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300 <スリーハンドレッド> 

2008, 01. 29 (Tue) 10:51

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紀元前480年。
スパルタ王レオニダス(ジェラルド・バトラー)のもとに、ペルシア帝国クセルクセス(ロドリゴ・サントロ)王の遣いがやって来た。
土地と水を差し出さなければ、国を滅ぼすという。
レオニダスは圧倒的な力を持つペルシャ軍と戦う道を選んだ。
ペルシア軍の100万の大軍に対し、スパルタ軍の数はたった300人。
不利な状況にもひるまず、戦いに挑んでいくスパルタ戦士たちの姿を壮大なスケールで描く。
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スパルタでは産まれた男子は選りすぐられ、剣術を教え、精神力も養われ、母親とも別れさせ~と厳しい掟で育てられます。
300人の戦士の肉体と精神は見事なものではあります。
ダークな中にも赤を基調にしたザラついた感じやCG画像処理、スローモーション…
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ふう~~ん…
こんな映画だったんだ…
史実も深いストーリーもあまりないとは聞いてはいたけど、ここまでとは…。
予告は面白そうだったけど、意外と淡々と足早に過ぎていくので、
本編でそのシーン観ても特におお~とも思わなかった。

戦闘シーンは血しぶきがあがり、首から真っ二つやら、腕やら手やらがポロリンと落ちます。
スローモーション映像で、血しぶきも空中をふわあ~んな感じで舞います。
ある意味、これは綺麗なんでしょうか?
(そのリアリティからすれば、よっぽどトッド氏の剃刀さばきの方が現実的でグロイでしょう)
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流れからは過激なシーンであるはずなんですが、
あまりにも描写が現実味がなくて、血が!肉が!と言う残酷な感じがしませんでした。
山積みになった死体ですら、モロ作り物ぽかったですから…
おまけにペルシャ王はゲイっぽい。
ロドリゴ・サントロ、素敵なのに…(苦笑)

DVDで観たので劇場スクリーンよりは臨場感もなかったとは思います。
あまりにも残虐なシーンの連続には辛いものもありますが、
こんなテーマなのに、綺麗なイメージで描きすぎではないでしょうか。
ペルシャ軍も巨人やサイ、象など、どこかの映画で観たような敵に、
マスク(?)被った忍者(?)みたいなのまで…
ファンタジーなんですね!
政治や史実はこの際仕方ないとしても(苦笑)
もう少し、戦士の苦悩とか内面とか描かれていても良かったと思いますけど。
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レオニダスの王妃が、スパルタの女性としての云々とか言って意見するけど、
結局“女”であることを利用されただけだと思った。
「男子を産むのは女だから口を挟む」と冒頭言っていたけど、
彼女の力で過酷な男の戦場がどうかなるわけじゃないのだから、交換条件のために女を利用せざるおえない姿を描く必要なども無かったと思いました。

2007年 6/9公開 アメリカ映画
監督 ザック・スナイダー