2007_03
30
(Fri)23:52

ホリデイ



ロンドンの新聞社に勤めるアイリス(ケイト・ウインスレット)は、人生で最も惨めな瞬間を迎えた。
三年間も愛し続けてきた同僚のジャスパー(ルーファス・シーウェル)が、他の女性と婚約発表をしたのだ。
二人の関係はとっくに終わっていたが、彼のことが忘れられずにいたアイリス。
ひとり寂しく郊外のコテージに帰り、哀れな自分を思うと涙が止まらなかった。

ロサンゼルスで映画の予告編製作会社を経営するアマンダ(キャメロン・ディアス)は、バリバリの勝ち組キャリア・ウーマン。
同棲中の作曲家イーサンの浮気が原因で、彼を家から追い出したものの、
恋愛に不器用なアマンダにも問題が…恋人との別れにも、涙すら流せないのだった。
ロンドンとロサンゼルスで、見ず知らずのアイリスとアマンダが、最悪の状況を抜け出す為に、
インターネットで知り合い“ホーム・エクスチェンジ”をすることに。

この“ホーム・エクスチェンジ”って何だか未知…設定を聞いただけで、ワクワクとしてしまう。
若い女性ならまだしも、働く30代の独身女性には変化というものがなかなか難しいのかもしれない。
でも、何かを変えることによって、愛を受け止められるようになる。
恋に破れてつまずいて~“ホーム・エクスチェンジ”で自分らしさが見えてくる…そんな女性の恋愛も内面も変化、成長、再生する物語。

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アマンダは、偶然出会った男性グラハム(ジュード・ロウ)がイケメンで好みのタイプ。
でも2週間後には帰宅しなければいけないことが常にネックになっていて…それでも惹かれ合っていく様子が、良く解る。
その表情もキュートで魅力的。
キャメロン・ディアスの独特な可愛らしさが全開。
明るくて楽しげな感情表現は、好感持てます。
アマンダのコートは、どれも可愛いくて~とても似合ってた。

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この2人に比べると、多少華やかさは劣るかもしれないけど、
ケイトとジャック・ブラック、美女と野獣(?)っぽいけど、この二人も感じが良い。
アイリスは、自分の気持ちの整理が重要なのか、
近所のおじいちゃんと仲良くなったり、人として優しい気持ちの一歩を踏み出す感じ。
失恋相手にまだ未練がありながら、
ロスで出会うマイルズ(ジャック・ブラック)に少しずつ気持ちが揺れる複雑な心理を上手く演じている。
ジャック・ブラックはファンの方には物足りないかもしれないけど、
ある程度、特長を壊さずに抑え気味な演技が良かったと思います。

ロスとロンドン、失恋の痛手から家を交換した二人だけど、
性格の違いなどから、ラブストーリーへの展開がそれぞれで面白い。

でも一番の収穫はジュード・ロウかもしれない♪
『クローサー』を観た時には…
もう、嫌なのよ~こんなに嫉妬深くて、女々しい男は大っキライ!!
一生、そーやって、めそめそ泣いてなっ…自業自得って言うんだよ~~。
なんて、思ってたの……ごめんなさあい!
ジュード

一見、遊び人…だけど、だけど…!
笑顔もとっても魅力的で、高感度UPUPUPだわ!?
『AI』 『コールド・マウンテン』 『ハッカビーズ』 『アルフィー』なんかは、あまりどうかなあ~~とピンとこなかったけど、これ、最高じゃないでしょうか!!
セクシー&上質で、安心感までプラスされた大人の男って感じ!
“ナプキン男”なんて最高でしょう~ブルーのセーターも似合ってたし、髪の毛云々は気にならなかったわあ(その代わりお胸はスゴイもの~)
この涙は…とーっても良く解る…好演でした!
「ビストロ・スマップ」でもとっても気さくで感じ良かったし♪

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『恋愛適齢期』のナンシー・メイヤーズ。
やはり女性監督~柔らかで心地の良い視点で、男女の心の動きが繊細に表現されている。

さらに楽しめるシーンとして、カメオ出演の俳優さんが。
アマンダの映画の予告編に登場する方々と、レンタル店で遭遇する方。
思わず声が出してしまいました。
このようなハッピーエンド大好きです~素敵な映画でした。

2007年 3/24公開 アメリカ映画
監督 ナンシー・メイヤーズ
2007_03
29
(Thu)23:42

2番目のキス



数学教師のベン(ジミー・ファロン)は、リンジー(ドリュー・バリモア)の会社に生徒を連れて社会見学に行き、彼女に一目惚れ。
住む世界が違うが、お互い好印象だった二人はつき合い始める。
すべて順調に進んでいくように思えたのだが、ベンがボストン・レッドソックスの熱狂的なファンだったことから問題が生じてしまう。

“野球オタク”のベン。
孤独だった少年時代、伯父の影響で熱狂的なレッドソックスファンに。
何かに夢中になるのは無邪気で微笑ましいけど、やはり程度があるのよね!
それを超えると所謂“オタク”と思われちゃう?!
でも、この彼女リンジーは受け入れようと努力するんです。
たまたまTVで彼のオタクっぽい姿を見て衝撃はあるにせよ、解ろうとするんです。
そして、興味も無かった試合に行ったり…と彼の趣味を出来るだけ共有しようと頑張ります。
でも、そのうち彼女も仕事に追われ、だんだん二人の間にはギャップが生じるんですが…
ベンもリンジーの気持ちを考え、二人の時間を大切にしたいと自分の行動を改めようとします。
これも、無理なんだけど、何となく解るような気がするのよねえ~!

ベンの筋金入りな熱狂振りに、何とか付いていこうとするリンジーが可愛いいし、
野球バカっていうのは~まったくう~!!
とも思うけど、これがまた憎めない♪

自分と何から何まで同じ嗜好の人間なんてありえないけど、
人はどこまで自分と違う相手の事を受け入れられるのか?
その許容範囲を把握するのが、上手くやれる秘訣なのかもしれない。

ラブコメお決まりの道のりですが、
気楽に楽しめる作品と思います。
その他、レッドソックスファンの一言一言、的を得ていて笑えます!

*松坂投手の初登板、頑張って欲しいですね!

2006年 7/8公開 アメリカ映画
監督 ボビー・ファレリー ピーター・ファレリー

2007_03
28
(Wed)19:04

ステップ・アップ



低所得地区で生まれ育ったタイラー(チャニング・テイタム)は、ダンスの才能に恵まれているが、軽犯罪を繰り返す日々を送っていた。
ある夜、悪友と名門メリーランド芸術学校に忍び込み、騒動を起こし捕まったタイラーは、芸術学校での奉仕活動を命じられる。
そこでタイラーはバレリーナのノーラ(ジェナ・ティーワン)と出会う。
彼女はプロがスカウトに来る発表会にすべてを賭けていた。
もしそこでチャンスを掴めなかったら、ダンスを諦めなくてはならない(goo映画)

ダンス映画歴代5位だそう。
ダンス映画と言えば~私の印象は「コーラスライン」「フラッシュダンス」などかな。(「サタデーナイト・フィーバー」もかぁ…)

内容はさておき、ダンス・シーンが良いならば楽しいだろう…と観賞。
貧しい青年と恵まれた少女が出会い、クラシック・バレエとストリート・ダンスが見事に融合~斬新な踊りへと変化していき、
お互いが今までにない新しい発見を経験し、二人は恋に落ちる。
やはりストーリー展開はミエミエでベタ、かといって大きな失敗もなさそう…
それぞれが挫折を乗り越え、夢に向かって新たな一歩を踏み出す作品。
ダンスは、ストリートダンスとクラシックバレエの融合で、多少新しい。
クラブで踊るシーンと、最後の発表会のシーンは“圧巻”とまではいかないけど、楽しめる場面です。
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ペプシなどのCMで注目を浴び「コーチ・カーター」に出演したチャニング・テイタムと、
ジャネット・ジャクソンのバックダンサーとして活躍したジェナ・ディーワン。
で、この共演がきっかけで、このお二人、只今ラブラブだそう。

芸術学校の生徒たちは、皆プロを目指していて一生懸命。
そんな姿に、タイラーは次第に影響を受けていく。
タイラーの低所得地区生活では、“夢”なんて持てないのです。
努力することは格好が悪くておバカなこと~どうせ俺たちはダメなんだからあ~~な雰囲気の中にいるんですね。
タイラーの黒人友達が、彼が美術学校でダンスの練習相手をしていると知ると、思いっきり非難します。
「女を取るのか!友情を取るのか!」
努力したってどうもならない、頑張るなんてダサい、今のままでいいんだ、俺達は…。
と、自堕落な生活に戻そうとします。
悪い環境でも、仲間がいれば安心できるんでしょう~良い方に這い上がろうとするのを阻止したいのでしょうかね。
夢を持つというのはどんな環境や状況でも、強い意志が必要ですね、もちろん才能もですが。
タイラーの妹(?)カミーユがおませで可愛らしく、校長の貫禄は良かった。
若い方のデート・ムビーに最適ではないかなあ~。
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音楽はもちろん文句なし。
なのに、残念なのはエンド・ロール…日本の配給はエイベックス。
だからといって、倖田來未流さなくても!!!
作品と何の関係もないし、映画を観た人のこと考えてないと思いますよ。
子供向けの映画じゃあるまいし、字幕版のオリジナル観たのに、和製英語(?!)のような曲が流れてきてガッカリです。
良いも悪いも、エンド・ロール観ながら色々と頭の中で思い返して考えたりしませんか?
良い映画ならなお更のこと、劇中の音楽が流れてくると、またシーンが蘇ったりしますよね。
そんな雰囲気まったく考えてません。
私の感想とすれば、可もなく不可もない、程よいトコで終わったこの映画、これは戴けません!!
テンション↓↓です!!
逆に倖田さんのファンはどうなんでしょう~映画にとってつけなくても、今は十分に売れるでしょうし…♪

しかもその後、コンテストとかで(選ばれた?)数人の素人ダンス映像まで…☆☆
いつもは館内にライトが点くまで席を立ちませんが、さすがに中座しました。
ど~~して、最後の最後にこんなものを見せられなければならないの???疑問です。
映画「ステップ・アップ」を観に来たのですから…お金払って!!

2007年 3/17公開 アメリカ映画 
監督 アン・フレッチャー
2007_03
28
(Wed)18:36

かもめ食堂



サチエ(小林聡美)は、ヘルシンキで“かもめ食堂”を始めたが客はゼロ。
ある日彼女は最初の客で日本かぶれの青年トンミ(ヤルッコ・ニエミ)にガッチャマンの歌詞を教えてくれと言われるが、出だししか思い出せない。
彼女は偶然本屋でミドリ(片桐はいり)を見かけ…(シネマトゥデイ)
公開当時から評判の良い声が多く、最近WOWOWで鑑賞しました。北欧でおにぎりを売りにする食堂開店。
冒頭、小林聡美の“太った生き物が美味しそうにご飯を食べている姿を見るのが好きなのだ”というナレーションにウンウンとうなずける!
片桐はいりはガッチャマンの歌詞を尋ねられ、ノートを取り出し書きながら歌いだす様子も、なんとなく解るなあ!

食堂とイメージすれど、シンプルでお洒落な厨房や、家具、食器類。
なのにお客は日本かぶれの若者だけ。
でも、サチエは慌てず騒がず~コップを磨き、テーブルを拭き…いつかお客さまは来てくれると信じている。
これが日本での話なら待つだけなんて、このご時世とんでもないかもしれないけれど、ヘルシンキの時の流れの中では許されそう…。
当てもなく旅に出て、店を手伝うようになったミドリと、
空港で荷物が行方不明になって身動きがとれなくなったマサコ(もたいまさこ)が加わり、
ゆっくりとした穏やかな優しい時間が流れていく。 
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個人的には、この3人と同じ年代。
もうここまで生きてきたら、多少の挫折も経験済みで、怖いものも余りないかもしれない。
嫌な事や余計な事を考えていても、なるようになる…でも、まだまだこれからの人生だから!
劇中、そう思えるセリフもたくさん聞かれます。

あちらの方の“おにぎり”への反応が可笑しいです~でも洋服に付いたご飯粒…やはり皆、同じ事しますね(笑)
その他、カツや唐揚げでしょうか~定食風なメニューも美味しそうだし、シナモン・ロールも食べたい!

ゆったりと~まったりと流れていく映画には、途中から退屈でたまらないものもたくさんありますが(最近では「ブロークン・フラワーズ」)
この作品はそんな時間のなかに、幸せな気持ちになれる良質さが詰まってます。
イライラしたり、気にしたりせずに、自分をわきまえた賢い生き方、心穏やかに、心優しくありたいと…理想だったり、無理であったりしても、そんな気持ちは何処か忘れずにいたいと感じました。

群ようこが本作のために書き下ろした小説。
3人の個性的な女優がフィンランドの首都ヘルシンキを舞台に、のんびり~ゆったり繰り広げていく演技も素晴しい!
邦画だけど、どこか違う香りと空気が味わえる映画。
そんな価値のある良い作品です。
井上陽水の「クレイジーラヴ」も作品に合っていて良かったです。

2006年 3/11公開 日本映画
監督 荻上直子

2007_03
28
(Wed)18:03

遠い空の向こうに



1957年10月、ソ連が人類初の人工衛星スプートニクの打ち上げに成功した。
ウエスト・ヴァージニア州の炭坑の町コールウッドで、
その美しい軌跡を見ていた青年ホーマー(ジェイク・ギレンホール)は、自らの手でロケットを打ち上げたいと思い、級友3人とともに本格的なロケットづくりにとりかかった。

NASA元エンジニアの自伝小説「ロケット・ボーイズ」を映画化したもの。
ロケットへの夢に賭けた若者たちの挑戦を描いたドラマ。

廃坑寸前の炭鉱町、ここで育ったら炭坑夫になることが決まったようなもの。
高校生のホーマーはロケットの魅力に取り付かれ、見様見真似でロケットを作っては失敗を繰り返す。
3人の友人と共に将来の夢への実現に向けて動き出す。
全米の科学コンクールに優勝できれば、奨学金で大学進学できると教師の後押しで懸命に努力する少年達。
「ロケット・ボーイズ」は所謂 “オタク” “変人”
そして、それぞれに家庭の事情も抱えている。
そんな彼らのロケット打ち上げと言う、まるでお遊びのような事に、同級生も町の人達も冷ややかだったが、次第に理解者が増えてくる。
試行錯誤を繰り返し、夢へと胸膨らませるホーマーのもう一つの問題は、炭鉱夫のリーダー的存在の父(クリス・クーパー)との確執。
炭鉱の仕事に誇りを持っている父は、自分の仕事に興味を持たず、ロケットにうつつを抜かすのが気に入らない。
今や炭鉱が時代の流れに押しつぶされようとしていると感じながらも、息子の夢を阻もうとする。
でもそれらは観ていて決して嫌気を感じる事じゃなく、
ただ頑固で信念があると言う事が逆に感動し、父親の生き様を感じることができます。

ロケット製作過程が意外と面白いです。
線路をこっそりもらっちゃったり!
オチの虚しさも結構好き。
感動的なサクセス自伝映画だけれど、何かそれだけではないストーリー展開の良さと、
爽やかな青春時代を思い出させてくれる作品。
ラストはやはり涙無くしては観れない!
「ロケットボーイズ」の達成感や満足感が観る側にもしっかりと伝わってきます。
エンドロールで、ロケット・ボーイズたちのその後も紹介されます。
当時19歳ぐらいのジェイク・ギレンホール~田舎町の純粋な高校生を違和感なく演じています。
あの奥底から輝くような大きな瞳が、夢見る少年っぽい!

ソ連の世界初の人工衛星打ち上げで、
それまで科学技術の分野で最先端であるという意識を持っていたアメリカが受けたショック “スプートニク・ショック”
結果、教育・軍事・科学技術部門の改革の必要性が認識され、
NASAが設立されたりアポロ計画が立ち上がったりして、危機感の中で大きく再編されたんですね。

2000年 2/26公開 アメリカ映画
監督 ジョー・ジョンストン

2007_03
23
(Fri)02:35

デジャヴ



2006年2月28日、海軍の水兵とその家族たちを乗せたフェリーが、突如大爆発を起こした。
ATF(アルコール・タバコ・火器取締局)の捜査官ダグ・カーリン(デンゼル・ワシントン)は、
現場を捜査し爆発がテロだった事を証明。
さらに、爆発現場の近くで発見された女性クレア・クチヴァー(ポーラ・パットン)の死体も、殺人によるものだと見抜いた。
同時に、ダグはクレアに奇妙なデジャヴを感じる。
爆破事件とクレアの殺人が関係あると見たダグは、彼女の部屋の捜索へと向かった。
するとそこにあったのは…(goo映画)

初めての場所や経験なのに “あれ、ここ、来た事ある” “あれ、同じ経験した事ある” と感じる、デジャヴ(既視感)現象。
多分、誰もが感じた事がある、そんな不思議な現象がモチーフになったサスペンス。

この予告、いつ頃から見せられてました?
私の薄い記憶では『パイレーツ~デッドマンズ~』で見てたような・・・。

え~と、別にタイトルこれでなくても…
SFタイムトラベルサスペンス?!…じゃあ、ないですかあ?
もっと、ドラマチックなのかと想像してました。

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特殊チームの最新監視システムで、いくつかの衛星から画像を取り込んで~なんか、ちょっと科学なお話はよく解らないですが、とにかく処理速度の問題とかで4日と6時間前の画像しか見られないんだそうで。
更に情報量とかの問題ですべて記録できないので、それを越えると人が追っていかなければならないとか・・・
時空を越えたと言うか、そんな状況なので、普通のカーアクションよりもの凄い迫力です。
ゴーグルを付けて過去の犯人を追跡するので、現在と過去の同じ場所で起こることは全然違う。
その映像は非常に楽しめる!みんな、大丈夫なの?!
所々突っ込みたくなるけど、現在に置かれた伏線がすっきりと解決されたし、
アクションとしてはさすがジェリー・ブラッカイマー、お金かかってるぞーーー!派手!
特に最初のフェリーのシーンは、スンゴイ迫力満点~くるぞ、くるぞ、の予感も好き。
でも、ラストはどうなんだろう…あれだと、時空の掟(?)みたいなのはどうなっちゃうのかな?
特殊チームの女性が、本流がどうこう~とか語ってた通りになっちゃった??
まあ、色々考えず、深追いしない娯楽映画として観ればいいのでしょう~時間はあっという間でしたから。

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デンゼルはやっぱり上手。
こんなアクションが似合ってる。
『インサイドマン』はチョット良いトコ出てなかった感じだったから。
ポーラ・パットンって、ハル・ベリーに似てた・・・

2007年 3/17公開 アメリカ映画
監督 トニー・スコット
2007_03
23
(Fri)01:05

綴り字のシーズン



大学教授で完璧主義者のソール(リチャード・ギア)は、妻ミリアム(ジュリエット・ビノシュ)、
優秀な息子アーロン(マックス・ミンゲラ) 、娘のイライザ(フローラ・クロス)と理想的な家族を築き上げてきた。
イライザ(フローラ・クロス)がスペリング大会で優勝したことから、家族の運命はしだいに変わっていく。

家族の絆を描いたヒューマンドラマ。
優秀な兄の影に隠れていた末娘の才能が開花したことにより、完璧だった家族のバランスが崩れだし、次々と家族の隠れた一面が浮かび上がってくる。
父親ソールは家族想いだが、家族に関わる全てを自分の思い通りにしてきた所が多々あり、家族も逆らわないでやってきた。
それがイライザの才能にソールが浮き足立つことから、今まで表面化されなかったそれぞれの心の何かが少しずつ見え始める。
息子は異教へ走り、母は幼少の頃のトラウマからか、不可思議が行動を取る。
終始笑顔で優しく接しながらも、どこかで人を傷つけているのに気付かない父親。
そんな家族の変化をいち早く気付くのはイライザ。
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中盤あたりまでは、母親の行動がよくわからないし(それが逆に期待も持つけど)最後まで大きな盛り上がりもなく、宗教の哲学的な話など理解には難しいけど、スペリングコンテストの場面は、まあ可愛らしいCGも混ぜながら緊張感もあります。
リチャード・ギアは、その優しそうなお顔の裏にある残酷さも感じられたし、ビノシュの根暗な感じが、問題を抱え疲れ果ててる様子が十分伝わります。
この子供達がとても良いです。
とにかく兄妹思い。
兄は父への反発から(と思いますが)異教へのめり込みますが、いつも妹を思う良いお兄ちゃんです。
お兄ちゃんのガール・フレンドで異教を紹介する女性にケイト・ボスワース。
家族を救うために最後の決断をするイライザに、
大人たちは皆、再生を誓っただろうと感じました。
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2005年 12/23公開 アメリカ映画
監督 スコット・マクギー

2007_03
23
(Fri)00:44

Jの悲劇



恋人クレア(サマンサ・モートン)と草原にピクニック来たジョー(ダニエル・クレイグ)は、少年を乗せた気球が運転障害をおこしたのを目撃。
その場に偶然居合わせたジョーら4名が救助に向かったが、1名がロープを掴んだまま宙に浚われ、落下死してしまった。
防ぎようが無かったとはいえ責任を感じていたジョーの前に、
同じく救助に居合わせたジェッド(リス・エヴァンス)が現れ、ジョーにストーカー行為を及ぼす。
ストレスを溜めたジョーは、クレアとの仲もギスギスし始め、
やがてとんでもない悲劇が…。

物語のはじめからいきなり墜落死のシーンで、かなり気持ちが動揺。
不気味なストーカー男を演じたリス・エヴァンスがいかにも~な雰囲気でなにやら怪しげで怖い。
タイトルやオープニングから、どんな展開になっていくサスペンスかと思いきや…あら、そうきたか!
映像やカメラ・ワークは素晴らしく、
ストーカー男に付きまとわれる恐怖がじわじわと迫ってきます。
“怖い”だけの映画ではないし、ホラーでもないし、
公式サイトによれば、
監督は「この映画は愛についての熟考でも、愛についてのエッセイでも、あなたが好きなようにとってもらえれば」と語っているように、愛についての映画…らしい。
ラストも色々な解釈がありそう。
精神的に追い詰められてく怖さがあるかなあ~。
チョット難しい映画でした。
男性にも好かれるニュー・ボンド♪ダニエルさん。
これはよおく理解できました!

ジョーの友人でビル・ナイも出てます。
エンドクレジットのワンシーンがまた怖いかも。
サマンサ・モートンはお上手な女優さんと思いますが、
何と言うか、暗くて華がないと言うか~魅力を感じないと言うか、好きになれない~あのお顔だちも苦手です…

2005年 11/19公開 イギリス映画
監督 ロジャー・ミッシェル

2007_03
21
(Wed)15:20

パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド



本日3/21午前10時よりYahoo!動画にて5日間先行独占配信 

http://event.movies.yahoo.co.jp/theater/pirates3/


また、ジャパンプレミアが5/23に武道館で開催され、ジョニーも来日の予定となってます!嬉しい♪

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200703/gt2007032102.html






2007_03
21
(Wed)01:45

ハッピーフィート



南極にある皇帝ペンギンの国、エンペラー帝国。
彼らにとって大切なことは、自分だけの“心の歌”を見つけること。
歌でハートを伝えられなければ、大人になった時に最愛の人に巡り逢うことは出来ない。
ノーマ・ジーンとメンフィスの間に生まれたマンブルは、筋金入りの音痴。
ハートを伝えようとすると、歌の代わりに誰にもマネの出来ない華麗でハッピーなステップを踏んでしまいます。

ペンギン達による歌とダンスのミュージカル・アニメーション。
音痴で心の歌が見つけれないマンブルは、回りからの虐めや偏見を乗り越えて、自分の生き方を貫いていく姿が、数々のヒット・ナンバーと共に描かれています。
赤ちゃんマンブルが、もう、とってもキュート!
丸くてふかふかで、抱っこしてみたい!!
…と思ってしまうほど、そのCGの進化は素晴らしいものでした。
ペンギンの毛の質感や他に登場する生き物、巨大な氷や海、波、船、海中を泳ぎ回るペンギンの動きも迫力たっぷり。
「2001年宇宙の旅」(はっきりとした記憶ではありませんが)などのセリフやコネタもあり、笑いどころも満載!
歌って踊って楽しい映画かと思いきや、環境問題などメッセージもあり、後半はホロリとなりました。
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マンブルの声にはイライジャ・ウッド。
そのイライジャに合わせてマンブル君の眼は綺麗なブルー。
ヒュー・ジャックマン、ニコール・キッドマンが両親ペンギン、
歌姫グローリアにブリタニー・マーフィ、
ラモーンと教祖ラブレイスの2役にロビン・ウィリアムズ、
長老にヒューゴ・ウィービング。
私のお気に入りはアデリー・ペンギンの5人組“アミーゴス”!
こんなに笑わせてくれて~~~ありがとう♪

そしてやっぱり音楽。
懐かしオンパレードにもう涙モノ♪
ビートルズ、プリンス、クイーン、ビーチ・ボーイズ、大好きなスティービー・ワンダーにEW&F。
どの曲もとっても良かったけど、ブリタニー・マーフィーの“ブギー・ワンダーランド”はペンギン達のダンスに合わせて迫力満点。
彼女の華奢な体からは想像できないくらい厚みのある声で、歌が上手なんですねえ~ビックリしました!!
ストーリーもテーマもしっかりしていたし、年代を超えて家族で楽しめる作品と思います。
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娘の付き合いで吹き替えを観ましたが、手越君もなかなかお上手でしたし、ブラザー・トムさんも雰囲気あって良かったです。
吹き替えでも歌の部分は英語のままなので、聞き応えはありましたが、字幕でもう一度鑑賞します。

第79回アカデミー賞長編アニメ賞受賞。

2007年 3/17公開 アメリカ映画 
監督 ジョージ・ミラー
2007_03
21
(Wed)01:29

Dearフランキー



DVが原因で離婚したリジー(エミリー・モーティマー)は、耳に障害を持つ息子フランキー(ジャック・マケルホーン)と暮らすシングルマザー。
リジーは息子に「父親は船乗りで世界中をずっと旅している」と嘘をついていた。(シネマトゥデイ)

フランキーの難聴は父親の暴力が原因。
リジーは息子宛ての手紙を父親のふりをして書き続けていた。
実の父親の事はいつか話さないといけないと解りつつも、なかなか話せない。
執拗にリジーを探す前夫から逃れるため、引越しの繰り返しで気の休まる暇がない。
ある日フランキーは、父親の船が自分の住む町へ入港するという新聞記事を見つける。
その事を父宛への手紙で知ったリジーは、フランキーを失望させない為に、一日だけ父親役を引き受けてくれる“ストレンジャー” (ジェラルド・バトラー)に会う。

訳あり親子3人の数日が、とまどいや期待、楽しい時間や会話、ふれあい…と観ていて本当に心が温まります。
『オペラ座の怪人』のジェラルド・バトラーが仮面を取って身代わりの父親役。
子供に慣れていないぎこちない感じが現れていて、
初対面の時にフランキーに抱きつかれ、戸惑いながらも抱き寄せる表情がなんとも微笑ましい。
緊張の出会いから、本当の親子のように楽しそうに遊ぶジェラルドはとても良かったです!
息子のためについていた嘘が現実となり、とまどう母に『猟人日記』『マッチポイント』のエミリー・モーティマー。
必死に息子を守ろうとする母親の姿は、時に過剰さも感じますが、優しく描かれていています。
自分に対して息子はあまり感情を出さず、父親宛の手紙で素直な気持を知るしかないので、自分の想いは届いてないのかもしれない…と不安。
手紙で父親役を演じながら、愛情たっぷりの手紙を書き続ける。
フランキー君は、賢くて強くてちゃんと全てを受け止める力があります。
そんな彼に、子供というのは大人の知らないうちにいっぱい成長しているのだと改めて感じました。

暴力的な男もいれば、全くの他人でもこんなに優しい男性もいる。おばあちゃんの存在もこの親子には大切。
ラストには静かな感動と、この3人はきっとハッピーになるのだろう…と予感させられる作品の暖かさを感じました。

2005年 6/25公開 イギリス映画
監督 ショーナ・オーバック

2007_03
18
(Sun)22:21

ダンシング・ハバナ



1958年、父親の転勤に伴ってキューバへとやって来た18歳のケイティ(ロモーラ・ガライ)は、ハビエル(ディエゴ・ルナ)という青年と知り合う。
彼の夢は家族とアメリカへ移住することであり、その夢を叶えるため、ケイティとハビエルはダンス大会の優勝を目指す。(シネマトゥデイ)

真面目で成績優秀な高校生のケイティ、一家の住家は外国人用高級ホテル。
そのホテルでウェイターとして働くハビエルと知り合い、彼の情熱的なダンスに惹かれてしまう。
社交ダンスしか知らなかった彼女は、キューバの激しい踊りに衝撃を受け、心惹かれていく。
アメリカ移住を望むハビエルに「ダンス大会で優勝すれば賞金がもらえる」と持ちかけ、秘密の猛練習が始まった。
主役の二人は初々しく、ダンスシーンも爽やか。
ダンス大会への練習で、お互いが少しずつ引かれていく感じがよく伝わります~人種や貧富の差が壁を作っているみたいけど、その微妙な感じが良かった。
特別上手なダンスではないかもしれないけど、お互いが信頼しあって素敵なダンスをすることができるんです。
両親は反対しつつも、二人のダンスは認めてくれ、愛情も感じました。

カストロの革命軍がハバナへと進撃していたころで、革命によって皮肉にも移住は必要なくなります。
この後、キューバはアメリカと反目することになるのですね。
“キューバのダンスは奴隷のダンス~なりたい自分になれるダンスなんだ”というセリフや、場末のクラブで情熱的に踊るキューバの人達からは熱気を感じます。

ディエゴ・ルナが良いです。
可愛いいセクシー!

一大ダンス・ムーブメントを起した『ダーティ・ダンシング』のリメイク。
でも随分内容は違うみたいです。
前作のメインキャスト、パトリック・スウェイジがゲスト出演。
彼は「ゴースト/ニューヨークの幻」のサム役さんでした。

2005年 7/9公開 アメリカ映画
監督 ガイ・ファーランド

2007_03
18
(Sun)17:47

ロード・オブ・ドッグタウン

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カリフォルニアのビーチでサーフィンに明け暮れる若者、ステイシー、ジェイ、トニーの3人はサーフ・ショップを経営するスキップ(ヒース・レジャー)の仲間に憧れて、スキップが結成したスケート・ボードチームZ-BOYSで数々の大会で頭角を表し、次第にスケート・ボードにのめり込む。
スケート・ボードを操った少年達の実話に基づく話。

青春、友情、恋愛、裏切り、お金か名誉か仲間かプライドか。
70年代に一世を風靡したZ-BOYSを描いた青春映画。
主演の若者たちは結構イケメン!
スケートボードの技だけでも見応え十分ですが、それぞれの人間ドラマも丁寧に描かれています。
サーフィンやスケートボードがわからなくても大丈夫。
何かを求めて疾走する少年達と、彼らを取り巻く人達の物語。
栄光をつかむと、更に上になりたいと思う。
ドッグタウンでトップになった彼らは、世界を目指そうとしますが、本来の気持ちや情熱からは違う方向へと流れていく…
憧れや友情の時間は、それぞれが選んだ道によって、なかなか戻ることができなくなり気持ちが離れていってしまう。
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レオ君に似てないですか?

水を抜いたプールでスケートボードに乗り、空高く舞い上がっていた彼らの笑顔は本物。
どんなに技術を向上させても、そんな楽しいひと時が永遠に続いていって欲しいと観る者にも伝えてくれる。
涙がでました。
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金髪ロンゲのヒース

スキップ役のヒース・レジャーはどこか憎めないサーフ・ショップの経営者。
兄貴的な存在で3人を上手く利用して…との思いとは別に、彼らはどんどんステップアップして離れていってしまう。
時代の流れにどう生きようとするのか…。
70年代のヒッピーでそんなイカレ方は面白い。
また役ごとに全然違う顔を観せてもらえた!

そしてこの3人の仲間で、彼らを影から支える形のシド(マイケル・アンガラノ)がとにかく可愛くて良い子です。
泣けます。

メンバーのステイシー・ベラルタが脚本を担当し、他のメンバーも役づくりに協力しているそう。

ジェイ : エミール・ハーシュ
トニー : ヴィクター・ラサック
ステイシー : ジョン・ロビンソン

2005年12/10公開 アメリカ・ドイツ映画
監督 キャサリン・ハードウィック


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(Sun)17:31

秘密のかけら



若い女性ジャーナリストのカレン・オコナー(アリソン・ローマン)は、50年代に起きた不可解な事件に当時一世を風靡していた人気コンビのコリンズ(コリン・ファース)とモリス(ケヴィン・ベーコン)が関わっているのではないかと疑問を抱く。(シネマトゥデイより)

1957年に若い女性がホテルの一室から死体で発見された事実をめぐって、15年後にひとりの女性編集者カレンが真相を究明するお話。
ショウビズ界で起きたスキャンダルの真相、入り乱れた時間軸、予期せぬストーリー展開のサスペンスドラマ。
『ミスティック・リバー』のケヴィン・ベーコンと『ブリジット・ジョーンズの日記』のコリン・ファースが、殺人事件の鍵を握る人気コンビを相性ぴったりに演じています。
アリソン・ローマンは『ビッグ・フィッシュ』で、ジェシカ・ラング演じるママの若い頃を演じてましたが、今回官能的なシーンに体当たり。(スタントありでしょうか…?)

でも、なんか詰まらなかったなあ~正直こんな女性のタイプが苦手…
自分は正しい!!と追い詰めてくようで、「私は真実が知りたいだけ」とか言いなが、体を武器にしてる感じするし…
この女性ジャーナリストに嫌悪感を抱いてしまったからダメだったのかしら。
特にラストで被害者の母親になにやら偉そうな事言っちゃって、あなたもその死んだ女性と大して変わらないんじゃないの~なのにいつのまにか、そんな事まで言えるんだ~と感じてしまった!


カレンにとってラニーは所謂幼い時からのヒーロー。
事件を暴露するわけではなく、ファンであるがゆえに無実を証明したかった。
このことはラストに向かって大事なキーポイントになっているけど、真実は自分にしか分からないもので、本当の二人を知ってしまう事は必ずしも良い事だったのだろうか?と思えてくる。
官能的な映像に惑わされそうなミステリーかも。
ケビンのお尻に興味がある方にはお薦め(笑)
2人のスターの物語として見たら面白いんじゃないか思うけど、全体的には締まりのなさが残る作品と感じました。

2005年 12/23日公開  カナダ・イギリス・アメリカ映画
監督 アトム・エゴヤン


2007_03
15
(Thu)23:46

キャプテン・ウルフ



アメリカ海軍特殊部隊のエリート軍人キャプテン・ウルフ(ヴィン・ディーゼル)は、誘拐された科学者、プラマー教授の救出に向かうが、ミッションに失敗。
博士は殺害され“ゴースト”なるプログラムが消失してしまい、ウルフも敵の銃弾に倒れてしまう。
数ヶ月後、怪我から回復したウルフに下された任務はプラマー未亡人(フェイス・フォード)不在の間の5人の子供たちの護衛だった。

ハウス・キーパには逃げられてしまい、ついには育児におむつかえ~炊事までやるはめに!
むきむきヴィン・ディーゼルが子供相手に大奮闘する姿は大爆笑~この子供達はかなりの問題児揃い…でもそれぞれの多感な時期の悩みを抱えてます。
最初は互いに対立するけれど、だんだんと通い合う心。
そしてラストは悪者退治。
細かいネタが満載で笑いどころたくさんありますよ~童心に返ると意味でもこのような映画は良いですね。
家族で安心して笑って楽しめます。 
ヴィンの時折見せる優しい表情も好感もてたし、違和感ありませんでした。
多少のアクションもありで、ディズニーならでは(?)のお勧めファミリー作品です。
日本語吹き替えは“ガレッジセール”
ゴリ君の声はなかなでした~川ちゃんはカモの声!

2005年 10/29公開 アメリカ映画
監督アダム・シャンクマン