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あるいは裏切りという名の犬 

2007, 07. 06 (Fri) 15:27



オルフェーヴル河岸36番地のパリ警視庁。
正義感の強く人望のあるレオ・ヴリンクス(ダニエル・オートゥイユ)と、
権力を求める野心家のドニ・クラン(ジェラール・ドパルデュー)
かつて親友だった二人は、
レオの妻であるカミーユを取り合って以来対立していた。

パリでは現金輸送強奪事件が多発。
長官はレオを指揮官に任命するが、
ドニは自分が追ってきた事件でレオが手柄を立てることを好ましく思わず、互いの思惑が交錯する…


“充実した本場フランスのフィルム・ノワールは久々”とのご意見がたくさん。
暗く重い雰囲気の中に、男の濃厚な胸のうちを感じるとても渋い映画です。
排他的な中で捜査の方向が対称的な二人は、
どちらが良い悪いと一概に言えるものではなくぶつかり合う。
レオ側で観てしまうので、
後半からやりきれない思いにかられたけど、
ドニの生き様も完全否定はできないかもしれない…

哀愁や悲しみ友情など、
男の美学と言うのだろうか…静かに対立する二人の姿は実に渋い!!
男達を影で支える女達のそれぞれの思いも良く伝わる。
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ダニエル・オートゥイユ、ジェラール・ドパルデューの演技のぶつかり合いは素晴らしです。
睡魔に襲われないフランス映画だった(苦笑)
男臭い映画が苦手でない女性にも、満足いく作品だと思います♪

ドニを演じたジェラール・ドパルデューは『仮面の男』のポルトス役って!!
チョット愛嬌のあるエロオヤジだったのに…
いやあ~~~ビックリした。
渋い!!(鼻がスゴイけど)

ハリウッドでは、
ロバート・デ・ニーロとジョージ・クルーニーでリメイクされるらしいです。

2006年 12/16公開 フランス映画
監督 オリヴィエ・マルシャル