愛しのアクアマリン
2008, 05. 19 (Mon) 23:50

クレア(エマ・ロバーツ)とヘイリー(ジョアンナ・“ジョジョ”・レヴェスク)は大の仲良し。
ヘイリーは母親の仕事の都合でオーストラリアへ引っ越すことになって、
2人には別れの日が近づいていた。
ある日嵐が起こり、
父親が決めた結婚を嫌い人間界に逃げてきた人魚のアクアマリン(サラ・パクストン)と出会う。
3日間の間に本当の愛を見つけ父親を納得させたいアクアマリンは、
ヘイリー達が憧れる少年レイモンド(ジェイク・マクドーマン)に一目惚れ。
人魚を助ければ願い事が叶う、と聞いたクレアとヘイリーは、
引越しを中止させるという願いを叶えるべくアクアマリンの恋を手助けしていく。


日本劇場未公開、WOWOW放送で観ました。
ティーンエイジ向けの可愛いラブコメ!
人魚姫(?)が人間のイケメン君に恋をして、
彼に憧れていた少女達が、恋よりも自分達の友情の為に人魚の恋に協力する。
陽が落ちるまで水に濡れなければ人間の姿になれ、(足が生える~笑)
マニュキアの色やさり気ない着こなし、ヒトデのイヤリングなど若いお嬢さんには楽しいアイテム♪
憧れのイケメン君は、スポーツマンで誰にでも優しくチョット天然ぽいかな。
その彼を狙うお嬢様系の意地悪で我がまま娘セシル。
と、お決まりの対立構成。
軽いファンタジーで、10代の女の子のピュアな甘酸っぱさは描かれてますね。
細かいこと考えずお母さんも娘さんと頭カラッポにして観れると思います♪


全米興行では初登場第5位、3週連続でトップ10入りを記録したそう。
人魚アクアマリンを助けるクレアに、ジュリア・ロバーツの姪のエマ・ロバーツ(「殺しに熱きテキーラを」のエリック・ロバーツのお嬢さん)で、
彼女はジョニーの「ブロウ」で、ジョニー演じるユングの娘クリスティーナ(だっけ?)を演じていました。
最新作はドン・チードルと共演だそう。
人魚を演じるサラ・パクストンは、彼女達に比べればスレンダーで大人の女性の雰囲気はあるんだけど、
お顔がイマイチ微妙ですねぇ…
リース・ウィザースプーンとたまにジョニー妻ヴァネッサのような感じ…(汗)
で、意地悪娘のセシル、、、
これがまた酷い(笑)
お直し失敗したようなお顔と、若いだろうにおでこのしわがすんごく気になりました!
でもその顔が意地悪女のたどる末路にピッタリで小気味は良いですよ(笑)
性格は顔に出るのかなあぁ~~なんて教訓も?!
ヘイリー役の“ジョジョ”はミュージシャンなのかな。
ぽっちゃり系でリンジーに似てる。
健康的で、はつらつとして~機転も利く賢いお嬢さんでした。
役柄を外見からも一目瞭然、上手くキャスティングしたなあ~
そんな解かりやすさもストーリーに入り込みやすいティーン向け。
これから暑くなる季節、海辺の雰囲気も兼ねてサラリと楽しめる仕上がりだと思います。
2006年 アメリカ映画 日本未公開
監督 エリザベス・アレン