アフタースクール
2008, 05. 29 (Thu) 22:33

母校の中学で働く教師、神野(大泉洋)のもとに、
かつての同級生島崎だと名乗る探偵北沢(佐々木蔵之介)が訪ねてくる。
彼は、神野の同級生で親友のエリートサラリーマン木村(堺雅人)の行方を追っていた。
神野は探偵のペースに引きずられるように、木村捜しを手伝わされる事になる…。
「運命じゃない人」監督内田けんじによる新感覚エンターテインメント。
怪しげな探偵と親友の行方を捜すハメになった主人公が辿る、予測不能な物語を巧みな構成力で描き出す。

今年最初の邦画鑑賞作品です!
(比べちゃダメだろうけど)
「キサラギ」程ではないけど、面白かった~♪

まもなく出産を控える美紀(常盤貴子)の手料理を食べながら、
中学時代、美紀から渡された手紙を思い出し、優しく微笑む真面目なエリートサラリーマンの木村。
ところが彼は会社をサボり、
横浜のホテルで女性と会っている所を同僚に写メされる。
木村を探す為に借金まみれの怪しい探偵北沢が雇われ、木村の同級生で教師の神野は、
半ば強引に探偵の捜査に巻き込まれる破目になる。

最初は探偵北沢の目線で物語は進行し、後半、突然展開が変わります!
色んな場面で伏線が散りばめられ、緻密に練られただろう脚本と、
大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人の演技が光ってます♪
伏線は無駄なく綺麗に片付けられ、しかもどんでん返しが好きな方にはお勧めです。
この映画は何の予備知識も入れないで観た方が絶対に面白いし、
二転三転を頭の中で巻き戻しながら、全ての謎が明かされた時にすっきりすると思います♪


大泉洋って、喋りは面白いけどあまり好きじゃないんですが、これ、良かったです。
素に近いアドリブのようなネタも笑えるし、飄々とした感じはユースケとはまた違う独特なものがある感じがしました。
最近ではどんな映画でもアイテムとして不可欠な携帯ですが、
この映画はあれですね、、、携帯を使っての小ネタも伏線も結構あるように感じましたが…
田畑智子、伊武雅刀、山本圭など脇の方々も個性があります。
しまったぁ~やられたぁ~くやしいぃぃーー!!!
ではないけど、あっ、そうだったんだっ!!と騙されました。
今夜は布団に入って思い返し、眠れない夜になるかも…
あっ、エンドロールも最後まで観てくださいねぇ~(*^-゚)vィェィ♪
「運命じゃない人」は観てないのですが、今度是非観てみたいです!!
2008年 5/24公開 日本映画
監督 内田けんじ