2008_11
26
(Wed)23:56

ハリウッドランド

326962_02_01_02ハリウッドランド
1959年6月16日。
人気テレビ番組「スーパーマン」の主演俳優ジョージ・リーブス(ベン・アフレック)が、ハリウッドの自宅で死亡した。
アメリカ国民に衝撃をもたらした事件は、警察の捜査で銃による自殺と断定される。
納得いかないジョージの母ヘレンは、私立探偵ルイス・シモ(エイドリアン・ブロディ)に真相究明を依頼する。

シモは、大手映画会社MGMの重役エディ・マニックス(ボブ・ホスキンス)の妻トニー・マニックス(ダイアン・レイン)が、ジョージと愛人関係であったことを突き止める。

テレビ版「スーパーマン」シリーズの主演俳優ジョージ・リーヴスの死の謎に迫るサスペンス。
ハリウッド史上最もスキャンダラスな事件の裏側に潜む人間ドラマを描く。
hollywoodland12 HOLLYWOODLANDphoto_17_hiresHOLLYWOODLAND.jpg
冴えない毎日を送っているシモは、久しぶりの大きな仕事の依頼に早速調査を開始。
遺品の腕時計や、部屋に残された弾痕などから自殺説に疑いを抱く。

当時映画には出演していたものの、ほとんど無名のジョージ・リーヴスは、年上のトニーに仕事もプライベートも支えられ、
子供向けのテレビ番組「アドベンチャーズ・オブ・スーパーマン」で、またたく間に驚異的な人気者になる。

シモの(調査)目線で、時間軸を交えながら物語は進みます。
映画会社の重役夫人とジョージの恋、スーパーヒーローとしての成功による苦悩。
知名度とイメージが固定すればするほど、他の役をやりたいと熱望してもなかなか思うようにはならない。
hollywoodland1HOLLYWOODLAND.jpg
真相に迫っていこうとするシモは、何者かに襲撃され怪我を負う。
知り合いの刑事から手を引いたほうが良いと言われたり、依頼主の母親まで重役エディに買収され、もう調査はしなくて良いと言われてしまう。

ジョージから別れを告げられたトニー、
ジョージのフィアンセだったレオノア、
愛人を囲いながらも、妻トニーを思いやるMGMスタジオの重役エディ(元ギャング)
きな臭いキャラクターが登場し、陰謀?暗殺?怨恨?それともやはり自殺?
photo_15_hiresHOLLYWOODLAND.jpg
その真相はやはり断定には至らず闇のままだし、謎解きやハラハラすることもないけれど、
ハリウッドの表と裏を描きながら、タブーへと近づいていく流れと役者さんに見所があります。

何と言ってもベン・アフレックが体重増やしてジョージになりきったと言う演技は良かった。
こんなに太って、誰だか解からなかった!!
ジョージ・リーブスって、もしかしたら大根役者だったのかな(失礼)
ベンの演技がそんな感じがしたので…
hollywoodland1 HOLLYWOODLAND
トニーを演じたダイアン・レインの雰囲気が素敵だった♪
社長夫人は50年代の女優さんみたいに綺麗!
クラシカルな衣装の数々がとても似合っていて~バービー人形の洋服みたいのもあったし(笑)
この頃の帽子や髪飾りヘアーバンドもお洒落!!

彼女にとってジョージの存在はかけがえのないものだったのに、
自立して新しい世界に生きたいと主張、新人女優と結婚するとまで言われてしまう。
幸せの絶頂から悲嘆に暮れる中年女性の姿が痛々しい。
罵声浴びせたり嫉妬したり、失意で部屋に篭りっきりになったりする後半の演技は、悲しみに取り付かれた顔のしわが全てを語っていた。

エイドリアン・ブロディの顔つきが、このシモという役柄に合っていたと思います。
世間から見放されたような、やる気のないような…(苦笑)
生きているのさえもめんどそうに見える。
あまりメリハリがない感じだったけど、それがシモの本質なんだろうかな~と思う。
diane_lane2 HOLLYWOODLAND
解かりやすいので、サスペンスとしたらどうかわからないけど、
当時のハリウッドの雰囲気や、役者、スタジオ、エージェントとそれぞれの思惑なども交差して、表と裏が垣間見れます。
あと、ベン・アフレックのSの全身タイツ姿も見ものでしょう♪

「HOLLY WOOD」のサインボードは、
元々、不動産会社の分譲地を示す看板で、「HOLLY WOOD LAND」だったそう。
自殺の名所となり、13文字が不吉とされLANDが外されたそうです。

こちら

2007年 6/16公開 アメリカ映画
監督 アレン・コールター
2008_11
25
(Tue)23:23

コレラの時代の愛

loveinthetimeofcholera_galleryposterLOVE IN THE TIME OF CHOLERA
1897年、コロンビア。
郵便局員のフロレンティーノ(ハビエル・バルデム)は、配達先の令嬢フェルミナ(ジョヴァンナ・メッツォジョルノ)と恋に落ちる。
しかし、身分の違いから引き離され、フェルミナは医師のフベニル(ベンジャミン・ブラット)と結婚。
フロレンティーノは何年でも彼女を待ち続けると心に誓う。

ノーベル文学賞作家ガブリエル・ガルシア=マルケスの名作を映画化。
内戦とコレラのまん延に揺れる19世紀末から20世紀前半のコロンビアを舞台に、半世紀にわたって一人の女性への思いを貫いた男の純愛を描く。
330554_01_01_02LOVE IN THE TIME OF CHOLERA
「ノーカントリー」では執拗な殺人者。
「宮廷画家ゴヤは見た」では威厳に満ちた怪しい神父。
今回のハビエルさんは、愛に取り憑かれ51年!ちょっとマザコン気味の一途な男です。

とても真面目に作られた男の純愛物語かと想像してたら、
ひと目惚れした女性を長年に渡り愛し続け、貞節を誓いながら――
結果的に肉体関係を持った女の数が、なんと622人という男(爆)
ラブコメではありませんが、笑いどころも多々あって、純愛モノが苦手な私は想像以上に面白かったです。
330554_01_02_02LOVE IN THE TIME OF CHOLERA
最初は相思相愛で結婚まで決意したのに、身分の違いでフェルミナの父親に反対され引き裂かれてしまう。
しばらく距離を置いて生活したら、あれはまるで熱病だったのかな~と、案外冷静になるのは女のほうかもしれない。
再開した途端、フロレンティーノはフラレてしまう。
その理由って…
純粋で無垢な初恋~恋にあこがれる、恋してる自分が好き、みたいなことは、
現実が見えてくると勘違いかも?と気付くのはありがちだけど、
たったあれだけの言葉はかなり残酷かも(なんとなく解かるけど~笑)
フェルミナはフベナル医師と結婚。
benjamin_bratt3LOVE IN THE TIME OF CHOLERA
それでも永遠の愛と貞節を誓うフロレンティーノは、旅の船中でいきなり知らない女性にあれよあれよと言う間に身体を奪われてしまう(ここ、笑えた~)
まあそれからと言うもの、次から次と!!
70歳過ぎるまで若い娘を相手に、しかもお代わりまでねだられるんだから、かなりの……!
唯一夢中になった人妻がいたものの、女性との交わりは習慣のひとつにしか過ぎず、
ひとときフェルミナを忘れる術でもあり、
「女性に求められるまま体では答えてきたけれど、心の貞節は守り続けた」
――だそうです。
おお~~物も言いよう!

でもその女性との交わりが、どこかしら滑稽に描かれているので、彼を調子が良いとか憎たらしいとか思えないんですね。
どちらかと言うと、フベナル医師の浮気の方が許せないと思えました。
cholera3LOVE IN THE TIME OF CHOLERA
フロレンティーノの若い頃を演じた男優が、ハビエルに変わるのには違和感があった。
ハビエルみたいに濃い顔には、似たような俳優探すの大変そうだけど、それにしてもちょっと違いすぎ。
これじゃ再会した時、「何でこんなのになっちゃったの?キモイ!」とフェルミナが動揺してあのセリフになったように思えてしまう(苦笑)

いきなり夫はオウムに噛まれ木から落ちて事故死、未亡人となったフェルミナが結婚生活を振り返るところや、コレラのエピはあるものの簡潔にまとまってる印象なので、
原作はもっと深いトコまで書かれているのではないかな~と思います。

ジョヴァンナ・メッツォジョルノは後半の老け具合は上品で良かったけど、娘時代はこれもちょっと無理な感じ。
彼女の70代のヌードはどんなメークをしたのだろうかぁ~垂れ下がる胸とボッテリおなか…
横たわるベットで胸まで横たわっていてスゴイ現実的でしたぁ(爆)
330554_01_03_02LOVE IN THE TIME OF CHOLERA
ハビエルは濃くてねっちょりとした中に、少年のような瞳と静かな物腰。
ラブレターを書かせたら天下一品。
素敵な愛の言葉、比喩が並びます。
叔父の跡を継いで会社の社長となって成功している彼は、やっと初恋の女性にプロポーズ。
常識的には考えられないし、フェルミナを見かけると物陰から除いたりちょっとストーカーぽく、
悪く言えば漁色家のような男だけど(苦笑)
人を愛し続けるパワーを見せられたようで、彼の思いが成就できると良いなあ~と思わせるのは、ハビエルの演技の力なんだろう。
山や川の景色も美しく映像の色使いも綺麗です。

2008年 8/9公開 アメリカ映画
監督  マイク・ニューウェル
2008_11
23
(Sun)23:25

私は貝になりたい


高知の漁港で理髪店を営む清水豊松(中居正広)は、
妻の房江(仲間由紀恵)、息子の健一(加藤翼)とつましくも温かな家庭を築いていた。
そんな彼のもとに赤紙が届き、本土防衛のため中部軍の部隊へと送られる。

終戦を迎え家族の元へと帰ってきた豊松は、2人目の子供も授かり、
これからという矢先にB・C級戦犯として逮捕されてしまう。
絶対服従の上官命令に従っただけと無実を主張するが、過酷な判決が下ってしまった。

1958年にフランキー堺主演で製作された名作ドラマを中居正広主演で映画化。
一兵卒として戦争に巻き込まれた普通の市民が辿る人間ドラマ。
戦争がもたらす不条理や哀しみを描く。
004 私は貝になりたい12
1958年のテレビ版は、まだ日本で「反米」意識が強かった時代だったと思います。
何度か再放送でもあったのでしょうか、そのフランキー堺版の内容は覚えていませんが、何ともの悲しい終わりなのだろうと記憶しています。

今回のリメイクは、当時のものからすれば政治色や社会派な部分は強くないのだろうと思います。
当時を知る人には、色んな違和感を拭えない内容であるかもしれません。
金融不安や経済の悪化はあるものの、私達の暮らしは当時と比べようも無いほど恵まれていますし、
主演の中居君は国民的なアイドルグループSMAPのリーダーで、普段はあんな感じ(笑)
仲間由紀恵さんもヤンクミのイメージが強いし、決してお上手とは思えない女優さん(汗)
それでも、もしかしたらそうだからこそ、
何かを知るきっかけになるのなら、若い人にも劇場へ足を運んで観て欲しいと思う映画でした。
A級は学校でも教えられると思いますが、B・C級戦犯は900名ほど処刑されたそうです。
戦争、敗戦国としての不条理は、夫婦愛、家族愛にスポットを当てながら、ある家族の物語として伝わるのではないかと感じます。
013 私は貝になりたい15
心温かく三枚目な豊松は中居くんに合っていたし、巣鴨プリズンへ拘置されてからの彼の演技は見事です。
面会に来た家族との再会…金網越しの指にはもう涙涙。
執行前、教戒師小宮(上川隆也)に淡々と自分の人生を「つまらない一生だった」語る場面、
最後の手紙を書く鬼のような眼、死刑台へと登る階段…
もう本当に色んな思いが込み上げてきて、胸が苦しかったです。

ファンというわけではないけど(でも好きです~笑)
中居君はTVドラマ「白い影」や「砂の器」で、普段と違いすぎるシリアスな演技に驚かされましたが、
今回は不朽の名作で、フランキー堺の演技力も強い印象が残る作品であるだけに、大変な部分も多かったでしょう。
贔屓するつもりはないけど、頑張ったと思います!

お上手とは思えないと書いてしまいましたが(苦笑)
仲間由紀恵さんの献身的で芯の強い房江さんには、誰もが感情移入できるのではないでしょうか。
豊松の代わりに理髪店を切り盛りし、子育てし、嘆願書を集めに駆け回る。
けなげさと強さは当時の女性像を垣間見れたし、出陣する夫の壮行会で台所仕事しながら泣いている背中は辛かったです。

矢野中将役の石坂さんはもちろん良かったですが、
わずかな出番の大西役草なぎ君、「嫌な時代に生まれて嫌なことをしたものです」というセリフには、
戦争の傷跡とは、こういうものなんだと、重く残りました。
014 私は貝になりたい11
1年かけて撮影した風景がとても綺麗です。
そして今回タイトルにある「貝になりたい」に相応しい美しい海の景色は、
豊松の手紙と中居君の朗読で一層の物悲しさを感じ、私はハンカチを口に当てて嗚咽になってしまいました。
「生まれ変わっても人間にはなりたくありません、人間なんていやだ。
どうしても生まれ変わらなければならないのなら、いっそ深い海の底の貝に、、、
そうだ貝がいい
深い海の底だったら戦争もない、兵隊に取られることも無い。
房枝や健一のことを心配することもない。 私は貝になりたい…」
ここまでの絶望って…(大泣)

戦争映画を観ると思う事はいつも同じ。
報われない辛さと苦しさが心に残り、
そんな時代があって、今のこの時代があり、
そして戦争はまだ世界で起きているという現実です…

2008年 11/22公開 日本映画
監督 福澤克雄
2008_11
22
(Sat)23:55

トロピック・サンダー/史上最低の作戦

tropicthunder_galleryposterTROPIC THUNDER
落ち目のアクション俳優ダグ・スピードマン(ベン・スティラー)は、戦争大作『トロピック・サンダー』で返り咲きを目指ざし、
コメディー役者のジェフ・ポートノイ(ジャック・ブラック)や、演技派のカーク・ラザラス(ロバート・ダウニー・Jr)と撮影に臨む。
しかし5日間にして予算オーバーとなり、困った監督のデミアンは、東南アジアのジャングルに俳優たちを放り出し撮影を再開することに。
しかし、そこは凶悪な麻薬組織が支配する無法地帯だった。

ベン・スティラーが長年企画を温め続けてきたサバイバル・コメディー。
多数の豪華ハリウッドスターによるカメオ出演が話題。
330880view007トロピック・サンダー
数本の(フェイク)トレイラーから始まります。
カーク・ラザラス主演、神父の同性愛の予告が面白い(笑)
相手役があの彼…(爆)
しっかりと確認できなかったけど、多分「FOX」 などロゴもフェイクだったかな~細かいところまで気付くと面白そう。

おバカでドタバタというより、そこまでやるの?!と、かなりシュールなハリウッドへの風刺やパロディが効いています。
ベン・スティラー、ロバート・ダウニー・Jr、ジャック・ブラック、他、あの人この人…
ここまでやりきったら、アッパレでしょうか(笑)

戦争映画の名場面をパロディにするから、最初のほうは結構過激で、ゲッッ!!ってなります。
ベン、パンダとかも、残酷です(汗)
330880view005トロピック・サンダー
爆破技師の方は「ドライビング・ミス・デイジー」で小指を無くしたみたいし、
「レインマン」のダスティン・ホフマン、「フォレスト・ガンプ 一期一会」のトム・ハンクスはオスカー取れたけど、「アイ・アム・サム」のショーン・ペンはなぜ取れなかったか?って、おお~、なるほどって(笑)
他、映画に関する話題やパロディは映画好きな方にはウケるのではないでしょうか。
330880view014トロピック・サンダー
330880view015トロピック・サンダー
でもコメディと言ってもクス笑いはあるけど、大爆笑ではないし、
下品だしモラルに欠けるし反社会的でもあるし、毒ありすぎて所々マジで引いてしまうけど、個性派キャストと豪華なカメオさんたちの成りきり演技が良かったです。
ベン・スティラー、ジャック・ブラックのコメディ俳優は、本人と被るキャラで、
ロバートさんにカメオの俳優は、これまでのイメージとは違う怪演。
好みが分かれそうだけど、テンポも速いしパロディも笑えるし私は楽しめました。

何と言ってもハゲのプロデューサー♪
もう、この人でしょう!!!
弾けすぎでぶっ飛んで、ラストの不気味なダンスが夢に出そうだぁ~。
久々に彼は良い!と思えました(笑)
90億円も製作費をつぎ込んだそうだけど、目玉になる彼はいくらでここまでやってくれたのだろう…
そうそう、ラストに登場する彼女のパパ!
オスカー本命だったのかしら(笑)

2008年 11/22公開 アメリカ映画
監督  ベン・スティラー
2008_11
19
(Wed)20:13

寒くなりました!

先月の映画帰り、販売時間に間に合ったので、久しぶりにモンシュシュで並びました
この日は列が短かかったから20分ぐらいで買えましたぁ
お目当ては秋限定の栗ロールでしたが、私の数人前で売り切れとなり、定番の堂島ロールを購入。
シンプルだけど、とっても美味しい
081030_1644~01

もう少し厚く切りたいところですが、家族3人2日に分けて(笑)
生クリームは、しつこくない甘さとふんわり感~スポンジの柔らかさは絶妙です
081030_1650~01

クリスマスケーキーの予約も始まったみたいです
モンシュシュさまのホームページより画像お借りします。
xmas-carol_NFモンシュシュ
可愛い~

食いしん坊なので、秋の味覚には目がありません(笑)
食べ歩き大好き
これからは海の幸も美味しくなりますね
牡蠣も好きだし蟹もそろそろ解禁でしょうかぁ~
寒くなったので鍋も美味しい
我が家は週1~2回鍋料理です(主婦の味方?~笑)

あと、忘れられない和のテイスト、栗きんとん。
こちらでは「恵那寿や」「すや」「川上屋」「恵那川上屋」さんが有名でしょうか…
毎年デパ地下で(意識せず)どこかしらを購入しますが、
お恥ずかしながら、「恵那寿や」→「すや」に社名変更?
と思っていたら、この前お友達に違うよ~と教えて貰いました…(滝汗)
どちら様も美味しいですが、「川上屋」さんは他に比べたら、若干甘みが控えめでしょうか。

今回、生協仲間さんとのお茶会のお菓子に購入したのは「すや」さん。
画像残す暇なく、あっと言う間の消化(苦笑)
こちらは「川上屋」さんから拝借しました。
kinton15川上屋
お取り寄せもできますね
どちら様も賞味期間は短めで(&お高めで)すが、お勧めです~美味しいです~

そろそろ、あちこちで初雪のニュースも。
ついこの前まで、いつまでも暑い~と言っていたのに(*^-^)
今年はインフルエンザも早くからとのことで、
年末は当然皆さん忙しいし、急激な気温の変化に気をつけたいですね。
ご自愛下さいませ(*^.^*)
2008_11
15
(Sat)15:53

ヤング@ハート


アメリカ、マサチューセッツ州の小さな町ノーサンプトンで活動するコーラス隊“ヤング@ハート”
平均年齢80歳の老人たちは、年に1度のコンサートに向け、ソニック・ユース、ボブ・ディラン、
トーキング・ヘッズなどの曲の練習を重ねていく。
コンサートまでの6週間の間に、メンバーにはさまざまなことが起こる。

“ヤング@ハート”の活動を追った音楽ドキュメンタリー。
ヨーロッパ公演中、イギリスで開催された<ロード・トゥ・ヘブン>の舞台を見たスティーブン・ウォーカーによって映画化。
young4Young@Heart.jpg
舞台上で杖をついてマイクに向かう92歳のアイリーンお婆ちゃん。
いきなり「クラッシュ」の“SHOULD I STAY OR SHOULD I GO”を歌いだす。

「私はあなたの側にいたら良いの?それとも出て行ったほうが良いの?」

このオープニングには驚きと愛しさでなんとも言えない気持ちになった。
パンクがまるで詩のように歌われて、「どうぞ側にいてください!」と、誰もが言いたくなるのではないかしら(笑)
年齢を重ねてきた顔には輝きがあり、腹の底から出す声には迫力もある。
331409_01_03_02ヤング@ハート
年に1回のコンサートに向けて、コールドプレイ、ソニック・ユース、ラモーンズなど練習を重ねていく。
新しいオリジナルナンバーの曲が流れると、その音量に耳をふさいだり、詰め物したり、
ちょっとした隙にウトウトしたり(笑)
それでも歌うことは生きることと、歌を自分達のものにしようと練習する。

舞台に立つまでの6週間、お爺ちゃんお婆ちゃんたちの道のりは険しいものがあるのだけれど、
いつもユーモアーを忘れず決して諦めない。
新しいナンバーの練習に加え、仲間の死や刑務所の慰問など、
メンバーそれぞれのキャラクターに笑いや涙を誘われる。
それにプライベートでも若さイッパイなんです♪
331409_01_02_02ヤング@ハート
途中、メンバーによるミュージックビデオが挟まれ、これがまた何とも斬新で楽しいのです。
ラモーンズ「I WANNA BE SEDATED」トーキング・ヘッズ「ROAD TO NOWHERE」など。
呼吸障害があるフレッドお爺ちゃんは、とても音域がある声で、特に低音がとても素敵なんですが、
まるでマフィアの大ボスのようなスタイルで歌う、ビー・ジーズの「STAYING ALIVE」が良かったです♪

いくつになっても挑戦するという事は、本当に素晴らしく、彼らが歌う曲にはどれも説得力があります。
何よりも自分たちの老いや死を冷静に見つめ、その日まで人生を楽しんで生きている姿に胸が熱くなります。

また彼らをまとめる、厳しくて暖かい指導者ボブ・シルマン氏も凄い。
なぜ彼はこんなパンクやロックを老人たちに歌わせるのか。
楽曲に歌詞に…素敵なメッセージが込められた名曲ばかりなんです。
騒がしい雑音のような音楽であっても、その曲の世界観みたいなものがお爺ちゃんお婆ちゃんたちは理解し、自分達のオリジナルにして彼らのメッセージとして伝えてくる。
ボブがその過程を最初に感じ取っているからこそ、彼らを指導し続けたいのでしょう。
young6Young@Heart.jpg
平均年齢80歳のお爺ちゃんとお婆ちゃんの物語は、
ドキュメンタリー作品としてではなく、ミュージックビデオ、コンサート感覚で観て欲しい。
人生の大先輩に教えられる事が詰まっている作品です。
そして凄いパワーとエネルギーも貰えます!

彼らに取って難曲だったアラン・トゥーサンの「YES WE CAN CAN」
ポインター・シスターズが歌っていたと思いますが、
CANが71回もあるという早口言葉のような歌詞に悪戦苦闘。
「YES WE CAN」って、オバマさんも大好きな言葉ですね(笑)
私達も何かできると思います。
身近で簡単で当たり前のことを、それぞれがやるだけで世の中が変わっていくんだ…
この歌と“ヤング@ハート”から、そんなメッセージを感じることができました。
とても暖かで良い作品でした。
お近くで上映あれば、是非にとお勧めしたいです。

2008年 11/8 イギリス映画
監督 スティーヴン・ウォーカー
2008_11
14
(Fri)14:23

ステート・オブ・プレイ ~陰謀の構図~

第6話 最終回(11月12日)

「スクープ」

スティーブンは、たとえ自分が職を失うことになっても、エネルギー大臣ファーガスや政府の関係者たちを破滅させてやりたいと、オフレコの会話などすべての情報をカルに提供すると言う。

デラダンは入院中のフォイから、U-EXオイルの上層部、リチャード・ジーグラーの証拠メールを受け取る。
そこにはソニアの名前が書かれていることをつきとめた。
やはりソニアは、U-EXオイルの上層部とつながっていた。

カルは、記事が法的に問題があるかどうかをチェックするイボンヌに、
自分はキャメロン編集長にクビにされたので記事の権利は自分にあるから返却して欲しいと告げる。
更に、ヘラルド新聞社はラジオの免許を欲しがっていて、政府を怒らせるとそれが出来なくなるから記事にしたくないのだろうと教える。
スティーブンは内容を認める供述書を出すつもりで、それは自分にしか話すつもりはなく、
その証拠集めのために、たった数万ポンドの経費で陰謀が合法的に独占的に暴かれるので、他社に記事を売るしかないのだと詰め寄る。
イボンヌは取材費を出すことに決めた。

デラは、U-EXオイルのリチャード・ジーグラーと密会。
リチャードは、社内で「ソニアと言う人物の情報を最優先にしろ」と極秘のメモが回り、自分が担当になってから初めて彼女がどこで何をしているか知った。
亡くなる2日前に辞めたいと言ってきたが、何故ソニアが殺ろされたのかは何も知らないと言う。

スティーブンはキャメロンやヘラルドチームを前に、ソニアとの仕事内容やこれまでの経緯、ファーガスたち政治家の嘘などを供述テープに収めた。
カルの家でお酒を飲み感情的にファーガスを責めるスティーブンは、「ソニアはトロカデロでポールと毎日会って、情報を流していた」と口走る。
不思議に思ったカルは、デラに聞いてみるが、「トロカデロ」という名前はフォイの口からも一度も言われたことはなく、それが書かれていたのは、殺し屋のカバンにあった監視記録だけだったことに気づく。

スティーブンの着替えを持ってきたとカルの家へやってきたアンは、ソニアがスパイだと知ってスティーブンがマスコミと戦うのなら私はサポートすると言う。
同情心から気持ちが変化したのなら、やめた方が良いと言うカルは、ソニアの妊娠をアンに話した。
どんな男でも子供の父親である以上、子供のためにも彼がボロボロになるのは見ていられないとアンは言う。

リチャード・ジーグラーから証拠のメモを入手したデラは、ベル警部を尋ね、U-EXオイルの上層部とソニアが繋がったことを告げた。
フォイはもっと事情を知っていると思うから押さえておくべきだと話し、殺し屋ロバート・ビンガムの経歴ファイルを見せて欲しいと頼む。

昔、軍隊にいたビンガムには読書障害があった。
当時国防省にいたスティーブンは、軍隊にいたことがあり、その時にビンガムと出会い読み書きを教えていた可能性が高いと思われる。
議員になってロンドンに来たスティーブンの家に泥棒が入った時に、防犯モニターを設置した会社のオーナーがビンガムだったことも判明。

カルがビンガムの名前を口にすると、スティーブンは観念した。
家族がバラバラにならないように頑張ろうとするアンに、自分は変われない、復縁は有り得ないのだと話す。

スティーブンは、ソニアの家にいた時にかかってきた留守電話から、ソニアとポール・カニングのつながりを知り、ビンガムにソニアの身辺調査をさせていた。
ビンガムはソニアを殺すことをスティーブンに提案したという。
スティーブンは「やめろ」と言っただけで、阻止しようとはしなかった。
カルは、たとえ出世して大物政治家になったとしても、人の命を奪ったり遺族を悲しませるほどの価値があるものなのか?と問いかける。

ヘラルド社は石油会社と政府の癒着、スティーブンの供述を掲載し、同時にスティーブンは警察に逮捕された。


う~ん……
もう頭がこんがらがってきました
毎回たくさんの人物名が次々と出てきたのですが、殺人に関しては誰も関係がなかったんですねぇ~

石油会社が自分達の利益のため、政府にスパイを潜り込ませ、それを黙って了解していた政治家。
そこに多額のお金が絡んでいたのかは明らかにはならなかったと思うけど、そんなお互いの利益の上に成り立つ癒着と、ソニアや他の殺人事件は全く別だったと言う事でした。

U-EXオイルやワーナー・シュロスは、ソニアが任務を破棄したいとの申し出には困ったみたいけど(ポールの情報から、彼女がスティーブンに本気になってしまったのも困ったのでしょうが)彼女が殺されたのは、逆に戸惑ってたみたい。
でも彼女のことが暴かれていくと自分達の立場も当然悪くなるから、冷や冷やだったでしょう。
殺人はそれとは無関係な所で、身辺調査をスティーブンから依頼されたビンガムが、恩師の為に制止を聞かずに勝手に殺したってことみたいです

盗まれたスーツケース、それをカルに提供した少女、病院で殺されたブラウン警部、ケルビンの検視結果を変えた人物、ビンガムを特殊部隊によって射殺させた人物など…
カルが再調査をと匂わせながらも、何も明らかにならないまま。
6回なんて時間に、あれもこれもと風呂敷広げておいて、この終わり方はないのでは
せめて殺人に関わったビンガムをもっと掘り下げるとか、スティーブンとの関係も、たったそれだけの事で?と思わせないないようにするとか、やりようがなかったのかな。

ソニアの死の原因は、スティーブンが愛するソニアを疑ったのが始まり!(詰まらない~汗)
全ての経緯をカルに説明するスティーブンが言ってることは、サッパリ解からない
最後の最後まで、なるほどねえ~あなたも辛かったのね~と思えない
はあ???の連続…
結局は自分勝手なんだけど、それ以上、全て中途半端で激情型。
自分が利用されたり裏切られたりするのがトコトン嫌なんだろうけど(そんなん、誰だってそうだよ)
ただ嫌だという感情だけで、その先に賢さがない。
俺は本気でソニアを愛していた、家庭を捨てようとしたんだぁ~と言うのに、
彼女と出会って幸せなのに、悪いほうばかりに向いていく、とか…
そこまで愛していて覚悟があるのなら、自分達で向き合って解決しなよ

カルは友人を警察に送り込む結果になって複雑な涙を流していたけど、アンとの不倫もやっぱり何だったの?アンもこの期に及んで(ソニアがスパイだと知ったから)子供達のため大人の解決を、って、バカじゃない

解かりにくいのがイギリスドラマの特徴らしいですが、それにしても伏線を張るだけで丸投げ気味ですね。
石油会社と政府の癒着で殺人が起きたのかは、次々と現れる人物で引っ張っただけで、
スティーブンが真犯人であっても、彼がどうしてそうなってしまったか、って言うのが観るものにあまり伝わらなかったように思うのです。
それに、最初に受け取ったスーケースの中身とビンガムの身元をしっかり調査すれば、すぐに解決していたと思うのですが…(汗)

これの映画化って、少し不安です


NHK-BS2 1月1日~1月3日に再放送されるそうです。
2008_11
13
(Thu)23:50

ハンサム★スーツ


母親の残した定食屋を継いだ琢郎(塚地武雅)は、
ブサイクでフラれっぱなしの人生だが料理の腕前は天下一品の心優しい男。
ある日、清楚で美しい寛子(北川景子)がバイトに来ることになり、琢郎は恋心を抱く。
しかし、寛子にもあっけなくフラれた琢郎は、自分がモテないのはブサイクなルックスのせいだとひどく落ち込む。
立ち寄った洋品店で、着るとハンサムになれる“ハンサム・スーツ”を勧められ、
半信半疑ながらも試着した琢郎は、見違えるようなハンサム男・光山杏仁(谷原章介)に変身していた。

ブサイクゆえにモテない人生を歩みながら、ハンサム男に変身した主人公の姿を描くラブコメディー。
「ブスの瞳に恋してる」の人気放送作家・鈴木おさむの脚本。
080806_hs_newmainハンサム★スーツ
080926_hs_sub10ハンサム★スーツ
80、90年代のヒット曲、懐かしいギャグ、琢郎が作る素朴な定食は美味しそうでしかも安い!
ちょっと時間的に引っ張りすぎかもしれませんが(「東京ガールズコレクション」のコラボ)
キラッとする王子様系の口元や、汚いくしゃみがスローで飛び散るとか、
漫画のページをめくるような映像と色彩もポップでカラフル。
見せる楽しさもありました。

ブチャイクな琢郎は、その容姿から損ばかりしている人生だと思っていたのですが、
外見容姿さえ良ければ、それだけで人として幸せなのか?って事を、ハンサムスーツを着て初めて知り、
本当の自分、本当に大切なものに気づきます。
080806_hs_sub4ハンサム★スーツ
080926_hs_sub13ハンサム★スーツ
コメディな部分と周囲の人のシビアな反応の展開は、本当にベタな流れで先が読めますが、
多分それが読める事は承知の上で作られているのでしょう。
内面と外面、どっちが大切かと言うテーマを深く追求するものでもないと思うので、
ブサイクな塚地さんが、スーツを着るとハンサムな谷原さんになる…
誰からも美人だと言われる寛子には、美人だからの悩みがある…
そんな設定を単純に楽しみながら、自分にあった幸せを見つけていった琢郎や寛子に良かったね~と素直に思え、ほんわか気分になれる映画でした。

外見で判断して態度に出してしまうのは、仕方がないのかも知れないなあ~とも思いますが、
バスの中で琢郎に痴漢の濡れ衣を着せられた時は、おまえらにそこまで言われる筋合いはないだろう~と、フツフツとした怒りを覚えてしまいました。
080807_hs_sub6ハンサム★スーツ
塚地さん「キサラギ」では左後ろ斜めがジョニー似だったから、彼は何かと美男子と引き合いにだされるキャラなのね(笑)
芝居をしていると言うより、自然体で良いですね。
私はこんな食堂があったら、毎日通いたいです(笑)

谷原章介さんは、モテないキャラの塚地さんを引き継ぐ演技をしなくてはならなかったので、ハンサムなのに三枚目以下(?)の演技はよほど塚地さんを研究したのでしょうか。
谷原さんが苦手な方には、もしかしたら鬱陶しいかもしれませんが、そうでなければ二枚目な彼の笑いは本作の魅力の一つでしょう。
一緒に観た友人は、特別興味がなかった谷原さんが、必死で塚時キャラになろうとしていたのがとても良かったそうです。
時々ホストっぽいのも好みだったらしい(笑)
080807_hs_sub7ハンサム★スーツ
谷原さんが身体張って(笑)いろんな笑いに挑戦したのは、とても新鮮で面白かったし、
大島美幸も素朴で暖かくて、側にいたら安心できるような女性を感じさせて良かったです。
北川景子さんも純粋で、やはり素朴な美しさに好感持てました。

ブラザー・トム他、 温水洋一、 中条きよし 、伊武雅刀 と個性的な脇役さんたちに、
ハンサムスーツの試着の度に、あの人この人が出てきたり、エンドロールの「おまけの彼」も笑えました!
080806_hs_sub5ハンサム★スーツ
しつこいくらいに流れる「My Revolution」は、タイムリーでちょっと複雑な思いになりましたが(汗)
佐野元春の「SOMEDAY」なんて選曲も懐かしかったです♪

2008年 11/1公開 日本映画
監督 英勉
2008_11
11
(Tue)16:03

彼が二度愛したS


ニューヨークのオフィス。
ひとり黙々と仕事をこなす会計士ジョナサン・マコーリー(ユアン・マクレガー)は、
弁護士ワイアット・ボース(ヒュー・ジャックマン)と出会い、
エグゼクティブ限定の会員制秘密クラブの甘美でスリリングな情事にはまっていく。
そんな中、地下鉄で見かけた美女(ミシェル・ウィリアムズ)とクラブで出会う。

“S”で始まる名前の美しい女性に心を奪われた退屈で孤独な会計士の男が、官能めいた甘い罠へと落ちていくラブ・サスペンス。
331287_01_02_02彼が二度愛したS
人付き合いが苦手そうで真面目なジョナサンは、ひとりで残業している時にやって来たスタイリッシュなワイアットの饒舌でセンスのある会話に打ち解けていきます。
次第に胸のうちを吐露し始める最初の場面は、NYの夜景も綺麗だし、都会の中での孤独な男とも対比し、
この真面目な男がこれからどう仕掛けられていくのかなぁ~と引き込まれました(でも、マリファナ?とか勧められてすぐ吸うのね…汗)
帰途に着く地下鉄では、ドン臭さがイッパイで、ジョナサンの人物像はすぐ把握できます。

合い言葉は“今晩、お暇?”
電話一本で情事の相手を求める会員制デートクラブ。
ワイアットに導かれるように足を踏み入れた冴えないジョナサンの人生は、セレブな女性を相手にするたび刺激ある生活へ。
地下鉄でSのホルダーを下げた美女に一目惚れし、彼女を救うために罠へと引きずり込まれる。

少しネタバレします

331287_01_05_02彼が二度愛したS
でも、官能的でもサスペンスでもないし、なんとも中途半端な映画でした。
ワイアットの一挙手一投足に伏線が散りばめられてるのですが、どれもこれもミエミエで、目新しいものはありません。
ラストに向けても引っ張り過ぎだし、展開に意外性もない。

新鮮だったのは、あか抜けない7:3分けの真面目なユアンと、豪快で善人ぶった悪のヒュー、
薄幸そうでミステリアスな色気漂うミシェル・ウィリアムズと、これまであまりお見かけしない役柄だったかな。
あと、ユアンのテニス姿と白シャツに白ブリーフ姿が目に焼きついた!!
やはり真面目くんは白が定番…(笑)
michelle_williams1DECEPTION.jpg
私はキャストが三人とも好きなので、それなりには過ぎていきましたが、
会員制秘密クラブなんて一般市民には未知なものをもっと利用して、スリリングな展開にするとか、
せっかく爆破するなら、もう少しオチのつけようもあるだろうし。

ジョナサンが一夜をともにする、シャーロット・ランプリング、マギー・Qなど、脇役は豪華でしょうか。
シャーロット・ランプリングのはあまり観たくないけど…

邦題の意味も解からない~
原題が「DECEPTION」(嘘 誤魔化し)どうして2度がついたのでしょう?

2008年 11/8日公開 アメリカ映画
監督 マーセル・ランジェネッガー
2008_11
10
(Mon)15:25

僕たちのアナ・バナナ

PCBP50865_l僕たちのアナ・バナナ
ニューヨークに住むカソリックの神父ブライアン(エドワード・ノートン)と、
ユダヤ教のラビ、ジェイク(ベン・スティラー)は幼な馴染みで大の親友。
二人の説法は、斬新で楽しく人気を集めていた。

ある日、幼馴染みのアナ(ジェナ・エルフマン)から、仕事でニューヨークに数ヵ月間滞在すると連絡が入る。
憧れのアナと再会した二人は再び恋心を抱くが、ラビと神父という立場が思わぬ障害に…。

エドワード・ノートンが監督デビューを果たした作品。
変わらない友情と愛情を描く。
ben_stiller7KEEPING THE FAITH
宗教の事は解からなくても、気楽に楽しめるラブコメでした。
会話がスマートだしNYの街並みも雰囲気あります。
主人公二人の神父とラビの設定は、普通の人のような恋愛には発展できない…
神父は結婚を禁じられているし、ラビはユダヤ教の女性としか結婚できないので、
色々と制約がある中、魅力的なアナの存在は戒律を破りたくもなるでしょう~(笑)
しかもアナが惚れるのは、ジェイクの方だったから(何で?)
勘違いしちゃうノートンが、可愛い♪
カラオケも歌ってましたねぇ~バリー・マニロウだったかな♪
神父姿も似合っていたし、彼のなで肩が一層の情けなさを表していました(笑)
ben_stiller4KEEPING THE FAITH
edward_norton3KEEPING THE FAITH
アナがどうしてジェイクを好きになったのか?
普通なら、ブライアンでしょう?!(笑)
ブライアンに、神父の恋愛やセックスはどうなるの?と確認してたから、
もしや、こりゃダメだと思ったのかな(意地悪目線~笑)
ジェイクのことが子供の頃から好きだったの!!みたいな~何か熱いエピでもあれば良かったのになあ~とも思いました。
ちょっとブライアンとアナは身勝手な印象は残りますが、彼女も改宗するほどだから愛は本物なんでしょう。
ben_stiller2KEEPING THE FAITH
「アマデウス」「宮廷画家ゴヤは見た」のミロス・フォアマン監督が出ていたと後で知りました。
多分、ブライアンの上司(?)神父さんだったと思います。

コメディなノートンも良かった。
「ハルク」もノートンが?!想像できない!と思ったけど、どんな役柄でもすんなりと演じていて、違和感を与えない器用な人ですね。
ベン・スティラーの笑いは好きなほうなので、最初のお見合いした女性との絡みはかなり笑えました!
カラオケ販売店の店員くんも可笑しかったです!
 
2001年公開 アメリカ映画
監督 エドワード・ノートン
2008_11
07
(Fri)17:05

ステート・オブ・プレイ ~陰謀の構図~

第5話(11月5日)

「プレッシャー」

経費を理由にU-EXオイルの調査を控えるよう上層部から命じられたキャメロン編集部長は、
「政府を怒らせるな」と言われたことを何気なくカルに伝える。

自分のPR会社にも警察がやってきていることを知ったフォイは自ら出頭するが、逆に尾行しているのは警察ではないと知り危険を感じる。
尾行をさせていたのはカルで、それを知らないフォイはホテルに戻りデラたちに話す覚悟をする。

スティーブンの秘書グリーアから、
ソニアを推薦したのはエネルギー大臣ジョージ・ファーガスの口添えがあったからと証言を得たカルは、
ヘレンにファーガス大臣から真相を聞き出すように指示する。
U-EXオイルとの関係についても聞かれたファーガスは、「これ以上この話をすると、あなたも終わりだ」と脅す。

ホテルの別室にスティーブンを呼んで、フォイへの尋問を始めたデラとカル。
ワーナー・シュロスを窓口とするU-EXオイルのポール・カニングから、情報収集のためエネルギー委員会に信用できる人間を送り込みたいと頼まれソニアを紹介し、
ソニアを職につかせるために、ファーガス大臣が関係していたことも認めた。
フォイは、ソニアとスティーブンが不倫していると面白半分にポールに話した事も認め、
ソニアはポールに、「これ以上情報提供の仕事はできない、汚いお金も受け取れない、もうおりる」と告げたが、それを許さないポールは、「スティーブンとの不倫をマスコミにばらす」と脅したと言う。
スティーブンに本気になっていたソニアは、最悪の状態に悩まされ、そのうえ妊娠してたと言う。
自分が「スパイ」であることがスティーブンに知れるなら死んだほうがましと言っていたと…
これを聞いていたスティーブンは、罵倒しながらフォイに襲い掛かり暴力をふるう。

ヘラルド紙は、フォイの証言をもとに記事を出そうとするが、U-EXオイルとファーガス大臣から差し止め命令が既に来ていた。
キャメロン編集部長は、更なる証拠集めと圧力には屈しないことを宣言し、明日の紙面の印刷を止めさせる。
「議会からの圧力で掲載できません」「理由はU-EXと議員に聞いてください」の紙面を入れさせた。

キャメロンは編集の権限を奪われ、法律の専門家イヴォンヌがどの記事を掲載するかを決めることになり、U-EXが出した差し止め命令を、妨害行為としてヘラルド紙が訴えたものも取り下げてしまう。
小出しにしていても仕方がない、今やる事があるのではないかと、ダンに言われるキャメロンには作戦があった。
「記事を握っているのはヘラルドではなくおまえだ」と、カルの解雇書類を11日にさかのぼり署名させた。

ファーガス大臣と報道アドバイザーウィルソンは記事をもみ消そうとするが、スティーブンは、腐った連中と対立する態度を取る。
あなたに頼まれてソニアを調査官に推薦したと告げるグリーアと、スティーブンの問いつめに観念したファーガスは、
ソニアはU-EXの手先だったろうが、ソニアを連れてきたのではU-EXではなく、
石油会社が委員会の動向を知りたがるので、我々が調査官のポストに空きを作り、彼らが押す人物がソニアだと解かったので、グリーアに一言口添えをしたと言う。
石油産業を敵にまわすと、政府が大変な目に合うので彼らを不機嫌にはさせれないからと告げられたスティーブンは、愕然とする。
ファーガスは、なぜここまでこじれソニアが殺されたのかはわからないと言う。

カルは、ケルビンが殺し屋から盗んだカバンの出所をはっきりさせるため、ケルビンの兄ソニーに協力を頼む。


スティーブンにボコボコにされたフォイ(笑)
粋がってるだけの小心者フォイは、笑えるキャラでもあり、
フォイを演じるマーク・ウォーレンはピッタリ嵌ってます
まだ隠してる事があるみたいです~血だらけの顔で証拠ある!!って(爆)

U-EXオイルのポール・カニングなる人物名が登場。
今は失業して引っ越し、姿を消したらしい

今回も明らかになることが多かったです。
一番驚くのは、ソニアの「スパイ」は政府側も了解済みだったって事でしょうか…
それどころかお膳立てまでしてあげた訳で、「エネルギー委員会」なんて名ばかりで、その委員長のポストに邁進していたスティーブンに取っては二重のショックでしょうね。
おまけにソニアとの不倫も知られていたなんて(恥)
ソニアが「スパイ」だったと聞いたアンも、少しスティーブンに同情した気配でしたが…

で、今回はキャメロン編集部長がとてもカッコ良かったです
飄々としてジョーク好きだけど、ここぞと言うときの決断力と、人を動かす手腕が上手い
こんな上司だと安心して働けそうです

最終話を前にしても、黒幕が見えてこない。
これまでの登場人物の中にいるのか、それとも別の誰かなのか。
でも不思議なのは、スーツケース
警察が押収してから一向にその中身から持ち主に繋がらない。
殺し屋が追うほど重要なものが入っているのなら、なぜそこから警察は暴こうとしないのか?
上層部から圧力かけられたから調べられないの?
スーツケースをケルビンに盗まれた持ち主は、殺し屋を雇ってケルビンを殺害。
いきなり殺して、スーツケースを取り返したくなかったのかな~。
最終話は、そのスーツケースに戻るようですが…(遅)
それに殺し屋が殺害されて身元も解かったんだから、ベル警部は秘かに調べようとしないのかなあ~。
連携しようと言うけど、警察は殆ど動いてないのが気になります。

ラストに明かされる真相がどんなものなのかにもよりますが、
ここまでの流れは、ハリウッドでリメイクするような内容ではないような気が…
スティーブンとカルの人物像にも、あまり魅力を感じられないし、
新聞社や警察、政治家と立場が違うけど、真相を暴きたい!!って、強いものがそれぞれで感じられた方が良いと思います。
あと石油と政治の問題も、もう少し掘り下げた方が社会的なインパクトもあると。
告白や証言の追及ばかりで、見せるハラハラがないのですよね。
映画では真実が見える度に、身の危険が迫るようなスリリングで緊迫感がある内容にして欲しいですが。
2008_11
05
(Wed)19:52

さらば、ベルリン


1945年、ベルリン。
ポツダム会談の取材のため、
ベルリンにやって来たアメリカ人記者ジェイク・ゲイスメール(ジョージ・クルーニー)
彼は戦前、ベルリン駐在の記者をしていた時に人妻レーナ(ケイト・ブランシェット)と不倫関係にあった。
ジェイクの運転手をする米軍兵士タリー(トビー・マグワイア)の恋人となっていたレーナと、思いがけない再会を果たす。

終戦直後のベルリンを舞台に、
40年代ハリウッド黄金期の名作のスタイルを踏襲して描き出す、全編モノクロ映像による歴史ミステリー・サスペンス。
原作はジョゼフ・キャノンの同名小説。
326439_01_02_02さらば、ベルリン
WOWOWで。
昼食後の鑑賞には、睡魔との闘いに負けてしまいそうな作品でした(苦笑)
今は娼婦となったレーナと、彼女をベルリンから連れ出そうとするタリー。
タリーは運転手の立場を利用して、阿漕なことしてるけど、稚拙で逆上タイプ。
レーナを(愛するあまり?真実を知りたいがため?)助けようとするジェイク。

モノクロ映像はまだしも、混沌として整理されていかない物語の流れはいささか退屈。
ジェイクは結局のところ、レーナに対してどんな感情だったのか?何をしたかったのか?
戦争映画なのか、ラブサスペンスなのか?
あと、Vなんとかってロケット開発した科学者をなんとかかんとか…と、話が繋がったのはわかりますが、
だから何?って感じでした。
軍服姿の人物が多いのと、それぞれの思惑が解かりにくい。
326439_01_04_02さらば、ベルリン
40年代フィルムの再現を徹底したとのことで、
シーンのつなぎのワイプ(一つの画面を片隅からふき取るように消していき、そのあとに次の画面を現していく場面転換の方法)
カメラワークや、走る車と外の景色の合成、さらに見せ場に「ジャーーーン!」なんて音楽など、
クラシカルな雰囲気作りのこだわりは感じます。
俳優もわざと少し大袈裟な感じで演技したのかな~とも思いました(笑)
この映像は、同じ監督のモノクロ「グッドナイト&グッドラック」よりは、逆に斬新で面白かったです。
群衆の中での暗殺シーンや雨の空港のラストは、40年代のフィルムそのもの。
「カサブランカ」「第三の男」を思わずにはいられません。
326439_01_08_02さらば、ベルリン
ケイト・ブランシェットの器用さは、ここでも見せ付けられました。
本当に、何をさせてもピッタリと演じきってしまう。
結局、悪い女だったようですが(多分)こんな時代に女が一人で生き延びるには、それは仕方がないのだろうと。

小さくてコロッとしたトビー・マグワイア。
キレやすく勘違いお子様って感じは、まあ合ってたと思います。
しかし、横顔の二重顎はやばい?!

ジョージ・クルーニー渋いけど、この役はイマイチじゃないでしょうかぁ~。
軍服、帽子が似合わない(滝汗)
326439_01_01_02さらば、ベルリン
スティーブン・ソダーバーグ監督とジョージ・クルーニーのコラボは、
製作も含めてたくさんあるんですねぇ~。
なのに、これ好き♪と言えるのが無い。
「オーシャンズ」も11はそこそこ面白いかったですが、続いていくとパターンに少し飽きましたし…

2007年 9/22公開 アメリカ映画
監督 スティーヴン・ソダーバーグ
2008_11
01
(Sat)01:39

11月公開映画

11月1日

「ハンサム★スーツ」
330560view001ハンサム★スーツ
ブサイクでモテない人生を歩みながら、
偶然出会った“ハンサム・スーツ”を着てハンサム男に変身した主人公の姿を描くラブコメディー。

塚地武雅 谷原章介 北川景子 佐田真由美 大島美幸

「恋愛上手になるために」
331232_01_02_02恋愛上手になるために
仕事や恋人との関係に行き詰まった男が、
理想の女性に会える夢と現実世界の間でもがくファンタスティック・ラブストーリー。

マーティン・フリーマン ペネロペ・クルス グウィネス・パルトロー


11月8日

「かけひきは、恋のはじまり」
331290_01_03_02かけひきは、恋のはじまり
アメフトのプロリーグができたばかりの1920年代を舞台に、
中年選手と、アメフト界のスクープを追う敏腕女性記者の駆け引きを展開するクラシカルなラブコメ。

ジョージ・クルーニー レニー・ゼルウィガー

「彼が二度愛したS」
331287_01_01_02彼が二度愛したS
孤独な会計士の男が、官能めいた甘いわなへと落ちていくラブ・サスペンス。

ヒュー・ジャックマン ユアン・マクレガー ミシェル・ウィリアムズ

「ヤング@ハート」
331409_01_01_02.jpg
平均年齢80歳のコーラス隊“ヤング@ハート”の活動を追った音楽ドキュメンタリー。


11月22日

「私は貝になりたい」
327994_01_01_02.jpg
フランキー堺が演じたテレビドラマ「私は貝になりたい」を映画化。
死刑を宣告された小市民を見つめながら、戦争がもたらす不条理や哀しみを切々と描き出す。

中居正広 仲間由紀恵 伊武雅刀 上川隆也、石坂浩二

「ブラインドネス」
330417_01_01_02ブラインドネス
視界が真っ白になる伝染病がまん延する状況下で、人間の本性や社会の恐怖をあぶり出していく。

ジュリアン・ムーア マーク・ラファロ  ガエル・ガルシア・ベルナル サンドラ・オー
伊勢谷友介 木村佳乃

「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」
330880view001トロピック・サンダー/史上最低の作戦
自己中な役者たちが、
アクション映画の撮影で東南アジアへ赴き、本物の戦争に巻き込まれてしまうサバイバル・コメディー。

ベン・スティラー ジャック・ブラック ロバート・ダウニー・Jr


今月は、珍しく観たい邦画が2本
試写会での評判も悪くない「ハンサム★スーツ」 と、
企画と中居君の名前があがった時から、楽しみにしていた「私は貝になりたい」
むか~し、テレビドラマで(白黒だったかも~汗)フランキー堺なんて、若い人はあまり知らないだろうけど、
私もまだ子供であまり意味も解からず、とても悲しい話だなあ~と何となく記憶していました。
その後、所ジョージがスペシャルかな?でリメイクしましたが、それで初めて内容を把握でき、
(敗戦国として)戦争の傷跡がいつまでも圧し掛かり切なかったです。
中居君はこの1年近く殆ど頭を隠しながら、
映画のイメージに普段のギャップを持ち込まないようにしてきた(させられた)のでしょうか(笑)
ポスターで見かける坊主頭は可愛いです

洋画は“これ”と思えるのが少ないけど、「彼が二度愛したS」 は楽しみです