ハンニバル・ライジング
2007, 05. 07 (Mon) 02:02

1944年リトアニア。
名門貴族の家系に生まれたハンニバル・レクターは、ドイツ軍の爆撃により両親を失う。
幼い妹ミーシャと山小屋で生活を始めたハンニバルだったが、脱走兵のグルータス( リス・エヴァンズ )たちがやって来て、2人を監禁。
成長したハンニバル(ギャスパー・ウリエル)は、やがて脱走兵たちへの復しゅうを誓う。
長旅の末、パリの叔父を訪ねた彼を迎えてくれたのは、美しい日本女性レディ・ムラサキ(コン・リー)だった。
「羊たちの沈黙」「ハンニバル」「レッド・ドラゴン」とシリーズ化されてきたハンニバル・レクター博士の、幼少期から青年期にかけての物語。
“人喰い”ハンニバル誕生の謎が明かされる。
ハンニバルは戦争で両親を失い、更には妹までも…
人肉を食べることで有名ですが、そのルーツを探る今回の作品は、いわば仇討ちのようなもの。
その復讐劇は、最後まで飽きることなく観れました。

怖かった「羊たちの沈黙」
気持ち悪かった「ハンニバル」
エドワード・ノートン他、豪華俳優とレイフ・ファインズのオールバック・タトゥーの「レッド・ドラゴン」
前三作ほどの怖さはないかもしれないし、作品としても独立性が強い印象です。
でも、やはり殺人シーンはチョット眼を伏せたくもなりました。
ドレミファソ~ラファミ・レ・ド~ソファミソファミレ…
うう~この曲、今何かのCMで流れえてますよねぇ~
聞くと思い出すなあ~(苦笑)
若き日のレクターを演じるのはギャスパー・ウリエル。
いやあ~美しい!♪
何ともいえない雰囲気があって、怪しくてクールで知的なレクターのイメージは伝わりました(ホプキンスさんのお顔は、一旦、忘れて…)
妹の死について、真実を知った時の表情などは凄く良かった。その耐えられない事実から、あの狂気な人肉喰いレクターへとなっていったのでしょうか。
この大役を見事に演じきっていたと思います。

コン・リーは、日本人から見たら日本人にはやっぱり見えない。
でも、もういいかあ~って!
甲冑兜や日本刀、剣道などオリエンタルな場面って、???な描写は相変わらずあるのね。
リス・エヴァンズは、こんな役させたら物凄くリアル!!
最近では「Jの悲劇」のストーカーが不気味だった。
レクター博士の人物像としては、まだ未完成な感じもしたので、
この後、形成過程についての続編なんかあるのでしょうか(期待!)

来日時のギャスパー君
2007年 4/21公開 イギリス・チェコ・フランス・イタリア映画
監督 ピーター・ウェーバー
コメント
オリーブリー
ロクさんへ
初めまして(笑)
ウリエル君は、次回作も注目ですよ♪
美形男子リストが増えますね(^^)/
これからも宜しく!
ミチ
こんにちは♪
人肉を食べちゃったにも関わらず、ギャスパー人気がすごいことになってますね〜(笑)
来日時の画像はハンニバルと全然ちがって好青年〜。
まだまだ可愛らしさが残ってますねっ。
左頬の傷跡さえもチャーミングです☆
あん
この間TVでやっていた『ハンニバル』ですが
声の吹き替えも、”う〜ん”ってくらい違和感があって、やっぱ気持ち悪かったです。
まだ『レッド・ドラゴン』のほうが好きです。
私の好み...『羊』>『レッド・ドラゴン』>『ハンニバル』かな。
この『ハンニバル・ライジング』は、どう考えても ”美形男子”という別ジャンルですね〜(笑)
おまつまみぃ
やっぱりね♪
キャスパーくん、気に入って頂けたようで、ホッっとしてたりして・・・(^^;もしかして、私だけかな??なんて思ったもんですから〜〜〜。
私はロードショーの告知CM見て、半ば一目惚れみたいな状態だったので、確かな演技を観て、尚更好きになってしまいました。
3枚目の写真は、また随分と雰囲気が違いますね〜〜。これはこれで、またかばいい〜〜♪
ところで、コメント入れながら、気がついたんですが、「キャスパー」じゃなくて、「ギャスパー」なんですね〜〜。映画館でもらったパンフは「キャスパー」になってたからてっきり・・・(恥)
オリーブリー
ミチさんへ
こんにちは(^^)/
ギャスパー君じゃなかったら、どんな感想だったんだろう?
な〜んてついつい考えてしまう(苦笑)
プライべートは普通の青年ですね(かばいい〜笑)
>左頬の傷跡
子供の時、ドーベルマンに噛まれたとか…
薄ら笑いを浮かべる時、効果的な傷でした(*^^)v
オリーブリー
あんさんへ
こんにちは(^^)/
『羊』>『レッド・ドラゴン』>『ハンニバル』
おお〜〜私も全く同じです♪
『ハンニバル』はやはり、クラリスが…
ジュリアンも上手なんだけど、ジョディの印象が強いし。
『レッド・ドラゴン』のラストに、クラリスがやって来る…あの終わり方も好きです♪
はい!
ライジングは、萌え系〜別バージョン(爆)
オリーブリー
おまつまみぃさんへ
こんにちは(^^)/
>映画館でもらったパンフは「キャスパー」
映画のサイトや雑誌でも、よく間違いがありますね〜
“G”から始まってるのに(笑)
“ガスパール”って書いてあるのも…
フランス語では、どう発音するんだろう?(苦笑)
こんな美形、シスターのものだけにはしませんことよ(大爆)
創作意欲掻き立てられましたか?
書いてください!!(^_-)-☆
ひらりん
トラバ・コメントどうもですっ
「ハンニバル・レクター」シリーズはあまり興味なかったので、
殺人鬼の誕生秘話ものとして、見ることができました。
もう一本くらい、続編作れそうな感じでした。
オリーブリー
ひらりんさんへ
こんばんは。
こちらこそ、ありがとうございます♪
そうですね!
私も、もう1本作って欲しいと思いました。
『レッド・ドラゴン』以前のレクター博士…
凄く観たいです♪
なな
オリーブリーさん こんにちわ
ハンニバル・ライジングTBさせていただきました。
ドレミファソ・ラファ・ミ・レ・ドって
ヤマハ音楽教室のCMで子供が歌っていたような・・・?フランスの童謡だったのですね。
あどけないシンプルな曲が,こういう使い方をされると,至って怖いです。
ギャスパーくん,妖艶でしたね。殺人を犯すときの不気味な微笑みがたまりません。彼が主演でなかったら,この映画は成功してなかったかもね。
オリーブリー
*ななさんへ
こんにちは〜(^^)/
>ドレミファソ・ラファ・ミ・レ・ド
そうそう、最近あまり聞かないけど、
ヤマハ音楽教室のCMでしたね♪
『池の雨』というそうで、
オペラ「ヘンゼルとグレーテル」の
第2幕冒頭の『小人がひとり森の中で』という曲の一節なんだそうです。
“あそこにいるのはだあれ
教えてちょうだいだあれ
兄さんほらね、きのこじゃないわ
かわいい小人かしら…”
ううーーー
不気味でしたねえーー。:゜(;´∩`;)゜:。
ななさん、
ここにはこの作品で、
ギャスパー君に一撃食らったオバちゃんが数人おりますよお〜笑(ノ∇≦*) キャハッッッッ♪
>リンク
ありがとうございます。
こちらからもさせて頂きますね〜宜しく!
サボりがちなんですが(笑)気長に観てやって下さい!
ジョニー作品の感想も楽しみにしてますね〜遠慮なく辛口でもいいですよ〜笑!
そうだ…私もジョニー作品のアップ少なすぎ…(滝汗)
なな
オリーブリーさん こんばんわ
お約束(?)のジョニーの「リバティーン」の記事をアップしたので,またのぞいてみてくださいね。酷評どころか,ジョニーのことはベタボメですわ。決してお世辞じゃありませんことよ。ではまたお伺いしますね。
オリーブリー
ななさんへ
こんばんは(*^^)v
まあ、ロチェ様ですねっ♪
週末チョット留守にするのですが、帰宅したらお邪魔しますねえ〜楽しみです!!
>ジョニーのことはベタボメですわ
嬉しいお言葉、有難うございます!
ジョニー・L□∨Ε...φ( ̄▽ ̄*)ポッ
こちらこそまたお邪魔させて下さいね!
とんちゃん
オリーブリーさん、プチ・おひさです★
前にもまして中々これない不義理な私をどうぞお許し下さい<(_ _)>
ところで!
私、もっと気持ち悪いのかと敬遠していたのでDVDで観たのですが、全然グロくなかったです^^
ギャスパー君自体が美男子で、それだけでも楽しめたし観た甲斐がありました☆
腰痛が完治したら、(いやしなくても)ちょこちょこ覗きにきますので宜しくで〜〜す♪
オリーブリー
とんちゃんさんへ
( ゚▽゚)/こんばんわ
ブログで拝見してたのですが、
腰痛だと劇場へは行けないのかしら?
具合はいかがですか?
早く良くなるといいですね。
不義理だなんてとんでもないです。
私の方こそ、サボリでごめんなさい〜笑((人´Д`;
ギャスパー君、良かったでしょう♪♪
アンソニー氏はチョット置いといて…
彼の魅力は雰囲気がありましたよね!
ジョニー散財が済んだら、DVD購入したいです(爆)
(*´ー`*)ウットリ
non
やられました・・・
こんにちは♪
ギャスパー、美しすぎます・・・やられました・・
痛いシーン嫌いなのに、何度も見たくなっちゃいます(^^;)
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