バーン・アフター・リーディング
2009, 04. 27 (Mon) 16:49

アル中が原因でCIAを辞めさせられたオズボーン(ジョン・マルコヴィッチ)は、暴露本を執筆すると言う。
妻ケイティ(ティルダ・スウィントン)は、財務省連邦保安官ハリー(ジョージ・クルーニー)と不倫中。
秘かに計画している離婚を有利に進めるべく、オズボーンのパソコンから情報をCD-ROMにコピーした。
ところが、そのCD-ROMはフィットネスセンターで働くiPod中毒の能天気男チャド(ブラッド・ピット)の手に渡る。
全身整形費用が必要な同僚のリンダ(フランシス・マクドーマンド)と共謀し、オズボーンを脅迫しようと計画を立てる…。
コーエン兄弟が描く痛快クライム・コメディ。
CIAの機密情報CD-ROMが、様々な人物を巻き込み大騒動へと発展してしまう。

ちょこちょこ笑えはしましたが、面白いのか詰まらないのかそれすらも良く解らなかった(汗)
コーエン兄弟のシュールな笑いは私には難しい…DVDで十分だったかな。
それでも演技派な役者さんが集ってますので、飽きることなく観れました。
特におバカなブラピは必見?!(笑)
キャストは嵌っていたし、登場人物が徐々に繋がっていくのも見せかた上手いですね。
と言うわけで、感想が書けないので人物紹介だけ。

CIAを辞めたオズボーン・コックス
過激な男だわ~このままで済ませないぞぉ~で自叙伝書く気満々なんだけど…
CIAと言うより、落ちぶれたマフィアのボスみたい。
ジョン・マルコヴィッチの風貌にピッタリ!

オズボーンの妻ケイティ・コックス
ティルダ・スウィントンがこれまた負けず劣らず冷淡で冷酷な女にピッタリ!
端から旦那をコケにしていて、気の強い女王さまキャラは白い魔女並み(笑)

天然おバカ?!チャド・フェルドハイマー
ブラッド・ピットが憎めないおバカキャラをチャーミングに熱演?(笑)
クローゼットの笑みが可愛かったのに…(汗)

幸せを手にするため、全身整形に命を燃やす リンダ・リツキ
フランシス・マクドーマンドは、ネット出会い系の常連。
本当はすぐ近くに有りのままの彼女を受け入れてくれる人がいたのに。
無計画な脅迫が、とんでもないことに…

絵本作家を妻に持つ、ケイティの不倫相手ハリー・ファラー
ジョージ・クルーニーも能天気なエロオヤジでしたね~(爆)
あれは一体どうしたくてわざわざ作ったんだぁ??!
叩き壊して弱々しくなってしまうの笑えた(苦笑)
他「スタンドアップ」「迷い婚~」など、父親役をさせたらこの人~ リチャード・ジェンキンスがスポーツジムの支配人テッド、
「JUNO/ジュノ 」でこれまた素敵なお父さんを演じたJ・K・シモンズがCIA上官で出演。
リタイア、浮気、恋愛、日々の出来事が1枚のROMを巡り、偶然にも周りを巻き込んで、最後に得したのは誰…
エンディングの曲にまでCIAに対する皮肉がたっぷりとある映画でした。
2008年 4/24公開 アメリカ映画
監督 イーサン・コーエン ジョエル・コーエン