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ナニーマクフィーの魔法のステッキ 

2007, 04. 02 (Mon) 01:43



葬儀社につとめるブラウン氏(コリン・ファース)は、
1年前に妻が他界してから、7人の子供たちの乳母(ナニー)に次々と辞められ困惑。
亡き妻の親戚で、横暴な伯母から養育費の補助を受けてきたが、
彼が1ヶ月以内に再婚しないと、それを打ち切ると言われている。
そして、伝説のナニー・マクフィー(エマ・トンプソン)がブラウン家に現れる。
子供たちの楽しみは、ナニーを家から追い出すこと。
これがとんでもない悪戯ばかり…
でも、かなり不細工なマクフィーには不思議な力があったのです。
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ストーリーの展開は見えていても十分に楽しめる!
しかも、ブラックな毒があって楽しい♪
登場する動物も、使用人も、継母候補も伯母も、凄いキャラ。
悪戯好きの子供達が罰を受けながらも一つずつ学んでいき、
ナニーマクフィーの不思議なチカラと、子供達の成長でブラウン家に訪れる幸せ。
この7人の子供達、悪戯っ子だけどそれぞれ個性的で憎めない。
特に赤ん坊は、とーっても可愛い!!

マクフィーを演じるエマ・トンプソンの特種メーク。
イボや出っ歯、団子っ鼻~子供達が良い子に成るに連れて…
あら、不思議!!

ブラウン家の使用人に『ネバーランド』ピーター・パン役のケリー・マクドナルド、
長男サイモンには『ラブ・アクチュアリー』『トリスタンとイゾルデ』で幼い頃のトリスタンを演じた可愛らしいトーマス・サングスター。(←この子、成長楽しみ!!かなりE男君になるのでは・・♪)
お子様と一緒に安心して楽しめる映画ですね!
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2006年 4/15公開 イギリス映画
監督 カーク・ジョーンズ

ヒストリー・オブ・バイオレンス 

2007, 04. 02 (Mon) 01:10



アメリカ・インディアナ州の田舎町。
小さなカフェを経営するトム(ヴィゴ・モーテンセン)は、
弁護士の妻エディ(マリア・ベロ)と2人の子供と幸せに過ごしていた。
ある日トムの店が2人組の強盗に襲われ、スキをついて2人を撃ち倒したトムは一躍ヒーローとして扱われる。
その後、トムをジョーイと呼ぶ怪しいギャング(エド・ハリス)が現れ、彼の知られざる過去が明らかとなっていく。

どんな展開になるのかを期待したけど、中盤辺りからドンドン尻窄み。
家族を守りたい一心で、トムは封印したはずのバイオレンス的な部分(?)を再発。
家族崩壊の過程は描かれているけれど、普通の人からすればあまり現実的な設定ではないし、
家族は過去を知り、半ばトムを拒否状態(気持ちはわかるけど…)
トムは優しい夫から、危険な男へと変わらなければならない心の葛藤と、妻は愛や信頼、裏切り、恐怖で混乱してしまう。
そのあたりはよく解りますが、映画の本質がイマイチ理解不能。
ちょっと、哲学的な部分もある作品だと思います。
ラストもどちらにでも取れる終わり方かな~子供が健気だったけど。
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『ロード・オブ・ザ・リング』でのヴィゴの強さはと~ても好きですが、これは同じ強いでもちょっと別モノ。
でも、ステキでした。
ウィリアム・ハートは出番は少ないけど、オスカー助演男優賞候補になったほど、存在感&威圧感がありますね~!
エド・ハリスの陰湿で執拗な姿は不気味でした。
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マリア・ベロですが…
『シークレット・ウィンドウ』で特別綺麗でもないし、
いつまでもモートが引きずる女じゃないんじゃあ?と思ってましたが、
…今回は体当たり~色んな見せ場がありまして、
何よりも、あの気持ち悪いコスプレが…
映画の中の話とは言え、いい年した(多分、長男が高校生ぐらい)夫婦が、妻の変ちくりんなコスプレで萌えるなんて~~おお~こわっ。
これを観せられたのが、ある意味バイオレンスかも!

“暴力”を肯定する人は少ないと思いますが、現実、避けて通れない場合もあって、
トムの過去と彼の息子の学校での出来事が、相対して描かれているのを考えると、
カッとして人を傷つけてしまったり、命を奪ったりと悲しい出来事は、やはり感情がある人間の答えのない問題かと複雑になりました。
 
2006年 3/11公開 アメリカ・カナダ映画
監督 デヴィッド・クローネンバーグ