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心のままに映画の風景

備忘録として更新します。コメントありがとうございました。
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やっぱり、静かな8月

8/4公開
『プロヴァンスの贈りもの』


ロンドンで多忙な日々を送るマックス(ラッセル・クロウ)は遺産相続のために懐かしの地プロヴァンスに降り立つ
ワインが結ぶ、おとなの恋
この夏いちばんのロマンティック・ラブストーリー(ラッセル・クロウが?~苦笑)

ヘンリーおじさんに 『ビッグ・フィッシュ』 『コープス・ブライド』 のアルバート・フィニー
少年時代のマックスに 『ネバーランド』 『チャーリーとチョコレート工場』 のフレディ・ハイモア君
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こんなに可愛いフレディ君が、ラッセル・クロウに!!??
い、いやかも…


『トランスフォーマー』
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未知なる地球外生命体と人間との攻防を描いたSFアクショ ン超大作


8/10公開
『オーシャンズ13』
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『オーシャンズ11』 『オーシャンズ12』に続く、シリーズ第3弾
おなじみの豪華キャストにアル・パチーノとエレン・バーキンの豪華顔ぶれエンターテイメントの最高峰
結末は想像できても観ちゃうでしょう~


8/11公開
『レッスン!』
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問題児の高校生と社交ダンサーのピエール(アントニオ・バンデラス)
ダンス大会出場に向けて練習を積んでいく実話に基づく青春ドラマ
7月から順次公開されてますね~
我が街は8/11日から

いよいよ…Sweeney Todd

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「Sweeney Todd 」 のポスターが公開されました


“Never Forget  Never Forgive”

怖そうです~~
こんなジョニーの顔、とっても怖いけど…
どんな床屋さんになるんだろう…(ワクワク)

公開日

http://www.imdb.com/title/tt0408236/releaseinfo

日本は来年の3/29とあります。
楽しみ

氷の微笑2



女性作家キャサリン・トラメル(シャロン・ストーン)が運転するスポーツカーがテムズ川に突っ込みます…
彼女は一命を取りとめるが、同乗の人気サッカー選手は死亡です…
事件を担当する刑事ウォッシュバーン(デヴィッド・シューリス)は、キャサリンの精神鑑定を精神科医のマイケル(デヴィッド・モリッシー)に依頼します…

前作の『氷の微笑』は衝撃的!
シャロン・ストーンの足の組み変えに、アイス・ピックも注目された作品。

続編を作る?…と言いながら14年が過ぎたのでしたが、
こんなのなら、何で今更…
前作が可哀想。
など、酷評を聞きながらも一見。

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シャロンの胸がどうだろうが、顔のしわをデジタル処理しただろうが…
そんなん、もう、しょうがない!
だって、時はいつの日にも親切で残酷な友達なんだもん!

でも…
マイケル・グラスって、やめてくださいますかあーー!!
そしてニック・カラン刑事は、やはり殺されたんですね(苦笑)

まあ、そんな過去の告白もさりげなく?…
今度は年下のお背はスラリと上品そうだけど、お顔がイマイチな精神科医を誘惑するわけで、
賢い男かと思いきや…実はやっぱりマヌケな男が、セクシー熟女の魔の手に掛かり(←わかっているけど、止められない~みたいな)破滅していく… そんなミエミエなお話し。

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前作は、シャロンが犯人なのか?そうでないのか?
と、わくわく想像したものですが…


ああ~もう、どーーでもいいわ!
彼女がキッチンでアイス・ピック持ったけど(持ち手がスケルトン?ぽかった~今風)そんな演出も取ってつけたよう…

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ワースト作品賞、ラズベリー賞は仕方がないね…

でも、もうすぐ50歳目前…
妖艶な色香はこの方ならでは~でしょうね…
こんなに怪しげな女性は、なかなかいません!

もし興味のある方は “ダ” の無い男の末路を観て下さい…笑

2006年 11/11公開 アメリカ映画
監督 マイケル・ケイトン=ジョーンズ


↓おまけ


ファウンテン 永遠につづく愛



医師のトミー(ヒュー・ジャックマン)は最愛の妻イジー(レイチェル・ワイズ)を死の病から救うため、新薬の開発に没頭していた。
運命を受け入れたイジーは、残された時間を少しでも夫と過ごしたいと願うが、薬の完成を焦るトミーは彼女を遠ざけてしまう。
イジーは「私の死後、あなたが完成させて」と書きかけの本をトミーに託す。
それはトミーの前世とおぼしき中世スペインの騎士が、愛する王女のために永遠の命を授けるという“ファウンテン(生命の泉)”を探す物語だった…。
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全体的にSFファンタジー&哲学、宗教の世界…みたいな内容

異なる三つの時代設定で、ヒュー・ジャックマンとレイチェル・ワイズが演じるラブストーリー。
医師トミーとイジーが実在(現在)であり、
中世スペインの騎士トマス(ヒュー)は、妻イジーの小説の人物で、
空中に浮かぶ丸坊主の僧侶のようなトム・クレオ(ヒュー)は、宇宙飛行士か?悟りを開いた状態か?それともトミーの頭の中か??

劇中、三つの物語が交差したり同じ場面が繰り返されたり。
妻の体をさすっているヒューが別の物語では生命の木をさすっていたり、妻に語りかける時のうなじの髪の揺れなども何度も挿入される。
様々な場面でドアや廊下(長い通路)光りなどの映像は効果的ではあるのだけれど、
人間の生と死、永遠の愛…と壮大なテーマの割には伝わってくるものがなかった。
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この映画、二つの物語なら普通の「ラブ・ファンタジー」だったろうけど、
三つ目の物語が“精神世界”を描いていたので、通俗的な私には何だかさっぱり…
丸坊主で座禅を組んで瞑想し、空中浮遊するヒュー・ジャックマン。。。
ドン引き!!
また生命の樹の樹液を飲んだ後の彼の姿も、
ティア・ダルマの巨大化と同じぐらい笑えてしまった…(アレよりは綺麗だけど~苦笑)

トミーがイジーの死を受け止めるまでの過程を、
“現実” “イジーが書いた物語” “ トミーの精神世界”でドンドンと描かれる。
ヒュー・ジャックマンとレイチェル・ワイズ、この2人が好きなのもあったから観に行ったようなものなんだけど、ちょっとついて行けなかった。
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公式ページ見ると、スピリチュアルカウンセラー江原啓之のコメントがあったりするので、ああいう方には良く理解できるのかしら。

当初はブラッド・ピットとケイト・ブランシェットで企画が始まったらしいけど、
方向性の違いからブラピが降板(良い決断!)
レイチェルはこの作品で監督と出会い結婚。

2007年 7/14公開 アメリカ映画  
監督 ダーレン・アロノフスキー

麦の穂をゆらす風

麦の穂をゆらす風

1920年のアイルランド南部の町コーク。
医者を志す青年デミアン(キリアン・マーフィ)は、ロンドンでの勤務がきまりアイルランドを離れようとしていた。
そんな時、仲間がイギリスの武装警察ブラック・アンド・タンズの暴行を受け、命を落としてしまう。
事件をきっかけに医師になる志を捨てたデミアンは、
やがてアイルランド独立を目指す戦いに仲間とともに身を投じていく。
そんな彼らのゲリラ戦に苦しめられたイギリスは停戦を申し入れ、戦いは終結するのだが
両国間に結ばれた講和条約の内容の是非をめぐって、アイルランドは内戦に突入してゆくのだった。

2006年カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた本作は、
独立戦争から内戦に至るアイルランドの1920年代を、イギリス出身の巨匠ケン・ローチ監督が描いた感動作。
イギリスとアイルランド、プロテスタントとカソリック、波瀾に満ちた両者の歴史を紐解きつつ、
戦いに身を投じざるをえなかった人々の視線でその悲しみを映像化した(goo映画より)
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タイトルの『麦の穂をゆらす風』は、
アイルランドの伝統歌の中でもイギリス支配への抵抗を歌う代表的な曲『The Wind That Shakes The Barley』から。
イギリス支配下のアイルランドでは、その弾圧により命を落としたもの、戦争で逝ったものを弔う時によく歌われたそう。
美しい旋律と哀愁のある歌詞はとてもやるせない。

戦争映画は、正直感想が書けませんが
北アイルランド問題はプロテスタントとカトリックの宗教対立だけではなく、植民地、占領問題から分裂内紛へと更なる悲劇に進むことになってしまいました。
占領軍に支配された植民地が独立を求め、そして本当の意味で自由にならなければ独立の意味を持たないのだと。

憎しみに駆られて復讐の連鎖に巻き込まれて行く若者たちの姿がとても悲しい。
みんな自由が欲しかっただけなのに…
普通の暮らしがしたいだけなのに…

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デミアンを演じたキリアン・マーフィ、やっぱり良かった。
監督の「パルムドールを受賞したのは、彼の演技があってこそ」と発言があるように、
強い信念、愛国心、尊厳など、時代に翻弄されたにせよ存在感がある見事な演技。
この戦闘の地、
コーク生まれのキリアンにまた新たな一面を観せてもらった。

『真珠の耳飾の少女』でグリートの恋人役
『28日後…』何だかどう感じてよいのか複雑な映画だったけど、へタレ青年から立派な戦士(?)に。
共演はカリプソかティア・ダルマか?それともカニ?のナオミ・ハリスだったのね!
『バッドマン・ビギンズ』 『パニック・フライト』の悪役
『ダブリン上等』もタイトル通り、
アイルランドを舞台のクールなコメディ!?
いさぎが悪くダサいけど、どこか憎めない青年役。
コーヒー(だったかな)にソース入れて飲んじゃうんですね~(笑)
『プルートで朝食を』のキトゥンも
アイルランドから母を捜しロンドンへ~IRAの工作員と間違われて囚われるというシーンがありました。
一見、線が細くて弱っちく見えるのですが、彼の演技にはいつも骨太さを感じます。

私はあまり映画の公式サイトを見ないのですが、
この作品は、
アイルランド革命など事前に少し知っておいた方がより理解し易いと思います。
戦争映画が苦手な方も多いと思いますが、機会があれば是非観て欲しい作品です。

2006年 11/18公開 イギリス アイルランド フランス映画
監督 ケン・ローチ

トリスタンとイゾルデ



ローマ帝国崩壊後、アイルランドの支配下にあったイギリス。
戦いで両親を失い孤児となったトリスタン(ジェームズ・フランコ)は、コーンウォールの領主マーク(ルーファス・シーウェル)に育てられた。
成長し騎士となったトリスタンは戦闘の末に重傷を負い、敵国アイルランドに流れ着く。
アイルランド王の娘イゾルデ(ソフィア・マイルズ)に助けられ、献身的な介護を受けたトリスタンは彼女と恋に落ちる。

ワーグナーの傑作オペラやシェイクスピアの戯曲の基にもなり、アーサー王伝説の一部として語り継がれてきた悲恋の物語の映画化。

無難に面白かった♪
ラブばかりだったら絶対に飽きたけど、
戦闘シーンが結構あったので良かった。
ここ1番!!
というような派手な盛り上がりや大感動シーンはないので、
見方によっては重みがないかもしれない…
でもストーリーも展開も解かりやすいし、無駄なシーンも無いようなので物語りに入り込みやすい。
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愛することの喜び、非情、運命…
裏切ることのできない忠誠、恩義…
その狭間のバランスも良く、心の揺れが伝わってくる。

トリスタンのジェームズ・フランコ。
イゾルデに向けられる視線や眼差しは、切なくて甘い雰囲気。
戦闘シーンでは、なかなか強い男だった!!
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トリスタンの少年時代を演じたのは
『ラブ・アクチュアリー』 『ナニー・マクフィーの魔法のステッキ』 のトーマス・サングスター。
このコ、成長楽しみ♪
良き男子になるんじゃないかなあ!

領主マーク役のルーファス・シーウェル。
『ロック・ユー!』 『レジェンド・オブ・ゾロ』 の冷酷無情な役しか観たことないし、
『ホリデイ』 も嫌な奴だったけど、今回は期待を裏切って良い人だったわ!(笑)

イゾルデのソフィア・マイルズは 『フロム・ヘル』でジョニーの亡き妻役でしたよねえ~。
5~6年前位?
回想シーンだからあまり覚えてないけど、
殆ど変わってないような印象でした。

2006年 10/21日公開 アメリカ映画
監督 ケヴィン・レイノルズ

ベルリン、僕らの革命



ベルリンで暮らすヤン(ダニエル・ブリュール)とピーター(スタイプ・エルツェッグ)
一見ごく普通の若者に見えるが、
裕福な者や権力者が優遇される不公平な社会に反逆している。
自らを“エデュケーターズ”と呼び、
金持ちの家に侵入しては家具や電化製品を動かして、メッセージを残していく。
ピーターの恋人ユール(ジュリア・ジェンチ)は自動車事故によって多大な損害賠償債務を負い、
ウェイトレスをしながら反グローバリゼーションの運動をしている。

ピーターの留守中、ユールの引越しを手伝う事になったヤンは、
急速に彼女と親しくなり“エデュケーターズ”である事を打ち明ける。
話しの流れから、彼女の事故相手の金持ち宅へ侵入することになるが…

タイトルに「革命」なんて言葉があるので難しい内容かと思えば、
意外とそうではなかった。
自分達の理想を世間に知らせようとして金持ち宅のセキュリティーをまんまと突破し、
椅子を積み上げてオブジェを作ったり、
高価で貴重なものをトイレに詰め込んだり、模様替えをしたり、
冷蔵庫の中にステレオを入れたり!
最後に“贅沢は終わり”“財産がありすぎ”などメッセージを置いて何ひとつ盗まない。
帰宅した我が家の変わり果てた様子を見て、
泥棒でもなく、破壊だらけでもない現状を目の当たりにする家主のあっけに取られてる様子は、
一応の彼らの目的達成を意味してるようで小気味良い(決して褒められることではないけれど…)
裕福層ばかりが優遇される社会へ対する彼らなりの革命ということかな。

そこにユールが自分の個人的な感情で加わってしまった事で、事態は一変。
侵入した家で、家主のハーデンベルク(ブルクハルト・クラウスナー)が帰宅、
しかもユールと面識があるためとりあえず誘拐し、4人は山荘で共同生活を始めることに。

ドイツは東西統合以来、貧富の差が社会問題となっていて、
ベルリンにはヤンのように疑問を抱き活動する若者も多くいるそう。
また、このハーデンベルクという大金持ちは若い頃は左翼運動家であったが、年齢を重ね仕事を持ち、結婚をし子供を持つ現実を生きると、
理想や主張ばかりでは生きられないのだと彼らに解く。
時に理想と現実をぶつけ合いながらも、若者達を包み込む包容力や、どこか父親のような暖かさもある。
3人の若者の感受性や恋愛、それを感じながら昔の恋愛や活動の思いを重ねるハーデンベルク…
美しい山々の自然の中、不思議な緊張感で物語りは進んでいく。
ラストもどちらにも解釈できるようだけど、それでも後味の悪さは残らないように思えた。

理想を追い求める気持ちはとても大切なのだけど、時の流れと言うものは知らず知らすのうちに自分の意思を変えてしまう。
若者の青春映画でもあり、大人が通って来た青春映画でもあるように感じた作品。

ヤンには 『グッバイ、レーニン!』 『ラヴェンダーの咲く庭で』 
『青い棘』 『戦場のアリア』 のダニエル・ブリュール。
ユールには 『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』 のジュリア・ジェンチ。
彼女は何処かしら小雪に似てる…笑

2005年 4/29公開 ドイツ、オーストリア映画
監督 ハンス・ワインガルトナー

バイバイ、ママ



放任主義の両親(ケヴィン・ベーコン、マリサ・トメイ)に育てられ、孤独な少女時代を過ごしたエミリー(キラ・セジウィック)は、
最愛の息子ポール(ドミニク・スコット・ケイ)には孤独な思いをさせまいと、外部との接触を絶って育児に専念。
しかし、ポールは成長するにつれて外の世界に興味を持ち始める。

ケヴィン・ベーコンの初監督作品。
エミリーを演じるのはケヴィンの奥さんキラ・セジウィック。
溺愛される息子ポールには、
『マイノリティ・リポート』でトムさんの息子だったり
『シャーロットのおくりもの』でブタのウィルバーの声など、
最近では『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』のクレジット後に登場したドミニク・スコット・ケイ。
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エミリーの両親、すべて愛情はお互いパートナーにしか向いてない。
両親が愛し合っていて仲良くて、
そんな家庭で育つのは子供に取っても幸せなんだろうけど、
二人の世界に没頭していて、子供に対して愛情が向けられない…
唯一隣人のハーカー婦人(サンドラ・ブロック)が心の支えとなり、エミリーの理想となっていく。 

そんなエミリーの子供時代が挿入されながら描かれているので、
単純に異常だと否定ができない。

“優れた種”を探し、子供が欲しいだけで男性はいらない。
妊娠することだけを望み、
ホテルのエレベーターで出会った人との間にやっと恵まれ、
親の莫大な遺産を有するエミリーは、シングル・マザーになります。

異様と思える息子ポールに対する愛情は、自分の人生の全て!
“LOVERBOY”と呼び、 特別な子供であると信じています。
読み書きなども自分で教え、外の世界と隔離して育てますが、
6歳になるポールは、外の世界に好奇心が募り同じ年頃の子供達のように小学校へ行きたがる。
エミリーは嫌々小学校へ通わすことになりますが、
学校は個性や才能を潰してしまうと、何度も学校からポールを連れ出そうとして問題を起こす。

2人だけの世界を崩したくないエミリーは田舎のコテージへ向かう。
ポールはそこで出会った地質学者マーク(マット・デイモン)と仲良くなり、釣りに行ったりボートを直したりと、エミリーから離れて行動するようになる。
ポールの中では父性愛を求めていたのでしょうね。
このマークとの出会いが、エミリーをまともな道へと導いたのなら良かったんだけど…

望まれた子供ではないように扱われたエミリーの子供時代…
やはり幼少の家庭環境は、成長過程で影響及ぼすものです。
愛情を味わったことがなく、
子供の愛し方も解からないのだろう。
理想的な姿ばかり追い続け、押し付け…
子離れするのも親の役目なのに。

別の意味では子供と同じ目線に下がれるというか、
洋服もカーペットもペンキだらけにして一緒に全力で遊んでくれる。
エミリーのような親は、子供に取っては楽しく感じる時もあるのではないかな~私には真似できないけど。

救いは、
ポールが母親の愛情を自分なりに受け止めていたということ。
エミリーが唯一交流をもった羊と、大人になったポールの姿のラストは良かったです。

幼少時代のエミリーを演じるのは二人の実子。
音楽はケヴィンのお兄さんだそう。

2006年 4/1公開 アメリカ映画
監督 ケヴィン・ベーコン

公開が待たれる作品

◆『ジョージア・ルール』

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『プリティ・ウーマン』のゲイリー・マーシャル監督
フェリシティ・ハフマン ジェーン・フォンダ リンジー・ローハン
 
レイチェル(リンジー・ローハン)は、
麻薬や酒、フリーセックスにおぼれるトラブルメーカーな娘。
自動車事故まで起こしてしまったレイチェルを、
母親のリリー(フェリシティ・ハフマン)は、アイダホに住む祖母ジョージア(ジェーン・フォンダ)の家に連れて行く。
いろいろなルールを決めて生活しているジョージアは、
レイチェルにもそのルールを守るように告げる。

性的虐待を受けた娘、
再婚者と幸せに暮らすために子供を見捨てる母親など、
家庭の崩壊の中、何かが変わり始める家族の姿を描く。
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撮影中、リンジーは遅刻ばかりして周囲に迷惑をかけていたと訴えられそうになったり、
共演者が擁護するコメントを出すなど、ゴシップ欄を騒がせた本作。

最近、アルコール依存症更正プログラムへ参加したことが公にされたみたいですね。
若いとは言え、夜遊び好きは有名。
結構良いお芝居するんだからほどほどに…
周りの大人も悪いんだろうけどねぇ…

『デスパレートな妻たち』のリネット役、
『トランスアメリカ』で性同一性障害の男性を演じたフェリシティ・ハフマン
俳優のウィリアム・H ・メイシーとの間に2児を持つ彼女は、
プライベートではモチロンこんな親ではないそうです(笑)
日本公開は何時だろう。
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 ジェーン・フォンダは70歳








◆『The Edge of Love』

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そのリンジーとキーラ・ナイトレイ
若手女優の共演が実現する予定だった作品。
リンジーが降板し、代役としてシエナ・ミラーが登板。
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ウェールズの詩人ディラン・トーマス(マシュー・リス)の半生を描いたドラマで、
シエナ・ミラーはトーマスの妻ケイトリンを演じる。
キーラはトーマスと秘められた関係を持つ女性ベラを演じ、
ベラの夫ウィリアムにはキリアン・マーフィーが扮する。

詩人ディラン・トマースに大きな影響を与えた二人の女性。
彼らの独特な三角関係を描き、レズビアンという設定もあるみたいです。
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 キーラ、フェイクとはいえ、
 赤ちゃんが…ふきふき"A^^;










脚本はキーラの実母で劇作家のシャーマン・マクドナルド
監督は『ジャケット』のジョン・メイバリー
今年5月初旬にウェールズにてクランクイン~まだまだ先の話ですが、
楽しみです。

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 あんさーん
 キーラの足ですうっ~笑












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 ハワイにて~恋人ルパート君と


何だか静かな7月

…観たい映画が少ないのです


7/14公開
『ファウンテン 永遠につづく愛』
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7/21公開
『フリーダム・ライターズ』
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7/28公開
『リトル・チルドレン』



『ハリポタ』を観ない人には、イマイチな月かも…((((((^_^;)

憂鬱な梅雨の季節~気軽に楽しめる映画 マイ・チョイス

若者だけじゃない~お父さん、お母さんも大丈夫
世代を超えた青春モノ~ほんのり苦くてジーンとくる

『旅するジーンズと16歳の夏』
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 体型の違う4人の仲良し女の子
 1本のジーンズを巡って繰り広げられるお話し

  





『ロード・オブ・ドッグタウン』 
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 スケボーを愛する若者の成功と挫折 
 






細かいツッコミはナシ
ほのかにB級の香り漂うサスペンス~終わりよければ全て良し

『セルラー』 
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 誘拐された主婦を
 見ず知らずの若者が救出する
 『ファンタスティック・フォー』のクリス・エヴァンス
 が大活躍

 




『パニック・フライト』 
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 テロリストに狙われた女性が
 立ち向かうアクションサスペンス
 キリアン・マーフィーが不気味
 
 





重いテーマを軽いタッチで
人生再生物

『トランスアメリカ』
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 性同一性障害の父親と息子の物語
 演じるは女優フェリシティ・ハフマン

 





『僕の大事なコレクション』 
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 家族のルーツを探すため
 ウクライナに出かけた青年のロードムービー

 






どちらが好み
美形or□▲*%#
どちらもステキなジェンダーさん
1度はその世界を覗いてみよう~

『プルートで朝食を』 
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 キリアンの美しさ必見かも 
 







『キンキーブーツ』
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 倒産寸前の靴工場が
 ジェンダーさんの為に(デカイ)ブーツを作る

 






癒し系の家族モノ~ハートフルなコメディで

『リトル・ミス・サンシャイン』 
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 娘のコンテスト参加をきっかけに
 家族が再生していくロードムービー

 

イカとクジラ



1986年。
ブルックリン、パークスロープに住むバークマン家。
かつては人気作家だったが今は落ち目のバーナード(ジェフ・ダニエルズ)と新進気鋭の作家ジョアン(ローラ・リニー)の夫婦は離婚を決意。
2人の子供である16歳のウォルト(ジェス・アイゼンバーグ)と12歳のフランク(オーウェン・クライン)は、父親と母親の家を行き来する生活を余儀なくされる。

パークスロープは、作家やアーティストが多く住むことで有名なNYの高級住宅地。
カフカなど作家の名前が日常的に飛び交う家庭で、
父親の“本も読まず映画を見ない奴は知的ではない”という考え方が家族の柱になっているよう。
当然、子供達は背伸びして育ったのだろうが、両親の離婚に混乱してしまう。
大人になれない親と、子供になれない子供…そんな家族の物語。

またまた、クジラ 


アカデミー賞脚本賞ノミネートをはじめ、アメリカ映画賞を賑わせた作品。
こんなのが好まれるのかぁ…私みたいに俗っぽい人間には難しい(苦笑)

今は日本でも離婚なんて珍しい事ではないし、それがお互いの為になるのならサッサと分かれた方が良いと思う。
でも子供がいる場合はどうだろうか…
夫婦だけの問題ではないだろうし、ましてこの二人のような年齢に差し掛かってる場合はより慎重にするべきとも思う。
もちろん、夫婦仲の悪い環境に子供を置いておくのも良いとは思わないけど。

でも観ていてこの両親へのイライラが頂点に達したので、離婚しようがしまいがどちらにしても同じだっ!!
これじゃ息子たちが可哀想よ!
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離婚の原因は、母の浮気が父の我慢の限界を超えてしまったらしいですが、
母も父に対して色々なことがあったでしょうが、これと言う理由ははっきりされてません。
週の何日かを分けてそれぞれの家で過ごすわけですが、
父親は子供相手のテニスや卓球にムキになり、食卓では息子たちに文学を語る。
本当は結構小心者で虚勢ばかり張っていて、母親を批判する事で自分を偉く見せてるように錯覚してる。

母親は長男を“chicken”(弱虫君)と呼ぶ。
息子の音楽コンクールに行き冷たくあしらわれると、
“わざわざ見に来てあげたのにその態度は何よ”と平手打ち。
次男が父親家滞在日に突然やって来ると、自分は浮気の真っ最中?!
“今日は家じゃないでしょう~帰りなさい”
はあぁ???
アナタ、ただ誰とでも浮気していたい病ですかぁ?

長男は父の方に、次男は母の方にそれぞれ肩入れしてるけど、
居場所を見失って長男は盗作、次男は酒を飲んだり自慰行為。
とにかく救いようのない家族の姿を見せ付けられてるようにしか感じなかったので、見る人を選ぶ映画でしょう。

家族に起こっている出来事は深刻で、それをサラッと描きコミカルなタッチであるにはあるかもしれないけど、
登場人物の誰にも感情移入できない作品は、観ていて疲れる。
最近は『バベル』もそうだったけど、
幼い子の自慰行為って見せられるのはとても不快なんです(>_<)

人間、親であろうが子供であろうが誰もが欠点だらけ。
相手への思いやりや、その人の立場で考えれなかったり、
稚拙な行動に出てしまったり…
そんなみっともなくて恥ずかしい部分は自分にもあるけれど、それを共感する事はこの両親からは何もない。
家族を描こうとするあまりか夫婦関係の描写が薄いので、
ただの自分勝手なバカ親としか思えない。
共同観察という形も子供を愛しているからではなく、お互いに親権を譲り合うことができなかった意地の張り合いだと思えるから。

自分も20数年親をやってるけど、
苦しいこともあったりするし、理想なんかも持っちゃうし、ある程度の年齢までは責任もあるし、心配は一生続くだろうし…
親として、平凡でいいから子供の幸せを願うだけ。
その為に少しでも良い環境作りって、親の役目なんではないかな。
でも親として、妻として女として~使い分けというか~そんなバランスの中で生活するのは簡単なことではないけど、
皆そんな中で頑張ったり失敗したりして、
親も子も夫婦もそれぞれが成長出来れば一番良いのだろう。
親だって子供だって同じ人間で感情の動物なんだから。

タイトルの『イカとクジラ』はニューヨークの自然博物館にある展示物の名前。長男ウォルトが母親と観に行った『ロビン・フッド』の映画の思い出。
ダイオウイカとマッコウクジラが戦っている巨大模型が怖くてちゃんと見ることができなかったが、
ラストでウォルトはこの展示物を見に行きます。
両親の離婚に冷静さを持って向き合ってたけど、本当は傷だらけだったのよね…
現実を受け入れて彼らの中から一歩飛び出たように感じました。
子供時代、
何か心の中のモヤモヤを乗り越えていく経験は誰でもあるものですね。
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ノア・バームバック監督は『ライフ・アクアティック』の脚本家だそうで、
その鋭い人間観察眼とギャグの笑い、とあったこの作品もちっとも解からなかったから、
私とは相性が悪いのね。

子役さんの演技は上手でした。
ジェフ・ダニエルズ、ローラ・リニー、こんなに嫌悪感を感じさせられるなんて名演技でしょう(苦笑)

2006年 12/2公開 アメリカ映画
監督 ノア・バームバック

かげろう



1940年6月フランス・パリ。
戦争で夫を亡くした教師のオディール(エマニュエル・ベアール)は、
13歳の息子フィリップと7歳の娘カティとナチスの侵攻から必死に逃れていた。
途中、爆撃に見舞われてしまい、
オディールたちは17歳の青年イヴァン(ギャスパー・ウリエル)に助けられる。
母子はイヴァンを警戒しながらも、彼に導かれるまま森の奥深くへと進んでいく。
やがて無人の屋敷に辿り着き、安全なこの地で避難生活を始める。


青年と未亡人がお互い惹かれあっていく“異色エロティックドラマ”
とかあるけど、そう???

オディールは時に父親の役割もしながら子供を守り、
先が見えない避難生活の中で、イヴァンに対して警戒心を抱くのも当然。
危険な謎や陰があるようなイヴァンだけど、
生きる術は身につけているので頼りにはなる。
イヴァンを兄のように慕いながらも、長男として母や妹を守ろうとするフィリップ。
幼さで緊張感のないカティ。

母子の輪の中に入り込んだイヴァンが、
時にオディールは母であったり先生であったり、
フィリップには兄であったり親友であったり…
それぞれの人間関係の複雑な心理が描かれているので、
お互いが意識していたとしても、
なぜ愛に発展したのかイマイチよく解らない(苦笑)
自然の流れでそうなった…とも感じ難くかった。
ただ何もかも投げ出したくなってしまったのだろうか~その辺りは中途半端じゃないかなぁ!
しかもあのラブシーン…
ただ寂しくて、不安で慰め合ったとしても。。。
それって、あり??!(苦笑)

もしあの後捕まったりしなければ、
二人はドンドン深みに嵌って行ったんだろう。
ラストも唐突であっけなかったなあ!
美しい田舎の風景と戦時下で出合った二人の一度きりの“かげろう”のような恋ならば、
切ないラブストーリーかな。


丸坊主のギャスパー君、やはり綺麗な顔立です(*^^)
内容云々より、ギャスパー君の魅力は存分に楽しめますね♪
怪しい魅力のある演技の方がイメージに合ってるのでしょうか。
息子フィリップ役の子も美形でした(^^)

2004年 1/24公開 フランス映画
監督 アンドレ・テシネ

モーツァルトとクジラ



一見普通の青年であるドナルド(ジョシュ・ハートネット)は、アスペルガー症候群と言う障害を持っている。
同じように障害を持つ仲間と定期的に集会を開き、適応する力を身につけようと努力している。
ある日美容師のイザベル(ラダ・ミッチェル)が新たに仲間に加わり、
自由奔放で思ったことを率直に話す彼女に魅了されていく。


知的障害のない自閉症といわれるアスペルガー症候群。
理論的な思考がスムーズにできなかったりする障害で、人によって症状は千差万別らしい。
ドナルドは数字を見ると他のことが頭に入らなくなる。
イザベルは絵や音楽の才能があるが、他人の言う事をありのまま解釈してしまう。
彼らの障害は自閉症の中で軽いほうらしく、普通に健常者と同じレベルで生活できる。 

ドナルドは繊細でイザベルは脳天気…
普通でありたいと望むドナルドと、あるがままで好いと奔放なイザベラ。
普通の男女間でも対称的であればその思いが上手くかみ合わないものだろうけど、障害を持つ二人には尚更のこと。
お互いを思いながらも、
相手を受け入れる難しさや、相手に振り回されたりとなかなかかみ合わない。 
おまけに二人とも対人関係が苦手。

ジェリー・ニューポート氏(ニューポート夫妻)の実話に基づいたお話しで、
『レインマン』を観て自分がアスペルガー症候群であることに気づいたそう。
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その『レインマン』のように、感動の涙がつたうのかと思ってたら、
なんとなく温かくはなるのだけど、
そのようなストーリーではなかった。

自分が健常だからか、このような二人の恋愛が若干疲れてきた。
障害のことを理解してなく、彼らの苦労も知らず、
そんな目線でしか観れない自分が恥ずかしくもあるけど、
アスペルガー症候群の物語りと言うよりは、
結局のところラブストーリーなので、
二人に共感できるところがないと、なかなか物語りには入っていけないかもしれない。

残念だけど、アスペルガー症候群の特徴が取って付けたように描かれてるように感じてしまった。
喧嘩なんて穏やかにするものではないし、
かなり感情的にぶつかるシーンが多いのは、その特性上なんだろうけど…
終盤、イザベラの言動も良く解らず、
せっかく担当医が出てきたのだから、何故そうなるのか…など少し説明があれば観る側にまだ理解ができたのかもしれないけど。
字幕不足もあるのかな…

ジョシュ・ハートネット、ラダ・ミッチェルも上手だし、
他の自閉症役の方々の演技はとても素晴しかったです!

タイトルが変わっていて~♪
ハロウィン・パーティで、クジラの仮装をしたドナルドとモーツァルトの仮装をしたイザベルから。
可愛いクジラでした!

2007年 2/10公開 アメリカ映画
監督 ピーター・ネス

DVD 2007年 6/22発売

あるいは裏切りという名の犬



オルフェーヴル河岸36番地のパリ警視庁。
正義感の強く人望のあるレオ・ヴリンクス(ダニエル・オートゥイユ)と、
権力を求める野心家のドニ・クラン(ジェラール・ドパルデュー)
かつて親友だった二人は、
レオの妻であるカミーユを取り合って以来対立していた。

パリでは現金輸送強奪事件が多発。
長官はレオを指揮官に任命するが、
ドニは自分が追ってきた事件でレオが手柄を立てることを好ましく思わず、互いの思惑が交錯する…


“充実した本場フランスのフィルム・ノワールは久々”とのご意見がたくさん。
暗く重い雰囲気の中に、男の濃厚な胸のうちを感じるとても渋い映画です。
排他的な中で捜査の方向が対称的な二人は、
どちらが良い悪いと一概に言えるものではなくぶつかり合う。
レオ側で観てしまうので、
後半からやりきれない思いにかられたけど、
ドニの生き様も完全否定はできないかもしれない…

哀愁や悲しみ友情など、
男の美学と言うのだろうか…静かに対立する二人の姿は実に渋い!!
男達を影で支える女達のそれぞれの思いも良く伝わる。
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ダニエル・オートゥイユ、ジェラール・ドパルデューの演技のぶつかり合いは素晴らしです。
睡魔に襲われないフランス映画だった(苦笑)
男臭い映画が苦手でない女性にも、満足いく作品だと思います♪

ドニを演じたジェラール・ドパルデューは『仮面の男』のポルトス役って!!
チョット愛嬌のあるエロオヤジだったのに…
いやあ~~~ビックリした。
渋い!!(鼻がスゴイけど)

ハリウッドでは、
ロバート・デ・ニーロとジョージ・クルーニーでリメイクされるらしいです。

2006年 12/16公開 フランス映画
監督 オリヴィエ・マルシャル