幸せになるための27のドレス
2008, 05. 28 (Wed) 22:59

世話好きのジェーン(キャサリン・ハイグル)は、花嫁付添い人のドレスがクローゼットに27着も並び、
いまやその道のスペシャリスト。
自分の恋には臆病で、上司ジョージ(エドワード・バーンズ)に想いを寄せるが告げられずにいた。
そのジョージは、ジェーンの妹で美人モデルのテス(マリン・アッカーマン)と出会い、
あっという間に結婚へと話が進んでしまう。
結婚式の記事を手掛ける記者ケビン(ジェームズ・マースデン)は、ジェーンを取材しようと執拗にアプローチを繰り返す。
万年“付添い人”のヒロインが、自分自身の幸せを見つめ、新たな一歩を踏み出す姿を描くロマンチック・コメディー。

先行上映、女性1000円で観て来ました♪
「プラダを着た悪魔」のスタッフが贈る…の宣伝文句は、無視した方が良いかもしれません。
少しレベルが違うと思うので(苦笑)
上司の仕事って結局のところ何の会社?(そんなので、よく社長が勤まるのね)とか、
記者ケビンは、そんな記事を書いてどうなりたかったの?とか。。。
この手のラブストーリーに、細かい設定やメッセージなど云々を気にしたら楽しめないので、
お決まりのロマコメの流れで気楽に観ましょう!

結婚カップル(花嫁)の趣味を反映される(?)花嫁付添い人(ブライズメイド)の華やかさや大変さは、
色んな意味で楽しく見させてもらいました。
パーティで マイケル・ジャクソンの「今夜はドント・ストップ 」を皆で揃って踊る場面は、
昔懐かしい青春の一場面を見るかのようでした~♪
主演のキャサリン・ハイグルは、人気ドラマ「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」に出演しているそうですが、初めて見る女優さんです。
美人でスタイルも良いですが、派手さがないのかなあ~無難な感じでした。
でも他の女優さん達が、かなーりお顔がイマイチなんですよねぇ…
特に妹、、、自己中で嘘つきな性格だから見るからにそんな顔してるのに、何でこれに一目惚れ???
ジョージは趣味が悪いですねぇ~ジェーンの方が気立ても良く綺麗なのに、あくまでも仕事上のパートナーとしてしか見てないようでしたぁ。
おまけに節穴なんですよ、この男!!
これまたそんな役にピッタリな顔したエドワード・バーンズ。
「ホリデイ」で最初、キャメロンに捨てられましたね。

「X-MEN」シリーズのジェームズ・マースデン。
最近は「ヘアスプレー」「魔法にかけられて」とコミカルな役ですごく楽しませてくれました♪
過去作見たら、あれでもこれでも恋が成就できない役が多いのね~あの鼻の穴に問題でも?(笑)
背もチョット低めか…
さて、今回は…
私はこの役の彼、楽しそうで解かりやすい人柄で好きでした!

自分の事より他人の事を考え、頼まれると「ノー」と言えないジェーン。
妹に片思いの彼を取られても、姉としての自分は変えれない。
そんな感情を色んな行動や表情で見せてくれます。
深夜になっても帰宅しない妹を待ちながら、レンジ掃除までしだしたり、
口一杯にギョーザを放り込んで食べたり、チャーミングで可愛いらしい。
テスが母親のウエディングドレスを思いっきりリフォームした事からついに堪忍袋の緒が切れて、
彼女の本性をバラしてしまう。
気持ちは解かるけど、やり方はまずかったね…
それをちゃんと窘める親友ケイシーの存在は有難いです。

こんな女性向きの映画だと、主人公に共感できるかどうかで評価も分かれると思いますが、
字幕を必死に追うこともなく、ファッションにインテリアや雑貨など女性の好みでも眼を楽しませ、
それぞれのプライドやコンプレックスなどなど…肩の力を抜いて観れました。
私は面白かったし、
ラストのシーンは遥か昔と、いつかまた訪れるんだろうなぁ~
なんて思うと、なんとなくホロリとしました。

日本では馴染みがありませんが、花嫁付添い人って、一度はやってみたいですよね(もう、遅いけど)
ただ出席するだけじゃなくて綺麗な(変な?)ドレスとブーケ持って、ちょっとした花嫁気分を味わえそう。
最近はチャペルウエディングも増えてきたから、こんな企画も楽しいかも。
まあ、そればっかりだと寂しくなるかもしれないけど…(親も~笑)
ファンデーションの試供品もらいました。

2008年 5/31公開 アメリカ映画
監督 アン・フレッチャー