった女性の方、千円ぐらいなら時間つぶしになると思います(笑)
キャッシュと違って支払猶予があるクレジットカードの魔法は(最近はポイントも大きな魅力♪)必ずとけるって、恐ろしく現実的な教訓も今更ながら気付きますよ(笑)
女なら誰でも買い物が大好きだろうし、服の数だけ靴もいる(爆)
あれもこれも次々と物入りなんですよね。
“要らないものは買わない”これ、当たり前のことですが、徹底しないと後で大変な事になりますから。
(娘の買い物では、つい甘くなってしまうバカ母ですが…)

レベッカの中毒症状はかなりMAXのようで、ブランドサンプルのバーゲンセールのシーンなんて、こんなブーツ、ほんとに履くのかい??!って、思わず止めたくなってしまう。
彼女も解っているけど止められないって感じでしょう~後で後悔するんですよ、こんなの、買わなきゃ良かったって。
そんな経験、誰でもありますよね(泣)

使うだけ使って返済できないレベッカは、自分の経験を何気に書いたコラムが大反響を呼び、「緑のスカーフ」として一躍注目される。
彼女の才能を認めていた編集長ルーク・ブランドン(ヒュー・ダンシー) とは、「緑のスカーフ」が縁であり、
友情、仕事、ライバル、家族とラブコメお決まりの展開でレベッカは山あり谷ありで再生していきます。
そんなに世の中に注目されたのだから、給料の交渉したり、少しずつ返済すると連絡しろよ、とか思ったけど…
彼女の若さゆえの無鉄砲なのかな。
取り立て人(?)がテレビで暴露したのは極端だけど、元は督促から逃げ回っていたレベッカが悪いのに、チョット気の毒でした…。
過去、よっぽど汚いことしてまでも取り立ててたってことかな?同僚も冷ややかだったから。
まあ、でも父親が言うとおり、彼女の借金は自国に比べたら大した額ではないそうです!(そりゃ、そうだ~笑)
裏はあるにせよ、在庫一掃セールで返済できましたから、カード破産や自己破産にならなくて良かったですね。

アイラ・フィッシャーって、「ウエディング・クラッシャーズ」に出てたそうですが、
その映画は、オーウェン・ウィルソン&ヴィンス・ヴォーン、レイチェル・マクアダムスしか覚えてないので、印象にないです。
ちょっと、額から髪の分け目?がジェニファー・アニストンで、顔中央がリース・ウィザースプーン似?!
設定25歳のわりに、もしや若作りかぁ?と思ったら、やっぱりもう30超えてるし!
あまり可愛く見えなかったので残念。
ファッションを観る楽しみはありますが、私は「プラダを着た悪魔」の方がゴージャスで(年齢的に)断然好みでした♪
編集長のヒュー・ダンシー「いつか眠りにつく前に」では、甘えるなよ、いい加減にしろ!の男でしたが、
「ジェイン・オースティンの読書会」では、ちょっと独自路線だけど、気遣いできて良いかも…が、今回は一番普通(?~笑)ぽく何となく素敵に見えました。
言いすぎだけど、、、オーリー+マカちゃんから、チャーミングなところをマイナスした感じ(笑)
プラダチョイスは、おおぉ~!様になって、カッコ良いじゃない♪

レベッカの両親、ジョン・グッドマンとジョーン・キューザック。
このようなベテランが出てくると、ラブコメ物語にピシッと締めを持たせてくれますね。
2009年 5/30公開 アメリカ映画
監督 P・J・ホーガン
デスパレートな妻たち シーズン4
2009, 06. 05 (Fri) 09:28

ウィステリア通りに、大きな竜巻が近づいていた。
ガブリエルはカルロスと寄りを戻すため、しばらくフェアビューを離れると皆に話す。
ほとぼりが冷めるまでの間だから必ず戻ってくるとしばし別れを惜しんだ。
アダムに付きまとっていた元患者のシルビアが家の前にいるのを見つけたキャサリン。
警察を呼ぶと言うキャサリンに、今もアダムと不倫しているとシルビアは嘘をつく。
キャサリンは暴言を吐き続けるシルビアにツバを吐きかけた。
やり取りを目撃したブリーは、車の中で涙ぐむシルビアにお茶でもどうかと家に誘う。
アダムとの経緯を話すシルビアは、ブリーが信じていないと怒り出し、トイレに閉じこもりアダムを連れて来るよう要求した。


薬を止めたと嘘をついていたマイクに激怒するスーザンは、言い争う内に階段から転げ落ちてしまう。
混雑する病院でなかなか診察してもらえず(薬も切れ)苛立つマイクは、病院のスタッフを殴って拘束されてしまった。
リハビリ施設に入ってドラッグ中毒から抜け出してくれないのなら、離婚して一人で子供を育てるとスーザンは告げる。
竜巻に備え、リネットは地下室に家族を避難させて欲しいとマクラスキーさんに頼む。
マクラスキーさんは友人のアイダと二人でトランプをして過ごすから、大家族で押しかけられては迷惑と話すが、リネットのごり押しにしぶしぶ了解する。
地下室にやって来たトムは、アイダが連れてきていた猫に反応。
トムは猫アレルギーだから地下室から出して欲しいと頼むリネットに、アイダとマクラスキーさんは断固拒否した。
呼吸困難を起こしそうなトムの様子に、リネットはこっそり猫を上に移す。
気づいたマクラスキーさんは、アイダの唯一の家族なんだと地下に戻そうとするが、突風でドアが開き猫は家の外へ出てしまった。


カルロスたちが街を出ようとしているのに気づいたイーディは、ガブリエルの家の前で様子を伺っていた。
カルロスの隠し口座を管理していた会計士がやってきて、イーディをガブリエルと間違え書類を渡した。
荷造りしていたガブリエルは、イーディが書類を持ち去るのに気付き、イーディの家に押しかける。
帰宅したカルロスを待っていたのは銃を持ったビクターだった。

竜巻がそこまで近づいてくる中、それぞれに大きな災難が降りかかろうとしていた。
外へ飛び出したマクラスキーさんとリネットは家に戻れず、リネットの家のバスタブの中に非難する。
争っていたガブリエルとイーディは、床下の排水溝に隠れた。
避難場所をシルビアに占領されたブリー達は、急遽納戸へと非難した。
銃を撃たれ外へと逃げたカルロスは、追ってきたビクターと争う。
竜巻が通り過ぎた後、ウィステリア通りにリネットの悲鳴が響いた…


竜巻は日本では滅多に起こることではありませんが、ドラマとは言え怖かったです



強風がありとあらゆるものを吹き飛ばし、なぎ倒し…
そんな状況でも、この住人達は、、、

アダムの患者だったシルビア。
思い込みの激しいストーカー

かなりお頭も弱いみたいですねぇ~あの状況で外出るかっ

キャサリンによれば、不安定であった彼女をアダムが気の毒に思いキスをしたことから恋愛だと勘違いして、アダムがそれを否定するとセクハラで訴えたと言う。
医師免許を失うのを恐れたアダムは示談にし、家も貯金も友達もなくしてシカゴからフェアビューに戻ってきたらしい。
でもブリーがシルビアから聞いたアダムのタトゥーの事を話した時、キャサリンは全てを納得しましたねぇ~。
そうだろうね~いくらサイコな女だって、キスぐらいで…って、妄想に走りすぎ(汗)
しっかし、キャサリン… ツ、ツバ、ツバですよぉ~吐きかけましたよぉぉ~

お上品ぶってるのに、おっそろしい

災害の後、アダムが追い出されるのが目に見えてます

ガブリエル

やられたらトコトンまでやり返すこの二人はどこか似ているんでしょうね~。
床下での二人、素直で強気で良かった(笑)
リネットは折れるとか引くとかしない人だから、今回の事は少し応えるのではないでしょうか

さすが年長者、マクラスキーさんの「私たち、友達だっけ?」って言い分は説得力ある。
正解過ぎて返す言葉ないでしょう(苦笑)
でもどうぞ救われますように


竜巻の中、病院で過ごしたスーザンとマイク。
落ちるところまで落ちたから自分で這い上がると言うマイクを一度は信じたものの、スーザンに渡された痛め止めの薬に異様に反応したマイクから出た言葉

スーザン

今回はエラかった

良く言った

マイク、お父さんになるんだから強くなって戻って来て下さい

「シーズン1」でいきなり自殺したメアリー・アリスのナレーションで始まり、ナレーションで終わるこのドラマ。
いつも印象的な言葉ですが、今回はメチャクチャになってしまった美しいウィステリア通りをバックに涙が滲んでしまいましたぁ~

気持ち良くすごすはずだったその日、
突風がやって来てすべてを変えてしまった。
それは家や庭だけでなく…。
人間までも変えるものだった。
嵐が猛威を振るう中、それぞれが皆、何かを学んだ。
友情について。
許しについて。
救済について。
中には、あまりにもつらい教訓を学ぶ者も。
人生ははかないもので、往々にして理不尽がすぎる。
あの人とあの人はさようなら~だけど

あの人たちとあの人はどうなるのでしょうかぁ~

また来週…
