2007_03
01
(Thu)23:20

スタンドアップ



1989年、暴力夫と離婚し、子供を連れて故郷のミネソタに戻ってきたジョージー(シャーリーズ・セロン)
父親の違う2人の子供を連れて帰ってきた彼女に対し、町の人達は冷たい視線を向ける。
ジョージは子供たちのため、自立を目指して
父親(リチャード・ジェンキンス)と同じ鉱山労働者として働き始めるが、職場では男たちから執拗な嫌がらせを受ける。
度重なるセクハラに耐えかねたジョージーは、会社を相手取って訴訟を起こすことを決意する。
しかし、同じようにセクハラを受けていた同僚の女性たちは、彼女とともに原告になろうとはしなかった。

実話を基にしたドラマ。
難しい年頃になった息子との関係を織り交ぜながら、
男性社会の中で子供達の為に働く女性が、味方は無くとも自分の正義を信じ、小さな力でも踏み出す第1歩。
その前向きな姿をシャーリーズ・セロンは好演しています。
同僚のグローリー役のフランシス・マクドーマンド、
その夫役ショーン・ビーン(大好きです♪)
同じく同僚シェリー役のミシェル・モナハンなど出演者全員が素晴しい演技だったと思います。
特に父親役のリチャード・ジェンキンスは、
訳ありで子供を産んで戻って来た娘を歓迎できないのですが、炭鉱の集会で娘の為に演説するシーンには感涙でした。

実際に起こったセクハラ起訴。
このような裁判があったからこそ、今の女性が社会で活躍出来るのだとも感じます。
この映画を観ると、女性の側もあまり気安く“セクハラ!”と言う言葉を使えないのでは…と改めて感じました。

2006年 1/14公開 アメリカ映画
監督 ニキ・カーロ

2007_03
01
(Thu)22:58

エラゴン 遺志を継ぐ者



2003年、アメリカで出版された17歳の少年が書いたファンタジー小説。
アラゲイジアという帝国を舞台に繰り広げられる3部からなる冒険物語の映画化。

竜と心を通わせることのできる戦士“ドラゴンライダー”によって繁栄を極めたこの地は、ライダー族の裏切り者に支配されていた。
17歳の少年エラゴンは、ある日狩りに出た森で青く光る石を見つける。
その石は世界の命運を握るドラゴンの卵だった。

とにかく展開が早く、とんとん拍子で話は進行。
ドラゴンは一瞬で成長、エラゴンも精神面、ドラゴンライダーとしてもあっと言う間の成長。
途中、登場の魔女(?)とか、何となく気になるキャラクターは結局何?
これから続編で重要になってくるのかしら?
展開が早いのは逆にダレないけど、
もう少し時間を長くして人物像を掘り下げて欲しかった~なんか、あらすじ見せられた感じ。
かと言って見せ場が無いわけではなく、サフィラ(ドラゴン)との空中シーンは結構楽しめ、ジェレミー・アイアンズはやはり戦士役が似合ってる。
ジョン・マルコヴィッチ、ジャイモン・フンスーの登場はインパクトも薄く、今回はロバート・カーライルを目立たせたのかしら。

原作を読んでる方々にはどうのような印象になるのでしょうか?
私は全く知らずに鑑賞しました。

サフィラ(ドラゴン)の声はレイチェル・ワイズ。
主役エラゴンには18万人から選ばれたシンデレラ・ボーイ、エド・スペリーアス。

彼が目指している俳優像についてインタビューに答えた一節…
「若死にしてなければ、ジェームズ・ディーン。スティーブ・マックイーンにも憧れる。
そしてジョニー・デップ。彼のどの映画を観ても本当にすばらしいと思うから。いい映画ばかり出ているよね。若い俳優だったら、たとえ彼のファンでなくても、誰だって彼のような俳優になりたいと思うだろうね」

2006年 12/16公開 アメリカ映画

監督 シュテフェン・ファンマイアー
2007_03
01
(Thu)18:59

迷い婚 -すべての迷える女性たちへ-



冠婚葬祭欄の死亡記事担当記者のサラ(ジェニファー・アニストン)は、弁護士の恋人ジェフ(マーク・ラファロ)からプロポーズされているが、このままでいいのか?と自問自答の日々。
妹の結婚式に出席するために、ジェフを連れ故郷のパサデナに向かう。
ここは、映画『卒業』の舞台となった町。

結婚を控えて舞い上がる妹、自分の人生と結婚を考えると素直になれないサラ。
祖母のキャサリン(シャーリー・マクレーン)に胸の内を話すが、
キャサリンはつい口が滑り、結婚式前にサラの母親が男と逃げて行方不明になり、その男というのは映画『卒業』の原作者である、という秘密を話してしまう。
サラは、母にまつわる秘密を探るために、その男性(ケビン・コスナー)を探しサンフランシスコへと向かう。

軽く笑える作品です。
『卒業』のモデルが実は自分の家族だったのでは?
…なんてだけでも、話に引き込まれてしまいました!
ダスティ・ホフマンのモデルになった人物をケビン・コスナーが演じていますが、親子2代~ではなく更に発展!?
チョット普通では考えられない設定ですが、まあ、さすが…と言うことで!
ルール違反はいけませんが、多少の波風があったほうが人生案外と楽しめる?
相手の嫌な所も含めて好きになれたり、許せたりできる関係は良いなあ~と。
父親役のリチャード・ジェンキンスからは、そんな思いも感じてきます。    
自分がジェフの立場だったら結構辛いと思いますが、
それでも許せるのは相手を思う気持ちと、自分にとって掛替えのない存在なのだろうと…
シャーリー・マクレーン、やっぱり良い!
自由奔放でお洒落なおばあちゃんが似合ってます!

人生の岐路は時々迷い、自分は何をしてる?と考える事も…
でもそんな自分をそのまま受け入れる事も時に大切かも。
サラの行動は理解し辛い事もありますが、嫌悪感さえ抱かなければある程度は許せるかな・・・可愛げのある女性だし!

2006年 5/27公開 アメリカ映画
監督 ロブ・ライナー