デスパレートな妻たち シーズン8
2013, 09. 06 (Fri) 23:06
本当にこれで終ってしまったのですねぇー、、、。
正直、シーズン8は始まりから不安を感じ、その予想が的中したかのように、なかなか話にノレない連続でしたが、最後の最後、それぞれが新たな道を選択し、良いファイナルになったと思います。
当時のファーストレディーがファンだと公言、全米視聴率は「24」「LOST」をおさえてNo.1に輝き、GG賞は2年連続で最優秀作品賞を受賞、テリー・ハッチャーはGG賞最優秀女優賞、フェリシティ・ハフマンはエミー賞を受賞しています。
TV女優出演料ランキングでは、4人揃ってベスト10入りし、なんと、ひとり1話当たりが38万ドル近くだそうで、4人合わせたシリーズ総額が約30億円近い出演料って、アメリカのテレビ業界って、ほんと、スゴイ!!
そんな高騰がシリーズ終了の原因のひとつとも言われ、年々、視聴率が低下し、離れていった人も多いでしょうが、何本か海外ドラマは見たけれど、途中放棄ばかりのわたしには、唯一、完結したドラマです^^
ファイナルを見終え、何だかんだと文句を言いながらも、今となっては、他人とは思えないような存在になってしまった主婦達に、もう会えない寂しさに包まれてしまいました。
このドラマの魅力は、4人の女性を通し、妻、母、女、主婦として、「あるある!」「わかる、わかる!」と笑ったり泣いたりの共感でした。
ここ数年は、その辺が減ってしまったのが残念でしたが、それでも相変わらず、「だからーダメだってばー!」「ほら、またそんなことをするぅwww!」と、毎回、テレビに向かって嘆いておりました(笑)
家族はその声で何を見ているのか察しがつき…(爆)
一時は、「デスパ見た?」とママ友さんたちと話が弾んだものです。
最後のウィステリア通り一周には、色んな事がよみがえり、号泣しそうでしたぁ~(汗)
それにしても、たくさん死んじゃったな、、、(苦笑)
では、そんな個人的な思い入れも込めて、ファイナルエピソード…。

スーザンは、近いうちにウィステリア通りから引っ越すことを主婦達に告げた。
ショックを受ける彼女たちの前に、なんとあのキャサリンが現れた。(あっという間の主役交代。やっぱりスーザンには天敵~爆)
ロビン(レズビアンの恋人)と別れ、パリで冷凍ペストリー販売の会社が大当たりしたキャサリンは、NYに支店を出すため、リネットをヘッドハンティングに来たと言う。(相変わらずのタカビーぶりで、フランス人の酷評が笑える)
寄りが戻ったトムとの生活を変える気はないと、キャサリンの申し出を断ったリネットだったが、昔の同僚(?)からキャリアの話を聞かれ、思わずNYでの仕事のオファーがあると話す。
9ヶ月に入ったジュリーに付き添い検診へ行ったスーザン。
それとなく主治医にジュリーを売り込んだりしてみる(爆)
どうやら二人ともポーターと暮らす意志はないらしい(^_^;)

マクラスキーさんはもう長くはないと自覚していた。
葬儀用の「Wonderful,Wonderful」のレコードとプレイヤーを用意するようブリーに頼む。
トリップへの想いを断ち切ったブリーのため、マクラスキーさんは、最後のお節介をやくことに。
スタイリストの腕が認められたガブリエルは昇進するが、これまでのように家事をこなせず、カルロスはおかんむり。
ガブリエルに、自分がしてきたようなご機嫌取りをされたカルロスは、セクシーな庭師を雇う。

結婚式を間近に控えたレネは、自分のことしか頭になく、ベンにまで当り散らす。(恐ろしくイライラと角が立ち、おおよそ花嫁らしくない~爆)
ガブリエル、スーザン、ジュリーと、結婚式へ向かうリムジンに乗り込んだレネだったが、ジュリーが破水し、ウエディングドレスが汚れてしまう。
ガブリエルのコネ(?)でデパートへと向かったが、ジュリーを早く病院へ連れて行こうと、スーザンは、運転手を降ろし、リムジンを走らせる。
花嫁おいてけぼり!!(大爆。ドレスが皺になると、妊婦ジュリーに足を上げるレネの神経って、、、)
トラブル続きの大遅刻、へトヘトイライラMAXのレネをベンは優しく向かえ、結婚式が始まった。(シーズン始めの頃は、まさかの良い人オーラが出てたけど、ラストはらしさが炸裂!)
分娩が近づくジュリーに、スーザンは、シングルマザーのままではなく、将来はいい人を見つけて欲しいと話す。
ママはもう結婚しないの?と聞かれ、「もしかしたらまた燃えるような恋をするかもしれないけど、人生半ばになると、夢より想い出が大切になる。温かくて素敵な想い出がたくさんあるから、それだけで心が満たされ、人生をやっていける」と答えた。
結婚式へ行く前に、マクラスキーさんの様子を見に行ったブリーは、トリップが「Wonderful,Wonderful」のレコードとプレイヤーを探してくれたとロイに教えられる。
ベンに招待され、式にやって来たトリップは、「人は完全無欠ではない、有りのままの君が好きなんだ」と言われ、全てをさらけ出した自分が、好かれるはずがないと思っていたブリーは、素直にトリップの気持ちを受け入れることが出来た。
ガブリエルは、過去の庭師との浮気を人生の汚点と後悔しているのだとカルロスに話す。
カルロスも忙しいばかりで家庭を顧みなかったと反省していると言う。
言いたいことを言い合いながら、失敗しても成長し、これからも自分達のスタイルで夫婦でいようと話す。

NYでのチャンスは、二度とないかもしれないとトムに相談するリネットは、「君が幸せになるなら何処へでも行くが、僕が知る限り、君は絶えず何かを探し、自分に満足をしたことが無い。結局、一生、満足しないのだ」と言われてしまう。
レネへのお祝いメッセージ、リネットは、「人生最良の日を向かえ、これで幸せになれると実感する。でもそれをすぐに忘れてしまい、また他に幸せがあるのではないかと探し出す。でもそんなものはないの、もう心の奥に幸せがはまり込んでいるから。ただそれを忘れてしまうだけ。だから探すのを止め、どんなに愛し愛されているか、今がどんなに幸せかを忘れないで」と話す。
トムは、リネットなら何処へ行っても幸せになれると、一緒にNYへ行くと心から決意する。
(リネットの言うとおりですね。不満ばかりが先行するけど、今の自分がどれだけ恵まれているのか、見つめ直すことが大切なことなのですね)
ロイは、病床のマクラスキーさんのために、「Wonderful,Wonderful」を何度もかけていた。
ジュリーのお産が始まった。
披露宴会場にポーターがやって来て、リネットとトムは病院へと急ぐ。
ソリス家がダンスを楽しむ中、電話を受けたブリーは、トリップと慌てて会場を後にする。
マクラスキーさんは、「Wonderful,Wonderful」を聴きながら、幸せそうに息を引き取ったのだった。
その頃、病院では、笑顔のスーザンとリネットが、生まれた赤ん坊を抱きかかえていた。
人生のバトンタッチ…(大泣)
(病状を押して出演されたマクラスキーさん(キャスリン・ジューステン)は、11年もガンと闘っていらしたそう。
放送終了の翌月、亡くなられました。
72歳はまだお若いのに、とても残念ですが、最後まで現役を貫いたかのような女優魂は、忘れられないものとなりました。
辛辣で厳しく温かな愛すべき近所のおばあちゃんでした。合掌)

スーザンの引越し前、最後のポーカーを楽しむ4人。
長年に渡り、親しく付き合ってこれた事を嬉しく思いながら、再会を誓う。
しかし、「それは残念ながら果たされることはなかった」と、メアリー・アリスがその後の彼女たちの人生を語り始める。
スーザンが引っ越した4週間後、リネットとトムはNYへと引っ越した。
NY支店CEOとして手腕を発揮するリネットは、トムとセントラルパークを見下ろすペントハウスを購入、6人の孫に恵まれ、しかりつける姿が。
その翌年、ガブリエルとカルロスは、ウィステリア通りを去る。
二人で立ち上げたパーソナルスタイリストのウェブサイトがヒットし、ガブリエルは、自分の通販番組を持つことになった。
二人はカリフォルニアの豪邸で、相変わらず幸せな喧嘩を重ねている。
2年後、ブリーもトリップと引っ越した。
保守系の婦人団体に入ったブリーは、トリップに勧められ、地方政治に参入。
ケンタッキー州の州議会議員に当選する。

そして、最初に引っ越したスーザンが家を出る時、新しい住人のジェニファーと言葉を交わす。
「郊外の生活は退屈そう」と言う彼女に、スーザンは、「ウィステリア通りでは、退屈してる暇はないわ!」と答える。
スーザンは、ウィステリア通りを車で一周し、亡くなった多くのゴーストたちに見守られてる気配を感じながら走り去った。
新しい住人ジェニファーは、ある秘密を守ろうと小箱をキャビネットに隠す―――。
新しく旅立ったそれぞれの“今”が、“らしい”ものでしたね。
スーザンは、婆バカになっているのか、それともまた尻軽が復活してるのか(それはナイと思いたいが)、彼女のウザさだけはきっと変わらないでしょう(爆)
最後のゴーストたち、みなさん、どのくらい覚えていましたか?(笑)
なんと言っても、イーディ不在がとっても残念なのですが、過去のエピソードを思い出す面々でしたね。
色んなことが蘇り、号泣寸前でしたが、さすが、デスパ、上手いこと〆ましたo(^▽^)oキャハハハ
ところで、オーソンはどこへと消えたのでしょう?(笑)
当ブログでは、「シーズン3」から書き留めましたが、これでEND。
皆様、長い間お付き合い頂きまして、ありがとうございます。
これからの人生、壁に向かうことがあったら、彼女たちを思い出してみるのも良いですね!!
コメント
めえめえ
ついに終わりましたね~
最終シーズンはボロボロだったよな気がしますが、最後は上手くまとめてあったと思います。
ゴーストたち、全部は分かりませんでした。
カールよりも薬剤師の方が目立っていたような…(しっかり白衣着てた)
そして私も思いました「オーソン、どこに行ったの~?!」
8年間、女優さんたちはあまり変わってないですが、
私はすっかり老けました…
lilly
終わっちゃいましたね~(T_T)
ラストが上手くまとまっていたのは、良かったですね。
私も、ゴーストは、忘れてしまっている方もいましたが・・・
それにしても、たくさんのゴーストでしたよね~(^^;
マクラスキーさんが亡くなられた辺りで、すっかり号泣してしまいました(涙)
これから、本当に寂しくなります・・・
オリーブリー
めえめえさんへ
こんにちは。
ホント、女優たち、逆に若くなってるような…(笑)
今回は、話しの流れを作るだけのちょいキャラが、次から次とやたら多く、中身も薄くて印象に残るいいエピソードがなかったですよね~。
そうそう、ラストのゴースト、薬剤師が目立ってた(笑)
白衣着てたの録画で確認してみました~(笑)
ケイラのママが怖かった(爆)
オリーブリー
lillyさんへ
こんばんは。
終っちゃいましたね~(;´Д`A ```
何か代わりが見つかるといいですが…(苦笑)
それぞれがらしい結果に落ちついて、いいラストでした。
特にブリーには、なるほど、その手が残されていたかと(爆)
スキャンダルが明かされないことを祈りますがo(^▽^)oキャハハハ
マクラスキーさんは、リアルに重なり、ホント、辛かったです。
kira
遅くなっちゃったけど、、、
終わっちゃいましたね~・・・
私もゴーストは全員は解りませんでした。
イライラしたり、ハラハラしたり、デスパな彼女たちでしたが、
やっぱり終わってしまうと寂しいですよね、、、
最後は何も言わせない(笑)強引さで、胸が詰まりましたが、
ちゃんとそれぞれの幸せな道が示されていて、よい着地だったですよね~。
オリブリたんも、長きにわたってお疲れさまでした☆
一度は挫折したドラマでしたが、最後まで見届けられたのは
オリブリたんの愛情を感じるレビューのおかげよ(^_―)*
燃え尽きないでね~♪
オリーブリー
kiraたんへ
こんばんは。
終っちゃったねぇ~。
わたしも途中、ダレたシーズンはあったけど、最後まで見届けられて良かったわ。
映画とあわせて書くのが面倒な時もあったけど、放棄することもできなくて、、、(苦笑)
何とか終りましたァ^^
kiraたん、恭子ちゃんのドラマや他にも多々あったでしょう~こちらもご苦労さまでした(笑)
そうだね、みんな、落ち着く所に落ち着いた感じ。
確かに、文句は言えないラストだったわ(笑)
リネットは、トムを取り戻し、キャリアまで得て、一発逆転だったかな。
ブリーには一番ピッタリな道が見つかったのかも知れませんね^^