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サンキュー・スモーキング 

2007, 09. 18 (Tue) 00:21



タバコ研究アカデミーのPRマン、ニック(アーロン・エッカート)は、日々マスコミ相手に禁煙VS喫煙の激戦を繰り広げていた。
彼の天敵のフィニスター上院議院(ウィリアム・H・メイシー)は、タバコのパッケージにドクロ・マークを記載する法案成立を熱望。
そんな折、彼は大ボス(ロバート・デュヴァル)の命を受けハリウッドに飛ぶ(シネマトゥデイ)

業界の宣伝マンの真実に迫るエンターテインメント。
得意の話術を武器にして世間と渡り合う…
喋りが上手い人は頭の回転が速く、頭も良いと言うけど、
まさにそうなんだろうと感じる。
次々とあんなに上手い事言えないな(苦笑)
もしかしたら間違ってるのかもしれない事も、いつの間にかそうかもしれない?!と思ってしまう。
まあ、時にその口が災いしてしまうこともあるんだけど。

登場人物の中に愛煙家も多いはずなのに、タバコを吸うシーンが全くないのが好感。
「映画の中でスターにタバコを吸わせよう!」と発案、
それを実行するためハリウッドの大物エージェントと面会かと思えば、
企業を告訴しようとする肺ガンを患う初代マルボロ・マンに、札束を前にして、まあ、その話術ときたら…(苦笑)
そんな社会のからくりが、この映画で楽しめるのだと思います。
…が、ただ、喋りが重要なので、
それは「カンバセーション」もそうだったけど、
字幕だけでは足りなさそう、、、
英語を理解できるかどうかでかなり面白さが違ってくるのかもしれない。
smoking1.jpg

離婚して母と新しい父親と暮らす息子ジョーイ(キャメロン・ブライト)に自分の仕事ぶりを見せながら、自分自身で考えることやその話術も伝授(?)
父親の出張に付いて行きたいと母親に言うセリフは、なかなか確信を付いていて可笑しかった。
ニックとアルコール業界のPRマン(マリア・ベロ) 銃製造業界のPRマンの “死の商人トリオ” が集まる飲み会は、シュールでブラックな会話でクスッと笑える。
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舌先三寸なニックだけど、何故か憎めない。
人に取って良い事も悪いことも他人から強制されるのではなく、自分の頭で考えろ、、、かな。
アーロン・エッカートは「ブラック・ダリア」よりこのほうが遥かに良かった。

子役キャメロン・ブライトですが、
「記憶の棘」では、二コールの亡き夫は僕ダァ…だったから、
子供らしい表情がない子だなあ~とは思ってたけど、
やはり可愛げがないと言うか~正直、もう大人みたいな顔してる(苦笑)
だからこんな役が合うのかもしれないけど、1993年生まれなので今は14歳。
劇中、大きな体でぬいぐるみ抱いてる姿には違和感タップリ(苦笑)
aaron_eckhart3.jpg

セクシーな女性記者のケイティ・ホームズ、
何だ?!あのエッチ・シーン!
笑えた…

そんなこんなで、嵌る人には楽しい映画ではないでしょうか。

2006年 10/14公開 アメリカ映画
監督 ジェイソン・ライトマン