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ブリッジ・オブ・スパイ 

2016, 01. 08 (Fri) 23:55

BRIDGE OF SPIES110

米ソ冷戦のさなか、保険関連の敏腕弁護士ジェームズ・ドノヴァン(トム・ハンクス)は、ソ連のスパイとしてFBIに逮捕されたルドルフ・アベル(マーク・ライランス)の弁護を引き受ける。
敵国の人間を弁護することに非難を浴びせられても、弁護士としての職務を果たしたドノバンは、死刑確実のアベルを懲役30年という判決で裁判を終えた。
5年後、ソ連に送り込んだ偵察機が撃墜され、アメリカ人パイロットのフランシス・ゲイリー・パワーズ(オースティン・ストウェル)が、ソ連に捕らえられる事態が発生。
両国はアベルとパワーズの交換を画策し、ドノヴァンはその交渉役という大役を任じられるが…。


米ソ冷戦時代に、実際に行われたスパイ交換をめぐる実話をコーエン兄弟の脚本、スティーヴン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演で映画化したサスペンス・ドラマ。

2016年 1/8公開 アメリカ映画
監督 スティーヴン・スピルバーグ
{★★★★4/5}
米ソ緊迫感の時代、ごく普通の民間人がスパイ交換のネゴシエーターになるという、スティーブン・スピルバーグのザ・実話映画!!
ソ連に捕らえられたアメリカ人スパイ、東ベルリンに拘束されたアメリカ人学生の2人を、ソ連のスパイと交換する交渉を託された弁護士ドノヴァンの物語。
命の危険さえ伴うドノヴァンが関わった2つの案件を軸に、ソ連と東ベルリンを相手に、あくまでも1対2の交換に拘る難局が、静かに淡々と進んでいく。
アメリカ国民の反応やドイツ語とロシア語に字幕が出ないのも、主人公と同じような戸惑いや不安を感じさせられ、トム・ハンクスの人柄ゆえのリアリティがあり、映像の時代雰囲気も相まって、スリリングで緊張感に包まれる作品だった。
ソ連のスパイ、ルドルフ・アベルを演じたマーク・ライランスは、英国の舞台俳優さんだそうで(ブーリン家、もうひとりのシェークスピア、覚えてませんが)、物静かで冷静、言葉少ないながらもドノヴァンとの信頼関係を感じさせる素晴らしいお芝居でした。
アカデミー賞候補となる作品が続く時期ですが、助演男優賞ノミネートは固いのかな。

コメント

ituka

今年もよろしくね

初老のソ連スパイのキャラがこの映画のキモだった気がして
実話映画でこんなに面白かったのはワタシは初めてかも(笑)
スルーつもりだった映画だけど、今日の朝、「やっぱり行っとこう」で
上映開始20分前に家を飛び出しましたよ(爆)
徒歩3分で着く地元単館はホント便利です。

2016/01/10 (Sun) 20:32 | ituka | 編集 | 返信

ノルウェーまだ~む

トムハンクスならでは

オリーブリーさん☆
トムハンクスにぴったりの役柄でしたね~
スパイさんも渋くて見事でした。ブーリン家に出てた??思い出せない~~
二人の静かな友情が最後ぐっときました!!

2016/01/10 (Sun) 21:55 | ノルウェーまだ~む | 編集 | 返信

yukarin

こんにちは

見応えある作品でしたね。
トム・ハンクスも素晴らしかったですが、アベルを演じたマーク・ライランスも素晴らしい演技でしたね。
橋の上での交換のシーンは一番の緊張でした!!

2016/01/11 (Mon) 18:00 | yukarin | 編集 | 返信

オリーブリー

itukaさんへ

こちらこそ、今年も宜しくお願いします。

あらら、スルーの予定でしたか。
まあ、私もちょっと長いぞと思ったんで、伸ばしてると嫌になっちゃうかもと、公開日に行きました。
一番大きな劇場に、たった6人でしたよ(爆)
スピさんの実話にしてはタッチが軽い感じでした。
「ミュンヘン」みたいな後味の悪さもないしね。
「リンカーン」よりは面白かったです!(^^)!

2016/01/11 (Mon) 18:33 | オリーブリー | 編集 | 返信

オリーブリー

まだむさんへ

私も初見と思いましたが、リストに観た作品群が(苦笑)
かなりのお爺さんかと思いきや、ほぼ同年代なのでビックリ(爆)
トム・ハンクスに言わずと知れた人柄が作品に功を制してましたねー。
お互いの人格を重んじるような2人のやり取りが良かったです。

2016/01/11 (Mon) 18:38 | オリーブリー | 編集 | 返信

オリーブリー

yukarinさんへ

私、あの橋のシーンで、「後ろの席に座らされたら、、、」みたいなので、その後、殺されちゃうのかと冷や冷やでした。
ラストの字幕で安心しました(*‘∀‘)
ベルリンの壁建設中の様子なんかもぞぉーとしましたよ。

2016/01/11 (Mon) 23:56 | オリーブリー | 編集 | 返信

たいむ

こんにちは

風邪ひいたり法事で帰省したり、またまだバタバタでやっと観てきました。

字幕をはじめ、親切に説明しすぎない演出が効果的でしたね。
繰り返しのような、裏表のような演出も良かった。
保険の賠償と1対2の交換、裁判後と交換成功後の電車内、ベルリンの壁と裏路地の柵越えなどなど。
電車での掌の返しようには人間のゲンキンさをしみじみ感じて怖くなったけど。

何より、ハッピーな気分で帰れるEDで良かったですw

2016/01/22 (Fri) 16:42 | たいむ | 編集 | 返信

オリーブリー

たいむさんへ

こんばんは。

たいむさんも忙しいのね。
お疲れさまでした。
私も先週1週間、東京で奉公(爆)してきました。
月末まで見たい映画が続くので、お互い体調に気を付けて、時間の許す限り頑張りましょうー!(^^)!

>裏表のような演出

そうそう、最初の交通事故の1対2の交渉術や車中の様子は上手いな~と思いました。
乗客の反応もそうだけど、窓から観る景色の対比も切なくなりました。
後味は良かったし、その後の活躍ぶりにも感心させられました。
世の中、知らない事ばかり。
また勉強できましたね(´▽`)

2016/01/24 (Sun) 20:35 | オリーブリー | 編集 | 返信

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