2007_02
28
(Wed)14:54

クラッシュ



クリスマス間近のロサンゼルス。
黒人刑事グラハム(ドン・チードル)は、同僚でスペイン系の恋人のリア(ジェニファー・エスポジト)とハイウェイで一件の自動車事故に巻き込まれる。
グラハムは、偶然事故現場脇で発見された死体の捜査に出くわす。

ペルシャ人の雑貨店主人は護身用の銃を購入し、
アフリカ系黒人の若い2人は、白人夫婦(サンドラ・ブロック、ブレンダン・フレイザー)の車を強奪。
人種差別主義者の白人警官ライアン(マット・ディロン)は、
同僚ハンセン(ライアン・フィリップ)とパトロール中、裕福な黒人夫婦(サンディ・ニュートン、テレンス・ハワード)の車を止めていた。
ヒスパニック系鍵屋のダニエルは、銃声に怯える幼い娘に、
弾を絶対通さない“透明マント”を着せて寝かしつける。

交通事故をきっかけに、様々な人種の衝突(クラッシュ)を描いた群像劇。
人種、職業、地位など様々な差別。
差別する側、受ける側と分けるのではなく、
人は状況しだいでどちらにもなってしまうということが描かれているとてもリアルな作品。
様々な登場人物のエピソードが、中盤当たりから繋がり合っていきます。
人はぶつかりあい、人は人を傷つける。
その“衝突”の向こうには、誰もが抱える“感情”の爆発がある。
ドン・チードルが「人間に触れ合うことのない街で、人々は互いにぶつかりたがっている」と呟くナレーションから始まるこの作品は、
アメリカ社会に根深くはびこる人種差別をテーマにした映画で、
昨年(第78回)アカデミー作品賞を受賞。
社会派でメッセージの強い作品と思うので、苦手な人もいるだろうけど、是非一度は観てもらいたい作品です。
何かの問題意識などを感じる事ができるだけども、観た価値があると思います。

2006年 2/11公開 アメリカ映画 
監督 ポール・ハギス


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2007_02
26
(Mon)12:59

第79回 アカデミー賞授賞式

『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』が
視覚効果賞を受賞しました!!
オスカー像がジョニーの作品に行きました♪

キャスト・スタッフの皆様、おめでとうございます!
楽しくて素晴しい作品をありがとうございました♪

そして、ジョニーも報告受けたかな?
おめでとう~~~♪

第79回アカデミー賞受賞 WINNERS

*作品賞 「ディパーテッド」
*監督賞  マーティン・スコセッシ 
*主演男優賞  フォレスト・ウィッテカー 「ラストキング・オブ・スコットランド」
*主演女優賞  ヘレン・ミレン 「クィーン」
*助演男優賞  アラン・アーキン 「リトル・ミス・サンシャイン」
*助演女優賞  ジェニファー・ハドソン 「ドリームガールズ」
*長編アニメ映画賞 「ハッピーフィート」
2007_02
25
(Sun)17:59

プラダを着た悪魔

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大学を卒業したアンディ(アン・ハサウェイ)の夢はジャーナリスト。そんな彼女が就職したのは、NYの一流ファッション誌の編集長アシスタント。
そのアシスタント職は、彼女が考えるほど生易しいものではなかった。
超カリスマ的な存在として君臨する編集長のミランダ(メリル・ストリープ)は、まさに悪魔的にハイレベルな要求を言いつける・・・

多くの女性が憧れる職業かもしれないけど、当のアンディは興味ゼロ。
まあ、そうでなくてもチョット野暮ったいセンスの彼女が、能力だけではこの世界でやっていけないと悟った時から変身!
出勤までのシーン、カットごと次々と衣装が変わるアンディが可愛らしいし、見せ方も上手い!
ミランダが毎朝出社時、アンディのデスクに投げつけるコート&バックの数々~~ううぅぅ~あんなに高価な物を・・そんな無造作にぃ!!これも見せ方上手い!
アンディを認めた時から、それらは別のデスクへと~。
軽快なテンポで音楽も良く、仕事や夢、恋に頑張る女性達の姿を描いた作品。
何も掘り下げて観る必要もなく楽しめる映画でした。

メリル・ストリープのカリスマ編集長は凄い貫禄ある演技。
超ゴージャスなファッションと、威圧的な雰囲気が絶妙にマッチしてオーラーが漂う。
自分の仕事に誇りを持った編集長の一面とは別に、
人間味があるところも描かれていて、決して“悪魔”だけではない所も良かったです。
メリルがよく発する「That's all!」も気に入りました♪
アン・ハサウェイは、そのはつらつとした若さと可愛らしさに頑張れ~負けるな~とつい応援したくなる。
等身大の女性の姿を、ベテラン相手にとっても上手に演じてたと思います。
彼女はジュリー・アンドリュースとも伸び伸びと演じていたし、
ベテランさんと共演しても気負わないのかな。

この二人に加わり・・・やはり主役と言ってもよい?!
洋服やバック、靴等、ブランド品の数々!!!
観ているだけでも憧れますねっ!
ジミー・チュウのパンプス・・・ナイジェルさん、私にも下さいな。
早くDVDで巻き戻し&停止で確認したいわ♪

ファッション業界の裏側をユーモアに描き出し、数々のブランド品で楽しませる。
でも、ラストには自分を見つめ直して自分の道を歩いていくこと、
厳しい上司の下で学んだ事は、どれも掛替えのないものだったのだろうなあ~と感じました。

*あの彼氏は、捨てちゃって下さい・・・

ナイジェル役のスタンリー・トゥッチが良かったです。
この方は色んな作品で私に大きな印象を残してくれます♪
エミリー役のエミリー・ブラントは私は初見だったのですが、
あの必死さに好感が持てまして、彼女もアンディと出会ったことで、何か違うものも見えたように思いました。
彼女はイギリスのドラマで活躍されてるのでしょうか~GG賞ではTV部門で受賞されてました。

*DVD 4/18発売

■第79回アカデミー賞ノミネート
*主演女優賞 メリル・ストリープ
*衣装デザイン賞

2006年 12/18公開 アメリカ映画
監督 デヴィッド・フランケル


2007_02
23
(Fri)12:45

硫黄島からの手紙

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日本最南端に近い太平洋に浮かぶ硫黄島。
1944年6月、アメリカ軍の本土攻撃を食い止める最期の砦となる硫黄島に、
陸軍中将・栗林(渡辺謙)が降り立った。
栗林は島中に地下要塞を築き上げる。

『父親たちの星条旗』に続く、硫黄島2部作の第2弾。
『父親たち~』では、ほとんど姿を見せなかった日本軍の姿が真正面から描かれています。
アメリカ軍は圧倒的な戦力の違いから5日で陥落できると予想していた硫黄島が、想像以上の日本軍の作戦、抵抗によって戦いは36日間に及んだそうです。
一兵卒・西郷(二宮和也)はそんな絶望の中で地獄を目の当たりにする。
悲惨な戦いを体感させられる中でも、生への執着を失わなかった。
“玉砕”なんて言葉・・・どんなに残酷なものなのか。

飲まず喰わずの寡黙な戦いの中で、
唯一安堵するのは、届かないだろうが家族へと綴る手紙だったのでしょう~
戦後61年が経ち、地中から発見された数百通の手紙。胸を打ちました。

アメリカって白黒、善悪はっきりさせたがる傾向ですよね。
『父親たち~』を観た時も感じましたが、
イーストウッド監督は、どちらが正しいとか正しくないとかではなく、戦争で多くの尊い命が亡くなった事を同じ目線で描いていて、さすが!と思いました。

“天皇万歳”“靖国で会おう”
そう言って死んでいった兵士達は皆、本心は家族を思い、家族を守るために国を守り、
そして命を投げ出していった。
このセリフの深い意味を考えると、とても辛くなりました。

渡辺謙、二宮和也はじめ、俳優人も皆さん素晴しかったです。
伊原剛志、中村獅童、加瀬亮に日本軍の人物像が映し出され、
戦争の虚しさを感じました。

■第79回アカデミー賞ノミネート
*作品賞
*監督賞 クリント・イーストウッド
*脚本賞
*音響編集賞

2006年 12/9公開 アメリカ映画
監督 クリント・イーストウッド 
2007_02
23
(Fri)12:20

父親たちの星条旗

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アメリカ、ウィスコンシン州で葬儀社を営む老人、ジョン・“ドク”・ブラッドリー。
彼には最期の時が迫っていた。
1945年、彼は海軍の衛生兵として硫黄島に出兵。
その時撮られた1枚の写真が米国中から“英雄”と讃えられた過去があった。
しかし彼はその事について語ろうとはしない。
父の最期を見守る彼の息子が、硫黄島の真実を辿り始める。

第2次世界大戦の重大な転機となった硫黄島の戦いで、米軍兵士たちはその勝利のシンボルとして摺鉢山に星条旗を掲げる。
しかし、この光景は長引く戦争に疲れたアメリカ国民の士気を高めるために利用され、
旗を掲げる6人の兵士、ジョン・ブラッドリー(ライアン・フィリップ)らはたちまち英雄に祭り上げられる。(シネマトゥディより)

歴史に残る写真であることには間違いはないけど、
虚偽の写真とその場にいた生き残り3人の人生ドラマ。
ドクのナレーションで回想シーンと現在を絡ませながら物語は進みます。
アダム・ビーチが演じるネィティブ・アメリカンのアイラは、
英雄に祭り上げられることに激しい抵抗を感じ、酒に逃げ、自分を見失う。
レイニーは偶然でも与えられた名誉を利用し、有名になろうとする。

戦争映画の感想は難しいです。自分の感じた適切な言葉が見つかりません。
戦闘前、硫黄島へと向かう船から仲間の兵士が誤って海に落ちますが、
救い出すことなど作戦の妨げになるだけで、命よりも作戦重視である事も見せ付けられ・・・
でもこの作品は、アメリカだから、日本だからではなく、
兵士達の心の真実と戦争というものが、国も人もどれほど狂った方向へと進んだ負の部分であるか、勝利敗戦と分けても兵士にとっては後の人生にまで同じ傷を残す。
この作品には日本人が知らなかったアメリカが描かれていたように感じました。

ポール・ウォーカーは出番が少なくチョット残念。
ジェイミー・ベルが演じるイギーは、
持ち前の明るさで寡黙な日々の光だったかもしれないので・・・辛かった。
彼の母親に問われ、嘘をつかねばならないドクの心境がまた苦しかった。

*ジェイミー・ベル
「キング・コング」にも出てたけど「リトル・ダンサー」の主役の男の子だそうで~大きくなって~!!

■第79回アカデミー賞ノミネート
*録音賞
*音響編集賞

2006年 10/28公開 アメリカ映画
監督 クリント・イーストウッド
2007_02
21
(Wed)22:51

リトル・ミス・サンシャイン

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まずはキャストの紹介。

『ふたりにクギづけ』のグレッグ・キニア
『イン・ハー・シューズ』のトニ・コレット
『40歳の童貞男』のスティーヴ・カレル
『シザーハンズ』のアラン・アーキン
『キング 罪の王』『テイキング・ライブス』のポール・ダノ
『プリティ・ヘレン』『サイン』の子役アビゲイル・ブレスリン

次にこの物語のフーヴァー家の紹介。

パパ(グレッグ・キニア)は負け組みを嫌うが、思うように仕事が上手くいかない。
お兄ちゃん(ポール・ダノ)は自分なりの目標はあるが、皆が嫌いで口を聞かない。
ゲイの伯父さん(スティーヴ・カレル)は失恋と仕事の問題で自殺未遂。
薬物中毒の爺さん(アラン・アーキン)はエロモードで言いたい放題。
ママ(トニ・コレット)は常に一家のまとめ役。

こんなアリゾナ州に住むフーヴァー家のオリーヴ(アビゲイル・ブレスリン)は大きな眼鏡で小太りの子。
ミスコン出場を夢見ているある日、地方予選で繰り上げ優勝し決勝大会へと進む事に。
気持ちが通い合わないバラバラな家族6人が、オンボロミニバスに乗り
会場のカリフォルニアへと向かうロード・ムービー。
オンボロ車ゆえのアクシデントを始め、色々な出来事が起こります。
思いもよらない事で一家団結するところは、悲しくても、家族の絆を感じることができます。

パパは常に“勝ち組・負け組”って言葉を連呼しますが、
「私は負け組み?」と弱気になる孫娘に
エロ爺さんは「負けるのが嫌で戦わないのが負け組だ」と言います。
戦って挑戦して、負けるのは何の恥じもなく、
何かに一生懸命に向かって行く事が大事だってことを教えてくれます!!
とっても胸に染み込んでくる言葉でした!!
負けても這い上がれる力をつける人が、本当の勝ち組なんでしょう~負けることなんて何も悪い事じゃないし、恥じる事じゃない!!
この一家にも新しい未来がきっと訪れるだろうと思えるラストで、
笑いあり、ホロリあり、ハートフルな映画です。

私の去年劇場鑑賞ラスト作品・・大満足でした!
とっても、良かったです♪♪
好きです~こういう映画♪

■第79回アカデミー賞ノミネート
*作品賞
*助演男優賞 アラン・アーキン
*助演女優賞 アビゲイル・ブレスリン  
*脚本賞

2006年 12/23公開 アメリカ映画
監督  ジョナサン・デイトン ヴァレリー・ファリス
2007_02
21
(Wed)22:27

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト

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バルボッサからブラックパール号を奪い返したジャック・スパロウに更なる運命が立ちはだかる。
ジャックはブラックパール号の船長となるため、自らの魂と引き換えに、“深海の悪霊”ディヴィ・ジョーンズと「血の契約」を交わしていた。
10年の時を経て今まさにその“契約期間”は終わる。

前作より笑い所が多く、
そのひょうきんで悪運の強さに笑わずにはいられない♪
3部作とされた以上は結末が見えないにしても、ここで終わられるのは~とても辛い。

ウィルは顔つきも凛々しくなり、
エリザベスのオテンバ振りはパワー・アップ。(チョット、余計な事してくれちゃったけどねっ・・)
何故かとっても気に入ってしまったディヴィ・ジョーンズ!!
にゅるにゅるのタコちゃん・・
残虐だけど、鼻鳴らしたり口びる鳴らしたり~何だか憎めないと感じるのは私だけかな。

『ワールド・エンド』ジャック・スパロウ身代わり人形付前売り券が3/15から発売され、
さあ、いよいよ、これから少しずつ色々な事が見えてくるでしょうね!
東京の映画館では、もうポスターなどもお目見えしてるのかな・・
まずはトレイラーが楽しみです♪

日本時間2月26日に第79回アカデミー賞授賞式が開催されます。
残念ながら、今回ジョニーの名前はありませんが、
『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』は、
美術賞、録音賞、音響編集賞、視覚効果賞の4部門でノミネートされています。

DVDを購入された方は、
特典映像で製作に関わった多くの技術者の仕事をご覧になったと思います。
どんな映画でも同じですが、その努力と苦労のお陰で、私達は素晴しい作品を観てるのだと改めて実感します。
是非、何か受賞できると良いですね!

■第79回アカデミー賞ノミネート
*美術賞
*録音賞
*音響編集賞
*視覚効果賞
2006年 7/22公開 アメリカ映画
監督  ゴア・ヴァービンスキー

タグ:好函

2007_02
20
(Tue)20:28

ドリームガールズ



エフィー(ジェニファー・ハドソン)、ディーナ(ビヨンセ・ノウルズ)、ローレル(アニカ・ノニ・ローズ)の3人組は、コーラスグループ“ドリーメッツ”を結成し、成功を夢見てニューヨークへ旅立った。
やり手マネージャーのカーティス(ジェイミー・フォックス)に見出され、大スターのジェームズ・“サンダー”・アーリー(エディ・マーフィ)のバックコーラスとしてデビューするが…(シネマトゥデイより)

R&Bの魅力がたっぷり詰まったミュージカル映画。
私はミュージカルが苦手なのですが、
この作品、セリフを殆ど普通に喋ってくれるので苦手となる要素が全くありません。
それどころかオープニングのオーディションでの歌からもう~~~鳥肌でした!

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ジェニファーが歌う、ビヨンセが歌う、エディ・マーフィも歌う!!
彼らから溢れ出るその情熱が伝わってきます。

バック・コーラスとしてスタートした彼女達は、
カーティスのプロデュースの中、その実力に注目が集まります。
人気者となると次第に亀裂が入り始め、それぞれの個性がぶつかり合います。

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特にひとつの山場となるシーンで、
エフィー役ジェニファー・ハドソンの歌唱力は、魂に響くと言うかとても熱く熱く…圧巻です!!
感動で涙が出ました。。。
成功の為、稼ぐ為の手段、プロとしての栄光と挫折、
そんな人間模様が軸となり、
映画なんだけど、とっても上質なコンサートを観てきたような…そんな感じも。

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映画賞レースで各賞を総なめにし、
アカデミー賞も最多8部門にノミネートされ、豪華なキャストが勢ぞろい。
ビヨンセは10キロ減量しただけもあって、
とっても美しくその歌声はジェニファーとはまた違う魅力♪
そしてやはりジェニファー・ハドソンの迫力のある演技&歌声を、
是非、劇場で堪能して下さい。

モデルとなるのは一世を風靡したダイアナ・ロス率いる“シュープリームス”
60年代~70年代の音楽、ダンススタイル、衣装も存分に楽しめると思います。
本当に素晴しい作品でした♪♪
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■第79回アカデミー賞ノミネート
*助演男優賞 エディ・マーフィ
*助演女優賞 ジェニファー・ハドソン
*美術賞
*衣装デザイン賞
*歌曲賞 “Listen” “LoveYouIDo” “Patience”
*録音賞

2007年 2/17公開 アメリカ映画
監督 ビル・コンドン
2007_02
20
(Tue)12:01

バタフライ・エフェクト

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“ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる”
初期条件のわずかな違いが、将来の結果に大きな差を生み出す
という意味のカオス理論の一つ。

幼い頃から度々記憶を失っていたエヴァン(アシュトン・カッチャー)は、医者の勧めで治療のために日記をつけ始める。
ある日、エヴァンは幼なじみのケイリー(エイミー・スマート)たちと悪戯をして事故をひき起こしてしまうが、
その時も彼の記憶は空白になる。
暫くしてエヴァンは引っ越すことになり、
虐待する父と乱暴な兄トミー(ウィリアム・リー・スコット)と暮らすケイリーに「迎えにくるから」と街を去る。
大学生になったエヴァンは、記憶を失うこともなくなっていた。
しかし昔の日記を見つけた時、エヴァンに変化が起きる。
忘れていた事が蘇り、ケイリーとの約束を果たせなかった想いから、ある選択をする。

誰にでも“もしあの時、こうしていれば・・”という場面があるのではないでしょうか?
この物語は、そのような心理に訴えかけるサスペンス。
失われた記憶に、タイムスリップを行うことができる能力があった彼は、幼なじみの人生を救いたく過去を変えようとしますが、
修正したはずなのに望みどおりになっていない。
そして愛する人を助けるための行動が、
他の人々の人生にも大きな変化となって襲いかかってくる。
その先には、切ない結末が。

全編を通して緊張感が続く、感動的な愛の物語。
私に取っては、ほぼ完璧といってよい良作映画で、とても好きです。
コメディでお馴染みのアシュトン・カッチャーですが、
この作品ではシリアス路線の好演を印象付けたと感じます。

エンディングは劇場公開版とは別なものが3つあり、
レンタルDVDには2つ収録されていますが
セル版にはディレクターズカット版としてもう1つ収録されてます。
これは他の2つとは随分と違うエンディングとなってます。

元々はこのディレクターズカット版を劇場エンディングと考えていたらしいですが、受け入れ易い点ではチョット?と感じるかな~。
私は劇場公開版の方が良いと感じました。

2005年 5/14公開 アメリカ映画
監督 エリック・ブレス J・マッキー・グルーバー

2007_02
20
(Tue)11:51

Mr.&Mrs.スミス

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一瞬で恋に落ちたジョン(ブラッド・ピット)とジェーン(アンジェリーナ・ジョリー)は結婚~スミス夫妻となる。
6年後、倦怠期が訪れていたある日、
ふたりはお互いの“裏の顔”を知ってしまう。
ジョンは建築業を装った凄腕の殺し屋。
プログラマーのジェーンは暗殺組織のエース。
この稼業では、自分の正体を知った相手を48時間以内に始末することがルール。
こうして、壮絶な夫婦の対立が…

公開時、劇場で観てとっても面白く~満足~の作品!
スパイモノとか、暗殺者モノとか、想像したらアウトでした。
・・これ、究極の夫婦喧嘩作品ではないかと(笑)
つっこめば、もうありえない事だらけなんですが、
迫力と気分で楽しまないと損な感じです!
昔やくざ映画を見た後、健さんになった殿方のように、
アンジーみたいに高所のビルからワイヤーで華麗に降り、
マシンガンをガガガガッーーーーと撃てるような錯覚すら覚えたわたし。。。(苦笑)

先日WOWOWで放送したので楽しみにして観たのですが、
やはりアクションシーンは劇場ならでは~のようです・・
迫力が感じれず、チョット残念な印象に終わりました。
大画面TVのお宅なら楽しめますね。
でも夫婦の駆け引きや二枚目半のブラピ、
二人の息の合ったアクションなど見所は多々!
あと音楽もとても雰囲気に合って盛り上げてます。

ブラピ&アンジーはその後も色々話題提供してくれてますね~お子様も誕生したし。
お二人の新作も評判が良いようで、楽しみです♪

2005年 12/3公開 アメリカ映画
監督 ダグ・リーマン

2007_02
19
(Mon)14:30

ヘイヴン -堕ちた楽園-

ヘイヴン

ビジネスマンのカール(ビル・パクストン)はFBIに脱税の容疑で家宅捜査されることを事前に知り、
娘のピッパ(アグネス・ブルックナー)と、かき集めた100万ドルを持って税金が免除される“タックス・ヘイヴン”のケイマン諸島へ。
島の青年シャイ(オーランド・ブルーム)は、雇い主の娘で裕福なアンドレア(ゾーイ・サルダナ)と結ばれるが、家族に見つかりレイプ犯として容疑をかけられてしまう。
カリブ海のケイマン諸島を舞台に、
この4人を中心にそれぞれのエピソードが絡み合っていく群像劇。
オーランド

レゴラスでもウィルでもないオーリーを楽しみにして出かけたけど、
う~ん…
テーマがはっきりと見えず、訴えるものもあまり感じず、
登場人物誰にも共鳴できず…
群像劇としてもサスペンスとしても、
もう少し丁寧に描かれていればなあ~~と残念な印象。
オーランド・ゾーイ

オーリーとゾーイ・サルダナは『パイレーツ・オブ・カリビアン』で共演。
でもこのゾーイが高校生役って…そ、そんな~絶対に無理!!
特に「パイレーツ~」好きには、そんな設定も違和感が残るかもしれません。
オーリーは心にも顔にも傷を負う事になりますが、
そんな複雑な感情など含めても、あまりオーリーの良さが出てなかったよう。。
やっぱり時代モノの方が良いのかな~
『エリザベスタウン』もダメだったし、私…

2006年 10/4公開 アメリカ/イギリス/ドイツ/スペイン
監督 フランク・E・フラワーズ
2007_02
16
(Fri)17:03

ウエディング宣言

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派遣社員のチャーリー(ジェニファー・ロペス)は海岸でケビン(マイケル・ヴァルタン)という男性と出会う。
ケビンの母親ヴィオラ(ジェーン・フォンダ)は有名なTV司会タレント。
ある日チャーリーは、彼の実家でプロポーズを受けたが、
ケビンを溺愛し、 おまけに若いキャスターに仕事を取られ、イライラはつのるばかりのヴィオラは気に入らなくてたまらない・・・
この時からヴィオラとチャーリーの大バトルが始まった。

ヘンリー・フォンダを父に持ち、
二度のアカデミー賞を受賞、映画界から引退したジェーン・ファンダの15年ぶり復帰の第一作が、
なんとコメディ!

単なる嫁姑バトル~ラブ・コメと言ってしまえばそうかもしれませんが、
とにかくジェーン・フォンダが凄い!!
女優オーラ~ベテランオーラに満ち溢れてる(笑)
容姿も年齢も“姑”のキャラになったとしても、
ここまでやってくれるの?と何か吹っ切れた感じが更に共感!
そして爆笑!!

ロペスも大女優と張り合おうという意気込みがなく、
とても自然で楽しそう!
キュートな女性を賢く愉快に演じてます。
彼女もコメディー珍しいのでは?

笑えます~とにかく笑える!!
脇を固める役者さん、
特にヴィオラの付き人は、冷静で辛口でヴィオラとのやり取りが楽しい。
ラストはホロリとさせられ、安心して楽しめるコメディ。

原題は『MONSTER -in- LAW』“義母”です。
はて?また変な邦題(苦笑)

2005年 アメリカ映画 日本劇場未公開です。
監督 ロバート・ルケティック

2007_02
16
(Fri)16:18

ロック・ユー!

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貧しい職人の息子ウィリアムの夢は騎士になること。
14世紀、成長したウィリアム(ヒース・レジャー)はトーナメントに出演するエクター卿についていたが、命尽きた卿に代わり身分を偽り、騎士しか参加できない馬上槍試合の大会に仲間たちと参加することに。
途中チョーサーと名乗る文筆家(ポール・ベタニー)と出会い、
彼も同行しルーアンの大会へと向かう。
そこで連勝を重ね、貴婦人ジョスリン(シャニン・ソサモン)に一目惚れしたウィリアムは、
競技と恋を巡り名手アダマー伯爵(ルーファス・シーウェル)と火花を散らすことに。

寡黙な役が多い中、コミカルなヒース・レジャーは特に好きです。(この頃はまだ髪もあるし~)
特に馬上槍試合が見せ場ですが、単純でありながらも見ているとかなりハラハラするシーンで、
またライバルのルーファス・シーウェルが憎たらしい。
中世ヨーロッパの若者たちを、ロック・ミュージックをバックに描いた活劇。
クイーンの曲に合わせて観客が手拍子する所など中世と80年代を絡ませた演出も楽しめました。

2001年 アメリカ映画
監督 ブライアン・ヘルゲランド

2007_02
13
(Tue)17:08

プルートで朝食を

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アイルランドのとある町。
赤ん坊の時に教会前に捨てられたパトリック(キリアン・マーフィ)は、
幼い頃から女装が趣味で、自らをキトゥンと名乗る美しいゲイ♪
母親を知らない、父親も誰か分からない、継母との仲も険悪。
妄想、空想好きで学校でも変わり者。
そんなキトゥンは母を探しにロンドンへと旅立つことに。

アイルランドは独立運動の真っ只中、
そんな紛争の中で親友達の悲劇も織り交ぜながら、
出会う人々との交流が面白可笑しく描かれていく。
ピュアなパトリックの自分探しの物語です。
常に自分に正直~自由で伸び伸び!
世間の目は彼女(彼)に対して厳しくあたりますが、
理解してくれる人もそれなりにたくさんいて、
波乱万丈だけど幸せなんだろうなあと♪
特にいやらしいシーンもないので、自然にその世界に入っていけました。 

主演のキリアン・マーフィは『バットマン・ビギンズ』の悪役や『真珠の耳飾りの少女』『28日後』などに出演するアイルランド出身の俳優さん。
もう、これ最初、ダレ?ダレ?嘘でしょう???とビックリするほど、
綺麗というか雰囲気抜群で、スリムで繊細なボディー!
何を着ても綺麗(笑)
美しいブルーの瞳が純粋無垢な透明感を投げかける。
牧師役にはリーアム・ニーソン。
マジシャン役のスティーブン・レイ。
刑事役イアン・ハートと個性派実力のある俳優さんたち。
 
ラストもほんのりと流れる雰囲気の温かさが感じられて、
不思議と心が豊かになりました。
こんな気持ちを是非、たくさんの方に味わって欲しいなあ~。
とってもハートフルな映画でした♪

“シュガー・ベイビー・ラヴ”
“ユー・アー・サッチ・ア・グッドルッキング・ウーマン”などの 50~70年代の懐かしいサウンドも作品の雰囲気にぴったり、
ポップでキュートな衣裳の数々も楽しめます。

2006年 6/10公開 イギリス/アイルランド映画
監督 ニール・ジョーダン

2007_02
13
(Tue)16:40

マッチポイント

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元テニス・プレイヤーのクリス(ジョナサン・リス・マイヤーズ)は高級テニスクラブのコーチになり、金持ちの息子トムと親しくなる。
トムに誘われオペラに出かけ、
彼の妹クロエ(エミリー・モーティマー)に気に入られ付き合うようになる。
トムに恋人ノラ(スカーレット・ヨハンソン)を紹介されたクリスは、その妖艶な魅力に惹かれるが、
イギリス上流階級のクロエ家族に気に入られ二人は結婚。

ある日クリスはトムと別れたノラと偶然再会し不倫関係になる。
ノラを愛しているが、クロエとのリッチな生活も手放せない。
そんな時ノラから妊娠を告げられ、クリスはある事を思いつく。。。

テニスの試合でボールがネットに触れた時、
相手コートに落ちるか ~自分のコートに落ちるかで勝敗が決まる。
マッチポイントは最後の1点。
勝負はその時の運次第?
人生もそんなものなんだろうか?
運だけで生きていける人も確かに居る?~よね!

野心家であるクリスは、戸惑いを見せながらも上流階級の世界に入っていき、ロンドンでのリッチな気分を味わいつつ~妻と愛人との二重生活の中で追い詰められていく男のずるさを、
ノラは一見物分かりの良さそうな愛人の掟(?)を心得てるようにも思えたけど、
現実を見た時、嫉妬や独占欲などが徐々に現れて行く様子がリアル。
妻は・・根っからのお嬢様育ち・・・
とっくにオカシイ?怪しい?と気付くでしょう~!
それにそんなに“子供~子供~子供がほしいのー”と言われたら、男は嫌になるよん!

悲劇や愛をテーマとするオペラの音楽が、更に一味加えたサスペンスに仕上がったと思います。
ラストはなるほど・・!納得いくかどうかは評価が分かれそう。

ウッディ・アレン作品とは相性が悪い私でしたが、これはとても楽しめました!

ジョナサン・リス・マイヤーズは「ベルベット・ゴールドマイン」「M:i:III」は観ました。
あっちにもこっちにも良い顔をし、妻との生活は捨てれないが、愛人とは別れられないこの許しがたい男の性(笑)をとてもリアルに演じていたと思います。
スカーレット・ヨハンソンの感情丸出しの演技も上手。
でも、彼女のような女性が現れたら、どんな男性もああなるのでは~と・・・
決して味方をする訳ではありませんが(苦笑)

2006年 8/19 イギリス映画
監督 ウディ・アレン

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