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バベル 

2007, 05. 01 (Tue) 16:44



モロッコ、険しい山間の村で暮らすアブドゥラは、生活の糧であるヤギを襲うジャッカルを撃ち殺すために知り合いから一挺のライフルを買う。
ライフルは2人の息子、アフメッド(サイード・タルカーニ)とユセフ(ブブケ・アイト・エル・カイド)に手渡された。

アメリカ人夫婦のリチャード(ブラッド・ピット)とスーザン(ケイト・ブランシェット)は、赤ん坊だった3人目の子供を突然亡くし、その悲しみと罪悪感に正面から向き合えずにいた。なんとかこの旅で、夫婦の絆を取り戻したいと願うリチャード。

メキシコ人の乳母アメリア(アドリアナ・バラッザ)と自宅で留守をするリチャードの子供マイク(ネイサン・ギャンブル)とデビー(エル・ファニング)は、アメリアの息子の結婚式のために彼女の甥サンチャゴ(ガエル・ガルシア・ベルナル)が運転する車でメキシコへ向かう。

妻を亡くしたばかりのヤスジロー(役所広司)と聾唖者の高校生の娘チエコ(菊地凛子)
何かにつけ父親に反抗し、お互いの溝が深くなりつつある。障害を持つ彼女には、好意や欲望を伝えるのは簡単なことではなかった。
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アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の作品。
菊地凛子さんが、日本人女優としては49年ぶりというアカデミー賞にノミネートされたことでも話題の映画。
『アモーレス・ペロス』『21グラム』同様、別々の要素に見えるけど、どこかで繋がっていく群像劇。
この2作品に比べると、まだ救いがあったかもしれないけど、これって…

ネタバレしてます

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