2007_03
30
(Fri)23:52

ホリデイ



ロンドンの新聞社に勤めるアイリス(ケイト・ウインスレット)は、人生で最も惨めな瞬間を迎えた。
三年間も愛し続けてきた同僚のジャスパー(ルーファス・シーウェル)が、他の女性と婚約発表をしたのだ。
二人の関係はとっくに終わっていたが、彼のことが忘れられずにいたアイリス。
ひとり寂しく郊外のコテージに帰り、哀れな自分を思うと涙が止まらなかった。

ロサンゼルスで映画の予告編製作会社を経営するアマンダ(キャメロン・ディアス)は、バリバリの勝ち組キャリア・ウーマン。
同棲中の作曲家イーサンの浮気が原因で、彼を家から追い出したものの、
恋愛に不器用なアマンダにも問題が…恋人との別れにも、涙すら流せないのだった。
ロンドンとロサンゼルスで、見ず知らずのアイリスとアマンダが、最悪の状況を抜け出す為に、
インターネットで知り合い“ホーム・エクスチェンジ”をすることに。

この“ホーム・エクスチェンジ”って何だか未知…設定を聞いただけで、ワクワクとしてしまう。
若い女性ならまだしも、働く30代の独身女性には変化というものがなかなか難しいのかもしれない。
でも、何かを変えることによって、愛を受け止められるようになる。
恋に破れてつまずいて~“ホーム・エクスチェンジ”で自分らしさが見えてくる…そんな女性の恋愛も内面も変化、成長、再生する物語。

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アマンダは、偶然出会った男性グラハム(ジュード・ロウ)がイケメンで好みのタイプ。
でも2週間後には帰宅しなければいけないことが常にネックになっていて…それでも惹かれ合っていく様子が、良く解る。
その表情もキュートで魅力的。
キャメロン・ディアスの独特な可愛らしさが全開。
明るくて楽しげな感情表現は、好感持てます。
アマンダのコートは、どれも可愛いくて~とても似合ってた。

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この2人に比べると、多少華やかさは劣るかもしれないけど、
ケイトとジャック・ブラック、美女と野獣(?)っぽいけど、この二人も感じが良い。
アイリスは、自分の気持ちの整理が重要なのか、
近所のおじいちゃんと仲良くなったり、人として優しい気持ちの一歩を踏み出す感じ。
失恋相手にまだ未練がありながら、
ロスで出会うマイルズ(ジャック・ブラック)に少しずつ気持ちが揺れる複雑な心理を上手く演じている。
ジャック・ブラックはファンの方には物足りないかもしれないけど、
ある程度、特長を壊さずに抑え気味な演技が良かったと思います。

ロスとロンドン、失恋の痛手から家を交換した二人だけど、
性格の違いなどから、ラブストーリーへの展開がそれぞれで面白い。

でも一番の収穫はジュード・ロウかもしれない♪
『クローサー』を観た時には…
もう、嫌なのよ~こんなに嫉妬深くて、女々しい男は大っキライ!!
一生、そーやって、めそめそ泣いてなっ…自業自得って言うんだよ~~。
なんて、思ってたの……ごめんなさあい!
ジュード

一見、遊び人…だけど、だけど…!
笑顔もとっても魅力的で、高感度UPUPUPだわ!?
『AI』 『コールド・マウンテン』 『ハッカビーズ』 『アルフィー』なんかは、あまりどうかなあ~~とピンとこなかったけど、これ、最高じゃないでしょうか!!
セクシー&上質で、安心感までプラスされた大人の男って感じ!
“ナプキン男”なんて最高でしょう~ブルーのセーターも似合ってたし、髪の毛云々は気にならなかったわあ(その代わりお胸はスゴイもの~)
この涙は…とーっても良く解る…好演でした!
「ビストロ・スマップ」でもとっても気さくで感じ良かったし♪

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『恋愛適齢期』のナンシー・メイヤーズ。
やはり女性監督~柔らかで心地の良い視点で、男女の心の動きが繊細に表現されている。

さらに楽しめるシーンとして、カメオ出演の俳優さんが。
アマンダの映画の予告編に登場する方々と、レンタル店で遭遇する方。
思わず声が出してしまいました。
このようなハッピーエンド大好きです~素敵な映画でした。

2007年 3/24公開 アメリカ映画
監督 ナンシー・メイヤーズ