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オーストラリア 

2009, 03. 02 (Mon) 00:41


イギリスの貴婦人レディ・サラ・アシュレイ(ニコール・キッドマン)は、
オーストラリアの領地に旅立ったまま1年も帰ってこない夫に会うため、第二次世界大戦を目前に控えたオーストラリアを訪れた。

ドローヴァー(牛追い)という名の無骨なカウボーイ(ヒュー・ジャックマン)と領地へ辿り着いたサラは、夫が何者かに殺された事を知る。
領地を守るため、1500頭の牛を遠く離れたダーウィンにいる軍へ売ることを決心するのだが…。

粗野なカウボーイとの運命的な出会い、先住民アボリジニとの交流など様々な未知なる経験を通し、
英国貴婦人が新たな自分を見出していく姿を大自然を背景に描く。
広大なオーストラリア大陸のロケーションや、主要キャストをオーストラリア出身者で固めるなど、バズ監督のこだわりが随所に現れる。
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オーストラリア版「風と共に去りぬ」のようなコンセプトの映画らしいですが、内容はそんな壮大なものではありませんでした。
反目し合っていたイギリスレディと粗野な男が徐々に意識し愛し合うようになるストーリーは、クラシカルな雰囲気で王道な展開です。
個人的に先日のアカデミー賞でのホスト・ヒュー・ジャックマンがあまりにも素敵だったので、映画としてどうこうより、最初からヒュー目当てのミーハー目線になりました!

この映画に一味加えるのは、アボリジニの少年ナラ(ブランドン・ウォルターズ)の成長物語です。
2時間40分は超えるので、ラブものが苦手な方には段々と退屈になるかもしれませんが、
派手な見せ場はそこそこあるし、悪役のニール・フレッチャー(デヴィッド・ウェンハム)は最後まで執拗で憎たらしく、何より主役二人が美男美女なので私はかなり楽しめました!
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サラがオーストラリアへやってきた所から始まる前半は、貴婦人の浮世離れした彼女に降りかかる災難(?)をコミカルな笑いで描きながら、
アボリジニのキング・ジョージと白人とのハーフ・ナラの不思議な雰囲気で、オーストラリアの歴史や自然を見せられます。
フレッチャーの企みを阻止したいサラは、ドローヴァーに協力を頼み1500頭の牛をダーウィンの町まで運ぶという。
最大の見せ場は、フレッチャーの嫌がらせで断崖絶壁まで暴走する牛をナラ達が追いかけるシーン。
ここは迫力満点でした!
1500頭の牛の大移動は、劇場をも揺らす臨場感があって、フレッチャーと競って船に乗り込ませるまでハラハラしました。
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映画の折り返しとなる舞踏会での二コールとヒューの美しいこと♪
ヒゲを蓄えたワイルドなヒューも素敵だけど、またこの正装姿がすっきりとしてかっこいい♪
女性なら間違いなく誰でも落ちるでしょうぉ~!
サラの馬も落ちてたし(笑)
あの雨の中のキスシーンは、なんと絵になる二人なんだろう!!
美男美女の恋愛モノは観ていて安心する(笑)
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後半は日本軍の空爆でダーウィンの町は攻撃を受け、バラバラになっていたサラ達が再会できるまでの見せ場が盛りだくさんです。

歴史には詳しくないですが、日本兵はオーストラリアに上陸していないと思っていたので、差別された子供達がいたあの島での事は?でした。
あそこでアボリジニの友人が犠牲を払ってまで、子供達を救出したのを描きたかったんでしょうか?
あれは史実なの?(苦笑)
まあ、この映画は戦争映画ではないので脚色はあるのでしょうが、ちょっと違和感はありました。
オーストラリアのタイトルから、その歴史などを思うとチョット違うような気もするし期待はずれな感じにはなりそうですね。
全編クラシックな雰囲気で描かれるロマンスとスペクタクルは、逆に軽いタッチであるので、あくまでも恋愛モノとして観れば流れも良く時間の長さは感じることなく過ぎるのではないでしょうか。
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「プレステージ」「ファウンテン」「タロットカード」「彼が二度愛したS」と、出演作は続くけど、この数年ヒューの作品では彼の魅力が一番引き出されていたのではないかな~。
水浴びやベットシーンなどサービスショットもありで、肉体美も披露してくれてます♪
「ロード・オブ・ザ・リング」ファラミアや「300ハンドレッド」も良い人だったフレッチャー役のデヴィッド・ウェンハムは、徹底的な悪でした~彼の最後は当然です!

2009年 2/28公開 オーストラリア映画
監督 バズ・ラーマン