ベオウルフ/呪われし勇者
2007, 12. 04 (Tue) 20:17

古代デンマーク。
戦士ベオウルフ(レイ・ウィンストン)は、時の王フロースガール(アンソニー・ホプキンス)の命によって、人々を襲い続ける呪われしグレンデル(クリスピン・グローバー)を撃退。
そのため、グレンデルの母親(アンジェリーナ・ジョリー)の怒りをかい、
部下たちは皆殺しにされる。
ベオウルフは冷酷で妖艶な彼女の魅惑に負け、永遠の力を持つ王になれるという悪魔の誘いを受け入れてしまう。
フロースガールの後継者として王の座に就くベオウルフだが…
イギリス文学の「指輪物語」にも影響を与えたという歴史上最古の英雄叙事詩を
「ポーラー・エクスプレス」「フォレスト・ガンプ/一期一会」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のロバート・ゼメキスが映画化。
伝説的な英雄たちの時代を舞台に、最高の戦士ベオウルフの壮絶な戦いが展開される。

実際の俳優が演じた動きを、
パフォーマンス・キャプチャーという技術でデジタルアニメ化した映像。
難しい事は解からないけど、人間の動きから全編CGで描いた感じ?
ブルーバックは使ってないのだろう…
3Dで上映している劇場が近い方は、ちょっとお値段が高いけどそちらが面白そうですねえ!
とは言うものの…
顔は生身のようだけど、体の部分がアニメっぽかったり、
お城の女性達の胸とか、じっくり映ると少し違和感はあったかなぁ。
ベオウルフの体もCGなんですね~
レイ・ウィンストンは50歳ぐらいだそうで、顔も細くなってるとか。

で、その結果(?)結構ムッキな体だからか、このヒーローはすぐ脱ぎたがる(笑)
グレンデル(↑の人?)との戦いも、さあ、いよいよこれから……
て時に、甲冑取って何でマッパになる??
まあ、相手もマッパだけどさぁ…
この前半のグレンデルとの格闘シーンは、少しグロテスクではあるけどハラハラするし、
マッパVSマッパで、うま~く隠れるんだ、これが!!
ベオウルフって、ターザンみたい(笑)
妖艶なゴールド・ウーマンのアンジーと、そのお子はパパが違うとこうも違うんだ!?
あと数センチ、数ミリの勝負~ドラゴンとの格闘シーンも迫力あるし、時折クスッと笑えたりして最後まで飽きずに観れました!



アンソニー・ホプキンス、ジョン・マルコビッチ、殆ど魅力を感じず、
王妃役のロビン・ライト・ペンなんて、そうだとはさっぱり判らなかった!
ベオウルフは英雄だ!ヒーローだ!と言われるけど、
嘘つき(ホラ吹き)そのヒーロー像も顔も好みでなかった。
ラストは勇敢だったけど!
ストーリーも特別どうこうでもないし、これは、スンゴイCGだっ!!!
と、感激もないけど、迫力ある映像はスクリーンの方が楽しめると思います。
何だか持ち上げたり~下げたり…な感想になりました(苦笑)

歴史上のヒーロー伝説って、
案外語り継がれるうちに全く別モノに作り上げられてるのかも~と人間の弱い部分も感じつつ、
さて、王位を引き継いだウィグラーフ(ブレンダン・グリーソン)の選択は…
彼ならどうする!!!
主役を演じるレイ・ウィンストンって、ゴメンなさい…ダレ?
作品リスト見たら「ディパーテッド」「こわれゆく世界の中で」など。。。(記憶にないです)
それで「スウィーニー・トッド」があった!
イギリスのテレビドラマかな…トッドさんを演じたみたい。
へえーーーそうなんだ♪
観たいかも♪

アンジー、出番は少なくても1番存在感があった。
立て続けに勢力的だぁ~
2007年 12/1公開 アメリカ映画
監督 ロバート・ゼメキス