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カレンダー・ガールズ  

2007, 06. 28 (Thu) 16:05



イギリス・ヨークシャーの田舎町ネイプリー。
アニー(ジュリー・ウォルターズ)とクリス(ヘレン・ミレン)は女性連盟のメンバーで大の親友。
いろいろと催しを開くが、いまひとつ盛り上がりに欠ける会だった。

そんなある日、アニーは夫ジョンを白血病で亡くしてしまう。クリスは、女性連盟が毎年制作するカレンダーの収益を病院に寄付する事を提案。
売上を伸ばすため、彼女たちが思いついたのは自らがヌードモデルになることだった。

30万部のセールスとなった、
世界初「婦人会ヌード・カレンダー」の女性達の実話を基に作られた映画。

何年か前に観た時はヘレン・ミレンとは知らず、
改めて、どれ、女王様のヌードを(笑)

アニーの亡くなった旦那さんが、女性を花に喩えるセリフが最高!
悔しいけど、その通り!!
そして幾つになっても女性でありたい気持ち。
スゴク良く解る…

ヌードと言っても局部は見せない。
色んな小物などで隠したりとアングルも見事。
白黒で、一点だけひまわりの花がカラー。
凄いオバサン達の凄い身体かもしれないけど、
とっても上品で綺麗なヌード。
あるオバサマのセリフ…
ヌード撮影を誘われ「私は55歳よ」「今脱がないで、いつ脱ぐの」
その他にもお歳のわりにさばけたセリフがたくさんあって、思わずクスっとなる。

多くの障害と乗り越え、なんとかカレンダーは完成するが、新たな問題や事件に立ち向かう田舎の町のオバちゃんたち。
アニーとクリスの関係や、家族や旦那達の反応が時にホロリとそしてホノボノと描かれていて、美しい田舎の花々や建物、景色が綺麗。
慈善を目的とした彼女たちのヌード・カレンダーにまつわるお話が、
コメディタッチにテンポよく進んでいく。

幾つになって女として一花も咲かせましょう~
そんな勇気や強さ、いさぎの良さを教えてくれる映画でした。

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ヘレン・ミレンや『リトル・ダンサー』『ハリポタ』シリーズのジュリー・ウォルターズをはじめ、若くはない女性たちの脱ぎっぷりはお見事!!
皆で脱げば怖くない(笑)
とても凛とした女性の姿を感じました。

2004年 5/29公開 イギリス映画
監督 ナイジェル・コール
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キサラギ 

2007, 06. 25 (Mon) 23:29



自殺したアイドル如月ミキの1周忌に集まった5人の男達が、
彼女の死の真相について、推理を展開していく1セットでの密室会話劇。
彼女のファンサイトの常連である家元(小栗旬)オダ・ユージ(ユースケ・サンタマリア)スネーク(小出恵介)安男(ドランクドラゴン・塚地武雅)イチゴ娘(香川照之)は、
思い出話などに盛り上がるはずだった…
ところがオダ・ユージの「彼女は殺された」という言葉を発端に、事態は思わぬ展開に。
ハイテンションな会話で繰り広げられる、サスペンスタッチのコメディ。

もう、面白かった~~~!!!
とにかくこの5人が小さな部屋のスペースをふんだんに使って、単語や会話の面白さとそれぞれの個性が入り交じって最高に笑える!!
展開もリズムもとても良い♪

ネット仲間の話も可笑しいですねえ~多分、HNの悩みってダレでも一度はあるんじゃないかしら(笑)
“イチゴ娘”も可笑しいけど、
ユースケの役が“オダ・ユージ”って……もう、それしかないでしょう~
で、やっぱあのセリフ!!(期待通り!!)

カチューシャなど、アイドル関係の小物の使い方も絶妙。
スクラップとかお宝とか、
“コピーしてえーー”とか(私も欲しいぃーー…みたいな)そのイチイチのリアクションと心理描写が上手いなあ~(爆)

脚本もしっかりとできていてストーリーも面白いのですが、シンプルな中にセリフと演技に全てが詰まってるような作品。
久しぶりにこんなに“会話”で笑わせてもらえて満足でした!
お馴染みで聞きなれたセリフがたくさん登場します!

“ジョニー・デップに…”

にも劇場が大爆笑&苦笑!!
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そうとは思わず観てたけど、伏線だらけねえ~~こうも綺麗に繋がってくれると、
最近のハリウッド映画で、
“おい!!貼るだけ貼って、まる投げかい!!”
じゃなくて、すーーーっきり爽快!
気持ちいいーーーーっ(^^♪

この応援していたアイドルがB級っていう設定がまた良いです。
身近な感じが受けるので、
なお更、ファンとの接点に優越感や劣等感があったりして、
その微妙な加減も面白い。
欲を言えば、最後まで顔は出さない方が良かったんじゃないかなあ~
エンド・ロールまでも妙な男ダンスで笑わせてくれます♪
脚本と演出、役者たちの演技が素晴しくてとっても楽しめる映画です!!

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で、こんなジョニーは如何でしょうぅかぁ~笑

2007年 6/16公開 日本映画
監督 佐藤祐市

記憶の棘 

2007, 06. 24 (Sun) 22:28



10年前に夫のショーンを心臓発作で亡くしたアナ(ニコール・キッドマン)は、長年自分を思い続けてくれたジョゼフ(ダニー・ヒューストン)と再婚することを決意した。
そんな彼女の前に見知らぬ10歳の少年(キャメロン・ブライト)が現れ「僕はショーン、君の夫だ」と名乗る。
最初はいたずらと思って不愉快なアナだったが、夫と自分しか知らない秘密を語る少年ショーンの言葉に、だんだんと心が揺れ動く。
愛する夫を亡くした未亡人と、彼の生まれ変わりを自称する10歳の少年の愛を描いたラブ・ミステリー。


アナは愛する夫を突然亡くしたわけですから、その辛さは計り知れないものでしょう。
何年の時を経過しようが、長年に渡りアプローチしてくれた男性と婚約したからと言っても、亡き夫を忘れる事なんて出来ないのは、当然と言えば当然。
でもようやく夫の死を受け入れ、新しい人生を歩もうとした矢先、自称“亡き夫の生まれ変わり”と言う10歳の少年が現れて…
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結論から言うと、生まれ変わりかそうでないかは、観る側に委ねられています。
個人的には、輪廻は論点ではないようにも思えました。

少年は、アナの住む高級アパートの住人宅へ家庭教師に来ている父親に連れられ頻繁に出入りしていたようで、アナを何度か見かけ、ほのかな恋心を抱いていたのでしょう。
アナの婚約パーティーに集まってきた友人の中で、不審な行動を取ったクララ(アン・ヘッシュ)の後を付けているので、この時点で大体の察しは付いてしまいます。

ところが…
この少年は意図的に嘘を付いているのか、それとも妄想しているうちに自分自身でも判断が付かなくなってきたのか、あるいはもしや本当に生まれ変わりなのか…
その絶妙なバランスがあまりにも見事なので、物語に引き込まれていきます。
すごく大人びているかと思えば、一方では子供っぽかったり。
(この辺りからは、私も“もしや、本当に生まれ変わり?”との思いはフツフツと現れてきて…)
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迷惑だと告げたものの、次第に少年に惑わされ、深みにはまり込んでいく姿がまた切ない。
アナの眼を覚ましたい家族や婚約者は戸惑うが、絶対に少年がショーンの生まれ変わりでないと確信していたのが、亡き夫の友人クリフォード(ピーター・ストーメア)の妻クララ。
実は彼女はショーンの愛人だった。
事実を知った少年ショーンは、“二人で逃げよう”と言うアナに、自分はあなたの夫ではない…と告白します。
この時のセリフは、少し考えさせられました。
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輪廻を信じないわけではないのですが、もしそうだとしたら、二人しか知りえない事実だけではなく、その人のクセとか仕草とか…
それにもっと~こう、何と言うのか…
魂が惹かれ合うと言うのか、特別な理由も決定的な証拠も何も関係なく、どうしようもなく相手が懐かしかったりするとか…そんな描写があまり感じなかったので、至って現実的な思考回路しか働かなくなりました。

少年の嘘が全ての原因、私は悪くはないの…みたいな事を言って婚約者に許しを請うアナ。
随分都合の良い話しだと少し嫌悪感もありましたが、ラスト結婚式の浜辺での彼女の行動は、少年ショーンに騙された悲しみよりは、この少年が現れたことで、結局亡き夫の(知らなくても良かっただろう)事実を知ってしまった事の悲しみではないかと想像しました。

少年の嘘が解れば、当然回りの家族も黙ってはいないだろう。(アナの家族の描かれ方も強く感じたし)
少年の親にしても“もうあなたの子供ではない”とまで言い張った息子に、周囲を混乱に陥れて、やっと幸せになれたかもしれない女性の人生を狂わせるようなことを仕出かしてしまった結末を明らかにしたのではないかと…

婚約者ジョゼフも、少年が現れたことでアナの気持ちはまだショーンにあると、自ずと敗北感を感じたと思います。
なのに、悪いのはあのコ、私は騙されただけ、あなたと幸せになりたいの~と言われて、いくら惚れた弱みがあっても簡単に受け入れられるのかな~プライドもあるだろうし…
よほど彼女に同情をもしたのではないかと、物凄く現実的なんですが、そう推測してしまいました。

クララもアナの婚約を気に渡そうと持ってきた手紙を、思いとどまり土中に埋めたけど、本当は長年悩んだ末、アナに事実を知らせたかった事には変わりはないのかもしれない。
アナはこの夫婦と疎遠になってたようです。
理由は解らないけど、夫の親友だった夫婦と会うことすら、辛かったのかもしれませんね。
でもクララの方は、辛いのはアナだけではない!
との思いがあったのでしょうか(自業自得でしょうけどね…)
それを掘り出してなりすましたかのか、それとも手紙を読んで、デジャブのように感じたのか…
少年ショーンの存在を、どのように受け取るかで感想は色々と分かれると思います。

冒頭“もし妻が亡くなった翌日、窓辺に現れた小鳥が~私はアナ、あなたの妻よ~と言えば私はその言葉を信じて、その鳥と一緒に暮らすでしょう”と夫のセリフがありますが、確かに妻を愛していた夫でもあったろうし、でも悲しいかな浮気も事実。
クララのセリフが全て真実ではないかもしれないけど、その浮気の事実は、彼が墓場まで持っていった事になります。
アナは二人の深い愛情で、幸せな結婚生活を送っていたと信じていたのに、自分の知らない所にも夫の愛はあった。
もし、もしも生きている時にそれを知っていたのならば…
たくさんぶつかり合って、たとえ最悪な結果になったとしても、アナに取っては今の状態より気持ちの整理も決着も新しく生きる道も見えたかもしれない…
この10年という時の流れが彼女にとって、とても皮肉な辛い結果になってしまったよう。
今となってはどうしようも出来ないこの事実に、これから向き合わなければならない彼女の混乱と苦悩を強く感じました。

人を愛すること、信じること、未練や絶望など、人間の計り知れない複雑な感情を考えさせられる映画だったと思います。
 
お風呂の場面と音楽会でのニコールのシーンは印象に残ります。
少年役の子、ビジュアルは微妙~『バタフライ・エフェクト』は観たけど、
『X-MEN~』や『ウルトラヴァイオレット』『サンキュー・スモーキング』どれも未見!
でも婚約者も微妙!??~なので、引き分けか!!
最後にショーンが見せる笑顔、どう受け止めようかな。

2006年 9/23公開 アメリカ映画
監督 ジョナサン・グレイザー

ゾディアック 

2007, 06. 20 (Wed) 14:25



1969年アメリカ、ドライブ中のカップルが襲撃され女性は死亡、男性も重症を負う事件が起こった。
1ヵ月後、新聞社に事件の犯人と思われる人物(後に)“ゾディアック”と名乗る男から犯行を告白する手紙と暗号文が届けられる。
新聞記者のポール・エイブリー(ロバート・ダウニー・Jr.)と風刺漫画家ロバート・グレイスミス(ジェイク・ギレンホール)は“ゾディアック”の謎解きに並々ならぬ関心を見せていく。
監督は『セブン』『ファイト・クラブ』『パニック・ルーム』のデヴィッド・フィンチャー。
全米犯罪史上初の劇場型連続殺人事件。
徹底的なリサーチを元にして事件を追うサスペンスと、事件に没頭していく男の人間ドラマ。
約20年近い経過の物語を、
数ヵ月後、何年後…と字幕が出る度に、
ほくそ笑んでいる犯人像が想像され犠牲になった家族がどれだけ辛いか。。。
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ゾディアックが送りつけた暗号は、
ギリシャ記号、モールス信号、アルファベット文字など様々な記号が用いられ、暗号解読者たちもお手上げ状態。
当時、このような暗号文を送る行為は珍しかったのでしょう。デイブ・トースキー刑事(マーク・ラファロ)はじめ警察の懸命な捜査も、筆跡鑑定など決定的なものがあがらず、もどかしい限りの捜査が浮き彫りになる。
長い捜査の末、未解決なまま捜査本部も解散した中で、
ロバートだけが30年近く事件を追い続ける。
妻や子供に去られても、犯人の顔を真正面から見ることを選んだ。
この辺りは、先日の『プレステージ』のように、取り付かれるという事の怖さも感じました!
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パズル好きの人でなくても、あの暗号文を見たら解いてみたいと思うのでは。
この暗号文の謎解き解説を楽しみにしていたので、
最初の1通は高校教師だったかの夫婦があっさりと解読して以後、送られてきたのはどうなったんだろう?
図書館にある数種類の文献や子音“L”の使われ方がどうこうとかだけ言われても、わかりませーーん!!
それに素人のロバートでさえ簡単に調べられるような事を、ど~して警察が調べれなかったのか?管轄以外、情報は教えないってこと?
前半の中心的な存在のエイブリー記者もアルコールやドラッグに溺れ、破滅的になったのは何故?
後半からやっと活躍し始めるグレイスミスは、妻との関係もかなり希薄な印象。
しかも妻(確か2度目)が出て行っても連絡もしてない様子。
そんな淡白(?)な人間関係に思える人が、どうしてこの事件にそこまでこだわるのかあまり描かれてない。
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『セブン』はサイコ・サスペンスで何度も観たいとは思わないけど、とても引き込まれた印象に残る作品だったのですが、
これはノンフィクションの未解決事件なので、どうしても終わり方にはもやもや感がぬぐえない!
ラスト字幕で、DNA鑑定では…とあるのもチョット…?!
サスペンスや謎解きを期待すると裏切られるかな。
事件にかかわった人達が、どんな影響を受けてどうなったか描かれている人間ドラマのほうが強い。
一緒に事件を考えて欲しいとリアリティーを重視したらしいけど、推理とまだはいかなかったので残念でした。


ジェイク・ギレンホール…
濃ゆいお顔とも言われますが…
今回、あまり彼の魅力が発揮されてないようで、残念…
で、お知り合いのトコから拝借…
こんなに可愛いい一面も…
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以上、おしまい

2007年 6/16公開 アメリカ映画
監督 デヴィッド・フィンチャー

シルヴィア 

2007, 06. 19 (Tue) 23:50



1955年、アメリカ人のシルヴィア・プラス(グウィネス・パルトロウ)は詩人になりたいとういう希望を胸にイギリス・ケンブリッジ大学に入学をする。
大学院生でイギリス人のテッド・ヒューズ(ダニエル・クレイグ)の作品を読み感銘を受けたシルヴィアは、パーティで彼と出逢い卒業と同時に結婚。
テッドの小説がニューヨークで賞を受賞し、シルヴィアの実家のあるアメリカ・ケープ・コッドに住まいを移す。
彼女は小説を書こうとするが何も書けない日々が続き、次第に精神的に崩れていく。

私は文学的な感性がサッパリなので(恥)
シルヴィア・プラスという詩人を初めて知りましたが、この映画を見て彼女に少し興味を持ちました。
同じ女性作家、ヴァージニア・ウルフの『めぐりあう時間たち』では、ニコールの特殊メイク以外、
誰にも興味も共感もなく終わったけど、
シルヴィア・プラスは破滅的で刹那的で理解できない部分もありますが、一般的な女性の心理もたくさん持ち合わせているように感じたのです。

恵まれた環境で育ったお嬢様が幼い頃に父親を亡くし、過去自殺に失敗している。
主婦と教師の掛け持ちで創作は進まない苛立ち、
強い自己愛、同業者をパートナーに選んでしまった葛藤、
夫の社会的活躍に嫉妬、常に彼女に書く事を薦める夫…
そして周りの人たち(女性)から見聞きする夫の評判(これがすこぶる良い!)

英国に戻り二人の子供が授かり田舎に移るが、やはり認められるのは夫ばかり。
自分はその“妻”という立場でしかない。
家庭という狭い空間で子育てしながら、創作意欲を失い追いつめられていく。
その行詰まりから嫉妬でまたも夫を疑う。
“嫉妬”と言う情をぶつけても、相手はどう感じるか…
そんな事は解っていても、そうならざるおえない彼女の胸の内が何となくだけど解る。

またこの夫がとても魅力的(ダニエルさん贔屓ですが、そこを省いても)
それは単純に容姿が良いからというのではなく、自然に人を引き付ける何かを持ってる魅力のある人物。
講演会の朗読では、集まった女性達がいつの間にか魅了されてしまう。
彼も決してそれを狙っている感じはしない。
詩人であるからなのか、持って生まれたものなのか。
そこに才能までもが加われば、ますます女性は虜になるでしょうね。
そんな夫の魅力を知ってか知らずか、彼女は周りの女性達の視線にハタッと気付くかのように、元来の嫉妬深い一面も手伝って、どんどん自分で自分を追い込んでいく。

でもね~男の人はダレでも浮気願望があるものでしょうけど、出来るか出来ないかは人それぞれでしょう?~相手がいる事だし。
願望だけで終わる人もいれば、
そんな気は無くても、誘われる人もいるだろうし。
チャンスを生かすかどうかは本人次第。
この夫はあまりそのチャンスを意識してないように感じたんです。
だから自分に向けられる疑いの眼に耐えられなくなって、
「えーい!そんなに言うなら浮気してやる!!」みたいな…

そして夫が現実に浮気をした時(彼女の態度が浮気に走らせた)遂に家から追い出してしまう。
夫の愛を一心に望んだ結果が、逆に遠ざけるという皮肉な結果になってしまう。
やがて彼女は解き放れたように詩を書き続けます。
劇中での詩は(ごめんなさい~気の利いた言葉は言えませんが)どれも美しい中に孤独や怒りを感じるものでした。
夫との破局がどん底状態の彼女の気持ちを掻き立てたのですね。

良い作品は書けても虚しさは拭えない彼女は、もう1度出直しをと願いますが、彼の一言で崩れてしまいます…
それは彼に取ってもどうしようも無い事と思ってあげたい(もちろん、男のズルさはありますが)
彼女にはテッドの存在はかけがえのないものであったと同じように、彼もそうであったと思います。

「彼女(愛人)の存在は、私の想像力が生み出したものだ」とシルヴィアが言います。
この言葉の意味を思うと、強く生きて欲しかった…
だからこそ、彼女の選んだ最後を美化するつもりはありません。

何の才能もない私でも、
子育てに必死だった頃、社会から取り残されたような気持ちはありました。
夫は変わらず外へ出て、モチロン家族を養う為にも働いてくれてるわけですが、接待じゃ~ゴルフじゃ~と外出ばかりが続くと、何で私ばっかり…思ったことも。

同種の才能があるカップルは、傍から見れば理解者であり最高のパートナーだろうと思えますが、尚更辛い事も多いのでしょう。
特にこんなに繊細で聡明な彼女には苦しみでしかなかったのかもしれない…でも夫への愛は深い。
その狭間でもがき苦しんでいたのではと感じました。

ダニエルさんだからと何気に録画しておいた『シルヴィア』
とても印象のある映画となりました。
このグウィネスには酷評が多いみたいですねえ~何でだろう?私は上手だったと思います。

彼女が最後に暮らした同じロンドンのアパートに住む老人役に、『ハリポタ』ダンブルドア校長先生役のマイケル・ガンボン。
シルヴィアの母親役には、グウィネスの実母『ミート・ザ・ペアレンツ』ブライス・ダナー。
終盤にかけてセピア系の映像で暗くて、重い内容も好みがあると思いますが、一人の女性の生き方としてこんな人もいるのだ…と知ってもらいたいかな~と感じました。
とても魅力的な旦那さまを持たれているかたは、もしかしたら気持ちが良く解るかもしれませんね…!(笑)

2004年 12/25公開 イギリス映画
監督クリスティン・ジェフズ

10000アクセス 

2007, 06. 17 (Sun) 18:20

知らない間に10000アクセス超えていて…
元来オッチョコチョイなので、
気付くのが遅れてしまいました~~

2月から始め、ようやく慣れてきたところです。
“何かを書く”と言う事で、
緩んだ脳への活性化が目的でしたが、
同じ映画好きな方ともたくさんお知り合いになれ、
色んな方の感想を拝見し「なるほど」と改めて感じることが多く、とても勉強になります

つたない文章にお付き合いして頂けて、
有難うございました
どうぞ皆様、これからも宜しくお願いしま~す

プレステージ 

2007, 06. 16 (Sat) 17:54



19世紀末のロンドン。
ロバート・アンジャー(ヒュー・ジャックマン)が、マジックの最中に水の入った水槽に閉じこめられ溺死。
その場に居合わせたアルフレッド・ボーデン(クリスチャン・ベール)に容疑がかけられ、殺人の罪で死刑を宣告される。

過去にアンジャーとボーデンは、奇術師カッター(マイケル・ケイン)の元で修行をしていた仲間だった。
ある舞台でアンジャーの妻がトリックの失敗で亡くなった。
アンジャーは、原因はボーデンにあると復讐を誓い、
ボーデンも自分を追い詰めるアンジャーに憎しみを募らせていく。
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冒頭「ラストシーンは誰にも教えないでください」と監督のメッセージが流れるので、ネタばれはしませんけど、
まあ、正直…
とても簡単なトリックだった…
と言うかこれ、トリックなのかな?

互角の実力を持つ二人…
アンジャーは幸せな家族を持つボーデンに嫉妬したり、
ボーデンはアンジャーのマジックの裏方を利用して台無しにしたりと、見せ場はいくつかあります。
そして二人は“瞬間移動”と呼ばれる奇術をめぐって対立が激しくなります。
やられたら、やり返す…その連続なのです。

この“瞬間移動”の伏線とも思えるエピが、時間軸を前後させて散らばっているのですが、
このような流れの映画に慣れてる人には、もう早い時点でオチが解るでしょうね(苦笑)
キャストの演技に最後まで引きつけられはしましたが、
もう少し二転三転させてオチつけないと、ああヤラレターー!!とはいかないです~
特別イリュージョンも関係ないみたいですよぉ…
ラストをどう取るかによっても違うと思いますが、
私はここへ行き着くとは思ってなかったので、チョット残念です。
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『X-メン』のヒュー・ジャックマンと『バットマン ビギンズ』のクリスチャン・ベイルは熱演です。
助手オリヴィアのスカーレット・ヨハンソンも登場は多くないけど、雰囲気が合ってました。
発明家のニコラ・テスラにデヴィッド・ボウイ!
ニコラ・テスラと言えば、
実在した発明家でエジソンと競い合っていた交流電流を発明した人。
怪しい人だったみたいですね…

トリックに取りつかれてしまった人間…
ここまでやる?!
その狂気はきっちり描かれてると思いました。
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2007年 6/9公開 アメリカ映画
監督 クリストファー・ノーラン

ナターシャの歌に 

2007, 06. 15 (Fri) 23:52



先日WOWOWで放送していました。
今年のゴールデン・グローブ賞のTVドラマ部門だったか(はっきり覚えてませんが…)
主演のビル・ナイと娘役のエミリー・ブラントが、それぞれ最優秀を受賞しました。
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ビル・ナイはもうお馴染みの役者さんですね。
ある出来事から生じた娘との距離に、
戸惑いを隠せないながらも自分のスタイルを持つ英国紳士。
ビルはスラッ~とした長身でスタイルの良い方ですね。
歩き方やたたずまいがとても上品です
タコ介さんの時も思いましたが、
眼がとてもつぶらで優しいです(笑)

エミリー・ブラントは、
『プラダを着た悪魔』でミランダの秘書役が初見でしたが、
この時は厚化粧できつくてケバイ感じだったけど、
この役は父親に対して反感はあるけれど、
お嬢さんぽい普通の女の子、美人でスタイルも良いです


英BBCによる長編ドラマ

政界の大物や華やかなセレブを陰から演出する一流PRマンのギデオン・ワーナー(ビル・ナイ)
私生活では娘ナターシャ(エミリー・ブラント)との冷え切った関係を気に病み、キャリアを究める人生に虚無感を感じ始めていく。
そんな中、息子を事故で失くした中年女性(ミランダ・リチャードソン)と出会い…。
故ダイアナ妃の交通事故死など1990年代の現実の事件を織り込みながら、ある熟年男のロマンスと人生の転機を味わい深く描き出してゆく。

共演は「愛しすぎて/詩人の妻」「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のミランダ・リチャードソン。
監督は「クローズ・マイ・アイズ」のスティーヴン・ポリアコフ。
2006年2月に英BBCで放送。
原題は『Gideon's Daughter』邦題は『ナターシャの歌に』

カオス 

2007, 06. 14 (Thu) 16:18



米シアトルのグローバル銀行を強盗グループが襲撃、人質を捕って立てこもった。
リーダーのローレンツ(ウェズリー・スナイプス)は、
ベテラン刑事コナーズ(ジェイソン・ステイサム)を交渉人に指名。
コナーズは、ある事件後謹慎処分の身だったが、
新米刑事デッカー(ライアン・フィリップ)とコンビを組んで現場に復帰する。

強行突破を試みるが、
その瞬間、ビルは爆破され犯人たちは騒ぎに紛れて鮮やかに逃亡した。
しかも、現金も宝石類も何も盗まれていなかった。
ローレンツは、混沌(カオス)の中にも秩序はある…
そんな言葉を捜査陣に残していた。

カオス理論とは、
一見非常に不規則で複雑な現象であっても、簡単な方程式で表現できるとする理論のこと。

でもあまりこの理論を頭に置いておかなくても、気軽に楽しめる作品です。
停職中であるながらも有能な刑事コナーズの復帰に仲間の輪も復活、
新米刑事のデッカーとの息も徐々に合い、
スピーディーな展開で二転三転、飽きさせずに進みます。

『トランス・ポーター』のジェイソン・ステイサムのアクションと、甘いマスクでクールなライアン・フィリップ。

ただのお坊ちゃま警官だと思われていたデッカー刑事が成長していく様子も含め、
捜査の動きや謎解きに注目して観るとかなり楽しめる。
ただ、早くから展開が読める方にはどうだろう~
あまり先入観を持たず、深読みしない方が良いかもしれませんね。

ライアン・フィリップ、最近どの作品も上手だと思います。
『クラッシュ』も『父親たちの星条旗』もとても良かった!!童顔な中に、力強さが感じられました。

2006年 11/4公開 カナダ、イギリス、アメリカ映画
監督トニー・ジグリオ

ブラック・ダリア 

2007, 06. 14 (Thu) 16:05



1947年LA市内の空き地。
腰から切断され、口を耳まで切り裂かれた女性の惨殺死体が発見された。
被害者エリザベス・ショート(ミア・カーシュナー)は、
ハリウッドで女優を夢見ながら、黒ずくめの服装で海兵相手に奔放な暮らしを送っていた人物。
“ブラック・ダリア”と呼ばれていた。

LA市警の刑事バッキー(ジョシュ・ハートネット)とリー(アーロン・エッカート)は、その捜査にあたることに。
捜査が進むに連れ、リーはこの事件に異常な執着を抱き始める。
彼はケイ・レイク(スカーレット・ヨハンソン)という、以前事件で関わった女性と同棲していた。

エリザベス・ショート殺人事件は、実際におきた未解決事件。“世界で最も有名な死体”と呼ばれるまでになった。
このように実際に起こった猟奇的な未解決事件を題材にした映画は、
ミステリーな部分や推理を、観る側がどれだけ楽しむことが出来るかだと思うけど、
その点では見事にひどく期待を裏切られてしまった…!!

実際の証拠物件や調書など、
当時の捜査にどれだけ忠実であるのかは解らないけど、
ダリアのあわれな人生の説明がよく描かれていないし、
犯人がこのような猟奇的な殺人に及ぶ動機も説明不足。

リーはある人物の出所が、ケイにも危険が及ぶのを恐れていて、
その様子を劇中引っ張りながら、二つの事件が複雑に絡んだりするのか~な期待したら、案外あっさりと解決。
ダリアに対する執着や彼の秘密(過去妹を亡くしてる)など、とっても解り難い。
このリーという人、
最後まで何を考えていて、何をしたかったのか不明。

ブラック・ダリアにそっくりと言われるマデリン・リンスコット(ヒラリー・スワンク)と、
大富豪一家が登場した時点流れは見える。
大体、ヒラリーとダリア(ミア・カーシュナー)は、ちっとも似てないし!!!
サスペンスとかミステリーとかではなく、
バッキー、リー、ケイの三角関係のドラマと見たほうが良い作品なんでしょう。
当時のクラシカルな映像やカメラ・ワークはとても綺麗です。
ジョシュ・ハートネットは好きな役者さんですが、
残念ながらこの作品は、あまり魅力的じゃなかった…
真ん中分けの髪が、微妙。。。

2006年 10/14公開 アメリカ映画
監督 ブライアン・デ・パルマ

あるスキャンダルの覚書き 

2007, 06. 12 (Tue) 19:37



労働者階級の子供たちが通うロンドン郊外にある中等学校。
ここで歴史を教えるベテラン教師のバーバラ(ジュディ・デンチ)は、厳格で生徒や同僚教師たちからも疎まれる孤独な存在。
ある日、美術教師シーバ(ケイト・ブランシェット)が赴任してくる。
彼女との間に友情が築けると確信したバーバラは、シーバを秘かに観察し、それを日記に書き留めていく。
ところがバーバラは、シーバと男子生徒の情事の現場を偶然目撃してしまう。

2人のオスカー女優、
ジュディ・デンチとケイト・ブランシェットが迫真の演技を披露するサスペンス・ドラマ。
15歳の教え子と禁断の関係を持ってしまった女教師と、
その秘密を利用して彼女に近づいていく、孤独な初老女教師との間で繰り広げられる愛憎の物語。

1997年アメリカで、小学校の教師メアリー・ケイ・ルトーノーが13歳の少年と性的関係をもって妊娠したという事件がモデルになってるらしいけど、
不倫スキャンダルな部分はあくまでも導入であって、
この少年が劇中彼女達の間に大きく関わってきたりする場面は無いので、
所謂、ドロドロとした関係のサスペンスより、
人間の深層心理的な深い部分が描かれた内容かな。
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シーバは40代、夫(ビル・ナイ)と2人の子供を持ち
どこか妖しい雰囲気の持ち主。
周りの人達は、知らず知らずのうちに彼女に魅了されてしまう。
15歳の男子生徒スディーヴンの悪知恵にも疑いを待たない、人に対して警戒心のない無垢な性格。

バーバラは知的でクール、
人を観察(?)する能力が優れているけど、人間関係を築くのは苦手。
多分シーバに一目惚れし、彼女をさり気なく観察し、
“生涯の親友”になりたいとレズビアン的な感情で、
現実とは違う自分なりの解釈や独断と偏見が入り混じる世界で、彼女について日記を書き綴る。
でもバーバラが愛しているのは、結局自分だけなんだろうけど…
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階級も年齢も性格も違う二人の女性の対比、
弱みを握った事で発生する優越感、
終盤にかけてのジュディ・デンチとケイト・ブランシェットの演技だけでも十分に楽しめます!!
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ビル・ナイも良かった!!
ケイトとの喧嘩のシーンは、
一瞬、デイビーが乗り移ったかと思うぐらいの怒りよう(笑)
ジュディ・デンチの入浴シーンは、えっ……(-◇ー;)!!
“太もも”かと思うような、腕だった…。。。
『アバウト・シュミット』
キャシー・ベイツを思い出した(あれよりは、ましか?~笑)
ラストもねえ~懲りないわ、このお婆ちゃん。
それがまた怖かった。。。

2007年 6/2公開 イギリス映画
監督 リチャード・エアー

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 

2007, 06. 11 (Mon) 12:25



カリブ海の港町ポートロイヤル。
総督の娘エリザベス(キーラ・ナイトレイ)は、
ある日ブラックパール号に乗ったキャプテン・バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)率いる冷酷な海賊たちにさらわれてしまう。
鍛冶屋で働くウィル(オーランド・ブルーム)は、幽閉されていた一匹狼の海賊ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)と手を組み、エリザベスの救出に向かう。

ディズニー・ランド『カリブの海賊』のアトラクションをモチーフに、
アステカ金貨の呪いを受けた海賊たち、
孤高の海賊ジャック、
エリザベスとウィルの恋など織り交ぜた冒険物語の第1作目。
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ポートロイヤル襲撃、鍵を銜えたワンちゃん、骸骨の海賊などなど、
アトラクションの場面を探すのも楽しみのひとつ。
でも何より、中身を開けてみれば、
キャプテン・ジャック・スパロウに魅了された作品でした。
あんなキャラの海賊!!いる??(笑)
登場シーンからヤラレタ…
おもしろーいっ♪
普段のいい加減さときたら。。。(最高!)
作戦なの?偶然なの…
とにかくやる事なす事、なんか上手く運ぶ~不死身(笑)
でもここぞという時が凄い!
表情や剣術は真剣そのもの。
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この映画の魅力は、
脇役の方たちにもインパクトがあって、鑑賞後もちゃんと印象に残ってる。
ストーリーも単純だからこそ楽しめる。
結果的には3部作の超大作になったけど、
この作品はいつまでも観てしまうだろうな。
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セリフも独得でジャックの決まり文句は後々までも続いてますね。
少しずつ言い回しが変わるのもクスッとなります。
鍵番の犬を“薄汚いワンコロ”と言うけど、
デッドマンズでは“Good doggy”と(笑)
コットンのオウムやお猿のジャック。
動物達も役者揃いで、お話しを盛り上げます♪
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ラストのジャックはとても素敵でした~!
一緒に水平線の彼方まで行きたい♪
ブラックパールを取り返し、自由を求めて航海するはずだったのに…
あんな事、こんな事が待ってたのねえ(笑)

*本日○回目の『ワールド・エンド』観てきます…
(呆れられそうで○の中に数字は書けません~苦笑)

2003年 8/2公開 アメリカ映画
監督 ゴア・ヴァービンスキー

ジョニー 44歳のバーステー 

2007, 06. 09 (Sat) 13:32




   HAPPY BIRTHDAY JOHNNY

スクリーンで観せてくれるジョニーの演技…
これからも私達に
感動や笑いなど、幅広い役者さんとして
たくさん、たくさん、楽しみを与えて下さいね

物静かで、シャイで、優しいジョニー
44歳という1年が、
公私とも充実した日々でありますように…
お誕生日、おめでとう~



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MTV MOVIE AWARD

『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』“ベスト・ムービー賞”受賞

ジョニーは“ベスト・パフォーマンス賞”を獲得
黄金のポップコーンを高々と
フレンドリーな雰囲気が、ジョニーに似合ってます

ロング・エンゲージメント 

2007, 06. 09 (Sat) 12:16



第一次大戦下のフランス、ブルターニュ地方。
幼い頃の病気の後遺症で脚が不自由なマチルド(オドレイ・トトゥ)は、
戦場に旅立った恋人マネク(ギャスパー・ウリエル)の帰りを待ちわびていた。
ある日、マネク戦死の悲報がもたらされる。
彼を含めた5人の兵士が軍法会議で死刑を宣告され、ドイツ軍との中間地帯に置き去りにされたという。
だが、マネクの最期を見届けた者は誰もいない。
不思議な愛の直感を信じるマチルドは、マネクがまだどこかで生きていると確信。
私立探偵を雇い独自の調査を始めると共に、自らの直感を頼りにマネクの消息を尋ねる。

戦争を背景に婚約者の生存を確信し、謎を解きながら愛する人の捜索をする女性の姿を、
『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督が、再びオドレイ・トトゥを主演に描いたミステリー・ラブ・ロマンス。

マネクが生きていることを信じて疑わず、気丈な信念の持ち主で賢く可憐なマチルドと、
純粋で優しく無垢な印象のマネク。
彼らが住む村の家や灯台、海などその景色の美しい描写、
チョット愉快な叔父叔母や郵便配人が、重くなりそうなストーリーの中に笑いも与えてくれる。
この先を予感させるラストシーンも良かった。

私は『アメリ』の不思議系なストーリーがあまり好みではなかったので、
その点ではこの内容は、まあ面白かったかな。
ただ、前置きは長いし、謎解きの登場人物も多く(フランス名が覚えられない)
最初は戦争映画かと思えるような爆音や悲惨な場面は、
背景となっているので仕方がないだろうけど、もう少し減らしてもよいのでは…。
でもやはりフランス映画は苦手…
まず言葉がダメかも…睡魔がくる(苦笑)

クレジットには名前が出ていましたが、
カメオ出演の大物女優!
別に誰でも良かったんじゃあぁ…

『ハンニバル・ライジング』が初見のギャスパー君、
やはり端整な顔立ちが戦場のシーンでも一際目立ちます。
物静かな演技も雰囲気が合っていて良かったです。
できればこの二人のその後を、
もう少しラストで引っ張って見せてくれても良かったのに…と少し残念です。

2005 3/12公開 フランス映画
監督 ジャン=ピエール・ジュネ

シャイン 

2007, 06. 07 (Thu) 16:26



ピアノの天才少年と呼ばれ、
一度は精神を病みながらも乗り越え復帰した実在のピアニスト、
デイヴィッド・ヘルフゴッドの半生を基に描く音楽ドラマ。

デイヴィッドは貧しいユダヤ人家庭に生まれ、
厳格な父の過剰な愛の下、幼い頃から厳しいレッスンを受け、天才ピアニストの称賛を得ていく。
“ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番”は、
ピアニストにとって、最も難しいと言われている曲。
父から、これを弾きこなせと言われたデイヴィッド。
「この世で自分以上にお前を愛すものはいない」
この父の言葉は、呪いのようだったと、デイヴィッド自身が後に語る。

父の愛から逃れるように、
イギリスの音楽学校へ留学したデイヴィッドは、
猛特訓を重ねてコンクールで父との想い出の曲ラフマニノフに挑戦をする。
演奏が拍手喝采に賞賛されたと同時に、彼の苦しい旅が始まってしまう。

『パイレーツ』ジェフリー・ラッシュの話題から、
久しぶりに観たくなりレンタル。
やはり良い映画は何度も観たくなるものですが、
その頃と違う見方が出来るものだと改めて感じました。

当時はこの父親に対して、嫌悪感が強かった…
もう少し柔軟に受け入れていれば、デイヴィッドもこうならなかったのではとか、
親なのに子供の成功を願わないの…と感じたのですが、
自分が父親に音楽をさせてもらえなかった情熱が、当然息子のデイヴィッドに向けられ…
その少し屈折したかのように映った愛の形は、デイヴィッドの性格を見ての事だったのかもしれないし、
ポーランドから移住してきた家長制を重んじる厳格なユダヤ教徒、という背景も含めてなどなど…
この父親は、悲しい人だったのだ…と思えるようになっていた。

それでも父親の影響力というのは物凄く強く、
我が子に対して、
常に精神的に追い詰めることしかできないこの異様な愛を、
気弱なデヴィットは必死で受け入れようとする姿が哀れで痛々しい。
でもデヴィットは信じられないような強運の持ち主。
精神病院の生活を送りながらも、
再びピアノを弾き始め、本当の音楽の喜びや楽しみを感じ始める。
運命の女性と出会い結婚。
彼女の支えでステージにカムバックした彼の涙には、
やはり大感動です。

デイヴィッド・ヘルフゴッドを演じるジェフリー・ラッシュは、
オスカー受賞でモチロン素晴しいのですが、
青年期のデイヴィッドを演じたのが、
ノア・テイラーだったなんて、当時全く知らず…!!
ジョニー・ファンにはお馴染みの『チャーリーとチョコレート工場』でチャーリー君のパパ役ですが、
『トゥームレイダー2』に出てたなあ~ぐらいしか気付かなかった…!!!
物語の半分は、ノアが登場しますね。
彼の演技もとっても素晴しいです!!

この映画のピアノ曲の大半は、デイヴィッド・ヘルフゴッドが弾いているそうです。

余談ですが、
最近では「のだめカンタービレ」で
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が演奏されたようです♪

1995年 オーストラリア映画
監督 スコット・ヒックス
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