エバー・アフター
2008, 07. 07 (Mon) 16:06

16世紀のフランス。
ダニエル(ドリュー・バリモア)は、継母ロドミラ(アンジェリカ・ヒューストン)と、
彼女の連れ子姉妹、マルガリート(ミーガン・ドッズ)とジャクリーヌ(メラニー・リンスキー)にメイドとしてこき使われる日々。
ある日、ダニエルはフランスの王子ヘンリー(ダグレイ・スコット)と出会う。
名を聞かれたダニエルはとっさに亡き母の名であるニコール・ド・ランクレ伯爵夫人と名乗ってしまった。
チャーミングなダニエルの魅力にたちまち恋に落ちたヘンリーは、舞踏会に彼女を招待する。
「シンデレラ」の物語を現代風にアレンジして映画化した作品。

WOWOWで観ました。
「シンデレラ」の物語のように辛い境遇に耐えるだけの女の子ではなく、
自分の意志を持ちはっきりと意見が言えるダニエル。
魔法使いもカボチャの馬車も出てこない代わりに、彼女には味方がたくさんいるし、危機も自分で回避できちゃう強い女の子。
今より少しぽっちゃりしているドリューは、おとぎ話のお姫様のように線が細い美人顔ではないけど、
行動的で前向きで明るい意志のあるヒロインがぴったり!
彼女の満面の笑みは本当に可愛らしい~♪
衣装も風景も綺麗だったし、
私の記憶では確かガラスの靴はフェラガモ製だったような…ミュールタイプの素敵な靴です♪


継母役のアンジェリカ・ヒューストンが完璧!
眉の動きは「アダムス・ファミリー」(笑)
キレやすい姉とダニエルを気の毒に思う妹、使用人たちの機転、あの偉大なるお方も…脇の方々も個性的でした。
ただ…
なんだ、あの王子は!!!
あの顔は王子様のお約束に反してるでしょう…
誰しも憧れるような甘くて端正な顔立ちの方を選んでくれないとですねぇ~~
イメージってものがあるのでお話の中になかなか入っていけませんよ!
いるでしょ、他に王子顔の俳優さん…
で、またこの王子が青いというか、、、
ダニエルに感化されていくという設定上は仕方ないにしても、惚れた女性の身分や嘘が解ったからと言って…おい!!だから話を聞けってばさっ!!!
顔も気に喰わなければ人間性も幼稚だしイライラした。
でもぜったいどこかで観た顔なんだよなあ~~それもこんな嫌な男だった…と考えてたら…
あなた!!!
「デスパレートな妻たち3」のスーザンのイギリス男、イアンじゃないの!!!
あっ、やっぱ、最低…(汗)
ダグレイ・スコットって「MI:Ⅱ」で悪役だったんですね~あまり覚えてないけど。

ダニエルが幸せになって、意地悪な継母と姉に成敗が下ったのは良かったけど、
この王子のどこに魅力があるんだか…
お話は好みだったけど、王子でかなりマイナスを踏んでしまったぁ~残念!
1999年 4月公開 アメリカ映画
監督 アンディ・テナント